MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
茨城 鹿島沖ショウサイフグ!特大”ガマガエル”サイズを攻略!

茨城 鹿島沖ショウサイフグ!特大”ガマガエル”サイズを攻略!

特大の〝ガマガエル〟サイズが揃う!鹿島沖のショウサイフグに絶好の乗っ込みシーズンが到来!大いに盛り上がっている。攻略法をチェックして圧巻の引きを楽しもう!!

ビギナーは〝タイム釣り〟中級以上は〝アタリを取る釣り〟でエサ取り名人を攻略しよう!!

乗っ込み期に入り 連日、大型ラッシュ!

いまや鹿島沖を代表する釣魚のひとつにあげられるショウサイフグ。

年間を通して良型が釣れ、釣るまでの駆け引きもゲーム性が高く楽しいと、こぞってファンが訪れている。

そんなショウサイフグが産卵期を迎え大型主体に釣れている。

食味も増して盛り上がっているので、さっそくその攻略法を紹介して行こう。

「1週間ほど前から鹿島では水温が下がる南西風が吹いて、実は活性が落ちていたんですが、どうやら落ち着いたようですね。まだまだ本来の食いっぷりじゃないですけど、トップで30匹近くまで伸ばせましたから」と語ってくれたのが今回取材で乗船した鹿島港「第十八不動丸」の菅原靖人船長だ。

釣れるサイズは、ガマガエルなどとも呼ばれる30㎝オーバーの特大がメイン。

その中に小型がまじり出したことを確認し、「今後も安泰ですね。これが成長しながら大型と一緒に釣れるので、数釣りも期待できますから」と船長は話す。

現在、攻めているポイントは鹿島沖から神栖沖の水深30m前後。

砂地をメインに、これから群れが固まる砂利場や砂利まじりの岩礁帯の反応を魚探で確認しながらカットウ釣りで攻めている。

それでは、その具体的な釣り方に入ろう。

専用タックルの他、カワハギ用なども流用可

まずはタックルから紹介していこう。

カットウ釣りは、カットウバリ(イカリバリ)にフグを引っかけて釣り上げる釣法だけに、それに特化した専用竿がベストとなる。

ただし、カワハギ竿やカレイ竿、マルイカ竿などでも流用が利くと船長はいう。

「アタリを出さずにエサをかすめ取るのが上手な魚ですので、できるだけ感度が良い先調子竿を使いたいんです」。

長さは、取り回しの良い1.8m前後。

ガマガエルサイズの大型にもアワセが効く、腰の強い竿が理想的だ。

リールは小型両軸で十分楽しめるが、手返し重視で小型電動を用いる人も多い。

道糸は砂地だけならPE0.8号で問題ないが、今後は根掛かるポイントも攻め出すので1.5号を推奨している。

仕掛けが絡んだときにトラブルが少なくなるように、リーダーを付けておくと安心だ。

仕掛けはオモリ25~30号。

船宿では遊動式の仕掛けを販売している。

ちなみに遊動式はエサを付ける親バリが自由に動くのでフグが違和感なく捕食する。

つまりアタリを出しやすくする利点があるというわけだ。

ポイントは砂地で根掛りの心配もなく仕掛けをロストすることも少ないが、魚を掛けて行くうちにハリ先が甘くなることがあるので、替えバリを用意しておこう!

ロッドはカットウ釣り専用竿または先調子竿。リールは、小型両軸リールに道糸PE1.5号を巻いて挑むのがスタンダードだ

仕掛けは遊動オモリタイプを推奨。オモリのカラーは蛍光仕様のホワイト、レッド、グリーンなどがあり、ホワイトが潮色などに関わらずオールマイティだと船長

エサはアオヤギ、付け過ぎ注意!

