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東京湾のタイラバゲーム好調!基本タックル&ヒットパターン!

東京湾のタイラバゲーム好調!基本タックル&ヒットパターン!

東京湾のタイラバゲームが活況だ。取材日は湾口一帯の水深40~50mの各ポイントが主戦場!トップは11枚。最大は3.3㎏。近年の基本タックル&ヒットタイラバを紹介!

人気の東京湾タイラバゲーム。近年のヒットタイラバの傾向を探ってみた!

誘導式ヘッドが主流となってからは釣果が安定した東京湾

玄界灘や瀬戸内海では非常に人気が高く、出船している船も多いタイラバゲーム。

盛り上がりとしては西高東低の感があるタイラバゲームだが、数多いとは言えないものの、東京湾にも専門的に出船している船はある。

そうした船には常連客が日参し、日々研鑽、進化を続けているのも確かだ。
 
固定式のタイラバが主流だった時代の東京湾では、1日巻き続けて1枚釣ればよし。

3枚釣れれば上出来、という印象が一般的ではなかったろうか?
 
誘導式ヘッドが主流となってからは釣果が安定。

小型のキャッチ率が上がったこともあるが、全体的にヒット率が上がり、バラシ率が下がったということも、釣果アップに貢献していると思われる。
 
近年ではヘッドはもちろん、各パーツ類もさまざまなものが登場。

ラバースカートの重要性は低下傾向だが、その分、ネクタイはバラエティに富み、タイラバ用タコベイトやワームも登場、フックシステムも進化し、賑やかになっている。
 
フィールドやシーズン、状況によってパターン的に使い分けるのが基本だが、東京湾ならではという傾向も存在するようだ。
 
そこでここでは羽田「TAKEMARU」の半谷武船長への取材で得た、東京湾における近年のヒットタイラバの傾向を中心に紹介していきたい。

東京湾のタイラバゲームの基本タックルとは

近年の傾向の紹介に入る前に、まずは同船での基本タックルを整理しておきたい。

東京湾のタイラバゲームと簡単にくくることはできるが、船よって流し方や操船スタイルが異なる。

それに伴って使用するタイラバも異なってくるからだ。
 
ロッドは使用するタイラバのウエイトに合わせて、一般的なタイラバ用からセレクトすれば問題ない。リールも小型の両軸リール、こちらも専用タイプだけでなく一般的なもので問題はない。

リールに関しては、巻き取りやドラグ性能が安定していれば支障はない。

ハイスペックなものほど快適に楽しめるのは間違いないが…。
 
メインラインはPE0.8号、リーダーはフロロカーボン4号が標準と考えていいだろう。

こちらも一般的なものでOKだ。
 
ロッドやリール以上に重視したいのはタイラバのセレクト。

「TAKEMARU」では80gを標準に、100gを使うこともある。

「ポイントの選定や流し方を80gのタイラバを基準に考えているので、基本的には80gで統一してもらっています。いずれにしてもあまり重いヘッド、大きいヘッドはおすすめしませんね」
 
比重が大きく、同じウエイトであれば小型を使用できるタングステン製の有効性は高い、と言える。
 
カラーはネクタイ、ヘッドともに赤、オレンジがオススメとは半谷船長。

エキスパートが信念に基づいてカラーローテーションするならともかく、安定した釣果を望むならとくに変わったカラーを使う必要性は低い、ということだ。

全体的にアピール力の弱いものがいい傾向がある

タックルやヘッドについてはそれほど大きな傾向はないかも知れない。

しかし、半谷船長によれば全体的に「弱いもの」が強い、という。

「近年の流行というか、東京湾で効果的なことが分かってきたのか、全体的にアピール力の弱いものがいい傾向がありますね。とくにここ1年くらいはその傾向を強く感じますね」
 
