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強烈な引き!夜の風物詩イカブリが開幕!東伊豆 初島周り

強烈な引き!夜の風物詩イカブリが開幕!東伊豆 初島周り

11月末から東伊豆のイカブリが開幕。一時は船中100本以上の釣果も報告され、食いが良いときは船中数十本の釣果もあり、3〜4㎏級のワラサが多いが8㎏級のブリも期待できる。

東伊豆の夜の風物詩イカブリにチャレンジ! エサ取りが多いがポツポツと船中でアタった

東伊豆エリアで冬の夜、ヤリイカでワラサ、ブリを狙うイカブリは、釣ったヤリイカをエサにすることもあるが、取材時はあらかじめ購入した生ヤリイカを投入。
 
以前から関心があった釣りなので大喜びで伊東港「三好丸」から出船したが…。

18時すぎに本命が取り込まれる

開幕から1週間後の12月7日、「日本さかな検定」1級連続一位&昨年はキハダで本誌巻頭を飾った吉田貴明さんと12時に合流。

途中でイカブリ仕掛け用のハリやナツメオモリ、生ヤリイカを購入し、16時に伊東港へ到着。
 
船にはすでに準備中の「三好丸」の三好伴則・大船長と、数名のお客さんの姿。

挨拶して準備開始。
船にはキーパーが装備されている。

「エサは一人20杯あるといいよ。生きているイカと違って死にエサはエサ取りにもやられる。大きい方がいい」
 
今回は21杯用意したが、あとは船に積んでいる冷凍ヤリイカを使うしかない?!

「左舷トモにお願いします」
 
かくして吉田さんが左舷大ドモ、筆者は手前。急いで仕掛けを作る。

「ハリスの長さは2ヒロ」と三好研吾・若船長。
 
イカブリ仕掛けは120号オモリと片テンビン。

ハリスは24号。

イカを安定させるため6~8号のナツメオモリに親バリ、孫バリ。

親バリの10cm上でオモリを止める。

この太ハリスがイカブリ仕掛けの特徴。

夜なので太くても食う。短い時合を逃さず数釣るため、細ハリスは厳禁。
 
筆者がハリを結び、吉田さんがオモリ止めの編み付けと、2人がかりで仕掛けに取り組む間に出船。

初島周りへ向かう。所要時間は30分ほど。
 
次第に日が落ち、場所へ着く頃は丘の明かりが煌々と照る一方、沖側は暗いが、船の照明と集魚灯がある。

「親バリが耳の方へ付けて、孫バリは水管の辺りへ付ける」と大船長がエサ付けを教えてくれた。生きエサの場合はイカの軟骨にハリが触れないように付ける。
 
死にエサは時々動かして誘った方がよい。投入手順は最初にエサを入れ、次いでオモリの順番だ。

「底から6mです」
 
17時20分、合図とともに投入。
エサが底から3m上になる計算だ。
 
最初に竿を曲げたのはサバ。太いのでおかずには良いが、本命は?
 
魚探を見ると水深は70m程度。水温も18度。

「先週から冷たい風が吹いて、水温も下がってきた」と若船長。

「サメがいるので、海に血は流さないで」
 
18時を回った頃、右舷大ドモで食った!ムーチングアクションの長竿がギュンギュン絞り込まれ、電動リールが唸りを上げる。
 
強引なやり取りは見ている方も緊張する。

テンビンまで巻き取り、魚が元気なままハリスを手繰る。

「おめでとうございます!」
 
無事に取り込まれたのは3kg級のワラサ。

エサは冷凍のイカを使用する。生のヤリイカは食いがいいので、手に入れば持参しよう!

親バリはイカの頭頂部、孫バリは水管付近に刺す

サメやエサ取りがいるが ポツポツワラサが上がる!

1時間ほど後、右舷胴の間でも3kg級が上がった。

左舷でもアタったがツノザメ!
 
20時直前に左舷胴の間で再びアタリ!

サメの鈍重な動きではなく、素早く竿を絞るのは本命だ。

これは当日最大の4kg級。
 
筆者も我慢できずに投入!今度は吉田さんに食った!

