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今期も銭洲は当たり年!イカorムロ泳がせで良型カンパチ絶好調!

今期も銭洲は当たり年!イカorムロ泳がせで良型カンパチ絶好調!

4月に解禁した大物釣りの聖地“銭洲”!今期のカンパチの状態はすこぶるよく、下田「龍正丸」ではイカorムロ泳がせで良型カンパチが絶好調だ!

今期もゼニスカンパチは当たり年!7月はアカイカとムロアジの泳がせの両方を用意!

真夏の晴天時の凪ぎの銭洲岩礁は神秘的な光景となる

当たり年の銭洲カンパチ!イカorムロのタックルを!

4月に解禁した大物釣りの聖地、銭洲は今期もカンパチは当たり年だ。

10㎏前後の良型ばかり、出船すれば連日コンスタントにキャッチされている。

4月~7月のイカの時期のカンパチのマッチ・ザ・ベイトはアカイカ。

伊豆諸島周辺のアカイカ漁が豊漁ということもあり、エサのアカイカが手に入れば高確率で良型のカンパチをとらえることが可能だ。

そして、この時期のもうひとつの魅力はカンパチの味。

アカイカを捕食しているカンパチたちは、身にたっぷりと脂をたくわえている。

とくに今期の魚は状態のよい個体が多い。

とはいうものの、コロナの影響で貴重なアカイカエサのシーズンは、出撃不能だった日も多く、7月はすでに終盤戦。

漁師が獲るイカエサがなくなると、ムロアジ泳がせが本格化していくのが例年のパターンだ。

7月はそんな端境期の銭洲なのでタックルは、アカイカ用とムロアジ用と用意することとなるが、泳がせタックルは同じ。

異なるのは仕掛け。

そして、ムロアジエサは自分で釣らなくてはいけないので、ムロアジ用のタックルを用意しなければならない。

お土産の五目釣りを加えれば、3種の釣りのタックルを用意することとなる(上イラスト参照)。

アカイカは事前に船長に申し込みをして購入

エサ釣りからスタートする銭洲釣行!

銭洲は資源保護のため、1月~3月の禁漁期間が設けられているほか、実釣可能な時間も決められている。

7時~13時がそれ。

だが、6月より6時~7時までエサ釣りが可能になっている。

つまり、アカイカエサ搭載の場合は、このエサ釣りは必要ないが、イカエサが少ない場合やない場合は6時よりエサ釣りを行う。

そのエサはムロアジ。五目釣りのゲストのイメージがあるので「エサ釣りなんかカンタン!」なんて軽い気持ちで臨むと痛い目に遭うことが多い。

エサがなければ、泳がせ釣りは成立しないからだ。

まずは、このエサ釣りを真剣に行い、最低でも10匹はムロアジを確保しよう。

釣り方はLTイサキやLT五目釣り、ウイリーシャクリ釣りと同じだ。

少量のアミをまき、ムロアジ専用のサビキで釣る。

水深20m以浅に群れるムロアジを釣ることが多く、ほとんどが水面直下、また水深5~10mほどで釣れることを覚えておこう。

釣れないからといって、船長の指示ダナよりビシを下げるのはエサ釣りではタブーだ。

生きエサ釣りなので、エサは必ず生け簀で泳がす。

できるだけ魚にダメージを与えないために、魚からハリを外すときはハリ外しを利用し可能なかぎり魚に直接に手を触れないことも必要だ。

そして、アカイカエサがある場合、けしてアカイカとムロアジを同じ生け簀で泳がせないこと。

魚を釣る前の小言のようにも思えるがこのような気遣いが結果に大きく影響するのが銭洲の泳がせ釣りだ。

生きエサは大事に扱う。生け簀の管理を万全にしよう!

