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浅場で大爆釣!ドジョウエサで狙うカサゴ!東京湾 久里浜沖など

浅場で大爆釣!ドジョウエサで狙うカサゴ!東京湾 久里浜沖など

夏の人気ターゲット!東京湾のカサゴが浅場で最盛期!「ドジョウカサゴ」の老舗宿「巳之助丸」では良型主体にトップ40~50匹前後が釣れている。安藤麻貴ちゃん自己流必勝法も紹介!

手軽にだれでも楽しめる!夏の人気ターゲット!ドジョウエサでアピールだ!

夏の潮が入ると東京湾のカサゴがパワーアップ

夏になると東京湾の元気者、カサゴ釣りが面白くなる。

夏場の東京湾は潮が濁る日が多くなるが、そんな濁り潮がカサゴの警戒心を解きほぐし、活性を上げるのだ。

真夏には茶色くコーヒーのような潮になることもあるが、そんなときこそカサゴは元気いっぱいになるのだ。

これからはガツガツッと一気に食い込んで、元気な引き楽しませてくれるはず!

そんな東京湾のカサゴを生きたドジョウをエサにして狙う、いわゆる「ドジョウカサゴ」で出船しているのが、久比里「巳之助丸」。

「ドジョウは海の中で紫っぽく光るんだよ。その光でカサゴを誘うんだよ」。そう話してくれたのは、「巳之助丸」の臼井美喜男船長。

エサは、生きたドジョウに加え、サバのタンザクも配られるが、「食い自体はサバもドジョウも同じだけど、ドジョウを付けるとアピールがいいんだよ」とのことだ。

現在「巳之助丸」は久里浜沖中心に水深10mほどの浅場主体に狙っており、15~28㎝前後をトップ40~50匹前後、さらに60~70匹前後釣れる日もある絶好調ぶりだ。

「潮が濁ってくるともっと良くなるよ」と臼井船長。

ドジョウは生きてちゃダメ!上バリに付けてアピール

使用するタックルはオモリ25号が背負える小物竿やライト・ゲームロッドに手巻き小型両軸リールの組み合わせ。

竿は根を避けながらも海底をトレースできる操作性の良さが必要。

ただしアタリを取って掛けアワせる釣りではなく、むしろしっかり食い込ませてハリ掛かりさせる「向こうアワセ」の釣り方なので、魚が食い込むとしなやかに曲がり込んでゆく穂先を持った竿がベストだ。

ライトロッドやゲームロッドの中には、柔軟な穂先としっかりした胴部分を併せ持ったものも多いので、それらのなかから2m前後の適当なものをチョイスするのがいいだろう。

リールは小型両軸リール。

根掛かりしたときにPEラインをつかんで引っ張ることが多いので、高切れをさけるために道糸は2号はあったほうがいい。

オモリは25号を使用。

仕掛けはハリス2号幹3号の胴付き2本バリが基本。

根の中を狙うこともあるカサゴ釣りではある程度の根掛かりは避けられないので、オモリと仕掛けは多めに用意しておくこと。

生きたドジョウがエサといっても、ドジョウをニョロニョロ泳がせて釣るわではない。

「ドジョウは生きたまま海に入れると、海中で死んで体の表面が白く変色しちゃう。だから、ハリに刺す前にドジョウを船の床にたたきつけて殺してしまうんです」と船長。

ドジョウは小さめのオケに何匹か入って配られるので、そこから1匹とりあげて、思い切りよく床にたたきつけよう。

「かわいそう」などと、力が緩むと死なずにニョロニョロ動いてハリに付けるのも難しくなる。

ここは思い切って力強くたたきつけよう。

より目立つよう、ドジョウは2本バリ仕掛けの上バリに付ける。

下バリはサバタンザクでOKだ。

生きたドジョウをエサに使う。皮が水中で青紫に光ってアピールになるという

下バリにはサバのタンザクを付ける

オモリトントンで海底をトレースしよう

釣り方は基本的に「底ベタ」狙い。

仕掛けを投入しオモリが着底したら素早く糸フケを取り、ロッド操作でオモリが浮き上がらないようにし、道糸を弛ませずにテンションのかかった状態をキープしてやる。

ここでガツガツッと食ってくることも多い。

そこで少しアタリを待って、アタリがなければ根掛かりを防ぐことと、仕掛けを移動させることをかね、ゆっくり数十センチ竿を上げ、ゆっくり下ろしてオモリを着底させてやる。

