MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
水深100m台で大爆釣!大型メタボアカムツ乱舞!福島 小名浜沖

水深100m台で大爆釣!大型メタボアカムツ乱舞!福島 小名浜沖

福島県小名浜沖の乗っ込みアカムツが爆釣した。小名浜港「光勝丸」取材当日は朝いちから40㎝前後のアカムツがコンスタントにヒット!ポ イント移動後も食いは衰えず、トップ13本!すべて大型!

大型アカムツが水深100m台でコンスタントに釣れる!いま最も注目度が高いフィールドはオモリ120号、胴付き2本バリ仕掛けで攻略!

福島アカムツ 3シーズン目突入中

福島県小名浜沖!アカムツフリークたちがいま最も注目しているスポットだ。

福島海域の秋のアカムツ釣りは、一昨年からスタートし、今期で3シーズン目を迎える。

そのきっかけを作り、最先端を走り続け開拓してきたのが福島県小名浜港「光勝丸」の松原光平船長。

今期の様子を聞いた。

「昨年は6月末から探索を開始し8月後半ころから群れが固まり釣りやすくなってきましたが、今年は浅場のヒラメに力を入れたり沖は風が吹いて出れないことも多かったですが、9月には乗っ込みの個体がぼちぼちと釣れるようになりました。でも日ムラがあって取材の前日にはエサ釣りの方は全員ボウズなんてこともありましたが、翌日には新しい場所を開拓し群れに当たってよく釣れるようになりましたよ。大型ばかりでみなさんホクホク。乗っ込みの個体なのでこれからは釣果にムラも出ると思いますが、もう3年目ですからね。ポイントデータの蓄えもありますから、積極的に攻めの姿勢で開拓していこうと思ってます。群れは濃いので年内いっぱい十分楽しませてくれそうですよ」とのこと。

松原船長の操船は、マダラ釣りを土台としている。だから、ピンポイントをラン&ガンスタイルで攻めるのが得意だ。

だから、いったんアカムツの群れを見つければ、飛躍的に数釣り可能になるのが魅力。

「あまり釣れないとそこにじっとしていられなくてね。じっくり流して拾い釣りしなくてはいけない日もあるけど、やっぱりお客さんたちはなにかしらアタリがあって釣れるほうが楽しいですからね。そこらへんはけして手抜きなくやってますよ」と、ホームページの釣果情報の画面を賑わす爆釣果の理由はここらへんにありそうだ。

