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東京湾の夏タチ本番!浅場で大型&数釣り!ヒートアップ!

東京湾の夏タチ本番!浅場で大型&数釣り!ヒートアップ!

横須賀沖のタチウオが夏モードに突入!新安浦港の「義和丸」ではメーターオーバーの大型含みで順調な釣果を上げている。

夏タチシーズンインで大型まじりの数釣りも!夏休みはペア割引きもおすすめです

横須賀沖など、東京湾のさまざまなポイントで神出鬼没のタチウオを探す「義和丸」。いい反応があれば、入れ食いもある

夏タチウオの季節がやってきた。

新安浦港の「義和丸」では、7月11日からタチウオ乗合が開始された。

まだ梅雨が明けていないが当日は曇りのち晴れの予報、さっそく初日に港へと向かった。

風の吹き続く梅雨、温暖化の影響か?

今年の梅雨は風が変だ。

梅雨前線が停滞している頃は穏やかな海が続くはずなのに、先週は5日も連続で南西の強風が吹き荒れ、まるで西高東低の冬型気圧配置のような風の吹き方だ。
 
船長や女将さんと会えばまずこの天気の話になる。

温暖化の影響なのか、ひと昔前とは違った気象なのだ。
 
吹き続いた南西風がやっと凪いだのは釣行予定日の前日。

しかしこの日はまたもや南西の風が強まる予報だ。
 
相模湾や外房などではウネリが出て荒れる風だが、横須賀界隈の三浦半島東岸は風裏になるため、多少の南西風でも支障なく出船できる。

そのことを知ってか、朝の新安浦港はけっこうな賑わいだった。
 
タチウオ船の釣り客の他、アジの道具を持っている人も多く、土曜ともあって親子連れの姿も目立った。

「義和丸」は船溜まりの一番外側に係留してある。

宿で受け付けを済ませてから船に移動する。
 
この時期はオモリは50号と80号を用意しておき、水深や潮の速さによって使い分ける。

エサはサバの切り身が配られた。

エサの中心に真っすぐ縫い差し。エサ付けは最大のポイント

猿島沖60mダチでメーターオーバー出現!

港を出た船はほどなくエンジンをスローにした。

あれ?スパンカーを立てるのかな?と思ったが、すでにそれは立っていて、船長は魚群を探している。

なんと、出航1分ほどで探索が開始された。

港前という言葉がこれほどぴったりのポイントは無い。

すぐに反応はみつかり投入の合図が出たが、水深は16m。

この超浅場に大型タチウオが入ってくるとのことだが、この日は食い気なく、早々に浅場を見切って猿島沖の60mダチへ移動した。
 
村上義人船長のタナ指示は海面からだ。

「55mから40mを探ってください」のアナウンスがある。

道糸のマークを見ながら57mまで糸を出し、素早く巻き取って55mに合わせる。

ここから誘いの開始だ。
 
誘い方は人それぞれで、シャクりながらハンドルを2分の1から4分の1回転巻き取り、少しづつ誘い上げてくる釣り方の人が多いが、タナで止めたまま誘いを入れ続けたり、クイックに上へ上へと誘ったりする人もいる。
 
