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爆釣発進!半夜のクロムツ絶好調!南房・乙浜~白浜沖

爆釣発進!半夜のクロムツ絶好調!南房・乙浜~白浜沖

今期も南房・乙浜~白浜沖で半夜のクロムツ釣りが爆釣スタート! 乙浜港「信栄丸」でも激ウマの高級魚がワンサカ釣れている!高級魚の多点掛けを楽しもう!!

今期も数釣りムード濃厚! 基本の釣りを覚えて高級魚の多点掛けを楽しもう!!

開幕から絶好調!今期は型が良い!!

釣り座はクジ引きなので、集合時間までにくればよい

今期も南房に黒いダイヤとも呼ばれる激ウマ高級魚の数釣りシーズンがやってきた!

毎年、開幕ラッシュを見せる乙浜から白浜沖の半夜のクロムツが、今年も10月に解禁。

いきなりトップ45匹。
2、3番手も40匹オーバーのロケットスタートを切り、その後も順調に釣れてクーラー満タンが続出している。

「今期はいいぞ!!去年より型も良いし、ここまでの食いも上々だからね。1匹で上がってくることも少ないし、好調さを表す浮いた反応も魚探にバッチリ映っているので、今後もまだまだ楽しめそうだよ」と笑顔で状況を語ってくれたのは、取材を敢行した乙浜港「信栄丸」の安田仁船長だ。

今期好調とはいえ、これほど好調に釣れる要因は、半夜釣りにあるという。

「陽が沈んで表層付近が暗くなりだすと、エサを求めてクロムツが大挙して海溝から水深100m近くまで上がってくるんだよね。つまり最初から活性が高い状態だから、釣りの難易度が下がり、簡単に釣れるってわけなんだ」と船長。

ただし人並み以上に数を釣るなら、それなりの技術や慣れも必要だという。

ということで、今回はその辺のコツまでを基本の攻略法と合わせて紹介していこう。

ちなみに釣れるサイズは、アベレージで30~35㎝。

今期は脂の乗りも抜群で、「刺身や炙り、煮付けなど何をしても激ウマ!」と船長が、味の太鼓判も押してくれたのだ。

オモリ150号を使用、イカタックルの流用OK

通常のクロムツ釣りは狙う水深が深くオモリも200号以上と重くなるが、半夜の釣りでは、それが軽減される。

「それでも使用オモリは150号を使うよ。ポイントの水深が100m前後なんで、もっと軽くしたいところなんだけど、この沖は潮通しが良く、カッ飛ぶこともあるからね」と船長。

竿は、このオモリを背負える先調子竿が適していて、リールは道糸にPE4号を最低300m巻いた中型電動。

「アワセを入れた方がバラシを防げるので、最近はアワセの効く7対3から8対2調子の竿を勧めているよ。クロムツは歯が鋭く、細い道糸だとオマツリした際、その歯に当たり切れちゃうから多少太目のPE4号を使っているんだ」。

このバランスだと、一般的なイカ釣りタックルを想像できるので尋ねると、「まったく問題ないよ。強めのビシアジタックルでも楽しめるので、イカ竿やアジ竿でどんどんチャレンジして欲しいよね」とのこと。

この釣りは意外と敷居が低く、入門しやすい釣りといえるのだ。

イカ釣り用タックルでも楽しめるので、気軽にトライして多点掛けを満喫しよう

仕掛けは5本バリが理想、シンプルなものを推奨

仕掛けは、胴付きの5本バリくらいが手返し良く、扱いやすいと船長。

「日中のクロムツ仕掛けは7~8本の胴付き仕掛けが多いけど、こっちは夜釣り。ライトを点けているとはいえ足元は暗いので、ハリ数が多いとどうしても手前マツリが多くなるからさ」。

ちなみにビギナーは、回収からの投入を急いで行う場合などは5本でもさばききれないことが多々あるそうで、そんな人には仕掛けの上部を切って3~4本バリで釣りをするようにアドバイスを贈るという。

「推奨仕掛け(仕掛け図で紹介)のような市販品がなかなか無くてね。それに近い『ライト深場五目仕掛け』でも釣りはできるので代用で販売はしているけど、うちではハリを結べる人には自作をお願いしているんだ。推奨仕掛けは、各パーツを結ぶだけで簡単に作れるんでね。そうすればハリ数も最初から調節できるから」と船長。

数に限りがあるが、予め依頼されれば船長作の仕掛けを販売することもできるので、それを利用する手もあるとのことだ。

「自作する際は、クロムツは光物を嫌う習性があるので、ハリ周りに夜行玉などのアピールアイテムを付けないこと。また鋭い歯でハリスを傷付けられるので、替えバリを多めに持参すること」を船長が強調した。

市販のライト深場五目仕掛けでも釣りは可能。オモリは150号だ

予め船長に頼めば、ハンドメイドの仕掛けを購入できる。ちなみに替えバリの予備は多めに持参すること

エサは船宿から配布されるサバタンやシイラのタンザクなど。チョン掛けで使おう

投入、回収をスムーズに行い数釣りにつなげよう

半夜のクロムツ釣りに限らず、ハリ数の多い仕掛けを使う釣りは、いかにスムーズに投入し、また回収できるかで釣果に差が出てしまう。

そこでそれぞれのコツを上にイラストで解説したので、練習してマスターしよう。

「信栄丸」は予めマグネット板を釣り座に置いてスタンバイしているので、これを有効活用しよう。
「投入の際、船べりに順番に並べたハリを風で飛ばされて、仕掛けがグチャグチャになることが一番多いからね」。

