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アマダイ好調!中型主体で釣果安定!相模湾 江の島沖

アマダイ好調!中型主体で釣果安定!相模湾 江の島沖

相模湾のアマダイは初秋に開幕し連日安定した釣果を記録している。食うタナと誘いが必ずある!試行錯誤でパターンを見つければウハウハな釣りも夢じゃない!

中型主体で安定釣果!トップ5~10匹は期待

相模湾のアマダイは初秋に開幕し連日安定した釣果を記録している。

「今年は8月中旬ごろから始めて、いい日はトップ10匹超えもあってだいたいトップ5、6匹のことが多いですね。30~35㎝くらいの中型が多いですよ。小型はたまにまじるくらいです」とは、腰越港「多希志丸」の鈴木雅則船長。

特大サイズや小型は少なく、平均的なサイズが多いのが今年の特徴だという。

「もう少し小型がいた方が数も多いんでしょうが、まずまずの年だと思います」

今年の相模湾は例年以上に水温が高く、江の島沖は30度を超えることも珍しくなかったという。

高水温の潮が入り込んでからは潮の動きが鈍く、淀んでいるような状態だったという。

アマダイは適度な潮の動きがあることが好釣りの条件。

これから水温が下がり潮の流れが良くなるとさらに期待できそう。

アマダイのほかには良型のオニカサゴの姿も目立っているという。

さらに、キダイ、ムシガレイ、ヒメコダイ、脂の乗ったサバなどゲストも豊富。

これから春までロングランで楽しめる。

アマダイはコマセを使わないシンプルな釣り。

それだけにタナと誘いがカギとなる。

その二つが決まると予想を上回る釣果も。

そのパターンを見つける楽しみが大きい。

さらに、アマダイはとぼけたような見た目と違って引きは鋭くパワフル。

「ダンダンダン」と中層で2、3回激しい抵抗を見せるとアマダイの確率がアップ。

これがまた至福の時と言える。

刺身、昆布締め、酒蒸し、中華風あんかけなど何にしても美味しく、さらに「エサ取り」魚たちも天ぷらにすれば絶品。

夏のあまりの暑さに遠慮していた人たちも、そろそろ本格始動しましょう。

オモリ60号が標準もLTゲーム系タックルでOK

オモリは60号標準。念のため80号もあると安心

リールは小型電動が便利。この日は後半は100m前後の深場へ

「多希志丸」ではオモリ60号が標準。

これにあったタックルを使用する。

竿は1.8m前後、7対3~8対2調子のゲームロッドなど。

誘いを頻繁に行うので、あまり軟らかいものだと操作性が悪くなってしまう。

穂先感度いいものはエサ取りの小さいアタリも察知してくれるので、チャンスを無駄なく効率的に釣ることが可能になる。

リールは水深70~100mくらいを狙うので小型電動リールを使用する。

道糸はPE2号あればいいだろう。

仕掛けはいたってシンプル。

中型片テンビンにオモリ60号、ハリス3号2本バリ、全長2mが基本。

枝バリの接続は親子クレンサルカンを使用する。

自作する場合、ハリはアマダイバリや丸カイズ13~14号、チヌ3~4号程度を使用する。

ハリスは3~4号。
ハリのチモトに夜光系アクセサリーなどをつけるのもいいだろう。

これから潮の流れが良くなり、仕掛けが浮き上がることがある。

こんな時は仕掛けにガン玉を使う場面も。

2B程度のガン玉を用意しておこう。

船宿支給のエサはオキアミ。

これを1匹掛けにするが、ハリがオキアミの身の中央にくるように丁寧に付ける。

ヒネリがあるハリを使う場合は、注意して中央にくるように刺そう。

こうすることで仕掛けの落下中にくるくると回転するのを防げる。

エサは1匹掛けが基本だが、大型狙いで抱き合わせがいいことも。

こちらも試してみよう。

エサのオキアミは1匹掛けが基本だが、抱き合わせで大型狙いも

基本のタナは海底から1m、タナ調整と誘いで正解を導き出す

アマダイのタナは海底から1mを基準に上下を調整するのが基本。

このタナ調整とアマダイに食い気を起こさせる誘いの組み合わせで、正解を導き出していくのがこの釣りの面白いところだ。

アマダイは50㎝の微妙なタナの違いで食わないこともあるので、微調整しながら食うパターンを探す。

基本は、海底にオモリが着いたら1m上げて待ち、付けエサのオキアミがフワっと浮き上がるような動きをイメージして誘いをかける。

何度か誘いをかけてタナを取り直し、再び誘いをかける、を繰り返す。

誘った後に竿先を止めるとアタリが出る。

オモリを海底に着けた状態にして、海底をトントンとたたいて、砂煙を立てて煙幕状態を作り魚を寄せるという方法が効果的なことも。

アマダイのほか、ヒメコダイ、トラギス、ムシガレイなどのエサ取り魚でも食えば最初にちゃんと竿先にアタリが出る。

これをしっかりと見ておこう。

このあと、強く引き込むようなら竿を持ち上げてアワせてやる。

アマダイが掛かると、ギュンギュンと強い引きがある。

2本バリ仕掛けの場合、2回アタってハリ掛かりしなかったらエサがない可能性が高いので、すぐに回収して再投入しよう。

