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ワラサ疾走!豪快な引き味&手軽に数釣り!東伊豆 初島周り

ワラサ疾走!豪快な引き味&手軽に数釣り!東伊豆 初島周り

東伊豆、初島周りでワラサが食いだした。宇佐美港の「清貢丸」の船上では、引き味バツグン!!「気軽に楽しめる青物釣り」が展開されているぞ!

11月はコマセで数釣りも! 12月に入るとイカエサで大型!

秋の沖釣りの花形ターゲットで最初に思い浮かぶのがワラサだ。

穂先を海面に突き刺す派手なアタリ、竿を伸さんとして疾走する豪快な引き味で、初心者からベテランまで人気が高い釣り物だ。

風が涼しく感じ始める頃、各地からワラサ釣り開始の便りが聞こえてくる。

伊豆の名場所、初島沖でワラサが食いだしたという情報が入ってきたのは10月6日だった。

良い船はトップで6本のワラサが上がったという。

10月に入ってコマセに口を使いだした

東伊豆のワラサやマダイの名ポイント、初島周り。ワラサは一年中居着いているが、コマセに反応するようになるは秋からだ

初島近辺は、ほぼ周年ワラサの魚影がある場所だ。

ただし水温が高くなる夏の時期は、小魚を追っていてコマセに付かない。

コマセ釣りが始まるのは秋口からだ。

今年も早い頃から反応はあったようだが、夏から高水温が続き、コマセに口を使い始めたのは10月に入ってからだった。
 
さっそく駆け付けたいところだが、迷走台風14号のおかげで船が出られない日々が続き、ようやく台風が去った13日に出船となった。
 
宇佐美港の「清貢丸」は、これまで川奈沖のシマアジを狙っていたが、この日はワラサ専門狙いだ。

出船前には稲本貢一船長による釣り方レクチャーがあり、コマセの振り方、ドラグ調整などを船長がわかりやすく説明する。

ワラサ釣り初めての人もいて、真剣に耳を傾けていた。
 
船が向かったのは初島西側の60mダチ。

ビシを底まで落とし、底から4mのところからコマセを振って10mの位置にセットする。
 
ハリス長は6mなので付けエサは底から4~5mにあるというイメージだ。

協定で竿入れが6時なので、準備をして10分ほど待つ。この間が伊豆の釣りらしい緊張感だ。

ワラサでもマダイでも朝の一投目は常にチャンスである、6時ジャスト、僚船も含め一斉に仕掛けが投入された。
 
反応はバッチリと出ている。しかし、アタリは来ない。

潮が気に入れば奪い合うようにエサを追うのがワラサなど青物の特徴ではあるが、朝の流しでワラサのアタリはなく、ハナダイが上がっただけだった。

時合がやってきた! 船中何人も同時ヒット

潮はトロトロと動いて、船はゆっくりと流れる。

船長は反応の出ているかけ上がりを繰り返し流して、ワラサの活性が上がる時合を待った。

そして最初に掛けたのは、左のトモの釣り人だった。

大型魚とのやりとりは慣れていないようで、船長のアドバイスでドラグを緩めたまま電動巻き上げでやり取りする。

オマツリの少ない人数なので、時間をかけてゆっくり上げるのが確実だ。

やがて海面に顔を見せたのは3.9㎏のワラサだった。
 
本命ワラサの型がでて、気合いが入る。この日は潮が澄んでいてエサ取りも多い。

5分間隔で仕掛けを上げてエサをチェックする。

ワラサが活性化すれば、うるさいエサ取りがぴたりといなくなる。

そのチャンスを逃さないよう、まめに仕掛けを入れ替える。
 
9時頃に時合がやってきた。左舷の三人の竿が順番に曲がる。

ゆっくりと時間をかけてワラサの引きをいなし、3人とも本命をゲットした。

私の座っている右舷でもアタリがあったが、これは残念ながらハリス切れ。

ハリスは6号だったが、ドラグを締めすぎていたようだ。

オキアミコマセに付けエサもオキアミ。エサ取り対策として、イカタンを持参してもいい

この釣りはハリスのチェックが大事です!