投入の合図があったらリールのクラッチを切って、オモリを前方に弧を描くようにキャスト。

「サミングしてバックラッシュを防ぎながら落とすことも忘れずに行うように」と船長がアドバイスをくれた。

ちなみに仕掛けが絡んでしまったときは、1回投入を見送るなどして落ち着いて対応しよう。

「1回くらい投入ができなくたって、魚はたくさん釣れるから気にしないことだよ」とのことだ。

投入はオモリを前方へ弧を描くように投げること

オモリ底トントンのタナを探るのがセオリー

通常、クロムツの生息域は底から5m前後の間で、これは夜だけに限らず、日中の深場にいるときも同じだ。

夜はそのタナで落ちてくるエサを泳ぎながら探しているので、その範囲を探るのがセオリーとなる。

「うちのオリジナル仕掛けで5本バリなら、先バリまでの長さが一番下のオモリから7.2mになるので、オモリが海底をトントンと叩く位置をキープすればその範囲はカバーできるってことになるよね。そんな考えから、まずは底スレスレのタナでアタリを待って様子を見ていくんだ」。

開幕時はもちろん、ここ最近もこの釣り方で様子見をしているうちに、辺りがすっかり暗くなりアタリが出だすとのことなので、陽があるうちは投入、回収の練習をしているつもりで少々辛抱。

時合いを待とう。

誘いはリフト&フォール、アワセを入れた方が無難

アタリが遠いときは、誘いを入れる。

ただし、この釣りでは、誘い過ぎは逆効果となるので注意が必要だ。

「鋭い歯を持っているクロムツは、いかにも獰猛で貪欲なイメージなんだけど、それとは裏腹に意外と捕食が下手でね。あまり激しいアクションで誘うとエサを追いかけなくなり、結果、活性を落としてしまうんだ」と船長。

誘いを入れるなら、ソフトなリフト&フォールが基本。

ス~ッと頭上まで竿先を持ち上げたら、一度止めを入れて食わせのタイミングを与える。

その後は、誘い上げたスピードよりスローに竿先を戻して、今度はフワッとエサを漂わせてやるのだ。

ガッガッガッと竿を叩くクロムツのアタリは明確でわかりやすいが、アワセは上のイラストで紹介している通り、最近は2パターンある。

状況で使い分けてバッチリ取り込めるようにしておこう。

活性が上がると浮いた反応が出る。

こちらの釣り方も下記イラストを見れば一目瞭然となっているので、しっかりチェック。

追い食いさせて高級魚の多点掛けを存分に楽しみ、刺身や煮付けなどの料理に舌鼓を打ちましょう!!

【南房・乙浜~白浜沖】半夜のクロムツ 釣行レポート

開幕ラッシュを決めて好発進! 激ウマの高級魚がワンサカ釣れる! 追い食いさせて多点掛けを楽しもう!!

ポイントまでの行程は最短で15分。暗くなってからの釣りとなる

半夜のクロムツ釣りが、今期も爆釣スタートで開幕!

アタリは明確! 今期は良型メインで 食ってくる!!

この日は「つり丸」協力船宿で船長の友達でもある鴨川港「第三新生合同丸」の本多船長が遊びに来て、多点掛けの連発を見せてくれた

行程15分の乙浜沖から30分圏内の白浜沖にクロムツのワンダーランドがある

圧巻の5点掛け!

「ここでは4点掛けや5点掛けは珍しくないよ」と常連さん。それだけ魚影が濃いのだ

取材日の最大は、45㎝のこのクロムツでした

ガガガッという明確なアタリを捉えたら、1mずつゆっくり巻き上げるだけで追い食いしてくる。30㎝オーバーの良型がダブル、トリプルと当たり前に食ってくるぞ

「軽くアワセを入れた方が、バラシを防げた」と常連さん

1匹で上がってくることは、ほとんどなかった

脂の乗りが抜群で激ウマな当地のクロムツ

刺身や炙り、煮付けなど何をしても激ウマ!

「こんな爆釣体験ができるので船長の所に通っちゃうんですよね」と足繫く通うファンはいう

エサを求めて海溝から水深100m前後まで上がってくるクロムツ。最初から活性が高いので簡単に釣れると船長は言う

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・乙浜港「信栄丸」

毎年、爆釣スタートで幕を開ける南房・乙浜沖から白浜沖にかけての半夜のクロムツ釣りが、今期もスタートダッシュを決めて絶好調。

出船さえできれば、クーラー満タンのお祭りモードで楽しめている状況だ。

「今年は、なかなか良い凪にあたらなくて、まだ数えるほどしか出船してないけど、出れば毎回トップ40匹以上。ビギナーでも20匹以下ってことがないくらい釣れているよ。魚探の反応も濃いし、今後もまだまだ楽しめると思うよ」とは、この釣りに力を注いでいる乙浜港「信栄丸」の安田仁船長。

嬉しいことに、今期は釣れるサイズが30㎝以上の良型が中心で、40㎝オーバーも良くまじるのが特徴だそうだ。  

この釣りは、仕掛けの投入がコンスタントにできれば数は伸びると船長。

「釣り自体は簡単だからさ。底を取ったら、竿を上下してエサを動かして誘うだけだからね。それより灯りを点けているとはいえ、足元は暗くなりがち。ハリ数も多く、手前マツリしやすいので、そこに気を使って落ち着いて投入してほしい」とアドバイスをくれた。

ちなみに狙うポイントの水深は100m前後。

オモリ150号。道糸PE4号を使うので、一般的なイカ釣りタックルで楽しめるとのこと。
 
今期も脂の乗りが抜群で激ウマな当地のクロムツ。

数が釣れるので、刺身(船長お勧めは炙り)、煮付け、塩焼きなどで存分にいただきましょう!

以上の記事は「つり丸」2020年11月15日号の掲載記事です。

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