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ムロアジ泳がせ釣り絶好釣!10㎏超カンパチ高確率!三宅島周り

ムロアジ泳がせ釣り絶好釣!10㎏超カンパチ高確率!三宅島周り

今年も伊豆七島の三宅島周りではカンパチが当たり年!ムロアジ泳がせ釣りで、10㎏オーバーが高確率で釣れている!さまざまな大型魚たちとビッグファイトが楽しめる遠征釣りへGOだ!

今年もカンパチ当たり年!アベレージサイズが10㎏前後だ!ムロアジが沸く島周りの釣りへ行こう!

今期は近場の島周りでもカンパチ絶好調!

釣行スケジュール例

この島へのアクセスは、東海汽船の大型客船利用が一般的。

都内からは船は夜行便なので三宅島一泊釣行がオススメ。

実際のスケジュールはこうだ。

・島1泊釣行(船中1泊、島1泊、2日間釣行)の場合

○1日目
・20 時~ 21 時に竹芝桟橋へ。到着後、荷物を桟橋入り口におろし、車を駐車場へ

・20時からにタックルボックスやクーラーなどの荷物を東海汽船のチッキ(荷物受付場)に預ける。

・22 時30 分 東海汽船「橘丸」東京竹芝桟橋出発

○2日目
・5時 三宅島着(荷物をコンテナからレンタルした車に積み込み港へ移動)

・6時 釣り船出港~17時帰港(下船後、車で宿泊先へ移動)

・ホテルや民宿、旅館で宿泊

○3日目
・6時 釣り船出港~ 11 時半~ 12 時帰港

・荷物をまとめ東海汽船出港の30 分前(三池港の場合、12 時50 分)までにタックルボックスやクーラーなどの荷物をコンテナ(チッキ)に預ける。

・13 時30 分 三宅島発 20 時~ 21 時ごろ 東京竹芝桟橋着

このスケジュールはハードそうだが、そうでない。

このように体力を使う沖釣りのあと、身体をのんびりと休ませるだけの時間があることがお分かりいただけただろうか。
 
さて、このスケジュールでは大きな荷物の運搬法がカギになっている。

この手順を理解していないと島での沖釣りはスムーズにいなかない。
 
東海汽船での移動では、すべての荷物を手荷物にすれば、コンテナへの荷物預けは必要ないが、沖釣りはどうしても荷物が重く多量。

“荷物を預けるための時間”を余分に作らなくてはいけないのだ。
 
ここが普段車で釣行する内容とおおきく違うところ。

荷物さえ預けてしまえば、身体は身軽。航空便移動と同様だ。
 
付け加えるが釣り竿はコンテナに預けられないので手荷物となる。竿はまとめてくく
りとめて、穂先カバーを必ず付けよう。

島周りのカンパチ釣りのタックルとは!?

三宅島のカンパチの特徴は、ざっくりいうと、釣れるサイズのアベレージが大きいこと。

どことの比較かというと、大物の聖地、銭洲だ。

銭洲のカンパチが小さいというわけでないが、同時期で比べると10~20㎏サイズがかなり多く釣れるということだ。

しかも、水深70m以浅という浅場で釣れるのだ。

ゆえにタックルは、銭洲のものよりワンランク上のものを用意、と言いたいところだが、タックルは銭洲と全く同じでオーケー。

ハリスを銭洲よりワンランク上のものにするぐらいでよい。

つまり、銭洲がハリス30~40号ならば、三宅島は40~50号を使用しよう。

同じことはハリにもいえる。 

リールは近年ハイパワーの電動リールの普及により泳がせ釣りに電動を使う釣り人が増えたが、三宅島の秋のカンパチポイントの水深は浅い。

だから、できるだけ手巻きの高性能両軸リールを使うようにしたい。

サメや根掛かりなどでリールが故障することも考えられるので予備のリール必ず持参しよう。

エサ釣りののべ竿だけでなく、ビシ釣りタックルを用意

秋のムロアジは水面に浮く。

三宅島周りでもこの魚の習性を利用して専用ののべ竿で釣るのが流行っているが、ムロアジがなかなか水面まで浮かないこともあるので、ムロアジ釣り専用のビシタックルを必ず用意したい。

