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激アツ!泳がせorルアーでカンパチ・ヒラマサ!銭洲&イナンバ

激アツ!泳がせorルアーでカンパチ・ヒラマサ!銭洲&イナンバ

大物釣りが盛んな伊豆諸島周辺では、生きエサの泳がせ釣りやジギングで、カンパチやヒラマサなどの青物たちが激アツ!ヒートアップ中!夏の日帰り遠征釣行にぜひチャレンジしてみよう!

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気軽にエントリーしよう!夏の日帰り遠征釣行泳がせorルアーでカンパチ・ヒラマサ、キハダを狙う!

8月は伊豆諸島遠征釣行の最適シーズン

伊豆半島の先端から約80㎞南方に突出する岩礁帯が銭洲だ。

大物釣りの聖地ともいわれ、過去数々のドラマがここで生まれた。

現在の遠征大物釣りはここから発信、発展したと言っても過言ではない。

その代名詞ともなっているのが生きエサの泳がせ釣りだ。

近年はより軽量なタックルで楽しむスタンディング釣法が主流となっているが、その大半はこのフィールドから発信されていった。

その大物釣りの聖地“銭洲”は、国の厳しい審査を通過して限定近海許可(JG)を得た遊漁船のみが行くことができる。

この許可でさらに遠方へ行くことが可能であるが、その最南端が伊豆半島から約100㎞のイナンバだ。

8月には、伊豆諸島の岩礁帯、とくに浅場を有するところには、ムロアジの幼魚・チビムロが集結する。

それを捕食するために集まるのがフィッシュイーターのカンパチやヒラマサだ。

マッチ・ザ・ベイトのチビムロを釣ってからエサにして狙うカンパチ釣りが始まるのがちょうど8月。

まさにこれからは泳がせ釣りには最適な季節なのだ。

とはいいつつも、泳がせ釣りには、ターゲットがカンパチやヒラマサなどの大型魚のため、釣果には多少のリスクはある。

しかし、特に銭洲釣行では、伊豆を代表する高級魚でおいしいウメイロを釣るのでお土産は心配ない。

食いが活発で1時間ほどで中型クーラーならが満タンになるほどからだ。

イナンバは、この時期黒潮の本流コースになることが多く、潮が速い。

深海から岩礁が突出しパヤオ的な地形を有しているため、黒潮の申し子のキハダやキメジ、カツオなどがほぼ周年にわたり回遊。

つまり、ここのメインターゲットはキハダやカツオになる。

だから、ジギングやキャスティングなどのルアーフィッシングがメインで楽しめる。

この島の周りは広くはないが水深100m以浅のところがあり、そこではカンパチやヒラマサがジギングのターゲットとなる。

生きエサをこの島周りで釣るのは厳しいが、生きエサがあればもちろん泳がせ釣りも可能だ。

船宿集合は1時から2時。船内で仮眠をとってから実釣!