エサは冷凍パックされたアオヤギを解凍して使う。

ちなみに「第十八不動丸」では1パック付き。

通常は一日で2~3パック使用するので、使い切ったら船で追加購入しよう。

エサの付け方は上記イラストの通り、親バリに2、3個を縫い刺しにする。

黒い部分がキモで、そこを2度ほど縫い刺しして最後にキモで固定するように止める。

ちなみに3個以上付けると逆効果だという。

「遠投時などではオマツリの元になるし、経験上アタリも遠のきますからね。回収時に少なくなっていたら付け足し、なくなっていたら付け直して下さい」。

配られるエサのアオヤギは縫い刺すように2、3個付ける

ビギナーは〝タイム釣り〟から始めてみよう!

忍者の如く忍び寄り、物音立てずにエサをかっさらうエサ取り名人のショウサイフグ。

そんな相手を仕留めるには、竿先や道糸に出る微細なアタリを集中して取る以外にない。

それでも気付かずにエサを獲られてしまうことが多々ある。

「ですから入門者やビギナーには〝タイム釣り〟を勧めています」と船長。

タイム釣りとは、アタリを取るのではなく、一定の間隔で竿をシャクリあげて引っかける釣りだ。

「シャクリの間隔はその時の状況によりますが、だいたい3~5秒くらいに1回のペースが多いですね。ちなみにシャクリはエサを跳ね上げるのが誘いになり、アワセにもなりますので効率的なんですよ」と教えてくれた。

現在の反応は底べったりという船長。

上記イラストに一連の流れを紹介しているので、慣れてない人は、まずオモリを海底に付けてこれを実践してみよう。

砂地はキャストして 広範囲を探ろう

好奇心旺盛だが意外とビビリ屋さんでもあるというショウサイフグ。

空アワセのシャクリ幅は手首をチョンと返す程度、20~30㎝でOKだと船長。

「50㎝以上の大きいアクションを続けていると、フグが怖がって逃げてしまうので注意して下さいね」。

船下で釣れない場合は、キャストして広範囲を同様に探るのも良い。

現状は、根掛かりの少ない砂地をメインに攻めているので、怖がらずにガンガンキャストして探って行こう。

「より広範囲を探るなら、スピニングタックルを使うのもありです」と船長。

両軸リールよりキャスト性が優れ、遠投も効く。

ツータックルで挑む人もいるとのことだ。

応用が利く〝アタリを取る釣り〟も覚えよう!

ベテランでもアタリを見逃すことがあると前述したが、アタリを取りやすくする方法があると船長が教えてくれたので紹介しよう。

「アタリを察知して掛けていければ釣った感も味わえて楽しいですし、何より、食い渋り時や根掛かりの多い砂利場や岩礁帯での釣りにも役立ちますからね。で、その方法とは、超スローの落とし込みなんです」。

やり方は、上のイラストで紹介している通り。

重要なのは、落とし込みの途中でアタリを捉えても海底までフグを連れていくことだと言う。

「アタリを感じるとアワせたくなりますが、警戒心の強いフグは、ここでアワセを入れても逃げられることが多いんです。より確実に掛けるには、海底でエサを安心して食べているときにアワせることなんです」と船長。

つまり、夢中になるくらいエサを食わせ、油断したところでアワセを入れるというわけだ。

今回の取材でもこの釣り方を実践し、数を伸ばしてい人がいた。

かなり有効な手段なので、ぜひ試して欲しい!

アワセのタイミングがバッチリ合うと顔付近にハリが掛かる。

遅いと尻尾付近になることが多いので、ハリの掛かりどころを見てアワセを調節しよう。

ショウサイフグ釣りの魅力は、食味だけに留まらずエキサイティングな引き味が楽しめることもあげられる。

「エサを食べている所をカットウバリで引っかけるのでスレ掛かりが多くなりますからね」。

ドラグ調整強めで大型をバンバン掛けましょう!!

鹿島沖 大型ショウサイフグ釣行レポート

豪快な走りも魅力!!

巻き上げは一定のリズムで行おう

〝ガマガエル〟と呼ばれる大型は、走りが強烈で、取り込むまでスリリングなファイトが楽しめる。

これぞ鹿島サイズ!

