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夏ビラメはピンポイント狙い!LTがオススメ!銚子 飯岡沖

夏ビラメはピンポイント狙い!LTがオススメ!銚子 飯岡沖

6月1日に銚子・飯岡沖のヒラメ釣りが解禁!夏ビラメはピンポイント流しに有効なライトタックル釣法がおススメ!! 今期はライトで気軽にヒラメ釣りを満喫してはいかが。

※この記事は「つり丸」の過去の取材で撮影、公開した写真を使用し、記事を再編集して作成したものです。

夏ビラメはピンポイント 狙いがメインだから、ライトタックルで釣ろう!!

地元プロショップケイズ店長 石毛卓氏はLTヒラメを推奨

6月1日に関東エリアではいち早く銚子・飯岡沖のイワシエサを用いたヒラメ釣りが解禁。

例年、シーズン初めは1㎏前後の食べごろサイズの数釣りのイメージが強いが、2㎏を超える良型がコンスタントにあがり活性の高いヒラメ釣りを楽しめるのが特徴だ。

このエリアの沖釣り全般に詳しい地元の「プロショップケイズ」店長の石毛卓さんに今期のオススメを聞いた。

「飯岡沖の海底の特徴をまず言うと、犬吠埼に近づくほど砂地に絡む天然の岩礁が多くなります。それとは逆に堀川沖方面には砂地が多く、たくさんの人工魚礁が設置されています」という。

「ヒラメは砂地に潜んでいると多くの人が思っているでしょうけど、貪欲なフィッシュイーターですから常にエサがあるところにいる傾向があります。10月まではイワシの回遊は少ないので、アジや小魚などのベイトがつく根周りや魚礁にヒラメはいます。そのヒラメを釣るには、船はピンポイントで釣ることになり、横流し釣りはあまりやりません。11月前後にイワシが回遊してくると、広範囲にヒラメが散るので効率よく釣るために横流し釣りをするようになるんです。つまり、6月〜8月はほとんど、根か魚礁をピンポイントに潮流し釣りになるので、道糸を垂直に立てる釣りになります。ポイントの水深も浅いので、ライトタックルにはもってこいの環境なんです」という。

「根周りや魚礁を攻めることとなるので、根掛かりしてしまうとLTの細い道糸だと高切れしやすくなってしまう、と心配される方ももちろんいると思いますが、私が推奨するPE1.2号は近年かなりの強度があります。このPEラインを巻いたリールをノーマルタックルの竿に付けても全く問題ないくらいですよ」と最新PEの強度を話す石毛さん。

さすがテンヤマダイ釣りの名手だけあって説得力のある説明だ。

「根掛かりが予想されるポイントで重要なのは、正確でマメなタナ取りです。そのタナ取りをより容易にしてくれるのがLTの魅力です。タックルも軽いですし、丸一日手持ち竿でも疲れませんしね」とライトのメリットを語る。

リールは剛性のあるものを パワーハンドルがおススメ

LTのタックルは、竿は専用のものがベスト。

各社から「ライトヒラメ用」が発売されているのでそれを活用する。

具体的なターゲット表記がないLT用はオモリ負荷が40〜60号で調子は7対3がベスト。6対4調子のムーチングタイプも使用可能だ。

ここで大事なのがリール。

ヒラメ釣りでは“ポンピングは厳禁”なので、魚がヒットすると必然的に竿を曲げたまま、リールの力のみであげるやり取りを行う。だから、リールにパワーが必要なのだ。

「小型リールなのでハイギアタイプで早く巻き上げようと思う人もいますが、正解はパワーギアタイプです。さらに、可能ならパワーハンドルを付けるといいですね。リールは剛性の高いものをチョイスしてください。なにせ、LTでも大ビラメがターゲットですから“パワー勝負”になります」とのこと。

「リールに巻く道糸ですが、PE1〜1.5号を用意してください。私のオススメは1.2号。それと気になる根ズレと絡み防止のためのリーダーですが、捨て糸が3〜4号なので、5号か6号を1ヒロほど付ければよいです」

LT はこのように片手でラクチン!尻手ロープ装着は忘れずに!

オモリは40号がベース 60号まで用意する

さて、オモリは40号がベースとなるが、50号60号を必ず各種用意しておこう。

なぜなら、潮が速い場合は、船長からの指示で重いオモリを使用しなければならないからだ。

横流し釣りを行う可能性があるときは、80号まで準備。

ライトだからといって、「ライト=軽いオモリ」とは考えないようにしたい。

仕掛けは、市販の通常のものでよい。ハリスが6号90㎝で捨て糸4号50㎝が基本だ。

ライトで使用する場合、仕掛けの先糸はハリスと捨て糸をつなぐ親子サルカンのところからカットして、リールのリーダーをそれと結束する。

孫バリ重視。数狙いたいなら トレブル、大型はシングル

「まず、食い渋い状況だからといってハリスは細くする必要はありません。そのうえで親バリと孫バリについてですが、親バリは生きエサを保持するのみのハリと考えています。だから、オールランドな丸セイゴの15〜17号で十分。ヒラメを掛けるハリは孫バリです。このハリに重点をおきます。数を狙いたいならトレブルですね。シングルよりフッキング率はかなり上がります。小物はいらない、とにかく大物がほしいならシングルフックを使います。シングルフックで気を付けたいのは、ハリの強度ですね。細軸でも硬く強いハリを選択してください」とのこと。

