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小湊沖のヒラマサは例年以上の盛り上がり!【外房・小湊沖】

小湊沖のヒラマサは例年以上の盛り上がり!【外房・小湊沖】

外房・小湊沖はじつに不思議な魅惑のフィールドだ。こんな近い場所に、時期になるとヒラマサ、シマアジなど超のつく高級魚たちがやってくる。それだけ潮の流れが良くてエサも豊富なんだろう。港を出て5分ぐらいのところで10㎏を超すようなヒラマサが釣れるなんて思いませんよね。それが、本当に釣れているんです。

こんな近場でホントに釣れるんだ! 15㎏もあがったぞー!

船中1本目は5㎏クラスだった。食いが悪い日だったので、軟らかめの竿を使用したのが良かったようだ。軽く誘ったところ一気に竿が入った。

ポイントは10隻ぐらいの船が集結。

終わり間際に食わせた価値ある1本。「デカイのバラしたりしてきたけど、ようやく取れました」。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・小湊港「寿々木丸」。

外房・小湊沖ではちょっとしたヒラマサフィーバーに沸いている。
「11月は良く食いました。いつまで続くのかな、と思っていたんですが予想以上に釣れ続いています」と、小湊港「寿々木丸」の鈴木達也船長は言う。
ヒラマサといえば、沖釣り師の垂涎の魚だ。しかも10㎏オーバーも普通に回っていると言うからスゴイ。ちょっとビックリするのが、ポイントの近さだ。港を出たと思ったらもうポイントなのだ。シマアジやマルイカなども小湊沖は本当に近場で釣れるが、まさかここに10㎏を超すヒラマサたちが回っているとはなかなか想像できない。想像できなくても、実際に自分の目でその事実を見てしまうともう大変。
「釣りたい! ヒラマサ釣りたい!」
そんな釣り師たちが小湊沖に集結している。取材日はご覧の2本に終わってしまったが、数日後には15・8㎏なんていう超ビッグサイズも取り込まれた。今年最後の運試しにこれ以上のターゲットがあるだろうか。12月も釣れていたら、行く価値大アリですよ!

小湊沖のヒラマサの仕掛けについて

付けエサはオキアミ2匹掛けが基本だが、目立たせるために3匹掛けや、エサ取り対策にイカサンドも有効だ。

ビシは60号使用。コマセはオキアミ。テンビンは遊動式がバラシが少ないという。

小湊沖のヒラマサはオキアミコマセの釣り。つまり、マダイやワラサと同じ釣りである。少しタックルがごつくなるぐらいで、基本は変わらない。
竿は、2.5m前後のワラサ竿やライト泳がせ、カツオ竿などがマッチする。
「竿は食いが良いときは硬いしっかりした竿。渋いときは軟らかめの竿の方がいいようです。可能なら2タックル持ってきた方がいいかもしれません」
リールはPE6〜8号が200m以上巻ける、中型両軸か電動。水深は30mほどなので、電動はなくてもまったく問題ない。両軸リールは力が強く、ドラグ性能がいいものがおすすめだ。PE4、5号でも十分対応できるが、魚を掛けてオマツリしたときに切れる可能性があるので注意が必要だ。
テンビンは中型の丈夫な物を選ぶ。常連さんなど多くの人は遊動式テンビンを使っている。大型を掛けたときに取れる確率上がるという。クッションは2.5〜3㎜を1m。事前に伸ばしてみて、傷がないかチェックしておこう。
ビシはプラビシ、ステンカンの60号。ハリスは8〜12号程度。
「前の日にいい模様の時は、太めのハリスで始めてください。タックルもしっかりしたものから始めた方が良いでしょう。あまり食いが良くなかったら8号で始めてください」
ヒラマサの食い気がまったくないときは、6号、4号などでマダイをねらうのも可能だ。一応、その号数も用意しておくといいだろう。
ハリは食いが良いときならヒラマサ12〜13号など、軸のしっかりしたものがいい。食いが渋いときはマダイ11号など、軽いハリを使うことも。
付けエサはオキアミ2匹掛けが基本。エサ取りが多い場合は、イカをサンドするのもいいだろう。

小湊沖のヒラマサの釣り方について

超絶気持ちいい引きに酔いしれよう!!

タモ入れまで気が抜けない。ハリスを手繰るときも注意が必要だ。

タナは海底から取る。ハリスは6mで、タナはハリス分プラス1、2mぐらい。コマセは、2、3回にわけて軽くまきながらタナにセットする。ヒラマサは群れでいるといっても、ワラサほどではないので、ドカまきする必要はない。
「釣る船はみんなが竿を動かしています。コマセを切らせないことが重要です」
コマセがパラパラ出ているような状態で待ちたい。基本は置き竿でいいが、竿を動かして誘いを入れよう。
この釣りは、ワラサのようにバタバタと入れ食いになる、ということは少ない。だが、釣る人は確実に釣っている。そんな人はなぜ釣れるのか。
「釣る人は、よく周りをよく見ていますね。ほかの船がやり取りしているときなんかは、近くに魚がいるわけです。そんなときは、コマセをまいて誘ってやってください。食う確率が上がります」
自船で食った場合もそうだ。一気に走る魚のため、確実に魚を取るために、掛けた両隣の人は仕掛けをあげてサポートする。しかし、離れている場所で食った場合の時など、やり取りを見ている場合があるが、こんなときこそ最大のチャンスタイムなのだ。オマツリにあまり関係ない場所の人は、ここでコマセをまき、誘いを掛ける。これでかなり取っていると、乗り合わせた常連さんは教えてくれた。
ドラグは緩めに設定しておく。最初の走りはかなり強烈なので、走りたいだけ走らせてOKだ。
「海底が砂地なので、根ズレの心配はありません。最初は出して大丈夫です。ただ、止まったらどんどん巻いてください。引いたら止めて、止まったら一気に巻きましょう。特に隣の船と近い場合、そっちとオマツリする場合もあるので、巻けるときは巻きましょう」
取り込みで一番の問題は、ビシカゴを取って、ハリスを手繰っているとき。ヒラマサはここで最後の抵抗を見せて一気に走る。このとき、走ったらハリスを放して、ビシカゴを海中に入れてやる必要がある。ここで引っかかったりすると、ハリスはプツンといってしまう。注意しよう。タモにはいるまでは気を抜かないことだ。

以上の記事は「つり丸」2012年12月15日号の掲載情報です。

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