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駿河湾 静浦沖 指6本!夜タチ~金洲はカツオ&キハダ回遊中!

駿河湾 静浦沖 指6本!夜タチ~金洲はカツオ&キハダ回遊中!

沼津沖の夜タチウオが開幕!アンカーを打ってのカカリ釣りでドラゴンを狙う!金洲はカツオ&キハダが絶好調!太いハリスで勝負だ!

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夜タチウオ早くも開幕!テンビン釣りのほかテンヤ釣法もオーケー!金洲のカツオ・キハダは太いハリスで勝負!

カカリ釣りで狙う!沼津沖の夜の名物ターゲット、タチウオ

ほぼ周年狙える魚だが、沼津沖の夜釣りのタチウオは夏から春がシーズン。

例年、8月半ばから開始し、3月いっぱいで終了する。

このエリアの特徴は、アンカーを打ってのカカリ釣りで狙うこと。

そのため、時間帯は夜がメインとなるのだ。

今期は7月半ばに開幕し、小ぶりなものが多いがときおりメーターオーバーのドラゴンまじりで楽しめている。

なんといってもこの夜釣りの魅力はポイントの水深が浅いこと加えて、アタリダナが浅いこと。

魚の活性が高ければ、手返しよく釣ることができ短時間で数釣りが可能だ。

釣り方と仕掛けは、ほぼ東京湾と同じ

さて、沼津沖の夜タチウオの釣り方だが、仕掛けも東京湾のものとほぼ同じでよい。

テンビン仕掛けのオモリは60~80号。ハリスは10号2m1本バリと、ハリスが東京湾に比べて太い。

あと、エサがサバやコノシロではなく、東京湾では禁止されているサンマの切り身が主流であることぐらいだろうか。

この仕掛けに対するタックルはさまざまなものが使える。

理想は軽量で操作性がよく、穂先の感度がよい2m前後のロッドと小型電動リールの組み合わせ。

だが当地では、コマセマダイロッドをそのまま使う人も珍しくない。

釣り方は簡単。
このエリアで最も多く行われている釣り方は、置き竿にして電動でデッドスロー巻き上げをするというもの。

船長が指示したタナより5mほど余分にオモリを沈めて、ひたすらデッドスローで巻き上げる。

こうすることで、タナを必然に広く探ることができアタリも確実に出すことが可能。

もちろん、東京湾で行われている手持ち竿でのシャクリ上げの誘いでもオーケー。

誘いにはコレ!といった確実に効くパターンはない。

夜釣りのタチウオは、群れてはいるものの、夜が更けるにつれて、中層から水面まですべてがタナになることがある。

だから、決まったタナにこだわらすに広範囲に探る釣りが有効になるのだ。

タチウオ釣りは長さ2m前後の操作性のよい軽量のロッドがベスト

アタリが出てから勝負!どう食わせるか、いつアワセるか

夜釣りのタチウオは、とにかくアタリは多い。

それほどタチウオは多い。だが、アタリが出たといってもハリ掛かりするとは限らない。

アタリが出てからが勝負だ。

〇アタリが出てもそのままデッドスローで巻き続ける

このパターンが一番基本といえよう。

タイラバと同じく、タチウオにエサを追いかけさせて、ハリ掛かりさせるというもの。

アタリが出てからはそのまま巻き続け、大きなアタリが続くようなってから強めにアワセる。

〇アタリが出たら、静止させ静かに待つ

アタリが出たら、すぐに手持ち竿にして、静止。

そして、そのまま静かに待つ。

活性が高いと小さなアタリから強い引きに変わりフッキング。

軽くアワセて巻き上げ開始。

〇静止させた後、竿を上下させて食い気を促す

アタリが出てから仕掛けを静止させても、ほとんどの場合、なかなか食い込まずフッキングにはいたらないので、タチウオの食い気を上げるために、静かに竿を上下させる。

まずは、静かに聞き上げよう。

このとき再び、クンクンクンと引いたら、静止させる。

その後、アタリがなければ、さらに聞き上げる。

聞き上げの頂点、もしくは途中で食いこまなければ、次は静かに落としこんでみよう。

タチウオは異なる動きに反応を示し、エサを食いこむことがよくある。

ある程度落とし込んでアタリがない場合、エサがほぼ取られているので、仕掛けを回収し、エサを付けかえて、再投入する。

夜釣りのタチウオでは、この早い回収作業が効果がある。

エサのチェックにもなるし、新エサ投入後のフォールがタチウオに最もアピール力を発揮するからだ。

デッドスローの誘いに反応なければ、逆に速くシャクル

デッドスローの誘いにタチウオが反応しなければ、逆に速めのシャクリやジギングでいう、ワンピッチジャークを入れて誘うとよい。

速い動きに反応する個体は、やる気満タンで良型も多い。

速いエサの動きでもガッツリとエサを食うタチウオも珍しくない。

この誘いの場合は、ほとんどの場合、フッキングしているので、強いアワセはいらない。

高橋船長オススメのタチウオテンヤを試してみよう

沼津沖に数々のムーブメントをおこしてきた研究熱心な「真成丸」の高橋判船長だが、昨シーズンから力を入れているのが、関西や九州で流行っているタチウオテンヤ。

タチウオに食わす、というより“引っ掛ける”イメージで釣るようで、一度体験するとその楽しさにドハマりするという。

関東ではなかなか専門に楽しめるフィールドは少ないが、ここ沼津沖の夜タチウオでテンビン釣りの釣り人にまじって楽しめるという。

「タチウオはテンヤに着いたイワシの腹を狙って食いにきます。理論的にはそのタイミングでアワセれば、タチウオのほっぺたにハリが刺さるのだけど、小型のタチウオだとスルーしてなかなか掛からないようなんだよね。だから、良型を選んで釣ることができるよ」という。 

これに適した竿は8対2調子の操作性のよいもの。

使用するリールは好みでよいが、道糸は最低でもPE1.5号はほしいという、船長はPE2号を推奨している。

釣り方はほぼルアーのジギングと思っていい。

基本はただ巻き、次にワンピッチジャーク、そして、ストップ&ゴー。

青物ではないので、ときおりエサを食わすための、ストップ(静止)を入れてやることが大事という。

高橋船長が話す「引っ掛ける」をイメージしてどんな変化でも感じたら、アワセを入れるようする。

もちろん空アワセもアリだ。

繊細なテンビン釣りとは相反したアグレッシブなこのテンヤ釣法。

この沼津沖でぜひ試してダイレクトな引きを満喫してほしい。

これが船長オススメ、タチウオテンヤ。エサはイワシ。持参しよう

金洲は今期もカツオ&キハダが 絶好調!湾内回遊期待!

今期も金洲の瀬にカツオとキハダが回遊中だ。

今年はすでに2月からカツオの回遊が確認され現在にいたる。

ここの特徴は瀬着きといわれるもので、パヤオと同じように長期間、カツオやキハダが回遊し続けることだ。そのため、魚の移動は少なく、ある程度群れを見つければ、少ない移動で釣ることができる。

