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毎年恒例〝桜大イサキ〟大爆釣!南伊豆・外浦沖〜河津沖

毎年恒例〝桜大イサキ〟大爆釣!南伊豆・外浦沖〜河津沖

今期も河津沖で根着きの良型多点掛けを狙う、毎年恒例〝桜大イサキ〟が絶好調だ!ビギナーの人でも専門に狙えば30匹は釣れるので十分にお土産になる!イサキ釣りへ行きましょう!

桜の開花とともに 大型イサキシーズン開幕!使い慣れたマダイタックルで体験する数釣りのススメ

大型イサキシーズンは河津桜の開花がサイン

温暖な南伊豆沖のイサキは周年を通して数釣り可能な貴重なターゲット。

河津沖から須崎沖、横根周辺、神子元島周り、石廊崎沖まで広範囲にわたり無数のポイントがある。

そのなかでも、外浦沖〜河津沖はちょっと様子が異なる。

周年を通して体高のあるナイスボディの美味良型イサキがコンスタントに釣れるのだ。

とくに冬〜早春は良質の脂がのっており一年で一番おいしいと言われている。

その美味イサキのシーズンが例年、2月半ばから3月前半に河津川周辺で咲く、河津桜が開花期間を一致するのだ。

今期は暖冬のため2月初旬から咲き始め2月いっぱいで見ごろは終えたが、河津沖のイサキはまさにいま、絶好のシーズンを迎えている。

この河津沖は根に居ついている魚で40㎝を超える大型も珍しくない。

このイサキを釣るには、下田外浦港「賀福丸」の糸賀健吾船長が頼りになる。

なぜならこの外浦沖〜河津沖にこだわり、他の海域へは行かず、周年ホームグラウンドにしているからである。

メインのイサキのほか、マダイやワラサ、メダイ、オニカサゴ、浅場ではヒラメやハタ、カワハギまで釣らせてくれる。それだけよい漁場というのだ。

「年明けはシケが多くなかなな出船もできませんでしたが、水温が高いため河津沖の大型イサキシーズンは少し遅れたようですね。水温が下がると群れが固まり釣りやすくなるんです。ようやく下がったようなので河津桜の開花は早かったけど、大イサキのシーズンはまだまだこれからですよ」と、糸嘉船長は話す。

