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大ビラメ狙撃!良型続々浮上!!部分解禁!茨城・鹿島沖

大ビラメ狙撃!良型続々浮上!!部分解禁!茨城・鹿島沖

11月1日、鹿島沖で待望の生きイワシエサのヒラメ釣りが解禁!今年もまずまずの群れの濃さ!横流し釣りを覚えて大ビラメを狙おう!!

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横流し釣りの特徴を理解して、本格シーズンのヒラメの釣果アップを狙う!

解禁日の乗船前の鹿島港。駐車場は満タンで人であふれていた

11月は鹿島沖が部分解禁!今期もまずまずの出だし

茨城県の海域は遊漁による生きイワシエサのヒラメ釣りの期間と釣期が厳密に決められている。

11月1日に鹿島沖が県内トップを切って部分的に解禁。

そのエリアは、北が北緯36度00分、南が北緯35度52分の間。陸上の目印となるのは、北が鹿島サッカースタジアム、南が日川浜だ。

そして12月には一部を除き、茨城県内の海域はほぼ全面解禁となり3月いっぱいまで生きイワシエサのヒラメ釣りが楽しめる。

すでに解禁した今期の気になる様子はというと、まずまずの出だしといえる。

「例年なら灘の水温は17度だけど、今年は22度もあったね。この高水温がどう影響するか過去に前例のない環境だけにわからないけど、解禁日はまずまずの食いだったね。漁でも例年どおりの水揚げだったから、この冬も期待できると思うよ」とは、現役漁師でヒラメにはとびきり詳しい鹿島港「大久丸」の大川久明船長の言葉。

解禁日のヒラメの平均サイズはほぼ水深に比例していたようだが、灘の浅場には小ぶりでも数がいて十分に楽しめた。

近年のシーズナブルパタンは、12月になると灘の浅場にイワシが回遊してきてそれを追う大型のヒラメが釣れるようになること。

今期もその状況があることを今後期待したい。

どの船も満員御礼状態

風の力を利用する横流し釣りを理解してから臨む

茨城海域、とくに鹿島沖〜神栖沖ではヒラメ釣りでは、風の力を利用して船を流す“横流し釣り”がほとんどの遊漁船で行われている。

その横流し釣りとは、乗船者全員に効率よく魚と出会う機会を増やすための釣り方だ。

風を船の真横から受け、その力を利用して船を流すというもの。状況はトローリング状態と理解しておこう。

よって強引に船を流すことになるので、必然的に投入してある仕掛けは常に引っ張られる状態になる。

だから、風下側の釣り座では道糸が船下にもぐり込み、風上側では、斜め前方に道糸が出ていくこととなる。

後者の風上側では、道糸が前方に出ていくようになるため、釣り辛さはあまり感じないだろう。

その反対の風下側は、道糸が船下にもぐりこむようになるので、どんな人も釣り辛さを感じる。

だが、この釣り座は、風上の釣り座より有利な環境であることを理解しておこう。

つまり、ポイントには先に仕掛けが入り、釣れる確率が上がるのだ。

これらの状況を釣りを行う前にきちんと理解し水中イメージをしておくことが大変大事だ。

横流し釣りを前提としたヒラメタックルとは?

鹿島沖では、横流し釣り用タックルセッティングが必要となる。

ロッドはヒラメ専用。

2〜2.7mでオモリ負荷120号まで背負えるもの。

長さは好みでよいが、横流し釣りで120号の重さと船に流れによる潮の抵抗に耐えうるものが必要だ。

使用オモリは最低でも80号と重く、多くのエリアのヒラメ釣りではオモリ負荷は60号が標準で竿はそれに順じたものが多いが、オーバーウエイトとなっても通常のヒラメ専用で十分対応可能。