とはいうものの、金洲は沖の瀬。

御前崎からは片道約1時間、沼津からだと約2時間半を要するプチ遠征フィールド。

釣行は凪ぎの日に限られる。

この遠征釣行を昨シーズンから行っているのが、「真成丸」だ。

遠征のため、移動時間が長いこともあるが、往復の移動時に身体を休ませることができるメリットもある。

本来、駿河湾のハンティング的な操船でカツオ釣りを得意とする高橋船長だが、金洲までいけばその本性を発揮。

確実にカツオとキハダをとらえ、どんな釣り人にも本命キャッチを実現し続けている。

なんと昨シーズンには100本以上のキハダをキャッチしているというから、その実力はいうまでもない。

8月以降は例年、駿河湾内にもカツオとキハダが入るようになる。

そうなると、近場でこの釣りが楽しめるようになる。

釣り方は、まったく同じなのでここでハウツーを学んでぜひチャレンジしていただきたい。

タックルは相模湾と同じだが、ハリスが太いのが特徴

さて、駿河湾のカツオとキハダのタックルだが、竿とリールは相模湾と同じだ。

ハリスが昔から駿河湾のほうが太いのが特徴。

具体的にいうとカツオは20~30号、キハダは40号前後を使う。

竿は近年キハダ専用竿が各メーカーから発売され購入しやすくなっているが、それを利用するのがベター。

遠征の大物釣りをする人はそのタックルをそのまま流用できる。

リールは泳がせ用の両軸リールでもいいが、ここ駿河湾でも電動リールが主流となっている。

それは、カツオのほかキハダも同時に視野に入れているからだ。

具体的には、シマノ社なら4000番~6000番。

ダイワ社なら800番以上。

シマノ3000番やダイワ500番のハイパワータイプでもスペック的にはオーケーだが、キハダを狙うなら前者が絶対によい。

リールに収納する道糸はPE8~10号。

最低でも300mは必要だ。

仕掛けで注意すべきところは、テンビンとビシのオモリについて。

テンビンは必ず太軸で強度のあるものを使う。

そして、それに接続する道糸やハリスの接続部を必ず補強すること。

あまりにも強烈な突進とパワーのためにその接続部で切れることが多いからだ。

オモリは100号が基本だが、場合によっては、足しオモリすることも必要。

セパレートタイプのプラビシを使いオモリを交換するか、オモリと一体型のプラビシは内部に足しオモリをできるようにするとよい。

船長の合図と同時に一斉に投入することを心がける

この釣りで一番大切なテクニックが、当たり前のことだが、船長の投入の合図と同時に素早く仕掛けを投入することだ。

操船が上手な船長ほどこの初期動作が大事でこれさえ、きちんと行えば、高確率で魚をヒットさせられる。

ヒットしてからは釣り人の腕のみせどころ。

まずカツオ釣りでは、リールを巻けるときに強引に巻く、ことが大事。

そして、ビシをつかんだら、躊躇せず魚の頭を水面から出す。

これでカツオはギブアップ。

魚に主導権を握られっぱなしでは、いつまでたっても取り込みはできない。

それどころか、ハリが身を割きバレてしまう。

カツオ=強引取り込みが大事であることをしっかりと頭に入れておこう。

慣れない人は、ハリスの手繰りを慣れている人にやってもらうとよい。

タモ入れは必ず魚の頭から入れ、頭がタモに入ったら、ハリス手繰りの人は、ハリスのテンションを緩めることを心がけよう。

キハダはカツオより深いタナで太いハリスで待つ

キハダ狙いはカツオよりタナが深い。

カツオのタナが水深20mなら倍の水深40mというのが一般的だ。

