MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
相模湾 タチウオジギング!エキスパートのタックルセレクト!

相模湾 タチウオジギング!エキスパートのタックルセレクト!

相模湾の定番メニューになりうる、タチウオゲームのタックルとは!?ロングランで楽しめている相模湾のタチウオジギング。エキスパート2人のタックルセレクトを中心に紹介する。

perm_media 《画像ギャラリー》相模湾 タチウオジギング!エキスパートのタックルセレクト!の画像をチェック! navigate_next

浅場でバタバタっと釣れて 終わらないタチウオの模様とは

定番ポイントとなっている二宮沖にはタチウオ狙いの船団が出来ていた 

関東エリアでタチウオジギングが楽しめるフィールドといえば、東京湾、そして駿河湾が挙げられる。

前者はデイゲーム、後者はナイトゲームと違いはあれ、出船する船数も多く、長らく人気を得てきた2大フィールドと言えるだろう。

ほかでは外房沖でも楽しめるし、近年では常磐沖にも注目が集まっている。
 
そして相模湾。

ここでも以前から釣れてはいた。

しかし、ムラっ気が激しく、なかなか定期出船までは至らなかった。

台風や大雨の後、川水の濁りのなかで釣れるが、それが落ち着くと終わってしまう。

そんな条件付きのターゲット、という印象が強かった。
 
2020年の夏から釣れ始めたタチウオはちょっと様子が異なっている。

船宿にもよるが、エサ釣りの出船を中心に12月に入ってもロングランで釣れているのだ。

12月中旬になって出船をスタートした平塚「庄三郎丸」、担当の後藤久船長は今後の展開を以下のように予想する。

「ちょっと先のことは分からないけど、深場にベイトがいて、そこで釣れているのが特徴です。だからベイトがいる限り続くんじゃないかな、と期待しているんですよ」。
 
浅場でバタバタっと釣れて終わる、そんな例年のタチウオ模様とは様相が異なる、というのだ。
 
「庄三郎丸」では「ライト・タチウオ船」として出船。

エサ&ジギング同船での釣りとなり、ルアーマンはミヨシ部分で楽しむことができる。

人数に限りがあるので、思い立ったら早めの予約が確実だ。
 
取材日は釣果的には伸び悩んだものの、ドラゴンサイズもキャッチされ、十分な手応えを感じることができた。

ポイントは相模川河口沖と二宮沖。いずれも水深は100~140m前後と深め。

それだけに爆発的に数が伸びる!と釣りとはならないが、深場ならではの、レンジを探りながら、狙い澄まして1本を掛ける楽しさがある。

1本とのやり取りを長時間味わうことができるのも深場の魅力のひとつではないだろうか?

プロアングラー上屋敷さんと梶尾さんのタックル

取材日は平日ということもあってルアーマンは2人と少なかった。

しかし、その2人ともに腕達者で知られる上屋敷隆さんと椙尾和義さんだった。

上屋敷さんはマングローブスタジオ、椙尾さんはサプライズという釣り具メーカーを主宰している。

ここからはお二人の持参していたタックルを中心に紹介していこう。参考になること請け合いだ。
 
相模湾のタチウオゲーム、といっても東京湾、駿河湾で使用するタックルと大きく変わることはない。

強いて言うならば、狙う水深が深めなことが注意点。

それゆえこの深さに対応したタックルを選ぶことが大切だ。
 
ベースとなるロッドは6ftクラスのタチウオ用、ライトジギング用。

リールは小型でありながらも剛性に優れたソルト用リールを選びたい。

ラインはPE0.8~1号、リーダーは6~8号のフロロカーボン製に、好みによって先端に12~14号程度のリーダーを30㎝ほどセットする。

これは鋭い歯によるラインブレイク防止用だ。

ジグのウエイトは100~200g。

メインウエイトは150g程度となるだろう。
 
実際に上屋敷さん、椙尾さんの使用していたタックルを以下に記してみる。

まずは上屋敷さんから。

持参したタックルは2セット。

ロッドはブルーアイアスBA-661CSBのみ。これにオシアコンクエストCT200HGとPGをセット。

メインラインはバリバス アバニ10×10マックスパワー1号、リーダーは船ハリス5号と6号を使用。

5号を使う場合は先端に船ハリス14号をセットする。
 
メタルジグはワイプアウト・センターとワイプアウト(ショートタイプ)を使用。

ウエイトは130~200gを用意していた。

フックには2021年春にリリース予定のBKKタチウオ用トレブルフック2/0、3/0を使用。

ロッドとジグは上屋敷さんプロデュースのマングローブスタジオ製となる。
 
続いて椙尾さん使用タックルを紹介しよう。取材日は3セットを用意。
 
ロッドはゲーム サーベルチューンB66M、サーベルチューンSS B68ML-S、オシアジガーインフィニティB65-0の3本を使用。リールはオシアコンクエスト201CTのHGとPGを状況に応じてセットし分ける。

メインラインはバリバス アバニ10×10マックスパワー1号、リーダーは船ハリス6号を使用。

先端に船ハリス12号をセットする。
 
メタルジグはオシア スティンガーバタフライ、オシア スティンガーバタフライ センターサーディンの135、160、200gを使用。ほかにはブルージャック80g、プロトモデルの160gを多用していた。

