シマアジ、イサキ、カンパチ、ヒメダイ、イシダイ…おいしい魚がよりどりみどり。五目で満喫、秋の神津島


ベタ底釣りに徹した八王子市の小島弘義さん。良型シマアジを一人で連発中。これで3枚目。

中央の島はタダナエ島だ。磯釣りのメッカである。

体高のあるおいしそうなブランドシマアジがターゲット。1枚で十分すぎるほど価値がある。

この日は、ウイリーではなくオキアミエサにヒットが集中。状況によって仕掛けは使い分けよう。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田港「寿美礼丸」。
メインポイントは、島の北東部に位置するサクネ周辺。タカベ漁が終わると、シマアジが集結する実績ポイント。
釣り方は独特でボトム付近で静かに仕掛けを定位させて、シマアジのアタリを待つというもの。
仕掛けはウイリー2〜3本バリ。長さ2m前後。食いが渋いときはウイリーではなく空バリ仕掛けにして、オキアミエサを付けて釣るといいという。
なぜ、ベタ底釣りなのか。潮が流れているときは、いたるところで湧き潮が発生し、潮で上に吹かれた仕掛けにシマアジやイサキが食っているという。
もちろん、底にたまったエサをついばむシマアジを想定したベタ底タナという考えもある。
いずれにしても、最近の傾向は、静かにアタリを待つ釣りが効果的なようで、ぜひ参考にしてほしい。
「寿美礼丸」では、前半サクネ周辺でシマアジを狙ったあと、釣れたムロアジをエサにして、カンパチを狙ったり、中深場のヒメダイを釣らせてくれる。秋の神津島は、おいしい魚がよりどりみどり。オススメだ。
以上の記事は「つり丸」2013年11月15日号の掲載情報です。
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ポイントは神津島の北東部に位置するサクネ周辺だ。