このタナは船長の指示に従う。

基本的にコマセ振り出し後はマダイと同じく置き竿で待つ。

その際、ドラグ調整はカツオとは異なり若干緩めに設定しておく。

ヒットすると一機に突っ走る。100m道糸が出されることもザラだ。

そのファーストランが止まってからファイトを開始する。

取り込み時、マグロリングの使用もオーケーだ。

【駿河湾・静浦沖~金洲】夜タチウオ~カツオ&キハダ!釣行レポート

近場の夜の名物ターゲット、タチウオ開幕!

実釣はだいたい22時くらいまで。深夜の海面はさまざまな生き物たちであふれかえっている

開幕したばかりの沼津沖の湾内の夜釣り

ドラゴン級がコンスタントにまじるのが魅力

抜き上げ後にタチウオにかまれないように注意!

ハリは1本バリがメイン。釣り方は東京湾内と同じだ

良型が竿を絞り込む

夜タチウオ船ではルアーアングラーの同船もオーケー。ジグも数釣れる

来た!指6本ドラゴン!!

開幕直後は小ぶりのタチが多いがそのなかにこのようなドラゴンがまじる

駿河湾の青物、カツオとキハダは 現在、金洲に回遊中。

カツオは丸々としていて脂がのっていた

まん丸としたおいしいカツオを全員ゲット

キハダヒット!ファーストランは50m以上!!

キハダがヒット。いきなりラインが猛スピードで100m近く引きずり出された

金洲のカツオ・キハダポイントの水深は意外と浅い。水深20m前後はカツオの反応

コマセと付けエサはオキアミだ

海面に姿を現したキハダ。マグロリングの効果大

26㎏!

船内では今期初になる26㎏のキハダをキャッチ。ハリスは40号4.5m

全員協力でとらえたうれしいキハダキャッチに船上がおおいに盛り上がった

キメジとファイト中!

キメジがヒット。カツオより深いタナではキハダとキメジがよくアタる

下船後、キハダを計測すると26・3㎏だった

金洲の釣果がこれ。全員ヒットでほっくほく

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・沼津静浦港「真成丸」

沼 津沖の夜の名物ターゲット、タチウオが開幕中。

来年3月いっぱいまで楽しめるロングランの釣りものだ。

「夜タチは例年より少し早い開幕ですかね。カカリ釣りで狙いますが、明るい時間帯に良型がよく出ます。魚の活性が上がると夜には水面でも釣れるようになりますから、さまざまな釣り方を試してみてください」とは、この釣りを得意とする沼津静浦港「真成丸」の高橋判船長。

変わりネタで一押しするのは、「タチウオテンヤ」。

関西や九州で人気の釣法だが、沼津沖の夜釣りで手軽に楽しめるという。

水面近くに浮けば、フカセ釣りもオーケーだ。

「テンヤのヘッドは30~50号。エサは定番のイワシでいいです。アタリが出たら、引っ掛ける感じでアワせてください」と船長はアドバイス。興味ある人はぜひ試してみよう。
 
さて、昨年は100本以上キハダをキャッチしているという高橋船長だが、今期も金洲遠征を行っている。
 
ハンティング色が強い攻めの操船でカツオやキハダをとらえる船長は、「金洲は瀬に着いている群れなので、足が速いキハダやカツオでもかなり釣りやすいですよ」と言う。

今期も回遊中は積極的に出船していくというので、高確率でキハダやカツオをキャッチしたい、と思う人たちにはかなりオススメだ。

以上の記事は「つり丸」2020年9月1日号の掲載記事です。

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