これは銭洲と同じくライトタックルでよい。

カンパチを制する=ムロアジを制する

泳がせのカンパチ釣りでは、“ムロアジを制することがカンパチを制する”言われているくらいエサ釣りが大事だ。

まずは生きエサをしっかりと確保したい。

釣るムロアジのメインは20㎝前後のチビムロとと30㎝未満の中ムロだ。

このムロアジたちがいたるところで混在している。

秋の三宅島周辺ではカンパチのサイズが10㎏前後がアベレージなので、チビムロだけにこだわることはない。

中ムロアジも大ムロアジも積極的に確保しよう。

釣り方はビシを使ったテンビンフカセ釣りとのべ竿使用のサビキ釣り。

のべ竿を使った釣りはムロアジが表層に浮いたときのみ有効だが、なかなかムロアジが表層に浮かないこともあるのでビシ釣りタックルは必須。

ビシ釣りは五目竿を使ってテンビンフカセでムロアジを釣るが、竿からリールまでライトタックル釣るとかなり釣りやすい。

ビシはLT用サニービシ30~60号各種を使用。

ただし、竿は先調子のものはNG。

ムロアジの口切れの原因になるからだ。

6対4調子または7対3調子の2m前後のLTロッドに小型両軸リールの組み合わせがベストマッチする。

島周りのムロアジは中層から表層を群れるので、LT用のビシを活用するとよい

必ずチビムロ専用サビキを数種用意する

釣れないサビキはムロアジが全く釣れないことがある。

だから、サビキの選択は大変大事だ。

チビムロ専用仕掛けのグリーン、ピンク、白、ケイムラなどの各種を用意していくことが望ましい。

その日その海にあった当たりカラーのサビキをいち早くみつけよう。

今期はピンク、ケイムラ、白がよくヒットしている。

ムロアジがハリに掛かるかどうかはサビキのカラー選択が大きく関わるが、実際“釣りあげる”かどうかは、ヒットしたムロアジを“水面から取り込めるかどうか”が大きく関係する。

海面からの取り込み動作を強く意識して魚を取り込むようにしよう。

釣れたムロアジはかならずハリ外し使おう。

ムロアジを素手で直接掴んでハリ外しすることは、最初からエサを弱らせてしまう

サビキはチビムロ専用サビキを使う。オススメは「海楽釣り具店特製チビムロサビキ」

釣れたムロアジは船の大きな生け簀に入れ替えてためよう!共同の生け簀にエサが十分たまったら、いよいよ泳がせ釣りの開始!

ムロアジ釣り名人を目指せ!

カンパチの楽園、三宅島で確実に釣果を出すには、エサのムロアジを効率よく確保しなければならない。簡単に釣れることもあるが、食いがよさそうでもなかなか手ごわいことが多いので、真剣にこの生きエサを釣ろう

生きのよいエサを投入し、エサの泳ぎでカンパチにアピール

カンパチの泳がせ釣りは、元気なエサをいかに時合いにタイミングよく投入できるか否かで釣果が決まる。

しかし、カンパチがエサをバイトしてもハリがフッキングするかどうかは、テクニックによるところが大きい。では、どうしたら、フッキング率を上げられるのかがこの泳がせ釣りのテーマだ。

