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相模湾の浅場にムギイカの大群襲来!マルイカも亀城根で好感触!

相模湾の浅場にムギイカの大群襲来!マルイカも亀城根で好感触!

初夏のターゲットたちが本格シーズンを迎える。中でも相模湾のマル・ムギイカは超注目株!ムギ専門船〜スルメ船も期待できそうだ!夏の楽しい釣りに備えて、ハウツーを大公開!

※この記事は「つり丸」の過去の取材で撮影、公開した写真を使用し、記事を再編集して作成したものです。

みんなでコロナを制圧して、おもいっきり沖釣りを楽しもう!!

新型コロナウイルス感染症への対策として政府より日本全国に緊急事態宣言が発出され、さまざまな自粛要請が出ています。

釣りにいけず悶々としている読者の方も多いと思います。

しかし、今はまずはご自身とご家族、周りの人々の命と健康を第一に考え行動することが第一だと思います。

みんなが協力し、我慢して、コロナ感染を制圧しましょう!

今号を編集している時点ではまだわかりませんが、すでに自粛要請が解除、または縮小しているかもしれません。

これから初夏、そして夏は楽しい釣りがいっぱいです。

今号ではそれら今後のターゲットのハウツーを一挙公開!!

これを読んで、これから出かける釣りのイメージトレーニングをしてください。

そして、大手を振って釣りに行けるようになったら、おもいっきり沖釣りを楽しみましょう!!

ムギイカが急上昇中!マルムギ両狙いも好感触だ!この夏のスルメも期待大!?

