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釣るならいま!爆乗り!大型ヤリイカ多点掛け!波崎沖カンネコ根

釣るならいま!爆乗り!大型ヤリイカ多点掛け!波崎沖カンネコ根

年明けにロケットスタートを切った波崎沖カンネコ根周辺のヤリイカ。今回は仕掛け~釣り方~サバ&サメ対策もバッチリ紹介!うまい波崎沖のジャンボヤリイカを釣りに行きましょう!!

目指せ!大型ヤリイカの多点掛け!! 寒流系ヤリイカトップシーズン!サバ&サメ対策をして臨む

最大の魅力は大型ばかりで身厚なこと

茨城海域のヤリイカは、寒流系のイカで外房や南房のイカとは回遊ルートが異なる。

外房や南房のイカは一般的に黒潮の流路にそって西もしくは南から北上するが、犬吠埼沖を境に茨城海域のイカは北から南下、もしくは沖の深場から浅場に移動してくる。

例年、シーズンは年明けから3月いっぱいっもしくは状況がよいとゴールデンウイークころまで。

シーズン初期から半ばの最大の魅力は大型ばかりで身厚なこと。

さらにシーズンが進むとポイントの水深がどんどんと浅くなっていく。

今期は、アカムツの乗っ込みポイントとして知られるカンネコ根周辺水深150mから年明けとともに開幕。

のっけから大型ばかり100ハイに迫る大釣りも記録。

例年より半月ほど早い開幕となったが、高水温が続いた影響か、遊漁船が増えると昨年同様サメが広範囲に出現。

サメの横取りと付き合いながらの釣果のため、イカの群れが濃いにも関わらず、トップ30〜40杯ぐらいに落ち着いている。

例年のパターンから推測すると、2月半ば以降には水深100m前後、さらにシーズンが進めば水深60〜80mの魚礁やツブ根周辺でも乗るようになるだろう。

ヤリイカのポイントはカンネコ根周辺だけでなく、利根川河口沖や犬吠埼沖にもあり、これからの時期は状況次第でポイントを釣り分けていく。

タックルはヤリイカ専用、もしくは7対3調子の竿もOK

ここ波崎沖のヤリイカタックルは専用のものはむろん、アカムツや根魚で普段使い慣れたタックルを流用できる。

これらの竿に中型電動リールの組み合わせでオーケー。

リールに収納する道糸はPE3〜4号300m、できればPE3号がベターだ。

リールは高切れやリールのトラブルを想定して予備は必ず持参しよう。

仕掛けは11㎝プラヅノ ブランコ仕掛け

仕掛けは、ヤリイカ専用の各メーカーから市販されている11㎝のブランコサビキを使用。

とくに形状を選ばないほどなんでも乗るスレ知らずのヤリイカが多い。

プラヅノの数は一般的な5〜7本。

これにコマセヅノとして、下から2〜3番目に3〜4号の浮きスッテを入れる。

スッテカラーは定番の赤白、もしくは赤緑。

乗りが渋くなるとこの浮きスッテばかりに乗ることも多いのでコマセスッテはまぜるようにしよう。

また、大型ばかりなので駿河湾で主流のダブルカンナヅノも有効だ。

このツノは一度掛かればバレが少なく、外海の周期が長いウネリ時には、かなりバレが少なくなる。

いずれの仕掛けもサメ、もしくはサバによるロストの可能性が高いので今期はとくに多めに用意しよう。

サメ、サバ対策を事前にする

サメが出没している場合、サメは海面から中層付近にいることが多い。

そこを仕掛けが通過するときに仕掛けごとガブリと食われてしまう。

一般的には掛かったイカを捕食すると思うだろうが、オモリも大好物らしく、仕掛けのフォール中にオモリのみを食われてしまうこともしばしばあった。

現在、使用オモリは150号(浅場になれば120号になることもある。各船宿に要確認)だが、まずはオモリを多めに用意する。

最低でも5本は必要だ。

そして、ピカピカと光る新品は使わないようにする。

ルアー効果でサメは光るものに高反応を示す。

使い古した光沢のないものやラッカーや油性マジックなどで黒く塗ったものを使用するとよい。

これらを使うことでかなりフォール中のサメ被害を軽減可能だ。

残念ながら黒オモリではイカが乗ったとき、回収途中のサメ被害は避けられない。

この回収途中のサメ避けで期待されるのが、サメ避け軽減装置の「海園」だ。

リーダーに装置とワイヤーを固定する方法をとって使用する。

ワイヤーの延長線上にサメ避け効果が期待されるのでリーダーに固定している。

仕掛けにつけっぱなしなのでヤリイカが乗らなくなるのではないかと思われたが、その影響はなく通常どおりに乗ることも分かっている。

しかし、絶対に効く!わけではない。

イカに狂ったサメには効果はあまりないようなので、あくまで被害を軽減するものとして使用するのがよいだろう。

サメ被害軽減装置を使ってみた!

