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落とし込み&泳がせで狙う!絶品の寒ブリ!相模湾・二宮沖

落とし込み&泳がせで狙う!絶品の寒ブリ!相模湾・二宮沖

相模湾の二宮沖で絶品”寒ブリ”を釣らせてくれるのが、茅ヶ崎港の「ちがさき丸」だ!釣り方は、エサのサバの釣れ具合によって落とし込みまたは泳がせで!今年のしめくくりにぜひ!

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エサの確保に最大限の努力を!サバ釣りを制する者がブリ釣りを制する!!

「ちがさき丸」のブリはスポット出船

これからの時期のブリは、“寒ブリ”と呼ばれ、一種のブランド魚であると言っていい。

脂が乗って、最高に美味しくもちろん高級魚である。

そん絶品ブリを相模湾で釣らせてくれるのが、茅ヶ崎港の「ちがさき丸」だ。

ブリといっても大きさは様々で、5㎏前後のワラササイズから10㎏オーバーの正真正銘ブリサイズまでがヒットしている。

しかも、「ちがさき丸」が狙っているブリは、生きたサバをエサに狙うのだから当然といえば当然だが、ベイト(小魚)を追っているためか味は抜群だという。

刺し身や照り焼き、西京漬け、ブリ大根など定番料理はもちろん、とくにこれからの季節は「ブリしゃぶ」が最高だ。

さて、「ちがさき丸」のブリは定期的に出船している通常の釣り物ではなく、不定期出船となるスポット釣り物。

出船日は船宿ホームページに掲載されるので、釣行をお考えの方はぜひチェックしていただきたい。

また、コロナウイルスの影響や広いスペースで快適に釣りを楽しんでいただきたいという配慮から、片舷7人の人数限定となっている。

釣行予定が決まったら、早めの予約が得策だ。

状況で落とし込みと泳がせで狙う

「ちがさき丸」のブリ釣りは、状況によって2種類の釣り方で狙う。

「落とし込み釣り」と「泳がせ釣り」だ。

落とし込み釣りは、太ハリスのサビキ仕掛けでエサとなるサバなどの小魚をまずは掛け、船には上げずにそのまま海底付近まで落とし込んでそれを狙うブリを釣ってしまおうという釣り方。

一方で泳がせ釣りは、エサ(サバ)はエサで先に別の場所で釣り、エサがある程度確保できた(釣れた)ところでポイントを移動し、自分で釣ったサバを泳がせてブリを狙う、というスタイルだ。

どちらの釣り方も生きエサを泳がせて釣るという釣りの面白さに加え、20〜25㎝以上もあるサバを食ってくるような大型のブリがヒットする可能性があるというワクワク感や夢がある。