手巻きリールでポンピングしながら寄せるが、なんと1m級のシュモクザメ!

「ギャフあります?」
 
船に上げる直前にハリス切れ!
 
青物なので、1本食えば船中のあちこちで竿が曲がると思ったが、今日は潮の流れが速いのか単発ばかり。
 
エサ取りが多いのか、何度かアタリが来ても、ゲソだけ抜かれてしまう。サバか?

「アタッているよ」と若船長から言われたが、食い込まずエサ抜かれ!これは本命!?
 
集魚灯は次第に効き始め、船の周りでは小型のダツらしき魚が小魚を追って跳ね、船の周りを飛ぶミズナギドリたちが舞い降りる。
 
海の中ではプランクトンや小魚が明かりに寄っているため、日本海の電気釣りも似たような感じなのか?
 
誘いを兼ねてタナを取り直し、やや上ダナも探る。

何度目かでアタリが来たが、フワフワ軽く、良型のゴマサバ。

吉田さんもサバに苦笑い。
 
底から3m上でも、駆け上がりになっている場所ではハリに海藻が絡みつく。
 
胴の間でもう1本上がるが、筆者は本命不発で22時30分に納竿。
 
帰港後、船長に頼んで船宿仕掛けを見ると、やはりハリが大きい。

エサがでかいためハリもそれなりのサイズが必要。道具と仕掛けについても聞いてみた。

「リールは電動リールを使うお客さんが多いです。何本も上げると手巻きだと疲れてししまうのか遅くなり、数が伸びません。道糸は24号のハリスよりも強度のあるもの。最低PE6号以上です。竿も頑丈なものを使ってください。泳がせの竿やキハダの竿もいいです。仕掛けはオマツリもあるため一人3組ほどほしいです。親バリと孫バリの間のハリスに傷が入っていないか確認してください」
 
取材当日は型を見る程度に留まったが、翌日は網代の僚船で船中40本以上、7~8kg級のブリも上がっている。
 
青物相手なので当たり外れはあるが、ワラサ、ブリと太仕掛けで豪快にやり取りするイカブリ。

釣期は年内から1月までの見込みと短めだが、食っているタイミングを逃さず釣行すれば、新年にブリ三昧が期待できるだろう。

強烈な引き!東伊豆のイカブリ!!釣行レポート

辺りが暗くなると、いよいよチャンスタイム!

ヒット!強靭な竿が引き込まれる

取り込みはタモで!

取材当日は3〜4kgクラスのワラササイズがヒットした!

嬉しい1本!

1月後半から開幕している東伊豆のイカブリ。年明け頃もおもしろそうだ!

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・伊東「三好丸」

11月末から東伊豆のイカブリが開幕。
一時は船中100本以上の釣果も報告され、食いが良いときは船中数十本の釣果もあり、3〜4㎏級のワラサが多いが8㎏級のブリも期待できる。

「場所は初島周りの60〜80mです。エサのヤリイカは一人20杯ほど持ってきてください。ヤリイカが釣れる時は確認のうえ、イカの道具も用意してください。ハリを飲まれればまずバレませんが、唇に掛かっていると強引すぎるやり取りは口切れの原因になります」と伊東港「三好丸」の三好研吾・若船長は言う。

船にも冷凍ヤリイカは用意されているが、生ヤリイカの方が食いはいい。

鮮魚店などで購入して持参しよう。
 
夜釣りなので太ハリスでも食うからハリスは22〜26号。

道糸は最低PE6号、8号あれば安心。

竿やリールもそれに見合った強度のものを選びたい。

ハリスを手繰るときの手袋や指サックもお忘れなく。
 
夕方集合し、すぐ暗くなるため、乗船したら道具や仕掛けなどは万全に整えておこう。
 
取材日は潮が速く、釣果は0〜2本だったが、食いが良ければ2ケタ釣果もある。

冬の夜釣りは確かに寒いが、ブリやワラサのパワフルな引きを味わえば、寒さなど吹き飛ぶこと間違いなしだ!

以上の記事は「つり丸」2020年1月15日号の掲載記事です。

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