MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
キハダの夏①解禁!カツオと両狙い!相模湾のコマセ釣り編

キハダの夏①解禁!カツオと両狙い!相模湾のコマセ釣り編

キハダの夏①8月からコマセ釣り解禁!シーズン初期はカツオと両狙いが主体となる!タックル、仕掛け、ハリス、付けエサ、タナ取り、釣り方を完全解説!

8月からコマセ釣り解禁!シーズン初期はカツオと両狙いが主体となる!

相模湾のコマセ釣りは8月からスタート!

今年の相模湾は、6月後半ぐらいからキハダが回遊し始めた。

相模湾のキハダ、カツオを狙うには、時期による釣り方の制限があり、コマセ釣りは8月から解禁する。

それよりも前の時期に狙うには、生きイワシエサのフカセ釣りかルアーだ。

今年の梅雨は長く、しかも7月はシケの日が多く出船は限られた。

それでもフカセ釣りやルアーで20~30㎏のキハダをはじめ、カツオもポツポツと取り込まれたので、8月以降のコマセ釣りにも期待がかかる。

コマセ釣りのシーズンは8月から開幕して、群れが見えなくなる11月半ばぐらいに終了するのが例年のパターン。

8月はコマセ釣りのシーズン初期にあたり、カツオの群れについたキハダを狙うパターンになりやすい。

そしてシーズン中盤以降はキハダの群れが増え、専門に狙えるようになる。

コマセキハダのタックルについて!

コマセ釣りでキハダを狙う場合、竿は専用竿、青物用、ライト泳がせ用などがオススメ。

ムク素材を使ったビシアジ用も流用可能だ。

長さは、いずれのタイプの竿も1.7~2.5mが扱いやすいだろう。

リールはとにかく頑丈なものを選ぶこと。そしてドラグが強く、ドラグ性能もいいリールがベスト。

PEラインの8~10号を400m以上巻ける手巻きの中型両軸リール、または中大型電動リールがオススメ。

体力に自信がない人は、電動リールがとくにオススメだ。

ちなみにコマセでカツオを狙う時も、このキハダタックルでOKだ。

固定テンビンと遊動テンビンの違い

キハダ釣りではテンビンも重要だ。

この釣りで使われるテンビンは遊動式と固定式の2種類。

遊動式は、魚が掛かって走ると、テンビンまたはビシの部分が置いていかれるようにズレるのが特徴。そのため、ハリスや道糸にビシの抵抗がかからず、ハリス切れしにくいのが利点。

固定式は、いろいろな釣りに使われる一般的な片テンビン。

遊動式に比べるとハリスに負担がかかるが、そのぶん魚にも負担がかかる。

そのため海面までキハダを巻き上げてきたときには弱って、取り込みやすい場合が多い。

船によって使用するテンビンが制限される場合があるので、必ず釣行前には確認しておくこと。

使用制限はおおまかに次に示す3通りの場合がある。

①、固定式も遊動式も使用可

②、遊動テンビン使用禁止

この場合はキハダとカツオの両狙いの船が多く、カツオが掛かってオマツリしたときに遊動テンビンだと解くのが大変だという理由からだ。

③、キハダ狙いの時だけ遊動テンビン使用可

船中全員がキハダを狙う時は、カツオのように一度に何人もヒットしてオマツリすることが少ないからだ。

いずれのテンビンもとにかく頑丈なものを使うこと。

テンビン本体だけでなく、装着されているサルカンやスナップなども注意しよう。

とくにビシをつなぐスナップが小さいと、魚が走ったときの衝撃でスナップが開いたり、破損することも珍しくない。

ビシはプラビシかステン缶、オモリの号数に注意しよう

ビシはステン缶かプラビシ。

好みのものを使おう。ビシのサイズはLまたはFL。

一日に使用できるオキアミコマセの量が3kgと決められているので、FLサイズを使用する人も多くなっている。

そして注意したいのがビシのオモリの号数。

数年前までは、ほとんどの船が80~100号を使用していた。

ところが近年では早くタナに落とすために、120号や150号を指定する船も出てきている。

120~150号のビシは売られていることが少ないが、最近ではポツポツと販売されるようになってきている。

入手できない場合は、オモリが付いていないプラビシを買ってきて、それに120~150号のオモリを付けるといいだろう。

またメーカーによっては、専用の増しオモリも発売されている。

ステン缶の場合は、100号のステン缶を購入し、ビシアジ用の増しオモリを中に入れる方法もある。

ハリスとハリについて

キハダ狙いのハリスは、フロロカーボンかナイロンの20~30号が一般的。

食い渋り時には20号よりも細いハリスを使う人もいるが、最低でも18号以上を使いたい。

昨年は50㎏以上のキハダヒットに沸いた。

そのサイズが頻繁にアタるときは、慣れない人は24号以上を使うといいだろう。

ハリスの長さは狙い方やシーズンによって変わってくる。

シーズン初期は短め、シーズン後半になるにつれて長めが使われる。

また群れを追いかけて狙う場合は短め、船を長い時間じっくり流して狙うときは長めにするのが近年のパターン。

具体的には、シーズンを通して群れを追いかける場合のハリスは、長さ2~3ヒロが基本。

シーズン初期にじっくりと長い時間流し込むときは3~4ヒロ。

シーズン中盤以降、長い時間流し込むときは4~6ヒロ。

ハリはキハダ専用のほかヒラマサバリや青物用などが使われるが、とくに理由がなければキハダ専用がオススメ。

環付きタイプとタタキバリの2種類あるが、状況によって使い分けよう。

環付きタイプは太ハリスを結びやすく、このタイプのハリへの結び方は強度もある。

そのため、ビギナーやスタート時には、環付きバリの仕掛けを使うといいだろう。

キハダ用の環付きバリには形状も種類がある。

ムツバリのような形状、ヒラマサバリのような形状、その中間の形状など。

ムツバリに似てハリ先が内側に入った形状は、飲まれにくいのが特徴。

キハダの歯は鋭く、ハリを飲まれるとハリス切れしやすい。

アタった瞬間や直後に切れるのは、飲まれるのが原因。

これを防ぐには、このタイプがオススメ。

タタキバリは環付きバリに比べると軽い。そのため食い渋り時によく使われる。

環付きバリに比べると結びの強度が出にくいので、チモトを補強するなどの工夫が必要だ。

初期はキハダとカツオの両狙いになりやすい!