船は潮に押され少しずつ流れてゆくので、この動作を続けていれば、仕掛けが次々と新たなポイントに入ってゆくし、根掛かりを避けることもできる。これが基本動作だ。

仕掛けを上げ下げすることにより、上バリのドジョウが紫の光を発しながらニョロニョロ泳いで(死んではいるが)アピール効果を発揮する。

オモリを底に着けたままオモリが底を引きずるようになってしまうとオマツリが頻発するので要注意。

また、オモリを底に着けるとき、勢いよくドスンと落とすと、オモリがガチッと根掛かりしてしまうことがある。

オモリはゆっくり置くように着底させてやる。

アタリはゴツゴツとハッキリした前アタリが出ることが多い。

だが、ここでアワせてもまずハリ掛かりしない。

そのまま待つとグググッと引き込むような強い食い込みのアタリが出るのでをそれ待ってから聞きアワせるようにして竿を立ててやり、グググッと引き込みがあったらハリ掛かり。巻き上げ開始だ。

基本の釣りができているはずなのに周りの人に比べて明らかに自分だけ食いが悪いというときは、使っている竿がやや硬過ぎである場合が少なくない。

そんなときは、多少送り込み気味にしてひと呼吸待ってやるのもいい。

根掛かりはある程度は仕方がないが、外せるものは外して仕掛けを回収しよう。

根掛かりしそうな感触を感じたら、慌てていきなり引っ張らず、静かにオモリを持ち上げてみる。

それでダメなら一度糸を緩めて、もう一度持ち上げてみる。

それでもダメなら竿でギューッと引っ張っておいて、フッとテンションを緩めてみる。

これでポロリと外れるときもある。

どうしても外れないときは道糸を持って強く引っ張れば仕掛けが切れるか、外れる場合もある。

根のきつい場所に棲むカサゴは、漁で獲りづらく、なかなか魚屋さんには並ばない。

希にあったとしてもけっこうな高級魚扱いだ。

定番の唐揚げのほか、大型は刺身も美味しいぞ!

※「巳之助丸」では、剣崎沖のカワハギ釣り解禁後はカワハギ船2隻出しとなりカサゴ船は休船になる場合もある。

ただし、釣り物としてのカサゴは継続中なので、出船は電話で確認を。

自己流『安藤理論』で釣果アップ!さらに㊙アイテム投入でペースアップ!!

お久しぶりの「つり丸」2回目の登場です!今回はカサゴ釣りを楽しんできました!

昨年10月以来、ひさびさの「つり丸」取材!

ご無沙汰しております、安藤麻貴です!

前回の「つり丸」取材から沖釣りにどっぷりハマり、竿やリールなど、色々買い込んでは釣行している今日このごろです。

今回は久比里「巳之助丸」さんで、ドジョウカサゴに挑戦してきました!

ニョロニョロくんを叩きつける!?