相模湾の中を回遊するマル、ムギイカ。ポイントも広範囲だ

今年はムギイカ期待大!マルイカも浅場で本格化へ

海中では初夏のターゲットたちが着々と本格シーズンを迎えようとしている。

中でも相模湾のマル・ムギイカはこれからの時期の超注目株だ。

相模湾のマルイカは早い所では2月ごろからスタート。

今シーズンはなかなか安定した釣果が続かなかったが前半はヤリイカまじりの釣りがメインに。

そして4月中旬ごろからはムギイカまじりの釣りとなり、4月終わりにはムギイカの群れが大挙して入ってきた。

このため、「マルイカ船」とうたっているところでも、釣果はムギイカメインのことが多くなり、100杯、150杯といった釣果も記録されるようになった。

浅場にムギイカが入っているときは、マルイカ、ムギイカ両狙いとなることが多くなる。

もちろん、マルイカが多くなることもあり、これはその時々によって釣れ方が異なる。

マルイカもかなり浅場に入ってきていることもあり、これからかなり期待できそうだ。

まず、この二つのイカは釣れる場所や水深がよく似ていることから、この時期は特に厳密に分けて考えることは難しい。

船によっても若干異なってくるので、まずは、どんな形態で出船するかを理解して、自分にあった船を選びたい。

今回は、これから期待が大きいムギイカに比重を置いた解説をお届けします。

①マルイカ船、マル・ムギイカ船

こういった名前で出船している場合は、基本はライトタックルマルイカ船だと理解しておこう。

マルイカ専用タックルで狙い、ムギイカが多い場合はどちらも一緒に狙うというものだ。

ムギイカが成長し深場に落ちていくと、逆に浅場に入ってくるマルイカをメインに狙うようになる。

②ムギイカ船、ムギ・スルメ船

こちらはもともと沖のイカ(スルメイカ、ヤリイカ)専門に狙う船が、この時期、ムギイカを狙うというもの。

この船は、ムギイカをメインに狙い、電動シャクリ、手釣り、マルイカ船同様のライトタックルで狙う。

こちらの船は、「初期のスルメイカ狙い」といった感じで、イカが成長するにつれてそれを追っていく釣りになる。

6月ごろは中型サイズに育った「ニセイカ」を狙い、その後は水深100mよりも深場に落ちていくスルメイカを狙う。

以上が、基本的な出船の形態になる。

両狙いはマルイカ用でOK!ムギが多いときはツノ数増やす

タックルは、船別に見ていこう。

①マル・ムギ船
こちらの船ではマルイカタックルを使用する。

現在、オモリが40号程度を使用するところが多いので、浅場のライトタックルでOK。

竿は1.5m前後のマルイカ専用竿、ゼロテン竿など。

リールは小型両軸で道糸はPE0.8号前後。

仕掛けは30~40㎜ほどの小型スッテメインに5~7本程度、直結、直ブラ仕掛けにして狙う。

この釣り方の場合は、基本はマルイカ狙いになる。

ムギイカの群れが多くなった時は、ツノ数を増やしたり、プラヅノをミックスしてムギイカを効率よく乗せる。

ムギイカは広い範囲に群れがいることが多く、マルイカよりも追い乗りや多点掛けする可能性が高くなるからだ。

慣れた人は10本程度まで増やしてもいいだろう。

もちろん、慣れない人は5本程度にしておき、手返しを早めて数を伸ばすのもいいだろう。

その日、その時によって状況が変わってくるので、船上でチェンジ、追加できるようにしておこう。

超がつくスペシャリストは20本以上使う人もいる。

通常のツノ間の幹糸は1mだが、こういった人は85㎝ほどと短めにして対応することも。

オモリは40号基本にしているところが多いが、ツノ数を増やす場合は50号、60号と用意しておこう。

②ムギイカ船
こちらの基本タックルは、スルメイカタックルをライトにしたもの。

オモリ80~100号を使用できる1.5~1.8m程度のゲームロッドに小型電動を組み合わせる。

軟らかめのヤリイカ竿やスルメ直結竿などでもいいだろう。

仕掛けはプラヅノ11㎝10本前後の直結仕掛けが基本。

ムギイカ狙いはプラヅノだけでなく、ガス糸巻きのラッキョウヅノ、50~60㎜のスッテ、小型のナマリヅノなどにもよく乗る。

特に、濁りがある時などは、プラヅノよりも糸巻きスッテによく乗ることも。

プラヅノ&スッテのミックス仕掛けもいいだろう。

その場合は、上部にスッテやナマリヅノ、下部にプラヅノを持ってくる。

オモリは船指定だが、80~100号を使用することが多い。

使用する仕掛けによって号数を変えることもあるので、事前に確認しておこう。

初期のムギイカは小型が多いので、よりライトなものの方が釣りやすくなる。

船によっては「ライトOK」のところもあるので、そういった船の場合は、①のマル・ムギ船のタックルを使用してもいい。

ムギイカは小型のスルメだが、大型のスルメと違って身がむちゃくちゃ軟らかい。

刺身は舌の上でとろけるような味わいで抜群のうまさ。

この他にも船上干し、沖漬けと色々味わいたい。

その場合は、竹串と沖漬け用のタレを用意していこう。

タレは好みの味にしてもいいし、市販のめんつゆを利用するのも簡単だ。

「マルイカ船」ではスッテ6本前後で狙うのが基本に。中層にムギが多い場合はスッテの数を増やすことも

「ムギ・スルメ船」ではプラヅノメインに、ナマリヅノ、糸巻きスッテなどを使う

マル・ムギイカ船での釣り方

①マルイカをメインで狙う場合

「マル・ムギイカ船」や「マルイカ船」では、マルイカが多い、ムギイカが多い、途中だけムギイカが回ってきたなどいろんな状況になることが考えられる。

