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小型主体も群れ濃厚!秋イカシーズン開幕!三浦半島 城ヶ島沖

小型主体も群れ濃厚!秋イカシーズン開幕!三浦半島 城ヶ島沖

三浦半島・城ヶ島沖ではヤリイカが釣れだした。小型主体も群れ濃厚!状況変化に合わせて対応を!秋イカシーズン開幕だ!

秋のイカシーズン開幕!小型主体、アタリを逃すな!状況変化にうまく対応しよう!

釣れだしは例年通り。ロングランの幕開き!

ここ最近、いろんなターゲットの開始時期が不透明になりつつあるが、相模湾から東京湾口にかけてのヤリイカは例年通り晩夏に釣れだした。

「8月後半からポツポツ出だしましたね。メインは城ヶ島~剣崎沖の水深100mくらいですね。いいときは30杯くらい出ますが、反応はそれ以上にあるので、きっかけがあれば一気に数が乗ることもあると思います」とは、長井漆山港「春盛丸」の沼田孝章船長だ。

今年もスルメイカがパッとしない状況だったが、これからの主役はヤリイカになりそうな感じである。

「スルメは今も場所によってはいます。深場に行けばいるんですが、スルメは乗せてから目立つのか、サメに取れられることが多いんです。ヤリイカは乗ってから目立ちにくいのか、あまり取られません」

取材日は、開始直後は中型のスルメイカメインで、その後にヤリイカに移行するという感じ。

スルメの割合は日によっても変わるし、状況によってはかなり多い日もある。

「仕掛けの選択が難しいよね。朝は14㎝の直結から始まって、スルメが乗らなくなったら11㎝に変えるといいかな。今日はサバが多かったから11㎝も直結だね」とは、常連の石田さん。