カサゴ釣りは実は2回目の挑戦。

でも「巳之助丸」さんではエサに生きたドジョウを使うとのこと。

これは初めて、楽しみです。
 
出船前に船長さんからエサのドジョウとサバのタンザクが配られます。
 
オケの中にはニョロニョロと動きまわる「どぜう」、ドジョウちゃんです。生きたドジョウって、生まれて初めて見ました…。
 
そしてさらに衝撃の事実。

何と!ドジョウは船の床に叩きつけて、気絶させてからハリに付けるんだそうです。

叩きつけるって…、なかなか勇気がいりますね…。
 
定刻7時30分に出船。
平作川を出て5分も走らずにあっという間に最初のポイントへ到着。

急いでエサを付けます。
早速ドジョウをオケから取り出し…せーのっ!叩き…つ、け…アリャ。

手の間からスルリと抜けたドジョウは、デッキの上にポロリと落ちて元気にニョロニョロニョロニョロ…。
 
忘れてました。わたし球技が苦手だった。

いろんなところにドジョウを飛ばしながらも、何度目かの挑戦でやっと気絶させることに成功。

ペチッと床に…、手ごたえあり。

初めてのドジョウエサに大騒ぎしながらも、なんとかエサ付け完了です。
 
最初のポイントは久里浜沖の水深10mほど。着底したら糸フケを取り、根掛かりしないように注意。

海底にオモリをコンコンしていると、グググッと引きが。

本命のカサゴがヒット!幸先の良いスタートです。
 
その後も連続して2匹、3匹と順調に連れていきます。

新しく買ったばかりのタックルが合っていたのか、アタリもみやすいです。

今回のタックルは、ロッドがシマノ・ライトゲームCI4 MH195。リールはバルケッタ200HGに1.5号のPEライン。

バッチリです!

初対面でいきなりの、叩き付け!ドジョウは船の床などに叩きつけて絶命させる。こうすると水中で白くならない

完全自己流ですが、必勝法をご紹介!

周りを見るとベラがチラホラ上がっています。

「潮が澄んじゃったからここはダメだねー、移動します!」と船長。
 
観音崎沖へと移動して再スタート。

先ほどよりも少し深く、水深17m程度です。

底を探ってみると、観音崎沖のほうが海底の凹凸が激しい感じ。

コココンッとしたアタリがあり、すぐにもう一度グンっときたのでアワセを入れてみたけどバレてしまいました。

もっとゆっくり聞きアワせるほうが良さそう。
 
またすぐにアタリがあり、今度は静かに待ってみると根に潜られてしまいました。

潜られるとなかなか抜けず、オモリも仕掛けもロストしてしまいました…。

この釣り、オモリと仕掛けは多めに持参したほうが良いですね。
 
アタリはコンスタントにあるので、色々と研究しながらこの日の必勝法を探ります。

完全自己流ですが、私の見つけたこの日の必勝法をご紹介します。

まずは底の探り方。

①竿先を下げて仕掛けを投入。

②着底してもクラッチは戻さず、スプールを親指で押さえたまま竿先を上げる(糸フケが取れて軽くオモリが浮く程度)。

③底を何度か叩いて深い根を探す。根が深いところ(オモリが着かないところ)を見つけたら親指を離し、より深くにオモリを落とす。

④深い根にカサゴが潜んでいることが多いので、深い根に着底したらクラッチを戻しオモリを底スレスレに浮かせて待つ。

⑤カサゴが居れば着底してすぐにアタリがあるので、ここでアタリが無ければ2〜3m巻き上げて同じ要領で別の根を探る。
 
カサゴは落ちてくるエサに反応するので、仕掛けはゆっくりと落とすイメージで(クラッチを戻した時のカクンとした揺れを抑えたかったのと、握力が無く後半クラッチ切るのがキツくなるのでこの方法にたどり着きました)。
 
続いてアワセ方。

①コココンッとアタリがあったら、テンションをかけながらゆーっくりと静かに巻く(ゆっくりと上がるエサにつられて、魚自身も気付かないあいだに根から上がってきちゃうイメージで)。

②すると、もう1度グンっと引いてエサを根に引き込もうとする。しかし底から浮いていて根まで潜れない(魚もびっくり!?)。

③そこでフッキングすれば巻き上げて(小さな引きが続いて掛かりが甘いときは、ゆーっくりとしたペースのままで静かに巻き上げていくと途中でしっかりフッキングしました)。

④もしバレてもすぐに同じ場所に仕掛けを入れ直すとまた食いつくことが多い。
 
この方法を見つけるまでは根に潜られて何個かオモリをロストしてしまいましたが、

このアワセ方がを見出してからは安定しました。
 
8時30分にはあっという間にツ抜け達成!

ここから順調に釣れていきます。

エサはドジョウ、サバ両方に食い付いています。

㊙アイテム投入で 思わぬ高級ゲストも!

観音崎沖を転々としながら1時間ほど経過すると、少しの間釣れない時間に突入。
 
ここで今回の㊙︎アイテムを投入します!