竿先は繊細なアタリを捉えることとなるのでできるだけ、感度のいいものがベスト。

穂先部は食い込みをよくする軟らかめがよい。

具体的にはな7対3調子を基準に穂先が軟らかいものを選択。

リールは小型両軸でハイギアタイプの手巻き両軸リールか、小型電動。

道糸はPE3号が無難だが、水切れのよさを期待してPE2号でもよい。

収納する道糸は最低でも200mは必要だ。

仕掛けはハリスと捨て糸の長さのバランスが大事

さて、仕掛けだが、当然横流し釣りを前提としたものを用意する。

ハリスの太さは6号。

大型ヒラメを狙いたいなら8号でもよい。

その長さは90㎝前後。エサがマイワシなので丁度イワシが泳ぎやすく、ヒラメが捕食しやすい長さが90㎝なのだろう。

釣り人も扱いやすい長さで、とにかく過去に一番実績があるのがこの長さであるのは間違いない。

そして、この横流しでは捨て糸の長さがさらに重要となる。

捨て糸の長さでイワシの泳ぐタナが決まると考えよう。

横流し釣りでは、捨て糸の長さはハリスの長さマイナス10㎝程度が基本とされているが、近年はハリス長の半分の長さが標準になりつつある。

つまり、ハリス長が90㎝なら45㎝、約40㎝でよい。

孫バリはシングルで十分。背掛けにする

横流し釣りでは、エサのイワシがボトムを這うこともあるので、根掛かりを避けるために孫バリは背掛けが基本だ。

トレブルフックのほうが確実にフッキングし釣果アップになると考えがちだが、実際はシングルフックのほうがヒラメの食い込みがよく、エサも弱りにくい。

さらには、タモ入れ時やオマツリ時の絡みも少なくトラブルレス、結果として釣果アップにつながることになる。

いままでトレブルフックオンリーだった人もこれを機にシングルフック派になってはいかがだろう。

使ってみれば、そのメリットを感じとることができるハズだ。

エサはマイワシ。孫バリはシングル、トレブルともに背掛けが基本だ

小型水中ライトの使用は好みでオーケー

近年流行の水中ライト。

カラーもさまざまで一番多く使われているのがブルーだが、水中ライトの効果が本当にあるかどうかは分からない。

だが、潮がにごっているときや、夜明け前、雨天時など暗いときはライトはあったほうが明らかに効果があると実感できることがある。

しかし、船上が混雑するときやイナダやワラサなどの青物などが多く回遊しているときなどはオマツリの原因となるので、使用は控えたほうがいいだろう。

オモリの号数は風下側の釣り座は重くする

鹿島沖の横流し釣りでは、オモリのサイズは80号が基準。

潮の流れが速かったり、風が強い場合、仕掛けはかなり浮きやすくなるので、さらに重い100号にしたり、さらに重い120号を使うこともある。

風上側の釣り座では軽めの80号、つまり標準オモリでよいが、風下側の釣り座では重めの100号または120号などにする。

つまり、釣り座の風向きによりオモリを替えるとよい。

しかし風もなく流れがゆるいときは、あえて重いオモリを使うことはない。

状況に応じた判断でオモリのサイズは決めるようにする。

オモリを風向きで替えるように、釣り方も風上側か風下側かで変わってくる。

さて、横流し釣りがどのような状態か再びイメージしてみよう。

釣り方の基本は両弦ともにオモリトントン。だがオモリを底から30〜50㎝上げるようにする。

船の流れでオモリが極端に吹き上げられないようにするためにマメに底ダチをとるのが大事だ。

ここでよく勘違いするのが、風下側。底ダチをとるために糸をどんどんと出してしまうと、せっかくの有利な環境を台無しにしてしまうばかりか、風上側の人をオマツリをおこしてしまう。