エサがついていない状態を少なくすることで自ずとチャンスが増える。

誘いとタナに関しては、前述した通り、この時期の相模湾はあまり潮が流れていないことが多い。

こんな時は頻繁な誘いでエサを動かして食い気を出してやる必要がある。

潮が流れていない時は、仕掛けが真下にぶら下がっているような状態や、海底にべったりと張り付いているような可能性もある。

潮が流れていな時はやや高めのタナに設定するのが基本。

逆に潮が速い時は低めにし、誘いは抑え気味にする。

タナが高いか低いかは、掛かってくる魚である程度判断できる。

①トラギス、ムシガレイ

これらの魚が掛かってくる場合、多くはタナが低い。

2本バリで枝バリに食うような時はかなり低い可能性があり、50㎝以上タナを上げてみる。

ガン玉をつけている場合は外してみる。

②ヒメコダイ(アカボラ)

この魚が食っている時はそのまま続けてみよう。

大体アマダイと同じ層で食うのでタナは間違っていないと判断しよう。

次はチャンス。

③キダイ

キダイが食う場合、多くはタナが高い傾向にある。少し下げて様子を見る。

タナをかなり下げてもキダイが食う場合は仕掛けが潮の流れで浮き上がっている可能性が高い。

こんな時はガン玉を装着して、エサの浮き上がりを調整してやる。

ガン玉をつけて今度はトラギスばかり食う場合は、少し上げてみるか、ガン玉の位置を少し上げてみる(ハリから離す)。

このように、自分のタナ、自分が使っている仕掛けの状態、釣れてくる魚を見て「どんな状態で食った」かを判断できれば、理論的に作戦を練ることが可能になる。

アマダイの引きは、他の魚と比べると強烈だ。

特に大型はマダイのような鋭く力強い三段引きを見せてくれる。

アマダイが掛かったと思ったら、まずは手巻きで10m程度巻いて、重量感と引きでサイズを判断してやる。

45~50㎝クラスのアマダイが掛かっていきなり電動巻き上げすると、最初の激しい抵抗でハリスを切られることも多い。

電動を入れてからも、竿を水平に保ち、強く引いたときは竿を下げて引きを吸収しよう。

アマダイは最初に鋭く強い抵抗を見せ、中層でもう一度、最後に上層で強い引きを見せてくれたらアマダイの確率がグーンとアップする。

50㎝オーバーは最初から最後までガンガン引くこともあるので油断しないようにしよう。

「良型のオニカサゴもいますから巻き上げは慎重にしてください。あと、最近は下のタナで大サバが掛かるようになったんで、もしサバだとわかったら早めに巻いたほうがいいですよ。サバは少なかったんですが最近出てきました。でもかなり脂が乗って美味しいですからぜひ持ち帰ってください」

この他、小型のアラがよくまじるが、こちらはトゲに注意しよう。

キダイは高め

概ねタナが正解のヒメコダイ(アカボラ)/ヒメコダイが釣れていればアマダイは近い!

【相模湾 江の島沖】アマダイ 釣行レポート

気づけばすでに本格シーズン!中型主体で釣果安定!アマダイのアタリを引き出そう!

ポイントは江の島沖一体。水深70~100mほど

江の島沖にはアマダイのポイントが無数に広がる

この日は後半にアタリが集中。澄んだ秋空が気持ちいい

今シーズンは30~35㎝の中型サイズが多いという。小型はほとんどまじらないそう

「後半に連チャンできてよかったです

まくタナと誘いが決まると連チャンシーンも度々

一見キアマダイにも見えるが「多分ハイブリッドでしょう」(船長)。最近増えているという

ラスト1時間くらいは潮が流れだしアタリが活発に。

同じ釣り人が良型オニカサゴ連発!

ラストに良型オニカサゴが連発!一番嬉しいゲストだ

「アマダイよりよかったかも!」

最近になってサバが出てきたそうだが、太って脂も乗っているそう。ぜひ持ち帰ろう

トップは6匹。小型は1匹まじったのみだった

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・腰越港「多希志丸」

今年の夏は暑かったなあ、なんて気づけばもう季節は秋。

出船時は肌寒く感じることもあってやっぱり季節の移ろいは早い。

そんな秋になって俄然面白くなってきたのが相模湾のアマダイだ。
 
誘いとタナを探る楽しさ。うまくハマれば大釣りもあるし、何より優しそうな見た目と違って引き味も抜群。

そして上品な味わい。そんなアマダイが開始から順調な姿を見せている。

「今年は中型が多いんですよ。小型はたまにまじる程度ですね。トップ5匹くらいで安定しています」とは、腰越港「多希志丸」の鈴木雅則船長。
 
この日の前半は潮が全く流れずエサ取り魚のアタリも少ないという厳しい状況も、後半は一転。

アタリが急に増えてアマダイのほか良型オニカサゴも連発。
 
タナと誘いが決まってアタリを出した時、巻き上げ中の激しい抵抗を感じた時、この釣りにはハマる要素もいっぱい。さあ秋はこれで決まり!

以上の記事は「つり丸」2020年10月15日号の掲載記事です。

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