取材前から南西風が続いて(鹿島は水温が下がる)幾分、食いが落ちたというが、ご覧のような釣れっぷりで楽しめた

抜き上げは、竿の反発力を利用して一気にフグを持ち上げて行おう

「超スローの落とし込みでアタリを取って掛けました」

「アタリが遠い時は、キャストして広範囲を探るといいよ」とのこと

アワセのタイミングがバッチリ合うと顔付近にハリが掛かり、遅いと尾付近になる。この掛かり具合を見てアワセを調節しよう

腹パンの良型を仕留め、思わずニッコリ。空アワセを定期的に行うタイム釣りで掛けたそう

今期は産卵時期が遅れ7月に入ってからスタート。「8月いっぱいくらいまでは大型が期待できるハズ」と船長

産卵を控えたメタボなボディがこの時期の売り!

︎フグ取扱者の免許を持つ仲乗りさんが、船上で棒身にさばいてくれるので安心だ

ゲストも多彩!

定番はイシガレイもこの日はマコガレイやマダコも!

超高級トラフグが顔を出してくれた

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島「第十八 不動丸」

いまや年間を通じて良型のショウサイフグ釣りが楽しめる鹿島沖に絶好の乗っ込みシーズンが到来。

通称ガマガエルと呼ばれる30㎝オーバーの特大サイズがコンスタントに顔を出し、連日、大いに盛り上がっている。

「このサイズなら3匹釣れば十分お土産になりますからね。刺身はもちろん、唐揚げなども楽しめて、食卓が賑わいますよ」と釣れる前提で食べ方を紹介しくれたのが乗船した鹿島港「第十八不動丸」の菅原靖人船長だ。
 
現在は、そんな大型が上手な人で平均15匹前後。

入門者やビギナーでも4~5匹釣れ、中~小型と合わせると10~30匹近く取り込まれているという。
 
攻めているポ イントは鹿島から神栖沖の水深30m前後。

砂地をメインに、これから群れが固まり出す砂利場や岩礁帯などの反応も見ながら移動を繰り返している。

「釣り方の基本は、エサのアオヤギを付けたカットウ仕掛けを海底まで落とした後、空アワセを3~5秒おきに入れるタイム釣りで良いのですが、これからは根掛かりのリスクが少々ある砂利場の上に群れが固まることも多くなります。アタリを取って掛けていくことも必要になるので、今のうちに練習しておいて下さいね」とのこと。
 
食味はもちろん、圧巻の引きも楽しめる大型をバッチリ釣って楽しもう!!

以上の記事は「つり丸」2020年8月15日号の掲載記事です。

関連記事
東京湾のタチウオが好調!今シーズンも走水沖〜猿島沖で連日ドラゴン級が取り込まれている!好機継続中!タチウオとのカケヒキと強い引きを楽しもう!!
南房太海沖のFサビキによるクロムツ釣りが好調だ!ムツは40cmオーバーの大型主体に数釣りも!後半スルメはダブル・トリプルも…今後上昇に期待!!
外房 飯岡沖でマダイが確変フィーバー中!飯岡港「梅花丸」取材当日も水深27m前後の漁礁周りで大ダイ、中ダイが連発!記録更新を狙うなら今がチャンスだ!
伝統釣法!外房・川津沖のカモシ釣りは秋のヒラマサ高確率シーズン到来!10kgオーバーの大型も狙え、ワラサやマダイもまじる!
東京湾 剣崎沖でカワハギが秋最盛期目前!最強の戦略!エサをルアーのように動かす「横の釣り」をがまかつテスター・鶴岡克則さんが解説!
最新記事
東京湾のタチウオが好調!今シーズンも走水沖〜猿島沖で連日ドラゴン級が取り込まれている!好機継続中!タチウオとのカケヒキと強い引きを楽しもう!!
南房太海沖のFサビキによるクロムツ釣りが好調だ!ムツは40cmオーバーの大型主体に数釣りも!後半スルメはダブル・トリプルも…今後上昇に期待!!
外房 飯岡沖でマダイが確変フィーバー中!飯岡港「梅花丸」取材当日も水深27m前後の漁礁周りで大ダイ、中ダイが連発!記録更新を狙うなら今がチャンスだ!

新型コロナウイルス
つり丸編集部の取り組み

船宿一覧

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読