アタリを出して、掛ける釣りを目指す

「軽量で操作性、感度抜群のライトタックルを武器とするなら待つ釣りじゃなくて、“アタリを出して掛ける釣り”を目指したいですよね」と語る石毛さん。

具体的な釣り方はこうだ。

「イワシは弱らせないようにハリ付けすることは、言うまでもありませんね。仕掛けを投入後、根掛かりが少ないところでしたら、オモリを着けたまま、そうですね1mほど海底をオモリで引きずる感覚ですかね。そこでアタリがなければ、竿をゆっくりと持ちあげて50㎝〜1mオモリを底からあげます。上げたところで少し間をとり、再びゆっくりとオモリを底へおろします。この動作を繰り返してアタリがなければ、今度は底から1〜1.5mほどゆっくりとリールをまいて止めます。これはヒラメへのアピールです。高ダナキープすることにより、より遠くのヒラメへエサをアピール可能です。アタリがなければ、再び底へゆっくりと仕掛けを下げていきます」

起伏ある根周りや魚礁周辺ではどのように釣るのか。

「根掛かりしやすいところでは、必ず船長がアナウンスします。その指示に従うことが大事です。たとえば、魚礁ではどのようになっているかというと、魚礁の上にいるヒラメはむろん、魚礁のなかにいるヒラメもターゲットにします。魚礁の高さまで船長の指示通りタナを上げ根掛かりを避けると同時に魚礁のなかのヒラメにもエサをアピール。ここでヒットすればむろんオーケーですが、ヒットせず魚礁を通過して底ダチをとりなおすと、その直後にヒットすることがあります。これは、高ダナでアピールされたヒラメが魚礁のなかから出て食うパターンです。繊細なタナ取りが功を奏する瞬間です。LTならこれが容易になるわけですよ」

アタリが出たらあまり待たずにアワセを入れる

「ヒラメはアタリが出てからハリ掛かりさせるのが醍醐味とよく言われ、早アワセはダメと言われてますが、私はかなり早めにアワセます。掛け損じたら、エサの状態などをみて、待つ時間を少しのばしたり、ハリスの長さを調整したりします」

エサの状態とはどういうことか。

「ハリ掛かりしなかったときは、ヒラメの噛み跡がつきますよね。それを見て判断するんですよ。たいてい腹側からかみつきますが、尾近くにかみ跡がつくようなときは、アタリが出てから待つ時間を少し長くとります。それでも待つ時間は短いですけど」

ハリスの長さ調整とはどうことか。

「潮が流れていないときは、ハリスを短くします。例えば90㎝だったら60㎝に。そうすることでイワシがリーダーなどに絡まず、よく暴れるのでヒラメに高アピールします。ヒラメの活性が高いときにも短ハリスは効きますよ」とのこと。

「ライトヒラメをやるときは、乗船前にからなず船宿にできるかどうかを確認してくださいね」とのこと。

テクニックは、LTだからこそまだまだ、可能になることがあるという。

このライトヒラメが可能な夏の飯岡沖でぜひ実践してみてはいかがだろう。

ターゲットは大ビラメ。LT でも十分戦える。そして楽しめるぞ!

銚子・飯岡沖 ヒラメ解禁!釣行レポート

夜明けが美しい飯岡沖。朝いちはチャンスタイムだ

ヒラメのエサはこの生きイワシ

イワシは貴重なので大事に扱おう

ダイワの松永直己さんもLT 推奨派だ

ダイレクトな引きを堪能しよう。近年の道糸は高強度なので安心だ

ピンポイントでは同時ヒットはザラ

取り込みがクライマックス。タモ網のなかへヒラメの頭を誘導する

こんな良型も出る

夏ビラメは高活性の個体が多い

︎「エサで釣るならライト、ルアーならスローがオススメですよ。飯岡沖の夏ビラメをぜひ楽しんでくださいね」と石毛さんは話す

「プロショップ ケイズ」旭店は、国道126 沿いにある

「飯岡沖の夏はライトヒラメがおすすめです」とは、「ケイズ」旭店店長の石毛卓さん

秋から冬の釣り物として定着している関東周辺の生きイワシエサのヒラメ釣りだが、春から夏は産卵行動もあり資源保護の目的で遊漁船は禁漁しているところが多い。

そのなかでももっとも早く解禁するのが銚子・飯岡沖だ。

4月5月の産卵期を除き、ほぼ周年ヒラメ釣りを楽しむことが可能だ。

今期も6月1日に解禁。

「千葉県や茨城県ではヒラメというと“横流し釣り”をイメージする方が多いですが、飯岡沖周辺は岩礁や人工魚礁が多いので解禁からしばらくはその周辺を潮流し釣りでピンポ イントで流すことがほとんどなんですよ。横流し釣りももちろんやることはありますが、主にイワシが北から南下してきたときからですかね」とは、地元、旭の釣り具ショップ「ケイズ」の店長、石毛卓さんの話。

彼は地元の沖釣りに精通している。そんな彼が解禁後の夏に、有効でオススメするのがライトタックルによるヒラメ釣りだ。

「ピンポ イントで釣る場合、タナ取りがカギとなります。その操作を簡単にそして感度よくアタリを察知して楽しめるのがライトヒラメ釣法です。仕掛けは通常のものと変わらないのでぜひこの季節だからこそ楽しんでもらいたいですね」と話す。
 
今期の夏ビラメは、ライトで気軽にヒラメ釣りを満喫してはいかが。

以上の記事は「つり丸」2020年6月15日号の掲載記事です。

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