弱いもの、とは、ボリューム感の小さいものと言い換えてもいいだろう。

具体的にはラバースカートを取り去り、ネクタイだけにしたもの、しかもネクタイも細身のもの(カーリーテールが人気)を使うスタイルだ。

一見、頼りなさそうに映るが、それがいい、というわけだ。
 
実釣取材に訪れたときもその傾向は十分にあった。

乗船者全員が全体的に弱い感じのセッティング。この日は絶好調で11枚を記録したアングラーが2人。

はっきりした時合がなかった代わりに、終始アタリが途絶えない1日だった。

しかし、そんななか、手持ちのなかった取材記者が従来の定番的なタイラバを使って釣り始めたもののアタリは皆無。

見かねた船長が、ネクタイだけの弱いセッティングのタイラバに交換してくれた途端にアタリが出だした。
 
腕が足らずマダイキャッチまでは至らなかったが、活況だっただけに答えがすぐに出て、ちょっとビックリするくらいだった。

「玉よりネクタイ」という船長の言葉を裏付ける手応えだった。
 
全体的にアピール力が弱いだけにバイトマーカーとして小さなワームをセットするのも有効な場合が多いという。

こちらも顕著な効果が見られることがあるので、ぜひ用意しておくといいだろう。
 
以上は必ず釣果をもたらしてくれる情報、とは言い切れない。

相手は魚、しかも刻々と変化する自然の中にいるマダイだ。

しかし、毎日のように海に出ている船長が肌で感じている傾向でもある。

ぜひ参考にして釣果アップに役立てていただきたい。

ヘッド、ネクタイともに赤、オレンジが安定している、とは半谷船長

東京湾 水深40m前後で楽しめるタイラバゲーム釣行レポート

基本は片弦釣りだが、潮の流れ具合により両弦流しもある

ダイレクトなマダイの引きを楽しもう!!

青物を思わせたナイスファイト!3kgクラスが一番元気、とは船長の弁

最大魚の3.3kgを仕留めたのは数でもトップの長島さん

ラバースカートなし、ネクタイだけの「弱い」セッティングがアタっていた

巻いては落としを繰り返すタイラバゲーム。入口は広く、奥行きは広い釣りだ

11枚を釣って同数でトップ釣果を記録した世田谷区の横田さん。「東京湾でこの数は嬉しいね」

レギュラーサイズはこのくらい

11枚をキャッチした鎌ヶ谷市の長島さん。前日も乗船したという常連さんだ

「初めてのマダイです。前回はオデコだったので嬉しいです」とは市川市の中村さん。最終釣果は8枚と上出来!

持ち込むお店!?あります!と大田区の吉澤さん。それなら超嬉しいゲスト、トラフグも登場

数少なかったゲストのひとつ、イナダ

ちょっと細身だが、イナダもちらほらキャッチ

今回、取材にご協力いただいたのは、東京・羽田「TAKEMARU」

東京湾のタイラバゲームが活況だ。

「夏の釣りが続いていて、ずっと細かい魚が多かったんですが、ここに来てやっと秋らしい釣果になってきました」とは、11月下旬の取材日、羽田「TAKEMARU」半谷武船長の弁だ。

1㎏あるなし、というサイズを中心に、数は日並み次第、そんな釣りが展開されているという。

取材日は湾口一帯の水深40~50mの各ポイントが主戦場となった。

正午に干潮を迎える潮回り。

動きにくい下げ潮のタイミングは釣果が出にくいのでは?という読みは、嬉しい方向に外れた。

スタート直後から4人の乗船者全員にアタリが出た。

以降はポツリポツリ、しかし、途切れることなくストップフィッシングまで数が重なっていった。

潮が効き出した終了間際が最もヒット率が高かったことが心残りだが、それでもトップは11枚。しかも2人が同数。

最大では3.3㎏と、この時期にしては上々の型。

ときにはこういう日があってもいい、という釣果に、乗船者全員が大満足での帰港となった。

「TAKEMARU」では、今後もタイラバを中心に出船を続けていく。

例年なら時期が進むほどにマダイは深場に落ちていくが、今年は年内いっぱいあまり変わらないかも、というのが船長の読みだ。

いずれにしろ東京湾のマダイは意外に数が多い。

そんな印象を抱かせてくれた実釣取材だった。

以上の記事は「つり丸」2019年12月15日号の掲載記事です。

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