伊豆遠征釣行は行きは3時間以上の仮眠ができる。

なぜなら、深夜出港、夜の海を進むため、船宿集合は1時から2時で遠征船は各船、出港してからは安全を確保するためスロー走行を実施。

3時間前後で銭洲に到着。船内は個別のベッドが用意されており、エアコンが効いた船内でぐっすりと眠ることができる。

イナンバへは片道4時間~5時間を要する。

銭洲の実釣時間は7時から13時までの6時間と決められているが、ムロアジエサが必要な時期のみ、エサ釣り時間として6時から1時間釣りが可能だ。

チビムロを釣ることが前提、夏の銭洲遠征タックルとは

8月の銭洲のメインはカンパチだ。まずは、エサのチビムロを釣る。

よって、このエサ釣りのタックルを必ず用意しなくてはいけない。

チビムロは、ほぼ表層で釣るため、タックルはライトなものでオーケー。

具体的には東京湾などで人気のLTアジなどのタックルが流用できる。

これに、コマセの振り出し量の調整が可能なプラビシにオモリは30~60号を装着。

LT用のオモリとプラビシが一体化したものでもいい。

リールは手巻きの小型両軸でオーケー。

LTといっても道糸はあまり細すぎるのは扱いにくい。

PE2号~3号を巻いたものをチョイスしよう。

泳がせタックルは、いわゆるスタンディングタックルを用意。

竿は専用のものがよく、リールは手巻き両軸リールでパワーがあるもの選択。

道糸は8~10号を300m収納する。

リーダーはナイロン50号を3~5m、摩擦系ノットで接続。

ハリスは40号をメインにエサの大きさでハリスに太さとハリを替えていく。

30㎝未満の中型のムロアジ、大型ムロアジの場合は40~50号長さ2mのハリス、ハリは泳がせ24号前後。

20㎝前後のチビムロの場合、ハリス30号、ハリは泳がせ21号前後を使う。

お土産の五目釣りやシマアジ狙いは、近海用の2m前後のショートロッドと中型電動リールの組み合わせがベター。

道糸はPE4号でいい。

ビシはオモリ100号を使用。

テンビンを介して、ハリス8号全長3m3本バリのウイリーバケ、または空バリ仕掛けを用意しよう。

仕掛けは必ず6号以上のものを用意しよう。

細ハリスはバラシを多発させるばかりか手前マツリの原因となる。

これがチビムロ。表層で釣ろう。釣れるときは簡単に釣れるが、なかなか手ごわい相手だ。このエサをいかに上手に釣るか否かで勝負がほぼ決まる

イナンバはルアーで攻略、メタルジグは200gがメイン

イナンバはルアーでキハダやカツオ、カンパチ、ヒラマサを攻略するが、メインはジギング。

ジグのサイズの基本は200gのセミロングだ。

これに合わせたタックルを準備。

ジグのサイズは150g~300gまで各種。

カラーはキハダやカツオはシルバーを基本にカンパチやヒラマサは赤金やグリーンゴールドなども有効だ。

リールはベイトでもスピニングのどちらでもよいが、軽くキャストして広範囲を攻めることになるのでスピニングがおすすめだ。

道糸はPE3~4号をメインしリーダーはフロロ20号前後5mを接続する。

銭洲ではとにかくエサ釣りを真剣に!エサの管理を

洲の泳がせ釣りは、エサ釣りで決まるといっても過言ではない。

生きエサであるムロアジを真剣にそして、確保したエサの管理を徹底しよう。

ムロアジはアミを使い、専用のサビキで釣る。

ムロアジの習性を利用する釣り方なので、必ず船長の指示に従い表層で釣らなくてはいけない。釣れないからといってタナはけして下げてはいけない。

アミのまき過ぎもタブー。
一回の振り出し量、もしくは表層投げまきは、ごく少量で集魚効果は抜群だからだ。

お目あてのチビムロほど表層に浮くことをしっかりと頭に叩き込んで釣るように。

ヒットしたら難しいのが抜き上げだ。多くの人は、この抜き上げ時にポロリと魚を外してしまう。

躊躇せず一気に抜きあげるのがコツだ。

抜きあげた魚は直に手で触らず、ハリ外し器を使おう。

これを使うことで魚へのダメージを軽減できるからだ。

そして、イケスでのエサの管理も大事。

具体的には、ホースからの放水量がきちんとあるか、魚を入れすぎてはいないか、ホースがイケスから外れていないかなど、随時チェックをしたい。

これのいずれかひとつでも見逃すとイケスのなかの魚はあっという間に死んでしまう。

泳がせは船長の合図で一斉に投入を心がける

カンパチ狙いでは、船長はカンパチがいるであろう、反応をみつけそれにエサが直撃するように、仕掛け投入の指示をだす。

だから、エサは移動中にハリにかけておかなくてはいけない。

この理由により船長の合図と同時に投入できれば、かなりの確率でカンパチヒット率が上がるのだ。

生きエサのハリ付けは、さまざまだが、鼻掛けを基本とするとよいだろう。

エサの数が十分にあるときは、ハリ先を口の中から刺す上あご掛けでもよい。

このエサは生きのよさがカギなのでできるだけ、投入の合図の直前に行うのがベストだ。

仕掛け投入後はオモリ着底後、素早く1mほど巻き上げる。

根掛かりを防ぐためだ。

その後はデッドスローで底から10mほど巻き続ける。

巻き上げ中、変化がなければ再び底ダチを取り直しこれを繰り返す。

置き竿のままでアタリを待つことがない、ルアー的な釣り方が現在のカンパチ釣りだ。

アタリは、竿先に現れる。
まずはエサが逃げ惑うための暴れが竿先に出る。

このアタリが出たらリールの巻きを止め食わせの態勢をとる。

竿先が海中にグイグイグイとしっかりと食いこまれたら、竿を持ち上げる。

これでさらに引きが強くなったら、この時点で強くアワセを入れるようにしよう。 

船長が「根掛かりするよ」などとアナウンスしたポイントでは、魚がヒットしフッキングしたあとはできるだけ、魚を根から離すことを頭に入れておこう。

根から10~15m離すまで巻き上げれば安心だ。

つまり、ヒット直後の攻防がかなり重要なのだ。

イナンバでは沖でカツオ・キハダと浅場でカンパチ狙い

イナンバでのルアーゲームは特徴がある。

それもそのはず、キハダやカツオは水深がある沖がメインのポイントだが、カンパチやヒラマサなどの青物は島に近い浅場がフィールドになるからだ。

たいていの場合、潮の流れが速いので沖から島方向へ順に攻める大流しスタイルが行れる。

イナンバ島を見ながら、深場か浅場かを判断し、ボトムか中層どちらかを探るのかを判断しよう。

ジグの操作はキハダ・カツオ、カンパチともにワンピッチジャークのみでオーケー。

船長は反応の濃いレンジを計算して攻めるタナをアナウンスする。

具体的には、沖の流しはじめは水深が200m以上であっても、水深100~120mまでジグを落としてシャクリ始めるというもの。

ジグを落とした水深の半分、つまり水深50m前後までシャクったら再び、100m前後までジグを落とす。

それの繰り返しだ。

島に船が近づきボトムの水深が70mより浅くなったらボトムまでジグを落としてシャクルようにしよう。

潮が速いことは前提だが、ボトムがなかなか取れずに道糸ばかりひたすら出ていく場合は、船長がいう水深の1.5倍ほど道糸が出された時点で止めてそのからシャクリ始めよう。