それだけに、「ちがさき丸」では出船日が発表されるとみるみる予約が入るというのも頷けるというものだ。

状況がよければ一日に2本以上も釣る人もおり、さらには全員安打ということもある。

そのカギを握るのが、詳しくは後述するが、一にも二にも“エサの確保”だ。

さて、落とし込みまたは泳がせのどちらを行うかは、当日になってみなければ分からない。

落とし込みでエサがよく掛かるようであれば落とし込みで狙うが、今シーズンは落とし込みではなかなかエサが釣れない状況も多い。

そんなときはサビキやウイリーを使って、本命釣りの前にエサ釣りを行う。

したがって、仕掛けはそれぞれ専用のものが必要だが、可能であれば道具もエサ釣りと本命狙いの両方を用意できればベターだ。

実際、本記事を作成するにあたっては2回取材を行ったが、1回目は落とし込みで狙い、2回目は泳がせ釣りで狙った。

ではその道具だ。

落とし込み、そして泳がせ釣りの竿は共通でよく、ワンピースのライト泳がせ用、強めのビシアジ用やワラサ竿など、コマセのカツオ釣りで使う程度の強さの物でOK。

コマセキハダで使う竿ではちょっと強い。

長さは1.6mから長くても2.4m程度まで。

落とし込みも泳がせも基本的には手持ち竿で行うので、あまり長いと扱いにくい。

リールは中型電動で、道糸はPE6〜8号を300m以上巻いておこう。

オモリは150〜180号を使用する。

泳がせのエサ釣りを行う場合は、浅場は40m前後、深場は100m前後を狙ったが、どちらの水深でもこのタックルでできないことはない。

ただ、浅場ではライト五目で使うようなライトタックルがあればより快適だ。

落とし込み&泳がせ用タックルの他に、浅場エサ釣り用のライトタックルも用意できればなおよい

エサがないことにはブリ釣りが始まらない

この釣りで最も重要と言っても過言ではないのが、前述の通り“エサの確保”。

“いかにエサのサバを釣るか”だ。

とにもかくにも、エサがないことにはブリ釣りが始まらないのである。

エサのサバ釣りを制する者が、ブリ釣りを制する、のだ。

したがって、玉数はできるだけ多いほうが断然有利で、もちろんその質も重要となる。

活きがいいほうがよいのは言うまでもない。

とはいえ、コマセマダイやイカ釣りの外道では「もう勘弁して!」というぐらいに釣れるサバだが、いざサバを本気で狙うとなると、これがなかなかに難しい。

そのためには、落とし込み釣りのサビキ仕掛けはもちろんだが、とくに泳がせ用のエサ釣りを行う場合は仕掛けがかなり重要となる。

落とし込み釣り用のサビキは専用の太いハリスの仕掛けを使う。

船宿推奨仕掛けは3本バリだが、ベテランは自作してよりハリ数の多い仕掛けを使っていた。

エサ釣りを別で行う場合はアミコマセを使用し、仕掛けはサビキとウイリー2種類を使う。

サビキとウイリーの違いによってサバの釣れ方に差が出てしまうこともあるので(取材日はサビキがよかった)、ぜひ両方持参していただきたい。

深場も浅場も釣ることを考えると、ビシ(オモリ内蔵タイプ)ではなく、オモリの重さを変更できるカゴタイプがオススメだ。

サビキは市販品のものであれば何でもいいとのことだが、やはり何種類か用意しておいたほうがいいだろう。

記者が2回実際に船に乗って感じたことだが、本当にこの釣りはエサが重要。

エサ釣りは、超真剣に行っていただきたい(仕掛けの詳細はイラスト参照)。

落とし込み釣りの船宿推奨仕掛けは3本バリ。初心者はぜひコレで!

サバもブリも落ちてくるものをよく見ている

最後は釣り方だ。

まずは落とし込み。

前述のようにエサを釣らないことにはブリ釣りがスタートしないので、とにもかくにもサバを掛けることに最大限の努力をしよう。

船長からの指示は、大きく2パターン。海底付近にベイト(サバ)の反応があるときと、中層にあるときだ。

いずれにしても、サバは落ちてくるものによく反応するので、とくに中層に反応がある場合は、船長の指示ダナより少し上(仕掛け分以上)から、リールをサミングしながらスッ、スッ、スッといったイメージで落とし込んでいくとよい。