その一番理解しやすい答えのひとつに“生きエサは1投入1匹を厳守する”ことがある。

常に元気に勢いよく逃げ回るエサは、カンパチに高アピールする。

エサ投入後、オモリの着底と同時にヒット!というのはこれが理由だ。

一度投入したエサを回収し再投入するとカンパチが全く見向きもしないことがある。

それは、ムロアジが元気な泳ぎをしなくなったからだ。

エサの数が少ないとき以外は、再使用は控えるようにしよう。

そのために多めに生エサは確保する必要があるのだ。

生きエサといえども、ルアー的な扱いを心がける

魚の前アタリは、ムロアジが逃げ惑うことによる、振動や引きとして竿先に伝わってくる。

これがない場合は、エサの周辺にエサを求めるカンパチはほぼいないと判断していい。

これを徹底することが無駄のない誘いとなる。

だから、底から10~20mの間は常にエサを動かしタナを探ることとなる。

さまざまなタナの探り法があるが、1秒1巻きを基本としてリールを巻き続けるとよい。

巻き上げ中、竿先に“エサの暴れ”を捉えたら、必ず手持ち竿でそのタナでカンパチの食い込みを待つ。

ムロアジが上に逃げれば、魚はその下にいるわけだから、ゆっくりと竿を下げてみたり、ムロが下に逃げれば、カンパチはその上にいるので、竿を聞きあげてみる。

基本的には竿は水平よりと少し上へ上げて待つのがベター。

このように食い込みのきっかけとなる、竿の上げ下げを可能にさせるためである。

早アワセは厳禁だ。

いきなりエサをひったくるようにズドーンっと竿が海中に引きずりこまれることもある。

そんなときでも大アワセは不要。

たいていの場合、竿先がブルブルブルとしたあと、「グングン!」と引きが明確になる。

だがじっと我慢。

さらに引きがさらに強くなったところでゆっくりと聞き上げてみる。

聞き上げることができなくなるほど、強い引きこみがあるなら、そこで初めて強めのアワセをいれる。

やり取りは、当然強めのドラグ設定にして強烈なファーストランに耐えたあと、一気に根から魚を離すようなやり取りで臨もう。

ある程度、根から離れたらじっくりと魚の引きを楽しみながらやり取りしよう。

【三宅島】ムロアジ泳がせカンパチ 釣行レポート

ハイシーズン突入中!!

銭洲に並ぶ超一級カンパチポイントの三本岳周りも潮の流れ次第でブレイクする

東海汽船が発着する三池港に入港する「橘丸」の入港と同時にいいアタリが来た

10㎏オーバーカンパチが高確率で釣れるのが、伊豆諸島遠征釣りの魅力!

暴力的な引きで抵抗したヒレナガカンパチ。島周りでもこんな良型がコンスタントにヒット中だ

これが三宅島の実力!18㎏カンパチキャッチ!

藤沢市の大物釣り師の斎藤さんがあげたのは18㎏のヒレナガカンパチ。暴力的でトルクフルな引きで抵抗を繰り返した

横浜市のマッスル釣り師、マッスーこと増田さんがファイト中。ヒレナガカンパチ(62㎏)でJGFA日本記録保持者だ

8㎏のきれいなホンカンパチが来た。脂がのっている

潮の流れが合わず三本岳から島周りへ移動。その直後にヒットした12㎏のカンパチ。ナイスボディだ

20㎏級キハダキャッチ!

ゲストはコレ、20㎏のキハダ。潮が通る島周りでは珍しくない

約半日でこれだけ釣れれば十分。三宅島の実力はまだまだこんなものじゃない

今期非常に多いゲストのヤガラ

珍客フエフキダイが泳がせにヒット

宿泊は「ホテル海楽」が便利

ホテルではオプションで釣った魚を料理してくれる

今回、取材にご協力いただいたのは、東京・三宅島「ホテル海楽」、信栄丸(三宅島)

伊豆諸島周辺は、カンパチの当たり年だ。

大物釣りの聖地、銭洲はもちろん、伊豆七島のひとつ、三宅島周りでも7月半ばからムロアジの幼魚のチビムロが島のあちこちで回遊し始め、良型のカンパチが絶好釣だ。
 
ポイントは有名岩礁の三本岳周りだけでなく、今期は島周りでもよく釣れている。

サイズは10㎏前後から20㎏と良型が多く、しかも、脂がのっていてかなりおいしい。

春から夏にアカイカを飽食し夏からはムロアジをたっぷりと食べていたからだろう。
 
この島周りで良型カンパチを確実に獲るコツは、“生きのいいムロアジをたくさん確保すること”につきる。

とくに夏以降はチビムロから中型のムロアジが主力のエサとなるので、表層に群れるムロアジをいかに上手に釣るかがカギとなるのだ。
 
表層にムロアジは群れるので専用ののべ竿で釣るのが理想だが、あまり表層に浮かないことも多いのでライトタックルなどを駆使してこの生きエサ釣りを真剣に行うことが、結果としてカンパチキャッチの近道となるのだ。

生きエサには何がヒットするかわからない。

キハダ、ヒラマサ、モロコなど大物御三家のみならず、さまざまな大型魚たちとビッグファイトを高確率で楽しめるのが最大の魅力といえよう。

以上の記事は「つり丸」2020年9月15日号の掲載記事です。

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