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開幕!夜スルメイカ&昼乗っ込みマダイ!寺泊沖〜間瀬沖

開幕!夜スルメイカ&昼乗っ込みマダイ!寺泊沖〜間瀬沖

ライトでみんなで楽しく釣る!新潟県・寺泊沖〜間瀬沖の夜スルメイカシーズンが開幕!ライトスルメで気軽に遊ぼう!!昼は乗っ込みマダイ釣りで超大型チャンス!!

※この記事は「つり丸」の過去の取材で撮影、公開した写真を使用し、記事を再編集して作成したものです。

ライトでみんなで楽しく釣る 夜スルメイカ開幕! 昼は乗っ込みマダイベストシーズン!!

開幕した夜スルメイカはライトで! 昼は乗っ込み大ダイ

新潟県内に夏を告げる夜釣りのスルメイカが5月30日に開幕。

昨年は全国的な不漁傾向とはうらはらにムギイカの群れは濃かったものの、それを追った大型青物の回遊のため、パッとしなかった。

群れが濃かったというのは、底引き網漁でかなりの水揚げがあったからだ。

「今年の夜スルメにはぜひとも期待したいですね。大型青物さえ昨年みたいに回遊してこなければ、まずまず楽しめるんじゃないですかね」と予想するのは、寺泊「なかくに丸」の中川貴秀船長。

コマセマダイ、アカイカやアオリイカなどのライトゲームなどにも精通する中川船長だが、気になる今期の乗っ込みマダイについても聞くと、「例年どおり落水沖水深40〜45mの魚礁周りにマダイは乗っ込み始めてますが、潮の流れがない日が多くどうしても魚礁近くでの釣りになってしまうので、エサ取りが多いですね。例年本格化するのは5月20日以降だから、6月は潮も流れるようになってバッチリでしょう」と話す。

ここ中越沖のマダイはこの季節は上越沖と比較されるが、寺泊沖の魅力はなんといっても数よりサイズ。一発大物傾向がズバ抜けて高いのだ。

夜スルメイカのタナは水深 50mより上なのでLTで楽しめる

さて、夜スルメイカだが、寺泊の遊漁船は18時ごろに出船し24時ごろに帰港するという半夜便が主流だ。

船は沖でパラシュートアンカーをおろし潮流しする。

ポイントの水深はさまざま。水深100mから約300mまでそのときの状況による。

とはいっても、深場から浮いたスルメイカを狙うので、狙うタナは水深50mより上となることがほとんど。

活性が高くなるとほとんどが水深20m前後で乗るようになるという。

この海域では、他の海同様オモリ100号、5〜10本の浮きスッテ&プラヅノサビキが使われているが、“タナが浅い”ことからもっと多くの人たちに気軽に楽しんでもらいたい、という目論みでオモリ40号使用のライトスルメ釣法が近年、急激に人気があがっている。