「マルキュー・ウマミパワー(エビ・イソメ風)」。
 
サバのタンザクに半分ずつ振りかけてみることに。

まずは下バリにイソメ味をつけて仕掛けを入れるとすぐにヒット!

これがウマミパワー効果なのでしょうか…?
 
次はエビ味も試してみます。
何となくですが、イソメの方が反応がいい感じ。
 
次に2本バリの両方ともサバにして、エビ&イソメをつけてみることに。

んー、これもイマイチ。
 
やはり、ドジョウの集魚効果があるのでしょうか。

そこからはドジョウ・サバイソメの組み合わせ技でまたペースアップです。
 
10時過ぎには30匹も目前!
もうこうなったら目標は人生初の竿頭!!気合を入れ直して釣っていきます。
 
すると、なんだかカサゴとは違うアタリが。

カサゴにしては重たいしジワジワとした重い引きが続きます。

巻き上げてみると、船内に歓声が上がります。

なんと高級ゲストのキジハタです!思わぬ魚にテンション最高潮!!
 
そのあとも順調に、移動しては釣るを繰り返していると、一段と潮が流れているポイントが。

水深10mそこそこなのに、30m以上仕掛けが出ていきます。

「もしかして、1匹掛かった状態で底スレスレをズルズルと巻いていけば、もう1匹掛かる…?」。

ふと思い立ち、テンションをかけながらゆっくり巻いてみます。

すると案の定、グググンッとした今日イチの重みが。

竿がしなります。20cm超クラスのカサゴがダブルヒット!

狙って一荷達成は嬉しいですね!
 
一日中コンスタントに釣れ続けカサゴ39匹、キジハタ1匹をゲットして14時半納竿。
 
残念ながらこの日のトップは46匹で念願の竿頭には一歩届かず…でしたが、真っ赤に染まったクーラーボックスに大満足の1日でした!!

試しに「マルキユ―・ウマミパワー」のエビフレーバーとイソメフレーバーをサバタンにまぶして使ってみた。すると…

なんとエビフレーバー・サバタンに高級ゲストのキジハタがヒット!仕掛けも釣り方もシンプルなカサゴ釣りだけど、いろいろ試してみるのも楽しいね!

東京湾 夏の元気魚!カサゴ釣行レポート

この日は出船してすぐの久里浜沖から釣り開始

久里浜沖のアシカ島周りもポイントだ

2本バリ仕掛けの上バリにドジョウを付ける

海底をトレースしてアタリを待つ。アタってもしっかり食い込ませないとハリに掛からない

夏は東京湾のカサゴのベストシーズン。夏の潮が入ると活性が上がり大型まじりで数釣りが楽しめる。「つり丸」釣りガールの安藤麻貴ちゃんは良型一荷!!

元気な引き味と、美味しい食味、それが手軽に楽しめる。夏はカサゴのベストシーズン

20~25㎝クラスの良型も多くまじる

このところトップ40~50匹という日が多い

︎数釣りも難しくない。7月15日にはトップ140匹!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・久比里「巳之助丸」

夏 の潮が入ると東京湾のカサゴ釣りはベストシーズンを迎える。

茶色く濁ったような潮が入ると、カサゴの警戒心が薄れ、とくに活発にエサを追うようになる。

カサゴ乗合で出船中の久比里「巳之助丸」では、15~25㎝前後主体にトップ40~50匹前後釣れている。日によってはトップ60匹、70匹と大爆釣。

いよいよシーズン本番という釣れっぷりだ。

「巳之助丸」というとカワハギで有名な宿だが、生きたドジョウをエサに使う、いわゆる「ドジョウカサゴ」の老舗宿でもある。

「ドジョウは水中で紫色に光ってカサゴを誘うんだよ。上バリにドジョウ、下バリにサバを付けてください」とは「巳之助丸」臼井美喜男船長。

これからの夏場は浅場で大型まじりの楽しい釣りができるはず。

ビギナーにもおすすめの釣りだ。

以上の記事は「つり丸」2020年8月15日号の掲載記事です。

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