そう、こちらの側で釣りをする場合は、オモリを重くしてでも道糸をできるだけ出さないで底をトントンさせるのが正解である。

高ダナ攻めは船の流れがゆるいとき、澄み潮のときに行う

より大型を狙うために、高ダナ攻めをする、という人もいるだろう。

だが、この高ダナが有効なのはある程度の条件が整ったときに限られる。

まずは船の流れが遅く、潮が澄んでいるとき。

横流し効果というより、ピンポイントの潮流しに近い状態になるので、自分のイワシエサを広範囲にアピールするという目論みで底上1〜2m上げのタナで待つことが有効だ。

また、人工魚礁や根周りを横流しする場合、オモリトントンでは根掛かりを頻発してしまうので、根掛かり回避を第1とした高ダナ待ちでアタリを待つ。

根頭や魚礁の頭にいるヒラメはもともと高活性であることが多く、高ダナのイワシエサでもジャンプしてバイトしてくることが多い。

アタリが出たらどうやってアワセるのか。送りすぎもNG

アタリが竿先に出たら、早アワセは禁物。

そして、違和感なくエサを食わす目的で道糸をフリーにして送りだすのもNG。

アタリが出たら、糸を送っても30㎝〜50㎝ほどでよい。

なぜなら、横流し釣りでは、すでにトローリング状態でエサを引っ張っているので、それに食ってきたヒラメはなかなかエサを離さない。

30〜50㎝ほど送り込んでじっと待つか、アタリ後、送り込まずにじっとその位置で待とう。

そして、変化がないようならゆっくりと聞きあげてみる。

この動作でほとんどの場合、フッキングしている。

つまり、咥えたエサをさらに食い込ませるような動作を行う。

ヒラメのフッキング後のやり取りは、ポンピングはNG。

竿を立てたまま、リールを巻く。そして、取り込みは必ずタモ入れを。

大型ほど周りのひとたちとオマツリする可能性が高いので、周りの人たちは釣れている人を優先にすることが大切だ。

鹿島沖 茨城海域部分解禁!大ビラメ釣行レポート

今年もまずまずの群れの濃さ!横流し釣りを覚えて大ビラメを狙おう!!

夜明けとともにスレ知らずのヒラメの荒食いが始まった解禁日

鹿島港の真沖にもヒラメの好ポイントが続く

コ、コレは、デ、デカイっ!

竿を元から曲げる重量感たっぷりの引きは、間違いなく大ビラメの引き。魚礁さえかわせば、ひとまずは安心。問題は取り込みだ

無事に取り込み成功!大ビラメのタモ入れは仲乗りさんにおまかせしよう!!

堂々6㎏大ビラメ!

朝いちの魚礁攻めでは、6㎏の大ビラメが来た

これで7枚目です。朝は怒涛の入れ食いですよ!

女性アングラーもこの通り。ヒラメはビギナーにも釣れる

魚礁周りではこんな良型が多くヒットした

朝イチに良型乱舞!

続々浮上!!

こんなサイズのヒラメを1枚釣れば十分にお土産になる

規定の10枚達成者続出中!

規定の10枚をキャッチしたヒラメ釣り名人の世田谷区の山田さん。ライトヒラメロッドでヒラメを次々に掛けていった

おいしいマゾイ

マハタは昨シーズンよりも成長してこの通り

カンパチ(ショゴ)がまじった

これはキントキダイ

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島「大久丸」

11 月1日、茨城県の鹿島沖で待望の生きイワシエサのヒラメ釣りが解禁した。

今回、ヒラメ釣りが可能になったのは、鹿島サッカースタジアム沖から日川浜沖の間。

12月1日には茨城県の海域は一部を除いて全面でヒラメ釣りが可能になる。

例年、関東の冬のヒラメ釣りはこれを皮切りに一気に盛り上がる。

「なにせ水温が例年に比べて約5度も高いから解禁日はどうなることやらと思っていたけど、沖のヒラメは活性が高く良型ばかりだったね。解禁前の漁ではヒラメの水揚げはまずまずだったかのようで、魚影は今年も濃いよ。3月までめいっぱいこの釣りを楽しんでほしいね」とは、とことんヒラメ釣りにこだわる鹿島「大久丸」船長の大川久明さん。

彼は現役漁師でもあり、スパンカーのない船をポイ ントにピタリと流し当てる凄腕船長でもある。
 
解禁日当日は、沖の魚礁周りで朝いちから6㎏の大型を含め、良型ばかり8時ころまで入れ食い。

約20人の釣り人全員がヒラメを手にすることに。

潮と風がほとんどない状態でこの様子だから、条件がさらに整ったらものすごいことになっていたという。
 
今後、水温が下がれば群れ固まりさらに釣りやすくなる。そして、イワシの群れが北から南下してくれば浅場で大型の渡りのヒラメが狙える。

しばらくはここ鹿島沖から目が離せない。 

以上の記事は「つり丸」2020年12月01日号の掲載記事です。

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