その釣れっぷりは、いい日に当たり、手返しがいいと80L大型クーラーが満タン!という爆釣ぶり。

良型ばかりなんと70〜100匹も釣れるという。

サイズがいいので30匹も釣れば十分お土産になる。

こんなによく釣れる理由はなぜかというと、外浦沖〜河津沖はイサキを専門に獲る漁師がいないから。

遊漁船である「嘉福丸」が資源管理をしながらイサキを釣っているのでコンスタンな釣果を望めるのだ。

コマセマダイのタックル&釣法でイサキを釣る

さて、釣り方がオキアミコマセのマダイ釣りとほぼ同じなのでタックルはコマセマダイ用の流用でオーケー。

竿はコマセマダイ用。
2〜2.4mぐらいの短めのものが扱いやすい。

マダイ用は6対4調子が主流だが、このイサキコマセを振り出すので7対3調子のものを選択するとよいだろう。

リールは小〜中型電動リールがベター。

道糸はPE3〜4号が200mあれば十分だ。

ビシは80号。
プラビシ、ステンカンなど好みのものでよい。

ビシのサイズはFLからLまで。

仕掛けはハリス3〜4号 3本バリ長さ6m

仕掛けは2㎜径長さ1mのクッションゴムを介し、ハリス3〜4号全長6m、ハリ数は3本のものを使用する。

南伊豆エリアではハリ数は3本までと定められている。

ハリスの長さが6mというと、南房総や外房、東京湾、伊勢湾口などでイサキ釣りの経験がある人は長いと思う人がいるだろう。

なぜ6mなのか。
それは、「エサ取り対策によるものだ」と船長が言う。

外浦沖周辺のイサキ釣り場は、地形的に潮の流れが緩い。そのため、仕掛けが短いとエサ取り魚たちにあっという間に付けエサをとられてしまうという。

ビシから付けエサまで少し距離をとることで、エサ取り対策になるのだという。

基本のハリス全長は6mで、魚の活性がよければ4.5mでもよいという。

市販の仕掛けでハリス長が4.5mのものを全長6mまで伸ばしたいときは、6〜8号のフロロカーボンハリスを1.5mつけ足せばよい。

付けエサのオキアミは 中サイズをチョイスするのがコツ

3本バリ仕掛けの付けエサはオキアミだ。1匹掛けが基本である。

大型狙いだから大粒のオキアミ1匹掛けが釣れる!と誰もが考えそうだがこのイサキ釣りでは不正解。

プランクトンイーターのため、吸い込みタイプの捕食行動をするので、エサのオキアミは“小さめ”が正解。

市販のものでオキアミのサイズがM、L、LLとあれば、Lサイズを選択する。

配られたコマセのなかからの付けエサのチョイスもオーケー。

目が2つ付いていて頭と身がしっかりとしているものを選ぶ。

イサキ釣りの場合、エサ取り魚はつきものだが、とくに激しすぎると感じたときは、枝スにウイリーやスキンバケ、ワームなどを使うのもよい。

付けエサはオキアミ。1匹掛けで十分

コマセはオキアミ。ビシのなかには7分目まで入れる

指示ダナからハリスの長さ分下よりコマセをまく

釣り方はコマセ釣りの基本動作であるとまず理解する。

ハリス長が6mの場合、船長の指示ダナよりハリスの長さ分、ビシをタナより6m下す。

そこから指示ダナまで2mおきに3回ほどに分けてコマセをしっかりと振り出す。

その後、手持ち竿でイサキの魚信を待つというのが、基本的な釣り方。

この釣り方はコマセ釣りの超基本形であり、コマセと付けエサとの同調を期待してのこと。

エサ取りとの分離は仕掛けが潮になじんでからの話だ。

ビシカゴに詰めるコマセは満タンに詰めず半分〜7分目ほどでよい。

とにかく、しっかりとコマセを振り出すことが大事だ。

ワラサ釣りのようにたくさんのコマセを一気にドバっとまくのではないことも覚えておこう。

プラカゴの穴調整は、上窓全開。
下窓3㎜〜1㎝開けでよい。

コマセをしっかりとまく人とまかない人ではかなりの釣果の差が出てしまうこともよくある。

多点掛けが醍醐味のイサキ!追い食いをさせよう!

イサキのアタリがでたら、すぐには巻き上げず、追い食いを期待しよう。

さてどうやって追い食いさせるか?

グングングンとイサキが引いている竿をゆっくりと聞きあげ、竿をめいっぱい上へあげたところで再び、止めてまつ。

そこでさらに竿が引き込まれれば、追い食い成功。

テンションを緩めずに竿を水平に戻しデッドスローで5mほどリールを巻く。

こうすることで2匹目3匹目と追い食いをさせることができる。

魚が強めに引っ張ったときにリールの巻きを止めてやるのがコツだ。

指示ダナ上10mでも追い食いすることもザラ。

イサキはこのように上へ上へと誘うのが基本であることも覚えておくとよい。

手返しを早くするために ハリ外し器を活用する

イサキを素手でつかむとヒレの棘で痛い思いをすることがある。

ハリ外しのときによくあることだが、ハリ外しを使いこなすとそのストレスが解消される。

イサキにハリを飲み込まれた場合は、割りばしを使ってみよう。

割りばしを口の中へ突っ込み、ハリスと割りばしを同時につかみ、魚をぶら下げて、魚をぐるぐるを回す。

するとカンタンにハリ外れとなるハズだ。

外浦沖〜河津沖 毎年恒例〝桜大イサキ〟絶好調!釣行レポート

根着きの良型の多点掛けを狙う

1匹ヒットしたら、意図的に追い食いをさせることで数を伸ばすことが可能だ

取り込みはタモ入れ不要。テンションを緩めずスーっと抜き上げよう

良型の多点掛けが醍醐味である外浦沖のイサキ釣り

この大型が魅力!!

40㎝前後の大型がまじるのも魅力

良型ばかり80匹超!!

横浜市の久保出さんの釣果は80匹オーバー。80リットルクーラーが満タンになった

一荷以上を狙いましょう!!

誘いは上へが基本!イサキは浮いている

良型が一荷で来た!

ここでは一荷以上を狙うのがここのセオリー。食いがたっているときは手返しも早くしよう

体高のある個体がそろう

下船後の昼食サービスがウリだ

日替わりメニューだがこの日はシラス丼だった。かなりうまい

宿の目の前にはきれいな外浦海水浴場が広がる「ちどり」が船宿だ

部屋はオーシャンビュー。大変きれいである/風呂は温泉。岩風呂だ

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田外浦港「嘉福丸」

今期も早咲きで有名な河津桜の開花シーズンと同時期に桜祭りでにぎわっていた河津川の沖で良型イサキが絶好調。

このイサキは根着きでいつでも釣れるわけではない。毎年、河津桜の開花とともにシーズンインする。

「河津沖のイサキは、体高があって脂がのってます。食べておいしいので昔から評判がいいんですよ」とは、波静かな外浦沖から白浜沖、河津沖を周年専門に攻める、外浦港「嘉福丸」の糸嘉健吾船長の弁。
 
釣り方はコマセマダイ釣りの延長で、オキアミコマセを使用し、ハリス長6m、3本バリ仕掛けで狙う。

コマセ釣りの超基本である、“コマセとの同調”を意識して釣ることがコツだ。
 
ビギナーの人でも専門に狙えば30匹は釣れるので十分にお土産になる。

そう、ここでは50匹以上の釣果はザラだ。
 
ポイントは河津沖だけではない。

外浦沖から白浜沖と広範囲に広がる。

そして、周年イサキを看板にする糸嘉船長は無数のポイントを知り尽くす、いわば、この海域の主のような存在の船長。

かなり頼り甲斐がある。
 
船宿は、温泉民宿の「ちどり」。
一般観光客にも人気があるほど、部屋はきれいで料理がおいしい。

下船後の昼食は、かなりおいしいことで評判だ。

さあ、春の伊豆を満喫しに気軽に泊りがけでイサキ釣りへ行きましょう!

以上の記事は「つり丸」2020年4月1日号の掲載記事です。

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