仕掛けを比較しても、スッテとプラヅノの数がライトは3本とかなり少ないが釣果的にはさほど変わらずの実績があるので、人気は毎年うなぎのぼりだ。

オモリ40号3本スッテ& プラヅノ仕掛けで狙ってみよう

具体的なタックルだが、竿は基本的にオモリ40号を背負える短めの竿ならさまざまなものが使える。

調子は8対2〜7対3。

エサ用ならLT用、テンヤ用、マルイカ用、ヒラメ用など。

ルアー用ならバス用、ジギング用、タイラバ、メタルスッテ用、エギング用など。

リールは小型両軸がベスト。
フォール中のアタリを取るのがほとんどのためだ。

PE1〜2号を約200m収納した小型両軸リール、もしくは小型電動リールを用意。

可能なら、水深が表示されるデジタルカウンター付きのものがよい。

仕掛けは幹糸5号でステ糸、枝間、リーダーともに70㎝をとった、3本の枝スのものを使う。

枝スの長さは直ブラの0㎝〜2㎝と短くてよい。

使用するスッテとプラヅノは、3㎝浮きスッテがメイン。

開幕直後からしばらくはムギイカがほとんどだからだ。

プラヅノを入れるならヤリイカ用の11㎝でよい。

スッテの基本色は、「赤白」と「赤黄」。

そのほかは好みでよいという。

そして忘れてはならないのが水中ライト。道糸と仕掛けの間に入れるのが基本だ。

カラーはブルー、白色、紫がよいという。赤はあまり効果がない。

小型で発光力のあるものをチョイスしよう。

この仕掛けがあれば用意は楽

浮きスッテは「赤白」と「赤黄」をベースにして好みの色でオーケー。サイズは3号がメイン

水深50mより下へは落とさない、まずはフォールで探る

さて、釣り方だが、まずは“スルメイカはタナが一定ではない”ということを頭に入れておこう。

つまり、アタリダナを積極的に探る必要がある。

その方法が、“サミングフォール”だ。

やり方は簡単、サミングで1mおきに1〜2秒ストップを入れながら落とすのみ。

広く探りたいときは2〜3m間隔でストップを入れる。

探るタナは水面から水深50mまで。

このときけして50mより下へ仕掛けを落とさないようにしたい。

光の効果で深場から浮いたイカたちを再び沈ませる動作は無駄だからだ。

とはいいつつも、水面からサミングフォールをしていたのでは、なかなかアタリダナをつかめないので、船長が指示する“タナ”を中心にこの動作を行うようにする。

たとえば、水深30m前後に反応があるときは、水深15〜20m付近からサミングフォールをする。

イカが乗るとラインが止まる、ここが乗りダナだ。

ここではすでにイカは乗っているので、素早く糸フケをとって巻きアワセをする。

そのあとは一定のスピードで巻き上げてくると、追い乗りすることが多い。

このサミングフォールで乗らずに、もしくは、アタリがあったがフッキングしなかったときは、船長の指示ダナ下10mくらいまで落としそこから、ジギングでよく使う“ワンピッチジャーク”をしながら巻き上げてくる。

このシャクリ法になれないひとは、ただ巻きにストップをいれながらの巻き上げでもよい。

タナより10mほど巻き上げたら再びサミングフォールを行う。

この繰り返しでオーケーだ。

中越最大のマダイ乗っ込み ポイント落水沖始動中!

中越エリア最大のマダイ乗っ込み実績ポイントは、落水沖水深40〜45mの魚礁周りだ。

今期も例年どおり大型マダイたちが回遊乗っ込み中だ。

釣り方はコマセ釣り。
他エリアとほぼ同様で少量のオキアミコマセをまいて、ハリス長12mの仕掛けで釣るというもの。この釣りに詳しい中川貴秀船長は、

「この季節になるとよく聞かれるのはハリスの長さと仕掛けのバランスについてです。うちでは、ハリス長は12mとしています。基本は2段テーパーですね。上ハリス6〜8号6m、下ハリス5号6mで上下のハリスの接続は重めのサルカンをすすめています。ハリはマダイ11号でビーズなどは全くつけません。あと付けエサですけど、このシーズンはアピール重視でオキアミ2匹抱き合わせがいいです」という。

さらに、「この2段テーパーで食いがよくないときは、ビーズやガン玉など何もつけないドストレートが効果があることが多いですね。ぜひ試してみてください」という。

仕掛けは、中川船長が話したとおりだが、気になる釣り方というと、通常どおり。

コマセをカゴにひとつかみほど入れたら、ビシを指示ダナより5m下まで落とす。

ハリスの潮なじみを待たずにそこから2回に分けて大きく軽く竿をシャクリコマセを出して、指示ダナでアタリを待つというもの。

「潮が動かないときはエサ取り魚が多い魚礁際をメインに流します。そんなときは、置き竿の待ち時間は1分ほどですが、エサ取り魚が少ないときは3〜5分ほどでいったん回収してエサをチェックしてください」とのこと。

エサ取り魚は、ウマヅラ、ゴマフグ、シマフグなど。

どれもエサ取り名人なのでこれらとの闘いに制する人が大ダイを釣りあげているという。

時合いは朝いちと沖揚がり間際 このチャンスを逃すな!

