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秋の大ダイ回遊中!青物&シマアジまじり!西川名沖〜布良沖

秋の大ダイ回遊中!青物&シマアジまじり!西川名沖〜布良沖

南房のコマセマダイ釣りが熱い!西川名港「竜一丸」では、港の前で大ダイと青物、布良沖でシマアジを釣らせてくれる。ハリス5号6m&ショートロッドでトルクフルな引きを満喫しよう!

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イナダ・ワラサ、シマアジまじりで 五目釣りを満喫。

ショートロッド& ショートハリスのコマセマダイ釣り

港前では大ダイ。布良沖 ではシマアジが狙える

房総半島の先端に位置する南房・西川名港。

この周辺は東京湾の栄養価の高い潮と外洋の黒潮がぶつかりあうところ。

南方系の魚とベイエリアの魚が混在する貴重なフィールドだ。

そんな恵まれた海域をホームグラウンドにしてオキアミコマセのマダイ釣りを7月〜12月に出船しているのが西川名港「竜一丸」だ。

昨年秋は台風15号の暴風のため、内房南房エリアは甚大な被害が出た。

「竜一丸」も例外でなく、約2ヵ月の休業を余儀なくされたが今期はそんな台風もなく例年どおり出船を繰り返している。

ここの魅力はなんといってもショートロッド&ショートハリスで大ダイや青物とのやり取りが可能なこと。

釣り方もタックルの扱いもカンタンでベテランからビギナーまで人気の釣りものになっている。

さらに、ゲスト多彩。秋の南房はかなり魅力的なことがお分かりいただけるだろうか。

このマダイ釣りに研究熱心な安西竜一船長に様子を聞いた。

「西川名沖は9月後半ごろから大ダイが群れているとダイバーから聞いてますよ。港前の浅場にも反応が出てますから期待できます。昨年は港前でもシマアジがあがったことがありましたが、今年は春からずっと釣れ続いている布良沖のシマアジも狙ってます。サンパクも回遊してるからそこそこ楽しめますよ」とのこと。

つまり五目釣りが可能ということだ。

タックルは2m前後のショートロッドが基本

「竜一丸」のコマセマダイ釣りの特徴ともいえるのが、竿はショートロッドを使うということ。

胴調子のマダイ用ではなく具体的には2m前後の7対3調子で竿先が軟らかいものが使われている。

その最大の理由は操作性のよさからだ。

60号のビシという軽量のものを使っているから相模湾や東京湾、駿河湾などならタチウオ用やアマダイ用、イサキ用などが流用可能だ。

リールはPE4号が200〜300m収納してある両軸リール、または小型電動。

両軸リールはレベルワインダーがないジギング用のハイギアタイプのものを竜一船長はすすめている。

ハイギアでありながら高性能のドラグ性能を発揮する。

これは一度使ってみればその最適さを誰もが実感できるハズだ。

オモリは60号、プラカゴは全開が基本

オキアミコマセを使ったマダイ釣りは、全国的にハリス長10m前後を使用したものが主流。

しかし、「竜一丸」では、6m前後のショートハリス、2㎜径30㎝ショートゴムクッションを使ってマダイを狙っている。

ハリスの長さは昔は5mだったが、いまは6m前後。

船宿のオリジナルは6.5mだ。

クッションゴムは万が一の保険みたいなものという。

一般的にはマダイ釣りでは長さ1mのものを使うが、これは魚の引きを吸収してしまう。

魚の引きをよりダイレクトに楽しむために長さ30㎝のクッションゴムを使っているのだという。

ビシはプラカゴとオモリ60号の組み合わせだ。

「竜一丸」では、カゴの窓調整は全開が基本。

だが、状況により船長の指示でコマセを振り出さないときもある。

下窓の開きは1㎝くらいでよいこともある。

「うちは基本はコマセのドカまき。でも最近の魚は静かに待っているほうが、いいときもあるので、コマセを出さないときもありますよ。そんなときはきちんとアナウンスします」と船長は話す。

ハリスは5号以上を使う

指示ダナより3m下から 数回に分けてコマセを振り出す

マダイの釣り方は大変シンプルだ。

まずはエサ付け。コマセの中から目がしっかりと2つ付いていて新鮮で大き目のものを選び1匹掛けにする。

その際、オキアミの尾をハサミで切り、軸に沿って真っすぐハリに付けよう。

コマセをプラカゴのなかに半分ほど入れたら投入だ。

ビシを振り子の要領で少し沖目に投げ入れる。

竜一船長からポイントへ入るたびに、「○○mの○×m、海面から○×mでアタリを待ってください」とアナウンス。

具体的には、「33の30、水深33mからコマセを振って、海面から30mでアタリを待ってください」と出る。

指示ダナが30mであれば、その3m下から2〜3回ほどコマセを振り出して、タナでアタリを待つというものだ。

指示ダナはたいてい底から10m以上上に設定。

コマセに反応し底付近から浮上するやる気ある魚を迎撃しようとする船長の意図があるのだ。

コマセに反応し上下をくりかえすマダイたちは魚探に映しだされる

大ダイがヒットする時合前には 必ずハリスの傷チェックを

竜一船長は、潮変わりや潮目などを釣るタイミングで大ダイがヒットする確率が上がる、と話す。

「魚探は正直で活性が上がると確実に魚の動きに変化が出ます。大ダイが食う前は雰囲気があるので、そんなときにもアナウンスします。このときとくに気をつけてほしいのは、ハリスの傷。かならず指で触って傷のチェックをしてください。傷があればハリを結びなおすか新しいものと交換してくださいよ」という。