エサのムロアジは生け簀で生かす

さて、釣ったムロアジだが、生け簀の管理に意識を配るようにする。

生け簀のホースが抜けていないか常に気をくばろう。

また、死んだエサがいたら一緒には入れておかない。

高水温時は連鎖して次々と死んでいくこともある。

また、生け簀内での血抜きなどは言語道断。

とにかくカンパチ釣りでは生け簀の管理をきちんとすることがカギだ。

大事なエサ付け。ハリ付けは 濡れた手ですばやく行う

まずはアカイカについて。アカイカは親と孫の2本バリが主流。

親バリはアシスト的なハリ、イカを安定して泳がせるもの。

メインは孫バリなのでゲソの付け根にしっかりとハリを刺し抜くことをこころがけよう。

ムロアジは、1本バリで鼻掛けか上アゴ掛けが基本。

好みのやり方でいい。

ハリ付けの際、乾いた手で魚体に直接触れることは避けたい。

ダメージを与えるからだ。

ムロのエサ付けは鼻掛けが基本

泳がせ用とエサ釣りor五目用の2本の竿をセッティング

各自釣り座には、泳がせ用とエサ釣りor五目用の2本の竿をセッティングするのが基本だ。

エサ釣りは、釣り開始前のみではない。

足りなくなれば、各船宿の船長はエサ釣り時間を設けエサ釣りをする。

だから、事前に2本の竿をセットしておくのだ。

もちろん、エサもしくは五目釣りをしないようなら片付けてもよい。

投入後、必ず底から10~15mは探り、上げ下げを繰り返す

さて、釣り方だが、近年の銭洲では置き竿釣法はタブー。

カンパチ釣りでは船長がカンパチの反応を見つけて投入の合図だすことがほとんどなので、投入しオモリが着底してすぐにアタリが出ることが多い。

その状況を期待し、船長の合図の前にハリにエサを丁寧に付け構えておく。

仕掛け投入後は、船長がアナウンスした水深を意識。

着底したらすばやく糸フケをとり手持ち竿でリールを巻き始める。

根掛かりがきついところでは、すばやく2~3m巻き上げ根からオモリを離し、デッドスローでリールをまく。

カンパチがエサをロックオンすると、しつこくエサを追う。

竿先にはそのエサの暴れが表現され、前アタリとして伝わる。

アカイカの場合は、クンクンクンとイカが引っ張るアタリの次に一機に竿が引き込まれることが多い。

ムロアジの場合は、ブルブルブルと魚がバイブしているような振動が竿先に出たり、竿先がフっと軽くなってテンションが抜けて、オモリを持ち上げられるのような引きのあとにグングングンと下方向に重量感とともに引き込まれる。

感覚的にはイカエサは穏やかなアタリのあと、一機に引き込まれ、ムロアジは細かく派手なアタリのあと、少し時間がかかってからカンパチが引き込むと覚えておくといいだろう。

とはいうものの、食いがよいときは、オモリの着底と同時にすでにカンパチはエサを食っていて、巻き上げに入ったときにはヒットしているパターンがほとんど。

このように泳がせ釣りでは、ポイントの流しはじめの第1投目がどれだけ大事か分かっていただけただろうか。

アタリがない場合や、アタリがあっても竿先がなかなか食い込まない場合は、基本は底から10mの間をデッドスローで巻き続けてタナを探り続けることが大事。

10m巻き上げたら再び底ダチを取り直し、巻き上げの誘いをする。

これの繰り返しだ。

そして、エサが暴れるタナで止めてカンパチの食い込みを待つ。なかなか食わなければ、エサを上下させて食い込みを促す。

それでも食わなければ、その個体はあきらめて次のやる気のあるカンパチに狙いを定め変えをし、誘い続けよう。

アワセは慌てず、十分に食い込ませてから竿を持ち上げる

大物釣りなのでアワセは大きく強くと思っている人がいるだろうが、竿を持ち上げるよにアワセを入れる、が正解。

テンションを張ることで魚はさらに抵抗する。

それに耐えるだけでもハリの刺さり具合が増すが、大き目のアワセを入れるのは、この持ち上げのアワセのあとだ。

銭洲 泳がせカンパチ釣行レポート

激うま良型カンパチラッシュ!!

岩礁のすぐ際もポイントだ

海の中は魚でいっぱい

今期も当たり年だ!泳がせで良型カンパチが絶好調!!

アカイカ泳がせは終盤。ムロアジ泳がせ同時開幕中!

カンパチとファイト中。強烈なトルクとの格闘がアドレナリンを一機に放出する

取り込みは全員協力体制で行おう

ムロアジでヒットしたカンパチ。これからのエサの主力はムロになる

常連の藤沢市の相田さんは細い腕で好ファイト。良型をキャッチ

このサイズも脂がたっぷりとのっている今期の銭洲のカンパチ

13㎏の見事なカンパチ。アカイカエサでヒット

こちらの10㎏オーバー。アカイカエサだ

15㎏浮上!このサイズとなると引きはかなり強い

キハダ回遊中!生きエサ&ルアーでキャッチ

ムロアジエサにヒットした17㎏のキハダ

ジギングでもカンパチは好反応

トップゲームでキャッチした17㎏

ツムブリは敬遠されるが、食べるとけっこううまい

10㎏オーバーをなんと2本もキャッチ

これだけ釣れれば大満足。クーラー満タン

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田港「龍正丸」

4月に解禁した大物釣りの聖地、“銭洲”。コロナの影響で出船回数は少なく実際今期のカンパチの状況がどうなっているのか心配されていた。

フタを開けてみれば、マッチ・ザ・ベイトでエサとなる伊豆諸島周辺のアカイカが豊漁であると同時にカンパチも好調の報が届いた。

「5月いっぱいと6月初めまではアカイカエサがあれば、確実な釣果があったけど、6月からはムロアジもよく釣れて、そのムロでもカンパチがよく釣れるようになったね。だから、6月からは両方の生きエサで狙っているよ。どうしても、アカイカは漁師から買っているから一人が使える数には限りがあるけど、ムロもよく釣れるのでそれでカバー可能です。7月以降はアカイカがなければ、ムロアジエサがメインになるのでエサ釣りの準備も万全にしてくださいよ」とは、銭洲遠征船の老舗、下田「龍正丸」の鈴木豊船長の言葉。

豊富な経験と卓越した操船力、野生の感がプラスされたエキスパート船長だ。
 
アカイカエサが手に入れば、カンパチキャッチの確率は各段にアップ。

船長の投入の合図でタイミングよく投入出来さえすれば、良型カンパチを高確率でキャッチ可能だ。

今期のカンパチの状態はすこぶるよく、身には霜が降るほど、脂がたっぷりの個体がほとんどだ。

このグルメなカンパチを味わいたいならできるだけ早く行くことをおすすめする。

※各銭洲遠征船ではコロナウイルス感染症対策を万全にしてますが、体調が悪い人は乗船は控えてください。

以上の記事は「つり丸」2020年7月15日号の掲載記事です。

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