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バリ食い!相模湾のキハダ&カツオ!激アツ!パワーファイト!

バリ食い!相模湾のキハダ&カツオ!激アツ!パワーファイト!

相模湾のコマセのキハダ&カツオが本格化!カツオは怒濤の食いを見せ、キハダは20~30㎏クラスがヒットする激アツモードに突入!基本を押さえて逃さずキャッチしよう!

本格始動のコマセ釣り!両魚攻略の基本を押さえてパワーファイトを楽しもう!!

カツオは食い活発!キハダも秒読み態勢に

例年、開幕当初はコマセへの反応がイマイチな相模湾のキハダ&カツオ。

その流れは今期も同じだったが、今年は例年にないくらいの長梅雨(湾内は濁り潮)とシケ続きのダブルパンチ。

3週間以上もその状況が続いてしまった。

そんな状況が一変したのが、8月23日。

ようやくカツオが口を使い出し、各船で釣果を得ると、以降は怒涛の食いを見せ始めた。

「うちの開幕も23日でしたね。運良くキハダを釣ることができて、胸を撫で下ろしたのを覚えています」とは、今回取材をお願いした小坪港「洋征丸」の高木洋征船長の声だ。

その後から取材日の9月1日までは、大磯~真鶴沖にかけての湾西部で食いは続き、20~30㎏クラスのキハダも釣れ出している。

「カツオは、本格化って感じでコマセに反応してくれていますが、実はキハダがまだイマイチなんですよね。目の前にきたエサのみをリアクション的に食う感じで、そんな釣り方で誘うエビングに分がありますね。うちでも何本が獲ってますが、腹を割いて見るとオキアミが入ってない個体が多くて…」と話す。

でも、ご安心を。その後の船長の話では、「ここにきてオキアミを捕食している個体が増えている」とのこと。

さぁ、コマセへの反応が良くなるのは時間の問題。

従来通りのエキサイティングなキハダ・カツオ釣りを楽しむための釣り方を紹介していこう。

タックルとそれぞれのパーツについて

タックルは、キハダ・カツオ専用ロッドと大型の電動かドラグ力とギア比の高い大型両軸リールを。道糸はPE10~12号で挑む

キハダ・カツオのタックルは、一つのタックルで楽しめる。

ロッドは、1.6~2.0m前後のキハダ・カツオ用やライト泳がせ用を使用する。

「これから始める人には、この釣りに特化した専用竿をオススメします。必須となる穂先の感度と大型でも浮き上がらせる強い腰を持っていますからね。最近は扱いやすさとアワセ遅れを軽減してくれることができる短めの竿が主流となっています」と船長。

なお専用竿は、かなり充実したラインナップがあるので、自分が買える許容範囲内で購入すればよい。

リールは、ビギナーを含めハイパワーでドラグ力のある電動リールを組合せる人が多い。ちなみに手巻きにこだわる方は、ドラグ力に優れたレバードラグ式の両軸リールでもOKとのこと。

「洋征丸」が推奨する道糸は、PE10~12号。

これを500ⅿほど巻いておけば万全で、道糸の先端には必ず補強を入れておくこと。

編み込みやパイプの他、ナイロンリーダーを3ⅿほど付けておくのも安心できる。

テンビンとの接続には、強度があるトローリングスイベルを使用するのが一般的。

「相手は、黒潮の弾丸と呼ばれるカツオと、80㎏時代ともいわれているキハダですからね。仕掛け小物の他、結束部も強度を上げて挑むのが今や当たり前となっています」。

ハリスとテンビン、スナップとの接続にも強化チューブなどを入れて補強。

ハリを結ぶ際もチモトの保護にパイプを入れるなど、道具を万全にして挑もう。

最近はビシの号数も変わりつつある。

基本は80号だが、シーズン初期~中旬の釣りでは仕掛けを素早く落とすことが重要となるので、100号~130号まで用意するのがセオリーとなっている。

「道糸が太く潮の抵抗を受けるので、それくらい重くてちょうど良いんですよね。ちなみにビシは、カツオが入れ食いのときはコマセをまき過ぎない小型のステン缶。キハダには微調整が効くプラビシが適しています」と船長が教えてくれた。

その他の小物類は仕掛け図を参考に用意しよう。

ビシは80号が基本も130号までは許容範囲となっている。

カツオの仕掛けとキハダの仕掛け

「仕掛け小物でひとつ注意点があるのでお知らせしておきますね。うちはあまり細かいことを言いませんが、船宿によってはローカルルールが存在するので気を付けて下さい」と船長。