フグやウマヅラなど歯が鋭いエサ取り魚が多いときはとくに気をつけたい。

早アワセはダメ。6回7回 以上竿先がお辞儀してから

ハリ掛かりが浅いことが原因でバレることが多いという。

この対策として竜一船長は船上で必ずこのようにアナウンスする。

「アタリがでたら、すぐにアワせず2度3度、いや、4回5回6回7回8回9回とこれでもかっていうくらい魚が引っ張って竿が曲がったことを確認してからアワセを入れるようにしてください」と。

マダイの食いが浅いときは、アタリが出てから一度ハリを胃のなかに飲み込ますぐらいの気持ちで待って、その後、アワセてハリ掛かりさせるという目論みという。

こうすることで誰もが高確率でフッキングさせることができるという。

もちろん、明らかに高活性時は即アワセでOK。状況に応じてアワセ方を変えるのだ。

基本的にドラグ設定は緩めだ。

竿の扱いやすさを最大限に活かし慎重なやり取りを行おう。

大型のマダイ、または青物がヒットしたときは、船長から周りの人に仕掛けをあげるように協力要請が出ることもある。

確実に捕るために全員協力体制で臨もう。

「竜一丸」のマダイ釣りは全員協力体制のコマセ釣り。投入後はしっかりとコマセをまこう

南房・西川名沖〜布良沖 コマセマダイ釣行レポート

秋の大ダイ回遊中!高級ゲストのシマアジ脂がのったワラサも

ハリス5号6m&ショートロッドでトルクフルな引きを満喫

常連の伊藤さんはおいしそうなマダイキャッチ

ショートロッドでマダイや青物の引きを楽しませてくれる「竜一丸」。これを一度あじわうとやみつきになるのだ

藤沢市の斎藤さんは、誘いを駆使して良型マダイをゲット

4.5㎏ 大ダイキャッチ!

青物のような走りで竿を絞ったのは、4.5㎏の大ダイ

タイめしサイズの小ダイもうれしい/右は2㎏

秋のもうひとつのターゲットは青物!

青物もバランスタックルでハリス5号でも十分上げられる

ワラサやサンパクが多いのが秋の特徴だ

ドクターはダイワ「ショットバイパーM-210」で西川名沖のワラサを攻略

侍ドクター近藤さんもワラサをキャッチ

美味ゲスト乱舞

マハタが3人同時ヒット。コマセに反応する

大ダイはむろんシマアジもターゲット

9月末に上がった7.1㎏/10月2日にキャッチされた8.3㎏

布良沖で釣れたシマアジ

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・西川名港「竜一丸」

南房のコマセマダイ釣りが熱い!

シンプルな釣法で誰もが気軽にエントリーできるコマセ釣りを確立し多くのマダイファンを魅了し続けている南房・西川名港「竜一丸」では、港の前で大ダイと青物、布良沖でシマアジを釣らせてくれる。

「ダイバーの話だと、今年は大ダイが多いようで、実際、うちの港前では8㎏が釣れているよ。状況次第だけど、布良沖のシマアジも狙ってます」とは、安西竜一船長の弁。
 
「竜一丸」では、長さ2m前後のショートロッドとオリジナルのチドリテンビンにビシ、ハリス5号6m1本バリの仕掛けで秋のマダイを狙っている。

これらすべてに船長のこだわりがあり、釣果はむろん、魚を掛けてからのプロセスを120%満喫できる。
 
釣り方はカンタン。船長の指示ダナの3m下からオキアミコマセを振り出して、タナでアタリを待つのみ。

3月〜7月がシーズンのイサキもコマセはアミだが同じ釣り方だ。

つまり、ほぼ周年、ショートロッド1本で南房の釣りを楽しめてしまうのだ。

「うちは初めての人ほど、デ カイ魚を釣りますね」と竜一船長が話すように、タックルすべてをレンタルでき、釣れる釣り方をしっかりと教えてくれるのでビギナーにも大変オススメだ。
 
マダイはむろん、ワラサ、シマアジ、ときにはカンパチと五目釣りができるここ南房の秋はこれから本格シーズンを迎える。

以上の記事は「つり丸」2020年11月15日号の掲載記事です。

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