後者の2本は椙尾さんが主宰するサプライズ製だ。
 
おふたりに共通しているのは、リールのギア比を使い分けているところ。

ハイギアとノーマル(パワー)ギアのリールを用意している、ということだ。

タチウオの反応によってチェンジしたり、攻め手の手段として活用していた。

参考にしていただきたい。
 
スペースの都合上、上屋敷&椙尾さんの秘技、秘術まで紹介することが出来なかった。

だが、タックルセレクトだけでも大いに参考になると思われる。

実釣テクニックの紹介については、またの機会を楽しみにしていただきたい。

上屋敷さんのジグは、ワイプアウト・センターとワイプアウト(ショートタイプ)を使用。ウエイトは130~200gを用意

梶尾さんのメタルジグはオシア スティンガーバタフライ、オシア スティンガーバタフライ センターサーディンの135、160、200gを使用。ほかにはブルージャック80g、プロトモデルの160gを多用

相模湾のタチウオジギング 釣行レポート

湾内の定番メニューになりつつある 河口沖タチウオロングラン継続中

取材日の出船は6時30分。時期的にまだ暗いので足元には十分に注意したい

エサ釣りの方たちには出船前に講習会があった。嬉しいアドバイスだ

ジギングではミヨシがルアーマンに開放する「相模湾スタイル」で楽しめる。釣り座はエサ釣りの方々が陣取る

スタート時の水深は90mちょっとだった。100m前後を攻めることが多い、という

ジグのウエイトは100〜200g。メインウエイトは150g程度となる

上屋敷さんおすすめフック

アベレージサイズでもちょっと良型!? これなら満足だ

ヒット直後のトルクフルな引きを堪能する上屋敷さん

スレ掛かりを避けるため、テールフック1本にこだわり、綺麗な釣りを展開していた上屋敷さん。ヒットルアーはワイプアウト160g

活性が低い日だったのでアベレージサイズでも嬉しい! マングローブスタジオの上屋敷隆さんもこの笑顔

ジギング第一号をキャッチしたのは、「サプライズ」というルアーメーカーを主宰する椙尾和義さん。プロトタイプのジグでキャッチ!

この日一番のビッグワンを仕留めたのは椙尾和義さん。立派なドラゴンを誘ったのはサプライズのプロトジグ160gだ

テールフックをしっかり咥えたドラゴン

エサ釣りではテンヤで楽しむのもあり、だ

片テンビン仕掛けで順調に数を重ねていた常連さん

この日のゲストは良型のアジ。サワラの可能性もあり、だ

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・平塚「庄三郎丸」

相模湾でタチウオが釣れ続いている。

「うちらのほうだと水が出たときなんかに相模川河口でバタバタ釣れて終わり、っていうことが多いんだけどね。ここのところは深場でも釣れているから、しばらく持つと思うんだけどね」
言葉の主は平塚「庄三郎丸」の後藤久船長。

タチウオ狙いの船は基本的に「ライト・タチウオ」乗合として出ている。

ルアーマンはミヨシ部分で楽しむ、いわゆる相模湾スタイルだ。

取材日は相模川河口沖からスタートした。

水深は90m。指示ダナは70mから60mだった。

この日のルアーマンは2人。

開始早々、フォールでのアタリが頻発。

エサ釣りを凌ぐ勢いで、指3本のアベレージサイズを次々とキャッチしたが快進撃は長くは続かなかった。

ジギングのアタリが遠のいてからは攻守交替?エサ釣りのアタリが増え始めた。

ポイントを二宮沖にチェンジ、水深140mまで探ってからもこの傾向は続いた。

結果、ルアーマンは最後はかなり厳しい状況になってしまった。

全体的に取材日の状況は厳しく、ジギングではツ抜けを達成できなかったが、ドラゴンサイズも登場したし、前後の日では15本前後の釣果もある。

今後も好釣持続を期待したいところだ。

以上の記事は「つり丸」2021年1月15日号の掲載記事です。

関連記事
絶好調の湧きをみせる東京湾の美味しいマダコ。テンヤと餌木のどちらもOK!本牧港「長崎屋」のマダコは年内いっぱい狙う予定。お正月用のマダコを釣りに行こう!
茨城エリアのテンヤマダイがベストシーズン!アタリ多く数釣りが楽しめ、良型&大型もヒット!青物や根魚などゲストも豊富!タックルやラインシステムは万全の態勢で!
相模湾の新スタンダード?!サビキ、テンビン何でもアリ!イナダ・ワラサ・アジ五目!その時の状況に合わせてチェンジ!興奮必至で楽しさ無限大!ルアー釣りもOKだ!
秋は数釣り可能でタイラバ入門には絶好の季節!秋の東京湾タイラバゲームの基本をおさらいする。★釣行レポートは天候不良で急遽、変更になった湾奥のキャスティングゲームを紹介!
沼津沖のタチウオ釣りがアツい!当日は、チャーター船でいま流行りのテンヤ釣りとジギングのみで釣行!ジグに入れ食い!テンヤにドラゴン!沼津沖はこれからが最盛期だ!
最新記事
東京湾のLTアジは厳寒期も好調を継続中!金沢八景「黒川丸」では一日2便出船。連日トップ40匹以上を記録している。クロダイ、マダイなど多彩なゲストも嬉しい!
2020年12月後半、タチウオが爆釣しているという噂を聞き付けて調査に行ってきました!お世話になったのは、金沢八景「弁天屋」さんです。
今年も1月に深場のアカムツフィールドが解禁!ポ イントは犬吠埼沖約19マ イル。一荷ヒットはザラ!ナイスボディの良型乱舞中だ!
春が旬のサワラ攻略のためのベストアシストフック登場「アシストフック サワラスナイパー」

新型コロナウイルス
つり丸編集部の取り組み

船宿一覧

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読
get_app
ダウンロードする
キャンセル