マルイカを狙っているときにムギイカがまじってくるような場合は、マルイカの釣り方で狙うのが基本。

海底付近を重点的に探る釣りで、ゼロテンの釣り、宙の釣りともにアタリ、触りを取ってかけていく釣りになる。

この場合は、マルイカを狙っていてムギイカがまじってくる、という感覚だ。

ムギイカのアタリはマルイカよりも派手に出ることが多いので、竿先を見ているとある程度判断できることもある。

マルイカが「ツン」程度のアタリに対して、ムギイカは「ガタガタガタ」「ブルブルブル」など明瞭だ。

ここでアワせて乗った場合は、ぜひ追い乗りを狙ってみよう。

ムギイカは縦に広く回遊していることも多いので、マルイカよりも追い乗りをさせやすい。

10m程度そのままゆっくり目に巻く、または、「カク、カク、カク」とハンドル半回転ずつデジ巻きしても追い乗りしてくる。

一方、中層にムギイカの反応が多い場合は、ムギイカ狙いに切り替える。

上で乗っているのがわかったら、シャクって巻き、シャクっては巻きと、上へ上へとアクションをつけて誘っていく。

特に指示がない場合は、海面近くまで探ってみる。

乗りがなければもう一度着底させて同じ動作をする。

ムギイカが乗ると一瞬手が止まるような感触が訪れる。乗ったら、そのまま重みを感じたまま10mほどゆっくり目に巻き上げて追い乗りを狙う。

デジ巻きで追い乗りさせてもいいだろう。

完全に中層の場合は、着底させないことも。

底でマルイカの触りがあるか見てから中層を狙うなど、状況を見て作戦をチェンジしよう。

②ムギイカ船での釣り方

ムギイカ船では特に指示がなければオモリが着底したら、着乗りがあるか見て、なければそのまま電動のスイッチを中速に入れてシャクリながら海面近くまで探ってみる。

電動シャクリで乗らない場合は、ヤリイカを釣るような要領でシャクって竿先に出るアタリを取って乗せていく。

もし、うまく乗せられない人は電動でただ巻きしてくるだけでもいい。

日によってプラヅノがいい日、糸巻き系がいい日などあるので、周りをしっかりと見ておこう。

一度の流しで何度もできることもあるが、追いかけて1回、追いかけて1回と、スピーディな展開の時は、シャクリや誘いのスピードも上げてやる。

初夏のマル・ムギイカ釣行レポート

マル・ムギイカ!

「マルイカ」は相模湾では2~8月ごろまで釣れるイカで、ケンサキイカのこと。「丸々としている」という理由でそう呼ばれるようになった。三浦では古くから「メトイカ」と呼ぶ。大型のものを「ベンケイ」とも。これからは水深が浅くなり本格シーズンを迎える。

「ムギイカ」とは4月ごろから釣れだすスルメの子どものことで、「麦秋」の季節に釣れることに由来してそう呼ばれる。相模湾では西は小田原沖周辺から東は長井沖あたりまで広範囲で釣れる。浅い水深(タナ)で数釣れる。小型のため身がやわらかく超美味!

4月後半ごろは、亀城根周辺(長井~佐島沖)でムギイカの群れが集結していた模様。5月に入って西の小田原〜真鶴沖でもムギイカが急上昇!

初夏の「マルイカ船」はマルイカ&ムギイカ両狙いになることが多い。その年によって割合が異なってくる

マルイカはゲーム性が高く、「アタリを出してアワせていく」のが基本

こちらはシーズン初期の写真だが、このサイズが浅場に一気に入り込んでくるとマルイカシーズン最盛期に!

ムギイカは底に群れが多いとマルイカと同じ釣り方に。中層に浮いていると少し異なった釣り方で数を伸ばせる

「ムギ・スルメ船」は、初期のスルメ船といった感じで、そのまま「ニセイカ」「スルメイカ」へと移行していく。電動シャクリや誘い掛けで乗せていくのが基本

ムギイカはマルイカよりも多点掛けすることが多い。10杯掛けなんていうのも珍しくない

味も抜群のマルイカ。最近はトレーに載せて海水につけないで持ち帰るのが人気。味も違うぞ!

ムギイカのお刺身はジュワッと甘みがあって口の中でとろける!

ムギイカは沖漬けや船上干しも楽しみ

相模湾のマル・ムギイカがこれから最高のシーズンを迎える。

今シーズンはこのところムギイカが多い模様で、「マル・ムギ船」で150杯以上の釣果も出ている。
 
この「マル・ムギ船」というのは、ライトマルイカ船とも言えるマルイカタックルで両方のイカを狙うという船のこと。

マルイカ反応が多ければ、ムギイカはまじる程度のこともあるし、ムギイカがメインのことも。

水深30~50mほどの反応を狙う。
 
一方、ヤリイカやスルメイカなど通年イカ専門船を出しているところはこの時期は「ムギ・スルメ船」といった名で出船しており、こちらは「初期のスルメイカ」狙いといった位置付けで、イカが成長して深場に落ちていくとそれを追うようになる。

電動を使用したり、昔ながらの手釣りで多点掛けを狙う。

それぞれタイプが少し異なる釣りになるが、今年はムギイカが多いようでどちらの船も大きな盛り上がりを見せそうだ。
 
マルイカはこれから水深20mを切るような浅場に入ってきて一層ライト化してゲーム性の高い釣りに。

ムギイカはこの湧き具合だと、久しぶりに夏のスルメイカにも期待が持てそうだ。

行けるようになったらガンガン乗せよう!

イカたちが待っている!!

以上の記事は「つり丸」2020年6月1日号の掲載記事です。

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