前述もしているが、シーズン初期のキハダはカツオの群れに着いていることが多く、カツオとの両狙いになりやすい。

この場合、船はソナー(超音波を使って周囲の魚群を探す装置)を駆使してカツオとキハダの混成群を追いかける。

群れを見つけると、その進行方向に船を先回りして仕掛けを投入。

群れが船の下を通過すれば、誰かにヒットするという作戦だ。

しかし、相手は生き物。考えたとおりに事が運ばないこともしばしばある。

船や投入した仕掛けを避けるように群れが動くこともあるのだ。

群れを追いかける場合に重要なのは、合図とともに即仕掛けを投入すること。

投入に遅れると群れが船下を通過してしまうからだ。

キハダとカツオの混成群を追いかける場合は、「20~30m」のように幅のある指示ダナが出される。

キハダを狙うなら、迷わず指示ダナの下限(この場合、海面下30m)にビシをセットしよう。

群れの上方にカツオ、キハダはカツオの下を泳いでいるとされるからだ。

また、船によっては「カツオは20m、キハダは30m」のように魚種別にタナを指示する場合もある。

群れが船下を通過するとすぐにアタりやすいので、タナ取り後は竿をロッドキーパーに置くのではなく、手にもってアタリに備えよう。

そして竿先に「ブルッブルッ」とか「コンコン」というアタリが出たら、竿を立ててしっかりとアワせること。

ここでアワせることができれば、ハリを飲まれることなく口先にハリ掛かりしやすい。

ハリ掛かりしたらやり取りだ。キハダが掛かると糸が勢いよく出ていくので止まるまで出そう。

走りが止まったら状況に応じてドラグを絞めながら巻き上げてくる。

最後は船長、または船宿スタッフにハリスを手繰ってもらいタモ入れ、またはギャフで取り込んでもらう。

シーズン中盤以降は船を流し込んで狙うことも

シーズン中盤以降になってくると、キハダの反応が多くなってくる。

このような状況では、あちこちにキハダの反応があるので、シーズン初期のように群れを追いかけず、反応の近くに船を止めて長い時間流し込んで狙う。

また、この頃には、カツオは狙わないキハダ専門船も出てくる。

この流し込みのパターンでは、シーズン初期よりもタナが深くなる。指示ダナが50mより深くなることも珍しくない。

そこで重要なのが指示ダナを守ること。

指示ダナを守らずに一人でビシを深いタナにセットしていると、キハダが警戒して船下に入らなくなるからだ。

また、頻繁に誘ったり、激しく竿を振ってコマセをまいたりしても反応が船下に入らなくなるので注意しよう。

シーズンが進むにつれて長いハリスを使うようになるのは、このように警戒してビシに近づかないキハダを食わせるためだ。

コマセマダイの感覚で、静かに狙うことを心がけよう。

流し込みのパターンでは、群れを追いかけるときと比べれば1流しの時間が長い。

ロッドキーパーに竿をかけてアタリを待ってもいいが、船長から反応が入ってきたというアナウンスがあれば、竿を持ってアタリに備えよう。

アタリがあったら、しっかりとアワせること。

以上の記事は「つり丸」2020年8月15日号の掲載記事です。

関連記事
金沢漁港出船のLTアジが絶好調!ビギナーにもオススメ!幅広の美味アジが手軽に釣れる!!とびきり美味な近場の東京湾LTアジを堪能しよう!
横須賀沖のタチウオが夏モードに突入!新安浦港の「義和丸」ではメーターオーバーの大型含みで順調な釣果を上げている。
夏の人気ターゲット!東京湾のカサゴが浅場で最盛期!「ドジョウカサゴ」の老舗宿「巳之助丸」では良型主体にトップ40~50匹前後が釣れている。安藤麻貴ちゃん自己流必勝法も紹介!
特大の〝ガマガエル〟サイズが揃う!鹿島沖のショウサイフグに絶好の乗っ込みシーズンが到来!大いに盛り上がっている。攻略法をチェックして圧巻の引きを楽しもう!!
夏の東京湾!羽田「かめだや」では、元気できれいな好敵手!シロギスが絶好調!束釣りOK!!良型一荷連発中だ!夏空の似合うシロギス釣りに出掛けよう!!
最新記事
東京湾の江戸前マダコが好調!好漁場として有名な小柴沖で、モンスター級が連日顔を出している。金沢八景「小柴丸」でも餌木タコが大人気!今年も激アツ!マダコフィーバーだ!!
金沢漁港出船のLTアジが絶好調!ビギナーにもオススメ!幅広の美味アジが手軽に釣れる!!とびきり美味な近場の東京湾LTアジを堪能しよう!
横須賀沖のタチウオが夏モードに突入!新安浦港の「義和丸」ではメーターオーバーの大型含みで順調な釣果を上げている。

新型コロナウイルス
つり丸編集部の取り組み

船宿一覧

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読