掛かったヒラメは水面でタモ網は使わず、ほとんどが抜き上げて、手返しの早さで数を伸ばすほど、カレイのような釣れっぷり


全員キャッチは当たり前。この日はほとんどの釣り人がツ抜けして、エサがなくなり早揚がり。

2㎏級が来た!!

良型キャッチにホクホク笑顔。

常連の山田さんは数釣り王。この日も19枚のヒラメを上げた。今こんな日もザラだと言う。今季最高は29枚!

夜明け前からヒラメラッシュ! 暗いうちは水中ランプ使用がオススメ。

4人同時ヒット中!!!!

まるで高活性時のカレイのように釣れさかる鹿島沖のヒラメ。掛かりどころがよければ、抜き上げオッケー。「タモ網すくいが間に合いませんよ。抜き上げてもらうと助かります!」とは若船長。

大船長もタモ網入れに大忙し。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「大久丸」。


11月に茨城県内ではトップを切って部分解禁した鹿島沖のヒラメ釣り。予想通り、開幕直後からヒラメは荒食い。海底はまるでヒラメのじゅうたんになっているのではないかと、思われるようなシーンがいたるところで見られた。12月1日には、いよいよ茨城海域ヒラメ全面解禁。さらなる好況が予想される。
「実は昨年から鹿島沖にはヒラメが沸いているんだ。うちはヒラメの刺し網漁をやっているからね。ヒラメがどこにいるかが分かっている。だから、ヒラメは釣れるんだよ」とは、ヒラメ釣りを最も得意とする鹿島港「大久丸」の大船長の大川久明さん。息子の若船長、勝久さんとの二人三脚で漁と遊漁船を切り盛りしている。
「船宿と常連さんたちとのアットホームさにどっぷりハマッテしまって……」とは、泊り掛けで連日通いつめる常連の山田さんの弁。彼はこの日19枚のヒラメをあげた。掛かったヒラメは水面でタモ網は使わず、ほとんど抜き上げて手返しの早さで数を伸ばすほど、カレイのような釣れっぷりなのだ。
ヒラメの爆釣をまだ体験していない人は、チャンスはこれからたくさんある。全面解禁に合わせてこの機会にぜひ釣行していただきたい。
以上の記事は「つり丸」2012年12月15日号の掲載情報です。
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この日の最大はなんと5.5㎏。6㎏8㎏といった大ビラメも連日キャッチ中だ。