80歳を超えても週1~2ペースで通うイカ釣りのスペシャリストだ。

現在の状況はヤリイカが開幕したばかりで、ハッキリと「こう」といったものがなく、その時の状況に合わせて柔軟に対応することでより楽しむことができると言えそうだ。

釣れるヤリイカは小型主体だが、このくらいのサイズは身が柔らかく、コリッとした歯ごたえを残しつつも舌の上でとろけるような味わい。

スルメは船上干しにして、ダブルで楽しもう。

メインはプラヅノ11㎝。直結&ブランコを用意

竿は1.7m前後の先調子ヤリイカ竿を使用する。

現在のヤリイカは小型主体で、アタリも小さい。

このため、穂先感度が優れたものを選びたい。

リールは小型電動リールで、PE3~4号が300m以上巻けるものを選ぶ。

●仕掛け

①プラヅノ11㎝ブランコ仕掛け

もし、サバがいなくて通常のヤリイカ釣りになるなら、ブランコ仕掛けが一番確実で数を伸ばしやすい。

小型が多いためバラシもあるが、ブランコ仕掛けなら比較的防げる。

使用するプラヅノは5~8本程度。

幹糸5号1.3~1.5m、ハリス3号8~10㎝。

②プラヅノ11㎝直結仕掛け

サバが多いときはこちらを使用する。

慣れた人は10本くらい使うが、底主体で乗っているので、こちらも5~8本程度でいいだろう。

慣れない人はツノ数を少なくする。

幹糸8号1.3~1.5m。

③プラヅノ14㎝直結仕掛け

朝方、スルメが多いときは14㎝の直結仕掛けを使用する。

現在、あまり深いところを狙っていないため、スルメイカのサイズも中型主体。

このため14㎝がマッチし、このサイズならヤリイカも乗ってくる。

幹糸10号前後1.5mほど。

使用するプラヅノはヤリイカ主体なら細身のもの、スルメイカなら太身のものをメインに。

カラーはピンク、ブルー、ケイムラをメインにする。

いずれの場合も、赤白の糸巻きスッテを1~2本まぜておくといいだろう。

以上の3タイプはそれぞれ最低2セットは用意していきたい。

ブランコ主体で考えている人は①を多めに。

ハリスを付けた予備のプラヅノも用意しておくといいだろう。

中オモリを使用する場合は20号程度に。

ヨリトリリングも使用する人が多い。

ただし、乗りがわからないという人は、何も付けない方がいいだろう。

こちらは船長が使っていたヤリイカ直結仕掛け

仕掛けの選択はベテランも悩むところだが11cm直結を使う人が多かった。各タイプを用意していこう

小型のヤリイカを念頭に、小さい誘いでシグナルを逃さない

投入はプラヅノを投入器に入れてオモリを軽く投げ入れる。

風が強いときなど、投入時に竿先に絡むことがよくある。

これを防ぐため、投入時は竿を持って少し投入器と離すか、少し上に向けておくといいだろう。

人数が多い場合やツノ数が多い場合は少し遠めに投げ入れてやろう。

軽く糸フケを取りながらまずは素早く着底させる。

ヤリイカの場合、特別な指示がない場合をのぞいてほとんどが底狙いになる。

着底したら糸フケを取りながらも竿先の変化を見ておくことが重要。

ここが一番のチャンスタイムだ。

竿先がフワフワ、ツンツンとした動きを見せていたら、これはすでに乗っているサインだ。

軽く持ち上げて、そのまま10mほど巻いてから電動を入れて巻き上げよう。

ここでアタリがなかったら、誘いをかける。

誘いは誘い上げて止めるのと、誘い上げた状態から竿をストンと落とし込む誘いがある。

この落とし込みの後に乗ることが多く、竿を落とし込んだらアタリが見やすい角度で竿先を見て、アタリがあったらそのまま持ち上げて軽くアワせよう。

この誘いを繰り返し行うのが基本動作だ。

念のため海底から10mほど探るのが基本だが、底でしか乗らないときは、底ダチを取り直してこの誘いを繰り返そう。

しばらくやって乗らなかったら数十メートル一気に巻き上げて、再度落としこむ落とし込みをしよう。

ここまでが一般的なヤリイカの釣り方だが、現在は小型のヤリイカということを念頭におく必要がある。

「水深が100mくらいと浅いです。ここで強く大きなシャクリをすると、乗りがわからないだけでなく、せっかく乗っていたイカが外れてしまうことがあります。この時期は特に優しく乗せることが重要です。あとは、乗りがわかりづらいのでしっかりと竿を止めることです」と船長。

追い乗りは、そのまま10mほどゆっくり巻いて狙う場合と、乗った場所で竿を上下に動かしてさらに誘って乗せる場合とがある。

今の時期のようにアタリが小さく小型が多い場合は、早めに巻き上げに入ったほうがいいだろう。

巻き上げスピードは中速程度だが、あまりゆっくり過ぎるとかえってバレるので注意。

バラシが多いと思ったら巻き上げ速度を少し速めてみるのもいいだろう。

以上は、ブランコ仕掛けの釣り方だが、直結の場合も、乗ってから仕掛けを下げないこと以外は基本は同じで、誘ってアタリを見て掛けていく。

ただし、これが結構難易度が高い。

そこで船長は次のような釣り方をすすめている。

「直結に慣れていない人は、着底したら低~中低速で10mくらいただ巻きするだけでいいです。この時に、竿先だけしっかりと見ておいてください。竿を動かして誘うよりも、竿が固定されていた方がアタリがわかりやすくなります」

この日、船長は操船しながら実際に仕掛けを落として状況を確認。

着底したら電動ただ巻き、10mくらいまでいったら再度着底、電動ただ巻きを繰り返して数を伸ばしていった。

その様子を伺っていると、やはり乗った瞬間には竿先に小さいながらも変化が出ていた。

確かに、このくらいの小さい変化だと、竿を動かしてばかりだと乗りのシグナルを見落としてしまうだろう。

直結の巻き上げスピードは、「ちょっと速いかな」と思うぐらいに速めの方がいいという。

イカ自体に重量がないので、あまりゆっくりだとちょっとした衝撃でスグにバレてしまうからだ。

「直結の取り込みは、慣れない人ほど意識してゆっくりやってください。右手でツノを掴んで、ゆっくり取り込んでいけばかなり取り込みでのバラシを防げます。見ていると多くの人がここで慌ててバラしています」

この時期、少し難易度が高めになるが、ここで釣れるようになればイカが成長する最盛期には余裕ですよ!

【三浦半島 城ヶ島沖】秋イカ釣行レポート

いよいよ秋イカシーズンへ!

ポイントは城ヶ島沖水深100mほど。剣崎側、西沖と広範囲で反応が見られた

イカの反応はバッチリだった

多くの人が直結で掛けていった

この日はサバが多く、皆さん直結で狙った

小型ヤリイカの誘いは優しく。微かなアタリを察知しよう

朝一番は中型スルメが多かった。2~3杯掛けが続いた

朝イチは14㎝直結でスタートしてスルメも

「直結の取り込みは、とにかくゆっくりを心掛けてください。ツノをしっかり掴んでくださいね」

「電動ただ巻きで乗りますよ」と沼田船長はコンスタントに乗せていった

この日は日中はヤリイカメインに

このサイズ主体だが、やっぱり初物はいい!小さいアタリを逃さないことが重要だ

かわいくて美しい姿は気品さえ感じる

「今日は久しぶりに楽しめたよ」と超ベテランの石田さん

今年の夏も不調だったスルメだが、ここにきて中型の姿も多い

この日、ミヨシで泳がせをして3.8kgと3.2kg(下)をゲット!こんな楽しみ方も(船長に要相談)

「食った!いい引き!!」「この時期、アタればマダイの可能性が高いですよ」

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・長井漆山港「春盛丸」

まだまだ厳しい残暑が続くけれど、暦は秋。

海中も秋の気配を感じさせるターゲットが登場。

三浦半島・城ヶ島沖ではヤリイカが釣れだした。

「水深100mくらいのところでかなり反応があります。サイズは小型ですが、うまくいくと数取れますよ」とは、長井漆山港「春盛丸」の沼田孝章船長。
 
9月上旬現在のところ、完全に「ヤリイカ一本」というわけではなく、朝方はスルメも多く、状況によって柔軟な対応ができるとよ り楽しめる。

「11cm、14cmのブランコ、直結を用意しておくといいですよ。サバも多い日があるので、直結じゃないと取れないこともあります」
 
この日は、朝方は中型サイズのスルメイカ、日が高くなるにつれてヤリイカの姿が目立った。

「直結は電動で10mくらい巻くだけでいいですよ。小型が多いので、この方が確実に乗りがわかりますよ」

来春までのロングランの幕開け。

今シーズンも大いに期待したい!

以上の記事は「つり丸」2020年10月1日号の掲載記事です。

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