主だったルールは三点ある。

遊動テンビン使用のありなし。

同様にクッションゴム。

そしてハリスの長さ指定があることを挙げてくれた。

「遊動テンビンを例に話しますと、ハリスに抵抗がかからないのでキャッチ率が上がるとの理由で推奨する船宿もありますが、一方ではオマツリすると解きにくいので使用を禁止する所もあります。こんな感じでクッションゴムやハリスの長さにもメリットとデメリットがあるんですよね」。

この三点は、出掛ける船宿に予約を入れる際、確認しておこう。

続いて仕掛けについて。

カツオの仕掛けは、ハリス14~18号の2~3ⅿが基本となる。

ハリはヒラマサの13~14号を「洋征丸」では使用している。

「入れ食いになったら、ハリスを1.5ⅿと短くして下さい。オマツリも少なくなるし、何より取り込みが楽になります。数を伸ばす秘策です」と船長。

なおハリスはフロロが基本だが、ナイロンの方が食いが良い場合がある。

そのときは、フロロより2号太目で挑むようにとのことだ。

キハダの仕掛けは、ハリス22~30号の4~6ⅿが基本で、多くの人がフロロの22~26号の範囲内の6ⅿで勝負している。

「洋征丸」で使用しているハリは、『ジャイアンとキハダ』の16号をメインに、魚の大きさで18号を使用することもあるそうだ。

付けエサはオキアミで、付け方にはさまざまなバリエーションがある。

「うちでは、オキアミを丸めてハリ全体に刺す丸掛けを推奨しています。外れにくく、早く刺せる利点がありますからね」と船長。

仕掛けは市販品でもOK。キハダはハリス24号。カツオは14号が基本

付けエサはオキアミ。軸に巻きこむように刺す丸掛けか抱き合わせを船長は推奨

初期から中旬まではストップ&ゴーの釣り

シーズン初期から中旬までの相模湾のコマセ釣りでは、〝ストップ&ゴー〟という釣り方が展開される。

この釣り方は、キハダやカツオが混成する群れ(どちらか単体のこともある)を追いかけて、その遊泳コースをソナーなどを駆使して読み、先回りして仕掛けを落とす(タイミングが合えば、船下通過時に付けエサを食う)、というもの。

ただし、キハダやカツオは黒潮の弾丸の異名を持つ魚界きってのスプリンター。

当然ながらその攻防はスピーディーで、釣りも忙しくなる。

「仕掛けの投入が遅れると、何もアタらないってことになるので、投入合図が出る前までに準備を完璧にしておいて下さい」と船長。

具体的には、船のスピードが上がったり、向きが急に変わったときは仕掛け投入のスタンバイに入ること。

それまでにコマセの詰め替えや、エサ付け、ハリスの痛みなどのチェックもしておき、投入合図が出たら即、仕掛けを投入するよう心がけよう。

投入後は、一般的なコマセ釣り同様、指示ダナよりもハリスの長さ分ビシを落とし込み、コマセをすばやくまいてタナまで上げてアタリを待つだけでOK。

上のイラストで紹介している通り、船長は状況で指示ダナに幅を持たせたり、ドンビシャのタナをアナウンスするが、釣り方の基本は変わらない。

しっかりコマセをまいて釣ろう。

ハリスを張ってアタリを明確に出そう

キハダ&カツオ釣りは、前アタリを捉えしっかりアワセを入れて、魚の口のカンヌキ部(口の横の口角部分。ここにハリが掛かると抜けない)にフッキングさせることでキャッチ率が相当上がると船長はいう。

「それを実現させるには、常にハリスを張って挑むことが重要になるんですよね。ハリスを張っていれば、微細なアタリでもダイレクトに伝わりますからね」。

潮の流れや船が流されるなどハリスがたわむ要素もあり、しかも水中の動きなので見えない。

あくまでもイメージ論になるが、コマセを優しく振るなどして、なるべくハリスがたわまない努力をするのが大切だ。

「ちなみにハリスがたわんでいると、アタリが出るまでにタイムラグが生じるだけでなく、ハリを飲まれてハリスを切られる恐れもあります。特にキハダはハリを飲まれると細かく鋭い歯でハリスを切られるので、アタった瞬間おもいっきりアワセを入れて、口横のカンヌキ部にハリを滑らせて掛けるんです」と船長が獲る秘訣を教えてくれた。