浅場では、ジグを入れっぱなしではなく、適度に回収をして入れなおすことも魚にアピールさせる手段のひとつだ。

エサ師もジグを用意!電動ジギングもおすすめ

生きエサの現地確保が難しいイナンバでは、エサ釣り組は泳がせ釣りは困難だ。

そんなときは、電動ジギングにトライしてみよう。

ロッドは五目用、もしくは泳がせ用でよいが、中型電動リールに収納している道糸は4号以下のものを使用。

太い道糸では他のルアーアングラーの道糸とオマツリとなるのでそれを避けるためだ。

リーダーのセッテング、ジグのセレクトは通常のジギングと同じでよい。

慣れないシャクリ動作でもイナンバではかなり効果がある。

とくにヒラマサには実績がある。

銭洲・イナンバ 泳がせ&ジギング釣行レポート

チビムロ泳がせ釣り、シーズン開幕中!

イナンバルアーはカンパチ、ヒラマサ カツオ etc よりどりみどり

真夏の銭洲は静かな海が多い

泳がせはヒットしたらファーストランのやり取りが最も大事。強烈な引きに耐えよう

今期の銭洲はネープルス周辺だけでなく、ダルマ周りにもカンパチが回遊中だ

ムロアジの泳がせで銭洲のダルマ前でヒットした9㎏のカンパチ

銭洲のお土産は高級魚〝ウメイロ〟

近年、銭洲のウメイロは高活性。島の近くの浅場で入れ食い

激流イナンバはジギング有利!

黒潮が通っているイナンバは潮の流れが速い。ジギングが主流だ

17kg!

電動ジギングでヒットした17㎏のヒラマサ。ヒットレンジは水深90m

14kg!

セミロングジグにヒットした14㎏のヒラマサ

海面に姿を現す大型ヒラマサ。最後まで抵抗する

20kg!!

イナンバで泳がせにヒットした20㎏のヒラマサ。生きエサがあれば泳がせ釣りは可能

イナンバ島のそばの浅場ではカンパチがメインターゲット。ワンピッチジャークでリズムよくシャクろう

いったんスイッチが入るとカンパチは2人3人4人と同時ヒットした

イナンバジギング好調!

カンパチ高活性!!

シャクリ上手なアングラーにヒットするカンパチ

9kg!

このカツオはなんと9㎏。丸太だ

クロカッポレが多くまじった

キメジも多い

イナンバでムロアジにヒットしたカンパチ

イナンバのルアー船の釣果。半日ひっきりなしのバイトにみんな大満足

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・手石「南伊豆忠兵衛丸」

さあ、熱い夏がやってきた。

大物釣りが盛んな伊豆諸島周辺では、カンパチやヒラマサなどの青物たちが、ターゲット。

生きエサの泳がせ釣りやジギングでヒートアップ中だ。

「銭洲ではムロアジの泳がせ釣りが開幕中です。7月半ばにはすでにチビムロが釣れ始めていますので、8月に例年どおり本格化するでしょう。イナンバは黒潮が通ってますが、キハダ・キメジ、カツオなどをメインにカンパチ・ヒラマサがジギングで釣れてます。高確率でヒットするので誰にでも楽しめますよ」とは、伊豆遠征船の老舗、手石「南伊豆忠兵衛丸」の浅沼清人船長。

今年の春に「第23号忠兵衛丸」のエンジンを新品に乗せ換え、万全の体制で釣り人たちを受け入れている。
 
銭洲は、カンパチがメインターゲット。マッチ・ザ・ベイトのムロアジの幼魚、チビムロをいかに上手に確保できるかがカギとなる。

そして、お土産においしいウメイロを釣る。

ここ数年、この魚は15年前の銭洲のように湧き、短時間で良型を数釣ることができる。
 
イナンバは限定近海許可船で伊豆半島から行ける最も遠い海域。

パヤオ的な役割をする岩礁のため、キハダやカツオなどの回遊魚がメインターゲット。

そのため効率のいい釣り方はジギングだ。

黒潮の申し子たちのアタリを数多く楽しみたいアングラーには最高のフィールドといえる。
 
けして敷居は高くない伊豆遠征に、この夏、ぜひ気軽にチャレンジしてみてはいかが。

以上の記事は「つり丸」2020年8月15日号の掲載記事です。

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