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水深100m台で特大アカムツ!マゾイも連チャン!福島県 小名浜沖

水深100m台で特大アカムツ!マゾイも連チャン!福島県 小名浜沖

福島県・小名浜沖”太平洋最北”開拓途中のアカムツフィールドが開幕!シーズン初期は水深140〜170m。50㎝級の超大型アカムツを積極的に狙おう!!

今年も始まった小名浜沖!連日、アカムツ探索中!

今期で3シーズン目を迎える福島県小名浜沖のアカムツ釣り。

茨城県波崎沖カンネコ根で端を発したこのアカムツ釣りだが、感覚的にはそのフィールドが少しずつ北へひろがり、3シーズン目にしてようやく春から秋のアカムツの行動パターンが分かりかけてきた、という状況。

それだけに釣果の日ムラは否めないが、水深が100m台と浅く犬吠埼沖や波崎沖のアカムツタックルをそのまま使え、自らが開拓者になるフィールドであることも手伝って、名人クラスの手練れたちが好んでこの海域にチャレンジしている。

その今期の現状を小名浜港「第八龍神丸」の佐藤忠年船長に聞くと、「6月半ばからですかね、調査をし始めたのは。昨年一昨年の実績ポイントと底引き漁師の情報と合わせて、探索をしました。すると、昨年のポイントからやや北でアカムツをとらえました。群れはまだ固まり切れていなくて、単発の拾い釣りですが、サイズがいいですね。ときおり50㎝級が顔を出します」という。

“50㎝級”というのが最大の魅力だ。

なかなかお目にかかれないサイズと出会えるのがこの海域の特徴だ。

この数年のパターンから今期の小名浜沖を予想すると、波崎沖カンネコ根と同じように9月半ばに乗っ込みの個体のフィーバーがあり、それから天候になかなか沖へ出れない日も多くなるがシケの合間に良型メインで水深130〜140mで数釣れるようになっていく。

10月後半からはポイントが少しづつ深くなっていき年末ごろに水深200m前後、年明けごろに今シーズンは終了になりそうだ。

水深200mというと、年明けからは犬吠埼沖が開幕するが、小名浜沖も同じく深場で群れ固まり釣りやすくなる、と思われるが、冬以降のアカムツの回遊ルートはいまだ解明されていない。