サバが掛かったら、仕掛けを回収せずにそのまま海底まで落とし込んでいく。

落とし込み釣りと呼ばれる所以だ。そして、このときもブリは上から落ちてくるものをよく見ていると考えたい。

落とし込んでいるときにサバが不自然な暴れ方をしたらチャンス大。

その場合は着底直後にアタリが出ることが多いので、全神経を竿先に集中させよう。

泳がせ釣りも同様で、仕掛け落下中から竿先に神経を集中させたい。

釣る人はただ漠然とは仕掛けを落とさないものだ。

オモリが着底したらすぐにはタナを取らず、少しその場で待ってみる。ブリが上から落ちてくるものを追っているとすれば、エサが止まるその瞬間が捕食のチャンスだからだ。

アタリがなければゆっくりと3〜5mほど上げてみる。

このときも漠然とタナに合わせて待っているのではなく、サバが暴れるところを積極的に探す。

ベイトの反応が上のほうまで出ているときは、さらに上まで探ってもよいだろう。

いくら生きたエサを使っているとはいえ、泳がせ釣りは待ちの釣りではない。攻めの釣りだ。

最後の難関は、アワセ。

とにもかくにも、早アワセは厳禁。

ガタガタと竿先が震えているだけの状態ではまた食い込んでいない。

ここでアワせてもすっぽ抜けとなることが多い。グググッと強い引き込みがあってからしっかりとアワセを入れるようにしよう。

絶品高級寒ブリを釣るための道のりは決して簡単ではないが、それを手にしたときの喜びは本当に気持ちいいものだし、何よりも帰宅してからのお楽しみも最高。

ブリはかなりいる模様なので、ぜひチャレンジしていただきたい。

【相模湾・二宮沖】寒ブリ釣行レポート

落とし込みor泳がせは状況次第!本命釣果のカギはエサの確保にあり!! 価値ある一本をキャッチせよ!

11月中旬の取材時のポイントは二宮沖水深100m前後。周囲にはビシアジ船の姿も。ブリはアジやサバなどコマセに集まった魚たちも狙っていると思われる

とにもかくにも、エサがなければ釣りが始まらない。持ち駒がたくさんあればあるほど有利なのは言うまでもない。エサ釣りは超真剣に!

サバが大きかったのでじっくりとそのときを待ち、見事に掛けた。アワセのタイミングを図るのは案外難しく、すっぽ抜けが多いのも事実

絶好調だった試し釣りを受けての出船だったが、この日はこの加藤さんの一本のみ。その後はムラはあるものの2本以上、数釣る人も出るなど好釣果を記録している

「ちがさき丸」初訪船だった府中市の加藤さん。この日は落とし込みで狙ったが、エサのサバがなかなか確保できないという渋い状況のなか、貴重なサバを釣り上げ一発で本命キャッチ。ワラササイズとはいえ、本当に価値ある一本だった

2度目の取材では泳がせで狙った。

釣りが釣りだけに全員安打とはなかなかいかないこともあるが、この釣りにはコマセのワラサ釣りにはないワクワク感や夢がある。泳がせ入門にも最適だ

見事な体型の8㎏オーバー! グラスの無垢竿をバットからひん曲げた。こんな魚がヒットするのがこの釣りの大きな魅力のひとつ。10㎏オーバーも出ている

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・茅ヶ崎港「ちがさき丸

ブ リといってもこれから迎える季節に釣れる(獲れる)ものは、地域によっては“寒ブリ”と呼ばれ、特別な存在として扱われる。
 
寒ブリ――。
なんとも魅惑的な響きではないだろうか。

“寒”というひと文字がつくだけで、一気に何倍も高級感が増す。

厳しい冬に備えて丸々と太った魚体は脂もうまみもたっぷり。

刺し身、ブリ大根、照り焼き、西京漬け、カマの塩焼き、そして何よ りブリしゃぶはもう絶品だ。
 
そんなブリが、相模湾の二宮沖で釣れている。釣り方は、エサのサバの釣れ具合によって落とし込みまたは泳がせで、サイズはワラサクラスから正真正銘のブリまで様々。

魚が魚だけにボウズがないとはいい切れないものの、いい日に当たれば2本、3本と釣る人もいるほと好調だ。

「この釣りは何よ りもエサの確保が重要です。エサがなければ釣りが始まりません。ブリはいますので、エサさえあれば勝負になることも多いです」とは「ちがさき丸」3号船を担当する石塚光洋船長。

エサ釣りを制する者がブリ釣りを制する、と言っても過言ではないのだ。
 
もちろん、相手はブリ。

大物だけに、掛かってからのファイトも強烈。

こんな夢のある「ちがさき丸」のブリ釣り。

今年のしめくくりにいかがです?

以上の記事は「つり丸」2020年12月15日号の掲載記事です。

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