ハリ掛かりしたタチウオは、強烈な引き込みを見せる。アタリを取って掛けアワセるプロセスと、強い引きがテンヤ釣りの魅力


関東では見られない関西のおもしろい釣りを紹介します! それはタチウオのテンヤ釣り。こんな大型も珍しくないぞ。

タックルはテンヤタチウオ専用竿と小型電動リールの組み合わせが一般的。写真のロッドは「弁慶スペシャル タチウオテンヤ195」。

タチウオテンヤにイワシを縛り付ける。これにかじりついてくるタチウオを大きくアワせて掛ける釣りだ。

ハリ掛かりしたとたん、大暴れする大型タチウオ。とにかく引きがいい。

エサをかじるアタリを取ってアワセで掛ける。アタリはあるけど掛からないことも多く、そのやり取りが、またたのしいのだ。

次々に掛かる入れ食いだ!

この日最大は127㎝!! これからの季節はさらにサイズアップが期待できる。
〝タチウオテンヤ〟を使ったテンヤ釣りは、とても面白い釣り方なので、今後関東の船宿にも広まってくれることを期待し、大阪湾のテンヤでのタチウオ釣りを紹介したい。
取材したのは10月上旬。竿はテンヤのタチウオ釣りの専用竿に、PE3号を巻いた小型電動リールをセット。ナイロン8号のリーダー1.5mを介し、その先に40号のタチウオテンヤをセットする。このテンヤにイワシを固定し、指示ダナへと沈める。指示ダナの間を、1mごとに巻いて止めてを繰り返してやると、「ガジガジ」とイワシをかじるアタリが伝わってくる。ここで鋭くアワせて、テンヤのハリに引っ掛ける釣りだ。
ハリ掛かりしてビックリしたタチウオは強烈な引き込みを見せる。アタリを取って掛けアワセるプロセスと、この強い引きがテンヤ釣りの魅力だ。
この日は80〜100㎝、指4、5本サイズの大型も多く、最大は127㎝のドラゴン級だった。
今後はさらに大型が多くなり、130㎝オーバーも期待できるという。関東のタチウオファンも、機会があればぜひチャレンジしていただきたい釣りだ。
以上の記事は「つり丸」2013年12月1日号の掲載情報です。
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まさに〝ドラゴン〟。1本でお土産十分というサイズだ。