親潮が影響する海域なので、犬吠埼のような群れの集まり方はしないかもしれない。

このように未知なところがたくさんある福島海域のアカムツ。

これがアカムツ釣り師を刺激し続けている。

ポイントの水深は140m前後。なでらかな傾斜帯が多いがほぼフラットだ

オモリは150号がメイン 状況に応じて200号も

さて、小名浜沖のアカムツの釣り方は、茨城の波崎沖や犬吠埼沖の釣り方と全く同様でよい
タックルは犬吠埼沖寄りと言っていいだろう(仕掛け図参照)。

一昨年の初年度の秋は、波崎沖や高萩沖と同じタックル、つまりオモリ120号を軸としタックルだったが、今期は150号を軸としたタックルがメインになっている。

釣り人が増え、船も増え、さらにカンネコ根のように潮の流れが緩くはないので、オモリ150号ベースに落ち着いたのだろう。

状況に応じて、潮の流れが速かったり、水深170mより深場を攻めるときなどはオモリ200号を使うこともあるという。

オモリのサイズの判断は、船長が行うのでそれに従おう。

仕掛けは胴付2本バリ ハリスは6号

仕掛けは、ほぼ犬吠埼沖と同じ。

胴付き2本バリ。ハリス6号50〜60㎝。

ハリはホタ17〜18号。またはムツ17〜18号。

幹糸は8〜10号。枝間は1.2m。

ステ糸6号1〜1.5m。

中オモリは10〜15号でなくてもよい。

気になるのは釣果アップを期待する仕掛けのアレンジ法だが、このフィールド特有の特エサや丸秘のアイテムはあるのだろうか。

正直言うと、このアレンジ法に答えはない。

名人たちが激戦区で培ったアイテムを現在、試しているという状況。

まずは基本とされるハリスのチモトに付けるマシュマロボール。

カラーはなんでもよいが、基準とするのはサバがいるかいないか。

サバが中層やボトムにいる場合、夜光色が強いものやケイムラはサバにつかまりやすい。

だから、サバがいるかいないかでこのカラーを使うかどうかを判断。

サバに捕まりやすいということは、水中ではかなりのアピール力を発揮しているので、サバがいないときは有効だ。

ハリスの中間に付けるシモリ玉やフロートパイプなどの浮力系アイテムは潮の流れがゆるいこの海域でも有効。

積極的に使おう。

エサ付けだが、船宿ではホタルイカが配られる。

おすすめはエサ付けの基本系とされる、ホタルイカゲソとサバの切り身の組み合わせ。

迷ったらこの基本系で勝負するとよいだろう。

身エサはサバにこだわらなくてもよい。

その他で定番なのがサケ皮、カツオのハラモなど。

さらには、イカタンにも実績がある。

いま流行りの人工イカタン(ロールイカタン)などは、やはりこの海域でも効果抜群。

意外と深緑系のソフトワーム系のものが効果を発揮することが多いことも分かってきた。

船で配られるエサはパックに入ったホタルイカだ

捨て糸の長さを最初から意識、ゲストが多いときは長くする

ポイントのボトムは泥地。起伏は少なく根掛かりもほとんどない。

オモリが底に着いたらゼロテンションでアタリを待ち、アタリがなければ、50㎝〜1mほど竿先を海面に送り込みタルマセる。

道糸が張るまで静かに待つか、意図的に張ってやり再びゼロテンションでアタリを待つ。

これでもアタリがなければ、オモリを移動させるために竿を静かに聞きあげてゆっくりと竿をもとに戻し底ダチを取り、再びゼロテンションでアタリを待つ。

という一連の動作を繰り返す。

動作のいずれもエサのフォール&静止の状態を作るため。

アカムツはフォールしてくるエサに強い反応をしめし、静止したときに捕食するからだ。

あまりにもアタリがないときは、いったん回収してエサを付け直して再投入する。

ゲストであるユメカサゴやドンコ、マゾイなどが下バリばかりによくヒットする場合、本命よりも先にゲストがエサを食っていることが考えられるため、迷うことなく捨て糸を伸ばすことをすすめる。

たとえば、捨て糸の長さが1mであれば、1.5mにする。

この長い捨て糸でしばらくなにも釣れなかったり、周りを見て釣れたアカムツが下バリばかり釣れているようなら、捨て糸は元の1mに戻す。

昨シーズン9月中は、ボトム付近ばかりでしかアカムツは食わず、短い捨て糸が有効だったが、10月半ばには、高ダナのみアカムツがヒットする場面もあった。

その日、その時によってアカムツの遊泳層は異なるので臨機応変に対応しよう。

小名浜沖 大型アカムツ釣行レポート

水深100m台で夢の50㎝級大型アカムツを狙う!太平洋の北限エリア開幕中!

小名浜沖のアカムツの釣り方は波崎沖や犬吠埼、南房と同じだ

ナイスボディ特大アカムツ!

コマセマダイ名人の山口さんは、アカムツ釣りも名手だ。水中イメージをすることが大事という

小名浜沖のアカムツはこのサイズはザラ。良型メインで釣れる

水面でのタモ入れは必須。

船長か仲乗りさんにすくってもらう

アカムツ釣りのレジェンド、栂安さんに良型が来た!

これからの季節は1匹ヒットすれば、周りの人たちにも次々にヒットするようになる

このサイズが一番小さいほうだ

新群れに当たれば数釣りチャンス!

良型メイン!

大型マゾイ連チャン中!

常連ゲストは大型マゾイ

一荷で来ることも珍しくない

ユメカサゴも大きい

今回、取材にご協力いただいたのは、福島・小名浜港「第八龍神丸」

福島島県海域のアカムツ釣りの歴史は浅い。

今期で3シーズン目を迎え、ようやくアカムツのポ イントと動きが分かってきたようだが、依然として開拓中だ。

この釣りに力を注いでいる小名浜港「第八龍神丸」の佐藤忠年船長は、「6月からアカムツを始めましたが、7月になっても探索の日々が続いています。昨年よ り北のポ イントにアカムツは回遊してきています。シーズン初期の傾向としては、単発が多いもののサイズがいいですね。50㎝を超える大型がよくまじります」と話す。
 
気になるポ イントの水深は140~170m。

現在はオモリを状況に応じて150号もしくは200号を使っているが、本格化する8月後半ごろからは水深120~140m台がメインのポ イントとなるので、オモリは150号を使うようになるという。
 
釣り方と仕掛けは、波崎沖や犬吠埼沖とまったく同じ。

胴付き仕掛けでハリ数は2本で十分だ。
 
ゲストに良型のマゾイが多いのが特徴。

この魚も北の海を代表する高級魚。

刺身や煮つけがうまいのでうれしいお土産になる。
 
シーズンはまだまだ初期。

水深100m台で夢の50㎝級の超大型アカムツを積極的に狙おう!!

以上の記事は「つり丸」2020年8月15日号の掲載記事です。

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