サメ被害軽減装置の「海園」を使ってみた。仕掛けの上に接続するようにリーダーに固定して使用した

ワイヤー先端には3号の中通しオモリを固定

装置の内部は光るのでサメに捕食されないようにビニールテープを巻いた

仕掛けは沖目に投げ入れ、まずは着乗りを期待

さて、釣り方だが、基本は外房・南房・相模湾などと同じだ。

イカヅノ投入器はたいてい船宿でレンタルできる(電話で要確認、「信栄丸」はあり)。

それを活用しない手はない。

まずは、投入前に投入器にきちんとイカヅノを入れる。

幹糸もきちんと筒の中に納まっていることも大事だ。

幹糸が外部にぶら下がっていると、手前マツリの原因になる。

さあ、準備が整ったら、船長の合図で投入。

必ずオモリは沖目に投げ入れよう。

そうすることで、水中でのオマツリを軽減できる。

オモリが着底したら、すばやく糸フケをとり、ゼロテンションでイカのアタリを待つ。

乗りがよいときは、これですぐにイカが乗る。

これがいわゆる着乗りだ。

竿先が“クンクンクン”となったり、“グーン、グーン”となったら、竿をゆっくりと聞きあげる。

大きなアワセは必要ない。
ここで重みを感じとれたら、追い乗りをさせるために手巻きでデッドスローで巻き上げ開始。

3〜5mほど手巻きで巻き上げたら、電動スイッチオン。

十分な重みを感じとれているなら、中速度以下で。

さらに追い乗りを期待したいならスローな速度で底から10m〜20mの間を巻き上げたのち、中速度でやり取り開始する。

このときサメ被害を恐れ外れることを覚悟で速巻きする、という手段もあるが、サメにとっては電動のハイスピードは全く速くは感じてないので、通常どおりのやり取りを行うようにしよう。

乗らないときは 巻き落としをフル活用する

オモリの着底と同時にイカが乗らないときは、底上10mほど探ってみよう。

竿の長さ分、段をつけてスーとシャクリあげ必ず、イカを乗せる“止め”の間を作る。ツノが動いているときは、イカにアピール、ツノの動きが止まったときにツノを抱く、と理解しよう。

イカの乗りが渋いときほど、止めの時間を長くする。

シャクリ上げの止めの後、竿を下げるときに下げた長さ分だけリールを巻く。

これの繰り返しでタナを探る。

底から5〜10m探ってアタリがなければ、探り終えたのち、電動の速巻きでさらに10mほど巻上げ、再び底ダチを取り直す。いわゆる、“巻き落とし”行う。

サメやオットセイ、サバが いるとわかったときの対処法

ヤリイカは、サメだけでなく北から下ってくるオットセイの大好物である。

サメとオットセイは学習し、船のエンジン音を頼りに集まってくることもある。

あきらかにサメやオットセイ、さらにサバが多いときは、ツノ数を3〜4本と少なくし、1ハイずつこまめにあげていくと、数が伸びることが多い。

サメやオットセイはどうしても多点掛けした仕掛けから襲う傾向があり、サバはフォール中につかまってしまうからだ。

波崎沖カンネコ根 身厚のジャンボヤリイカ釣行レポート

↓ヤリイカの反応はコレだ↓

先調子の専用竿も活躍

取り込みは慌てずスムーズに行う。その際、船べりから乗り出して海を覗きこむとヤリイカの水鉄砲または墨鉄砲に顔面を撃たれてしまうこともある

サメがいるときは海面でイカが食われるときもあるので、イカの取り込みはのんびりとは行わないように

乗りがいいと多点掛けは当たり前。ヤリイカがこのサイズなのでかなり重い

おじゃまものがいなければ、5点6点掛けもあるが、2点3点掛けを確実にするアングラーが竿頭をとることが多い

軟らかめの竿もオーケー

波崎沖では先調子の竿だけでなく7対3調子の竿の軟らかめの竿もベターだ

乗りが渋いときは一荷ヒットが多い

ダブルカンナヅノをフル活用するベテランアングラーも竿頭をよくとる

貸し竿の釣り人も一荷達成

この多点掛けが楽しくて、やめられないんだよね

ルアーアングラーもハマるヤリイカ釣り

タルからはみ出る大きさのイカが多い

船上干しのヤリイカは激うまだ!!

スペースがあれば、ヤリイカの船上干しも可能。食べては激うまでビールがすすむ

下船後はランチサービスあり

受付はこの宿で。宿泊可能

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「信栄丸」

年明けにロケットスタートを切った波崎沖カンネコ根周辺のヤリイカ。

なんといってもここの魅力は、ヤリイカが身厚で大きいこと。

足元のタルに収まらないほどのサイズは珍しくない。

こんなイカが条件がそろうと、50、60、70杯と50lクーラーが満タンになるほど釣れてしまう。

近年、地元茨城周辺の釣り人だけでなく、関東全域から注目されているヤリイカフィールドだ。

「今期もヤリイカの回遊はまずまず。いたるところに反応が出てます。3月いっぱいまでたっぷりと楽しめるターゲットです。季節が進むとだんだんと浅場に群れが入ってくるようになります。そうなるとますます釣りやすくなりますよ」とは、ヤリイカ船を担当する波崎「信栄丸」高野宏之船長。
 
2月前半のポイントの水深は120〜130m台。カンネコ根だけでなく、銚子沖にもポイントを広げるのが例年のパターン。

最終的には水深60〜80mのポイントで釣れるようになるという。
 
しかし、近年、やっかいなのがサメの出現だ。

温暖化の影響で必然かもしれないが、絶対に100%サメに効く!というものはないが、それなりの対策を講じれば、リスク回避が可能で着実にイカの数を伸ばすことが可能だ。

サメ避け装置や黒色オモリの使用などがそれ。

さらに、サバ対策を加えれば仕掛けのロストはかなり少なくなる。
 
さあ、つり丸でおじゃまもの対策を学んで、うまい波崎沖のジャンボヤリイカを釣りに行きましょう!!

以上の記事は「つり丸」2020年3月1日号の掲載記事です。

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