アワセから取り込みまでの流れを知ろう

アタリを待つスタンスは、前アタリを捉えたら瞬時にロッドをあおってアワセを入れられるようスタンディングで竿先を海面寄りに向けて構えておくこと。

電撃アワセを入れるとカツオもキハダも一気に走り出すが、カツオの場合はドラグを締めて強引に巻けば止まるので、そのままゴリ巻きで寄せてしまおう。

「カツオの場合は、やり取りをしてはいけません。通常は次々と周りにもヒットしてくるので、もたもたしているとオマツリしますから」と船長。

ちなみにビギナーが手返し良く取り込む方法は、前項の上イラストで紹介したキーパーに竿を掛ける方法です。

一方、キハダは走らせてからジワジワと寄せるのがセオリー。

ドラグを上手に使い(調整に自信がない人は船長に見てもらうこと)、走らせては巻くを繰り返して寄せてこよう。

なおシーズンの後半戦は流し込みの釣りになるが、それはしばらく先。

下のイラストで要点をまとめておいたので参考にして下さい。

これからますますヒートアップしてくる相模湾のキハダ&カツオ釣り。

紹介した要点を頭に入れて、思う存分パワーファイトを楽しみましょう!!

相模湾 西部沖 コマセのキハダ&カツオ釣行レポート

いよいよ本番突入!仕掛けを張って前アタリを逃さずキャッチしよう!!

取材日も推定30㎏オーバーのキハダがアタッたのだが…

惜しくもサメに食われてしまった。サメには要注意だ

取材前に30㎏クラスを何本もキャッチ!《船宿HPより》

29.2kg&29.6kg

大型キハダは間違いなく居る。取材前日は2本仕留めた方もいる《船宿HPより》

29kg

こちらはカツオと混在していたとのこと《船宿HPより》

この日は、「つり丸」お馴染み侍ドクター・近藤惣一郎先生も乗船。

『マッドバイパースティング175』と『シーボーグ800MJ』の組合せで挑み、5㎏オーバーのカツオを狙って仕留めた

カツオはバリ食い!

海面から頭を出すと走らなくなるカツオ。

良型はこの体制で待ってタモ入れをお願いしよう

1.5㎏くらいまでは、抜き上げて手返し良く釣ろう

手返し良く釣れば数も伸びる!

カツオの群れには個体差があるが、どの群れもコマセに好反応で入れ食いが楽しめるようになった

カツオは連日、疾風怒濤の食い!

この日最大は7.2㎏。まさに青い弾丸で走りが強烈だったとのこと

こちらは5㎏オーバー。「今期はサイズに関係なく美味しい」と船長

女性も良型をキャッチしてご満悦でした

カツオは食い活発!お土産確実!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・小坪港「洋征丸」

今期は少々遅れ気味だった相模湾のコマセのキハダ&カツオが本格化。

連日カツオは疾風怒濤の食いを見せ、お土産確実。

そしてキハダは、大型があちこちの船でヒットする激アツモードに突入した。  

「カツオは、エンジン全開って感じでコマセに反応してくれるようになりましたが、実はキハダがまだイマイチなんですよね。それでも日に日に良くなっているのは確かです。ウチでも20~30㎏クラスを出船毎に取り込むようになりましたからね。コマセへの反応が良くなるのも時間の問題。バッチリ楽しめるようになると思いますよ」と笑顔で語ってくれたのは、この釣りにアツい情熱を燃やす小坪港「洋征丸」の高木洋征船長だ。
 
現在のポ イントは、最初に釣れ出した大磯~真鶴沖にかけてで、タナは20~40mとなっている。

シーズン初期から中旬にかけては、仕掛け投入のタイミングに遅れず、前アタリを捉えて素早くアワセを入れることが重要な要素となる。

船長はレーダーやソナーを駆使して魚の走る方向を推測。

船下に来るドンピシャの頃合いで合図を出すので、遅れないように準備をしておこう。

「ハリを飲まれると極端に取り込み率が落ちるので、前アタリを捉えたら素早くアワセを入れて、口周りにフッキングさせて下さい」と船長。

さっそくチェックして、激アツのパワーファイトを楽しみに行こう!!

以上の記事は「つり丸」2020年10月1日号の掲載記事です。

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