私が釣ったのはいまだヒラソウダのみ。

本命を一本は釣って帰りたいところで、一生懸命コマセを詰め替え仕掛けを入れ替えると、その甲斐あって竿先が海面に突っ込んだ。

ハリスは6号、ドラグはじりじりと出るように調整してあり、ファーストランは糸を出して凌ぐ。

魚が止まったところで、竿を立てて魚の頭をこちらへ向ける。

そのままグイグイと巻き上げるつもりだったが、竿を起こしたところでフッとバレてしまった。

仕掛けを上げてみるとハリスが切れていた。
 
それほど強引なやり取りをしたつもりではないが、朝から使っていたハリスはソウダやサバを掛けたときにパーマして劣化していたようだ。

痛んだハリスをそのまま使っていたのは初歩的なミスでお恥ずかしい限り…。
 
この日のトップは2本。

全員にアタリがあったが、型を見られなかった人はハリスを切られていた。

教訓!仕掛けのチェックやドラグ調整はしっかりやっておこう。

「清貢丸」のワラサ狙いは、11月は午前・午後のコマセ釣り、12月はイカエサの夜釣りになる。

近場で大物とのやり取りを楽しめるチャンスなので、ぜひ釣況に注目してみて欲しい。
 
また、ゲストでまじるヒラソウダだが、釣れたらすぐに氷で締めて、その日に刺身で食べてみて欲しい。

脂の乗りはすさまじく、本ガツオを上回る美味しさにきっと驚くと思う。

東伊豆のワラサ 釣行レポート

引き味バツグン!! 手軽に青物の数釣りができる!

このエリアのワラサ乗合は比較的空いていて、オマツリなどの心配も少ない

ブリ一族のパワフルな引きが存分に味わえるのがワラサ釣りのウレシイところ

釣りごろ!食べごろ!楽しいよ~

夏から秋の青物釣りといえば、最近はキハダを思い浮かべるひとも多いだろうが、より手軽に、ハズレ少なく楽しむならワラサがオススメ。この引きが楽しいんだ!!

タモ取りが忙しくなるような数釣りも期待十分

東伊豆、初島周りでワラサが釣れている。釣りごろ、食べごろなサイズ主体で、「気軽に楽しめる青物釣り」が展開されているぞ!

ワラサはブリの若魚。水温が下がってくると食味もアップ、脂がのった寒ブリ状態に!

初島回りでは3~4㎏前後の釣りごろ食べごろサイズ中心に釣れているが、今後は5㎏オーバーの大型もまじってくるはず

10月に入って本格化してきたので、今後水温低下とともにさらに上向いてくるはずだ

この日はまじりでハナダイが。ほかマダイの期待も

美味しいヒラソウダもまじった。釣れたらぜひ食べてみて

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・宇佐美港「清貢丸」

水温の降下と共に、東伊豆、初島沖のワラサが食いだした。
 
宇佐美港の「清貢丸」の船上では、時合になると次々と竿が曲がるシーンが訪れた。

置き竿の穂先が海面に突き刺さり、ドラグが鳴り、ズルズルと糸を引き出す強烈な引きがワラサ釣りの魅力と言えよう。
 
船底にごろりと横たわったワラサは3~4㎏級、1本釣ればタップリ刺身が食べられるサイズだ。
 
ワラサの引きは強烈だが、決して難しい釣りではない。

出船前には稲本貢一船長のレクチャーもあり、ビギナーも大物ゲットのチャンスはある。

この日の竿頭もワラサ釣りが初めての人だった。
 
東伊豆、とくに初島周りは居着きの群れがいる。

ほぼ周年ワラサの反応が見られ、近隣の定置網にもワラサやブリが入ってくる。

しかし、夏の間はオキアミコマセへの反応が悪く、水温が下がり始める9月から本格化するのが当地の傾向だ。

今年は高水温のためかなかなかワラサがコマセにつかなかったが、10月になって本格化の兆しが見えてきた。
 
釣れ上がるワラサは3㎏~4㎏が主体で、ヒラソウダ、ハナダイなどもまじった。
 
初島のワラサはこれからが本番だ。

冬にかけて良型化し5㎏オーバーも姿を見せ始めるはず。

「清貢丸」では11月中は午前、午後のコマセでのワラサ乗合で出船し、12月になるとイカエサを使った夜釣り(イカブリ乗合)で出船予定。

強烈な青物の引きを存分に楽しみたければ、初島沖がおすすめだ。

以上の記事は「つり丸」2020年11月15日号の掲載記事です。

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