タックルは2m前後、竿先が軟らかいものを選択する

タックルだが基本的に波崎沖カンネコ根で使われているものと同じだ。

手持ち竿が主流になるので操作性を考慮して長さ2m前後で軽量なもの、7対3もしくは8対2調子のものがよい。

近年は7対3調子の竿全体が軟らかめのものが流行。竿先は高感度のものを選択しよう。

次は電動リールについて。

道糸はPE3号でオーケーだが、4号でもよい。

高切れを考慮して最低でも300m、できれば400m収納しておきたい。

リールのサイズは、ダイワ社製なら300番~500番、シマノ社製なら1000番~3000番。

おすすめは大き目のタイプ。

中深場の釣りになるので長距離を巻くことになる。

余裕のパワーと糸巻き量がトラブルを回避し快適になるからだ。

使用オモリは120号がメイン!仕掛けは2本バリで

続いて小名浜沖でのアカムツ仕掛けについて。

ポイントの水深が140m前後なので120号がメイン。

状況次第で150号に変更することもありえるので両方のオモリを用意しておこう。

仕掛けは波崎沖カンネコ根と同じく2本バリで十分。

釣れっぷりからして3本バリを使いたくなるが、サバも多いので今期はハリ数は2本でよい。

カンネコ根ではサバが多いときは2本から1本バリにしてさらにハリ数をすくなくすることもあるくらいだ。

仕掛けの基本は、ハリス5~6号50㎝、幹糸8号1m、捨て糸5号1m~1.5mのいたってシンプルなもの。

ハリはホタ17~18号、ムツ17~18号が実績が高い。

浮力系アイテムであるマシュマロボールのカラーも好みでよく、サバが多いか少ないかで使いわける。

サバが多いときはグローやイエローなどアピールカラーではなく、オレンジやレッド、ノーグローのものを使用。

このボールの数は1~2個。

フロートパイプはケイムラカラーはサバにかなりアピールしてしまうことも覚えておこう。

仕掛けの投入後、フォール中にサバに掴まってどうしようもないときは、思い切ってこれらのアピールアイテムはすべて外してしまおう。

エサは基本形、サバとホタルイカ ゲソの組み合わせで十分

サの選択は、他の釣りもの同様大事なことだが、小名浜沖でも波崎沖と同じ、アカムツ釣りの基本形であるサバの切り身とホタルイカのゲソの組み合わせで十分だ。

サバの切り身はいわば保険みたいなもの、エサ持ちのよさを期待したものだ。

だから、サケ皮やイカタン、ワームなどもオーケーだ。

これらを使う場合、アカムツが吸い込みやすいように、切り身なら身をできるだけ削ぎ薄くする。

これにひと工夫するなら、魚皮染めが有効だ。緑や赤、青などが実績があるが、絶対コレという色はないので、いろいろと試してみよう。

太平洋側のアカムツは緑がどこでも有効である傾向が強い。

ホタルイカは、エンペラの筒の部分とゲソを分離させゲソの目と目の間にハリをさす。

集魚効果があるのは肝なので、かならず肝が外れないようにハリ付けする。

中オモリの使用も好みでよい。

使うなら5~10号オモリ。

道糸と仕掛けの間に接続する。

ヨリ取りリングは混雑した船上ではオマツリの原因になるので使用は避けたい。

エサは基本形のサバとホタルイカゲソ

手持ち竿で水中のエサのフォールをイメージしながら誘う

釣り方は仕掛け同様、茨城海域と全く同じ。

ポイントの底は泥地。根と根の間を攻めることとなり、起伏は少なく根掛かりはほとんどない。

仕掛け投入後はイカ釣りのように竿先を下にむけ一定のテンションで仕掛けをフォールさせる。

こうすることでかなりの確率でサバ避けになる。

オモリが底に着いたら、すばやく糸フケをとりまずゼロテンションでアタリを待つ。

アタリがなければ、50㎝~1mほど竿先を海面に送り込みタルマせる。

道糸が張るまで静かに待つか、意図的に張ってやり再びゼロテンションでアタリを待つ。

これでもアタリがなければ、オモリを移動させるために竿を静かに聞きあげてゆっくりと竿をもとに戻し底ダチを取り、再びゼロテンションでアタリを待つ。

という一連の動作を繰り返すのが基本だ。

この動作により仕掛けが水中でどのような動きをしているかを考える。

これらの誘いはエサの落下とエサの静止状態を意図的に作るための動作なのだ。

アカムツは落下してくるエサに強い興味をしめし、静止したときに捕食する。

その習性を利用してアカムツのバイトまで持ち込む。

魚の活性が高いとき、入れ食いのときなどは、タルマセの動作は入れないように心がける。

高活性のときはアカムツは底から浮いていることが多いからだ。

アタリが出たら一呼吸おいてからアワセを入れる

アタリは竿先に明確に出ることが多い。

だが即アワセは禁物だ。

そのまま、アタリが出ている竿先を静かに眺め一呼吸おいてから竿をゆっくりと聞き上げよう。

理由はハリの形状がムツバリやホタバリの場合、これらのハリはいったんハリごとエサを飲み込ませてから、アワセ時にしっかりとフッキングさせるという性質を持つものだからだ。

逆に“掛ける”ハリを使っている場合は、即アワセが効く。細軸のものがそれにあたる。

さて、アタリが来て、ズッシリと重みを感じたり、グングングンと引くようなら、アワセのための聞き上げの頂点で電動スイッチオン!

中速程度で手持ち竿のままで巻き上げよう。

聞き上げ中にあまり変化がなければ、再び誘い動作を継続する。

ヒットしたときは本命アカムツなら回収距離が残り100mを超えたあたりからガクガクガクと引く。

そして、水面まで残り20m、10m、5mぐらいで再びガクガクガクと引く、そうなればさらに本命である確率がアップ。

海面では必ずタモ入れをしよう。

海面でのひと暴れもしくはテンションの変化でポロっとハリ外れすることも多いからだ。

中層でサメにアカムツを奪われるときの対策

良型アカムツの食いがよいときは、中層でサメがアカムツを待ち構えているときがある。

高水温傾向であるため、サメ被害は全国的なものとなっている。

この対策としては、サメがいるレンジ、だいたい水深30mで被害があれば、その層の手前からバラシも覚悟で、ハイスピードで巻き上げる。

残念ながらサメ避け装置がないときは、この方法しかサメは避けられない。

装置を使う場合、サメ避け装置「海園」がいまのところ唯一のものだが、仕掛けの最上部に直に付けておくとよい。

電気を発しサメ避けになるが、アカムツの食いには影響がないので付けっぱなしでもオーケー。

さらに、ロープなどに「海園」をくくり付け船べりから水面に垂らしておくと、水面付近でのサメの横獲りを防ぐ効果がある。

100%防げるわけではないが、効果は実証されているので、試すのもよいだろう。

仕掛けに付けるサメ避け装置は付けっぱなしにする

これがサメ避け装置の海園

福島県 小名浜沖 アカムツ釣行レポート

潜在能力は未知数!大型メタボアカムツ乱舞!水深140mを胴付き2本バリ オモリ120号で狙う!!