タチウオの活性や潮の流れによってヒットパターンは変わってくる。

いろいろ試しながら、その日の当たりパターンをみつけるのがタチウオ釣りの面白さでもある。

猿島沖は反応が良いようで、あちこちで竿が曲がり始めた。

船中1本目はメーターオーバー、いわゆる指5本サイズの良型タチウオだった。

続いては70cm級の小ぶりが上がる。

夏のタチウオはこのように大小サイズまじってくるのが特徴だ。

午前・午後乗船もいい、夏休み期間中はペア割引も

南西風が次第に強まってきた。

沖の釣りだと早揚がりになるような強風だ。

しかし風裏なのでウネリが出ない。

帽子を飛ばされそうな突風が吹いても釣りになる場所だ。
 
強風の中、タチウオの食いは順調で、反応が出ているタナも頻繁に変化する。

船長はその度にタナをアナウンスし、乗船者全員が型をみて、良い人はツ抜け間近だ。
 
ちょっと遅れて私も竿を出す。

反応の底から10mほど誘い上げたところでコツンとアタリがきた。
 
そのままソフトにシャクりながらエサを持ち上げると、コツ、コツとアタリが続き、一気に竿先がもっていかれた。

竿を立てた位置をキープしつつ電動リールのスイッチを入れる、水中で踏ん張るかのようなタチウオの強い抵抗が伝わってきて、竿が折れそうなほどに曲がる。

この強い引きもタチウオ釣りの魅力のひとつだろう。

90cmのレギュラーサイズを引っこ抜いてクーラーに収めた。
 
午前船の釣り時間は短い、11時半の沖揚がりを迎えて釣果は2~13本で初日を終えた。

翌々日には5~18本と安定した釣果が続いている。

水温が上がり浅場に群れが入ってくれば、夏の数釣りの時期に入るだろう。
 
夏場なので、釣った魚はすぐに氷の効いたクーラーに入れてやるのが美味しく食べるには大事だ。
 
炙り刺し、塩焼き、蒲焼の定番の他にも、韓国風に唐辛子をたっぷり効かせた煮魚も真夏の暑い日におすすめしたい料理だ。

「義和丸」は午前タチウオ、午後アジの2便を出船する。

通し割引きがあるので、午後船にも乗って夕食メニューを増やす人も多い。

また、夏休み期間中はペア割引を開催している。

親子ペア、男女ペアなどが一人千円引きになるので、機会あれば利用していただきたい。

東京湾の夏タチウオ!釣行レポート

ズシッ!とアワセが決まった瞬間は最高に気持ちイイ!

いよいよ夏タチシーズン。タチウオの群れが浅場にも入ってきて、十数メートルほどの浅ダナで大型まじりの楽しい釣りが味わえる!

アタリはあっても掛からないのは、この鋭い歯でエサでエサの端っこを噛みちぎっているから。それをシャクリのスピードやテンポを変えながら、いかに食わせるかが勝負。この攻防が熱くなるのだ!

かなりイイ引き! タチウオは重量感のある強い引き味が魅力。指5本などの大型はなおさらだ

体高のあるナイスサイズ。メーターオーバーが狙える釣りって、東京湾ではなかなかないよね

良型混じりの数釣りが楽しい!!

シャクリ方は色々試して、その日の「当たり」を見つけよう

食べても美味しい高級魚。甘味のあるトロッとした白身は、刺身、炙り、塩焼き、煮付け、何にしてもウマイ!

このところ、80~110㎝前後を半日でトップ20~25本ぐらいの日が多い

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・新安浦港「義和丸」

横須賀沖のタチウオが夏モードに入った。

新安浦港の「義和丸」では7月11日から午前タチウオ船を開始、初日からメーターオーバーの大型含みで順調な釣果を上げている。
 
神出鬼没と形容されるタチウオだが、夏は特にその傾向が強い。

15m以浅の超浅場で食ったかと思えば、70mの中水深でも好反応が見つかることもあり、なかなか行動が読めない。
 
釣れるタチウオのサイズにも幅があり、ドラゴン級の大型から指3本サイズの小型までまじり、反応も高く出たり底に張り付いたりと変化が多いのが特徴。
 
この不安定さもまた、夏タチウオの面白さだ。タナを探って、誘いを変えて、その日のタチウオ攻略パターンを見つけられれば、ひとり勝ち状態を味わえる。
 
取材で乗船した日のメインのポイントは猿島沖で、水深は60m前後で反応は40mから55mまで幅広く出ていた。
 
エサをしっかり動かして魚にアピールしてやることが大事で、船釣り初めての女性もメーターオーバーの大物を含め8本をゲットした。
 
村上義人船長は、20年以上タチウオ船の舵を握るベテラン船長。

この日も巧みにタチウオの反応に当てて船中オデコなしの好釣果。
 
反応が出ている範囲を教えてくれるので、そこを丹念に探ってアタリを出すのが夏タチウオ攻略のコツだ。
 
8月は浅場に群れが固まり数釣りができるチャンス。

海上の日差しは強いので、暑さ対策をしっかりして出かけよう。

以上の記事は「つり丸」2020年8月15日号の掲載記事です。

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