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浅場から深場へと移動する大型アカムツを狙い撃ち【南房・江見沖】

浅場から深場へと移動する大型アカムツを狙い撃ち【南房・江見沖】

元々9〜11月というのは、アカムツの乗っ込み期。普段は200〜300mの砂泥地に生息していると考えられているこの魚は、産卵と捕食行動のために、水深150mの浅場に群れて回遊。その時期がシーズンとされていたが、近年、普段の生息域である水深200〜300mを攻めることができるようになり、ほぼ周年狙えるターゲットになった。

perm_media 《画像ギャラリー》浅場から深場へと移動する大型アカムツを狙い撃ち【南房・江見沖】の画像をチェック! navigate_next

魚のサイズは40㎝前後の大型がアベレージで1匹釣れれば御の字

江原さんは、波崎持ちでエビス顔。

松戸市のGOJINさんは、6匹キャッチでこの日の竿頭。一荷ヒットもあり。

ベタ底でヒットしたのは47㎝、1.2kg。脂の乗りは上々だった。

ポイントは港の真沖。水深150m〜250mを狙う。

ハイパワーの電動リールを使用するときは、できるだけリチウムイオンバッテリーの使用を使用しよう。

「渡辺丸」が攻める水深はさまざま。同じ場所を2度攻めることはない。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・江見太夫崎「渡辺丸」。

大型アカムツを周年狙うことができる南房江見沖。その理由は、アカムツの普段の生息域である水深200〜300mの泥地が鴨川沖〜江見沖には広範囲に広がっているからだ。
例年10月前後は別エリアと同じく、アカムツの乗っ込み期。一年で一番釣りやすい季節なのだ。
「ここら周辺のアカムツは一日の間に相当な距離を泳いでいますよ。夜は浅場にいて、海が明るくなると深場へ移動。エサを追ってるタチウオやキンメみたいな動きをしているみたいなんです」とは、アカムツ釣りを得意とする江見太夫崎「渡辺丸」の渡辺英雄船長。
10月は水深150m前後から200m前後前後の比較的フラットな泥地がポイントという。
釣り方とタックルは波崎沖など茨城海域とほぼ同じ。しかし、水深が深いのでオモリは200号を使用する。それに耐えうるタックルであれば、ビシアジ用、オニカサゴ用などさまざまなものが流用できる。
リールは道糸PE4号400m以上収納できる電動でオーケー。シマノ社製なら3000番、ダイワ社製なら500番の電動リールがベターだ。
魚のサイズは40㎝前後の大型がアベレージで1匹釣れれば御の字。激うまの貴重なアカムツを釣るならまさにいまだ。

道糸PE4号400m以上を収納できる電動リールとオモリ200号を背負えるロッドの組み合わせが必要

中オモリは必須アイテム。仕掛けの動きをよくするものと理解しよう。

エサの基本は魚の皮とホタルイカの抱き合わせだ。

エサを染めるのは流行りだ。

南房ではオモリは200号を使用。道糸はPE4号400mあれば、勝負をかけられる。

釣り方は、常磐エリアとほぼ同じと考えてよい。
ただし、水深が深いのでオモリは200号、道糸PE4号400m以上収納できる電動リールとオモリ200号を背負えるロッドの組み合わせが必要となる。
具体的には、2m前後の7対3調子の中深場ロッドに、電動リールは、シマノ社製なら3000番、ダイワ社製なら500番のリールの組み合わせがベストタックルだ。
仕掛けは常磐波崎沖カンネコ根の仕掛けをワンランクアップさせたものでよい。つまり、波崎沖はハリス4〜5号だが、江見沖はハリス5〜6号でオーケー。幹糸はこのハリスの太さに準じたもの、つまり、7〜8号でよい。
仕掛けの長さは、全く同じでかまわない。
深場を前提にしているので、3本バリまでオーケーだ。
深場のアカムツ釣りでは、中オモリは必携だ。
どうして必要かというと、仕掛けに動きを与え、エサを魚に高アピールさせるためだ。
通常、10〜20号の中オモリを使用する。市販のものでもよいが、中通しオモリで簡単に自作できるので右イラストを参考にしてもらいたい。
深海なので水中ライトが効果はある、と考えられているが、もともと深海サメが多い海域なので、サメ寄せになる可能性が高いのでアカムツへの効果は微妙。好みで使うとよいだろう。

タナを意識して誘いをかける。誘いの基本は、ゆっくりと

掛かりどころよければ抜きあげも可能だ。

江見沖ではタナを意識しよう。
通常は波崎沖カンネコ根と同様、ベタ底狙い。とはいえ、ベタ底にアカムツがいるのではなく、底上1m前後を群れて泳いでいると考えるのが正解。
ところが、潮の流れにより底上3mより上がタナになることがある。
この状況を見極めるために3本バリ仕掛けを積極的に使うベテランもいる。
上バリばかりアカムツがヒットしているときは、タナが高いと判断し、捨て糸を長くするなどして対応しよう。
エサはホタルイカゲソとサバやサケの切り身、またはサケ皮を抱き合わせにする。
釣り方は常磐方面と全く同じだ。オモリが着底したら、オモリを着けたまま、中オモリを動かすつもりでタルマセたり、ラインを張ったりしてエサをゆっくりを動かす。
食わせの間は、カワハギ同様ゼロテンション状態で。
アタリは小さいものから大きいものまでさまざま。
水深があるので小さなアタリでも大型アカムツの可能性がある。
アタリを確認したらゆっくりと竿を聞き上げ、重みをしっかりと感じとれたら、電動リールのスイッチオン。いわゆる巻きアワセをする。
巻き上げは中速度くらいで。あまり巻き上げが遅すぎると、サメの餌食になることもあるので注意。
巻き上げ中、水深100mをきったころから「ガクガクガク」とシャープに引き出したら、本命確率がアップ。水深50m、30m、20m、そして残り10mで再び引けば、アカムツにさらに近づく。

以上の記事は「つり丸」2017年11月1日号の掲載情報です。

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