中越沖のマダイは時合を逃すと結果が得られないことが多い。

大ダイ狙いなのでなおさらその傾向は強くなる。

「例年の傾向として、午前船にチャンスが多い気がします。まずは朝イチですね。統計をとってもいい結果が出てます。あとは沖揚がり間際も釣れてます」と船長が話すように、この定番のチャンスタイムは逃さないようにしっかりと準備をしていくことが大事だ。

寺泊沖〜間瀬沖 夜スルメイカ&昼乗っ込みマダイ釣行レポート

深夜の寺泊港。半夜便の帰港はだいたい24時だ

ライトスルメは先調子のロッドが扱いやすい

取り込みや手返しのすやすさを考慮しての枝ス3本仕掛けなのだ

ライトスルメを推奨する釣具店「トミー」のスタッフ。

釣果はノーマルをしのぐことも多い

女性や子供も気軽にエントリーしやすいのも魅力

寺泊の遊漁船のマダイ本命ポイントはこの落水沖。毎年、大型マダイが竿を曲げる

日本海の初夏の海はまるで湖のようにベタ凪ぎの日も多い

落水沖のマダイの反応。活性が高いとマダイはかなり上へ上昇する

落水沖ではこの大ダイが大本命。船長たちも乗っ込み期はこのサイズに照準を合わせて船を流している

昨年、6月6日にキャッチされた6.2㎏(「なかくに丸」)

昨年、6月10日にあがった6.2㎏(「なかくに丸」)

昨年、6月2日にあがった5㎏(「なかくに丸」)

昨年、6月15日の5.3㎏(「なかくに丸」)

昨年、6月1日にはこんな大釣りも記録(「なかくに丸」)

昼のマダイと夜のイカへ案内してくれる寺泊「なかくに丸」中川貴秀船長

寺泊港の老舗、「作十丸」の五十嵐利夫船長。夜も昼も人気の船だ

︎イカ釣り名人の間瀬「光海丸」の小林聡船長。昼はウイリー五目または沖五目へ出船

足りないものは港内にある釣り具ショップ「トミー」へ。イカ関係はとくに充実

新潟県の寺泊港と間瀬港には、6月7月になると夜スルメイカ釣りのシーズンとなり多くのイカファンが訪れる。
 
この季節の日中は初夏とはいえ暑さが日に日に増し、マダイは乗っ込み最盛期。

例年、寺泊の遊漁船は落水沖の人工魚礁周辺に乗っ込むマダイを狙う。

ここでは数よ りサイズが魅力だ。

この周辺の船宿の多くが午前と午後便、半夜便の3便制をとっており午前と午後便はコマセマダイ、夜はスルメイカがメニュー。

つまり、欲張りしたいなら朝から晩まで釣りを楽しめてしまう。

「近年、夜釣りではオモリ40号使用のライトスルメが人気です。もちろん、オモリ100号使用のノーマル釣法もできますがライトのほうがよ り手軽に楽しめるのでオススメですよ」とは、寺泊「なかくに丸」の中川貴秀船長の弁。

間瀬「光海丸」の小林聡船長もこのライトスルメ釣法を推奨している。

昼の落水沖水深40〜45mの乗っ込みマダイは、エサ取り魚との闘いになることが多いというが、そこは早い手返しでカバー。ハリのチモト付近は、ビーズやガン玉など付けずに“軽く”することがカギと中川船長は話す。
 
さて、コロナもほぼ終息しているだろう6月の新潟の海。昼も夜もこの機会にめいっぱい楽しんではいかが。

以上の記事は「つり丸」2020年6月15日号の掲載記事です。

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