アオリイカはまだ小型だったものの、スミイカとモンゴウイカは、良型もまじって元気いっぱいの乗りを見せてくれた


何が出るかな!? 五目のイカ釣りも楽しいぞ。

モンゴウイカは500g前後も多い。2㎏クラスまで育った大型のイカだ。

モンゴウをナメてもらってはこまる! とってもおいしいよ。

スミイカもメインターゲットのひとつ。

シリヤケイカもまじった。

秋の深まりとともに、内房の餌木イカシーズンが好期を迎えた。
主役となるのはアオリイカ、それに加えてスミイカ、モンゴウイカの3種。特にモンゴウイカは上総湊近辺に多いイカで、大型の引き味が魅力だ。また、その濃厚な旨味はアオリやスミイカにも引けを取らない。
アオリは鋭くシャクった方が乗りが良いが、スミイカとモンゴウイカは静かに待つ方が良い。餌木を底すれすれに静止させていると、穂先をスーッと引っ張るアタリが出る。すかさず竿を立てて掛ければ、竿が大きく絞り込まれる。この釣り味は餌木釣りならではの楽しさだ。
餌木の色も重要だ、その日の潮色や流れによって当たりカラーは変わるので、迷った場合は鈴木一雄船長に聞いてみよう。釣り人と一緒に竿を出しているので、その時に効果的な色を教えてくれる。
取材日にはアオリイカはまだ小型だったものの、スミイカとモンゴウイカは良型もまじって元気いっぱいの乗りを見せてくれた。
どれも成長の早いイカなので、11月に入ればシャクった手が止められるほどの重量感が味わえるだろう。凪が続いたあとは好釣のチャンスだ。
以上の記事は「つり丸」2013年11月15日号の掲載情報です。
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