当日のポイントの水深は140m前後

陸が見えるのでポイントは意外と陸から近い

海面近くで激しく暴れるアカムツは、タモに収まったらひと安心

ヒットするのはほとんど大型!一荷ヒットもあり!!

小名浜沖では1匹釣れれば御の字の大型アカムツがタイミングが合うと複数本誰にでもキャッチ可能だ!

一荷ヒット!

長さは43㎝だがかなり太っている

秋の乗っ込みアカムツが爆釣!

40cm超えの大型が頻繁にアタった

体高がある個体のためかなり大きく見えるがこれで44㎝

この1匹で大満足のサイズ

栂安名人は順調に数を重ねた

サメ避け装置を駆使してサメをかわしていた水川さん

コンスタントに釣れる爆発力が魅力

ツ抜け達成者続出中!!

水戸市の水川さんは13本キャッチ

市川市の岩田さんは11本

名人の栂安さんは誘ってこの通り!

横浜市の五十嵐さんは14本

越谷駅前の居酒屋「考進丸」のオーナーの加藤さんは連日ツぬけ

今回、取材にご協力いただいたのは、福島・小名浜港「光勝丸」

福島県小名浜沖の秋の乗っ込みアカムツが爆釣した。

まだまだ、未開拓の場所も多いうえにここのアカムツのシーズナブルパターンも把握できていない。

未知の部分が多い小名浜沖は潜在能力が高く、アカムツフリークたちがいま最も注目しているスポットだ。

「今秋はシケが多くて沖のアカムツの出船回数は少なかったですね。昨日はエサはゼロ。ルアーで船中3本って釣果だったので、今日はどうなることかと思っていたけど、昨日とは違うところをピンポ イントで狙ってみたら、見事朝いちからヒットしましたね。良型ばかりでみなさんホクホクですね」とは、小名浜沖のアカムツ釣りのパイオニア、小名浜港「光勝丸」の松原光平船長。

ラン&ガンで早い展開の操船スタイルで確実に釣果を出す、実力者だ。
 
ポイントは小名浜沖水深140mの駆け上がりやかけ下がり。

当日は朝いちから40㎝前後のアカムツがコンスタントにヒット。

ポ イント移動後にも食いは衰えず、トップは13本。

すべて大型なのが最大の魅力。

オモリは120号で釣り方と仕掛けは波崎沖と全く同じ。

大型アカムツが主体なので、ハリスの太さとハリの大きさは、ワンランクアップしたものを使うといい。
 
秋のシーズンはまだ中盤戦。

水温が下がるとアカムツの群れは水深200mの深場へ落ちるが、年内いっぱいは水深100m台で楽しめる予想だ。

天候と相談して、釣果情報に左右されることなく積極的にチャレンジしよう。

以上の記事は「つり丸」2020年11月1日号の掲載記事です。

関連記事
メインのイサキ&ハナダイ!マハタ、イナダ、ワラサ、カンパチ、アマダイ、マダイ…、ホウボウ、カイワリ、キントキ、ハガツオ…と十目釣り以上が可能なのが、江見沖のスーパーコマセ五目釣りだ!
カワハギシーズンの開幕です!鴨居大室港「五郎丸」さんに行ってきました。肝パン狙いもまだまだこれからです。ゲスト多彩で、釣って楽しく、食べて美味しいなんて魅力満載!
食わせフグに出船しているのは富津港の「浜新丸」。ターゲットはショウサイフグ、アカメフグ、コモンフグ!季節鍋ネタに最高!美味しいフグを釣りに行こう!
東京湾奥の人気ターゲット!脂の乗った金色に輝くアジが絶好釣!トップが束(100匹)超えの日もある!羽田「かめだや」では取材日に40.5cmが浮上!ベストシーズンの到来だ!
大型が高確率!テンヤタチウオが大ブレイク中だ!金沢八景「一之瀬丸」では140cm超えの神龍(シェンロン)が続々ヒット中!脂の乗り最高!塩焼きは超絶美味だゾ!!
最新記事
たく丸の詳細情報。出船場所、電話番号、紹介、写真などを紹介。
激アツ!東京湾タチウオジギング!取材日は乗船者全員がメーターオーバーをキャッチ!「渡辺釣船店」が展開する浅場のゲームを紹介しよう。
手入れしやすい冬の船釣り決定版防寒スーツ「マリンコールドウェザースーツEX」
ヒラソウダはスズキ目サバ科ソウダガツオ属。北海道以南。世界中の熱帯・亜熱帯・温帯域のやや岸よりも表層域に群れを作る。群れは作るがマルソウダの群れと比べると個体数が少ない。
リーリス前提、魚へのダメージを軽減するフィッシュメジャー「フィッシュケアメジャー LE-116 LE-117」

新型コロナウイルス
つり丸編集部の取り組み

船宿一覧

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読
get_app
ダウンロードする
キャンセル