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良型オキメバルが多点掛けでザックザク!福島県・富岡沖

良型オキメバルが多点掛けでザックザク!福島県・富岡沖

福島県富岡沖の中深場でオキメバルのシーズンが始まった。ポ イントの水深は120〜160m前後。ヤリイカまじりで楽しめる!ジャンボオキメバルの多点掛けを目指そう!!

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ハリ数6本サビキで 大型オキメバルの宝庫を体感!同じタックルでヤリイカ釣りもオーケー

福島海域中深場の冬〜春の風物詩オキメバル釣り開幕中

災から約10年、福島県の海域は非常に豊な漁場が保たれている。

だが、いくら漁場が豊かといえども地球温暖化の影響は他の海域と同じく色濃くでている。

「震災前なら、冬場はイソメエサの小突き釣りで根周りのアイナメやナメタ、マガレイや、マコガレイを狙っていたのですが、温暖化の影響で以前のようには釣れなくなりました。クロメバルも人気でしたが、これもめっぽう少なくなったような気がします。それに代わって増えてきたのがマダイやハナダイ、ヒラメなど。比較的暖かい海で元気な魚たちです。とはいってもこれらの魚も厳寒期はなかなか釣りものにはなりません。そこで、安定して釣れるのが中深場のオキメバルです。とはいってもこのメバルも気難しくてなかなか口を使ってくれないこともあります。そんなときにどう食わすか、意外とゲーム性も高いのも魅力です。アカムツは反応を出しませんが、メバルはしっかりと魚探でとらえることができます。だから私も自信をもってお客さんを案内できますよ」とは、福島県富岡港「長栄丸」の石井宏和さん。

遊漁船の立場で豊かな福島の漁場を守っていきたいという姿勢と考えはテレビ放送番組にも何度も取り上げられ、多くの支持者たちがいる。

昨年、春〜秋の週3日ほどの限定出船では、ルアーやLTゲームでの出船がほとんであったが、この冬、地元の年配の多くのファンのためにもオキメバル乗合を本格的に復活させたのだという。

一般的には8〜10本のメバル専用サビキが仕掛けの主流だが、「長栄丸」では、資源保護の観点からハリ数は6本でがルール。

だが、匹数制限はない。

オキメバルというと多点掛けが魅力の魚だが、富岡沖のメバルは“ジャンボ”が魅力。

石井船長はツブ根を転々とラン&ガンするのでサビキのハリ数は6本もあれば十分なのだ。

富岡沖は下船後には、想像以上の釣果に誰もが満足できるフィールドなのだ。

オモリは200号。それにあった 竿をリールを選択する

石井船長が攻めるオキメバルのポイントの水深は120〜160mほど。

北から南まで、とくに富岡沖の北方面にはまだまだ手着かずの場所が多く、なにが釣れるかわからない楽しみもある。通常であれば、オモリ150号だろうが、「長栄丸」ではオモリは200号を使用する。

船長が狙うピンポイントに仕掛けを入れたいのと、オマツリを最大限おさえるのがねらいだからという。

竿は、北陸から東北の日本海では長さ3.5〜4mの日本海仕様オキメバル専用のロングロッドでPE5〜6号を巻いた中型電動リールが主流だが、2〜2.7mの200号を背負える7対3調子の竿ならなんでもオーケーだ。

電動リールはPE4〜5号を300〜400m収納できるハイパワーのもの。

シマノ社製なら3000番、ダイワ社製なら500番が適合する。

オモリは200号なので置き竿釣法でOK。ショートロッドが扱いやすい

仕掛けは6本バリまで。ハリスは太くてもオーケー

さて、仕掛けだがオキメバルの一般的なものは、ハリス3号ムツバリ10本の胴付き仕掛けだが、「長栄丸」では6本バリならなんでもよい。

オススメはハリス5号前後。

なぜなら、オキメバルだけでなくゲストが期待できるからだ。

メインゲストはマゾイだが、今期はメダイやワラサなどがまじる。

シーズンが進むとマダラやアイナメ、ときにはヒラメなどもまじるのでそんな魚がヒットするとハリス3号では切れられてしまう。

ハリスの長さや枝間の船宿の指定もないのでさまざまな仕掛けを試してみるとよい。

エサはホタルイカがベスト!ゲスト狙いはサバの切り身

エサはホタルイカが一番安定していると石井船長は言う。

「オキメバルのエサはホタルイカが一番安定してます。それ以外の付けエサはみなさんにおまかせしてます。サバの切り身やイカタンを付けたりしてます」

そのエサのホタルイカだが、ツボ抜きしてゲソと肝のみをハリに付けるのが基本だ。

ハリ先をイカの目と目の間に刺すことでエサ持ちがよくなりハリから外れにくくなる。

大型のみを期待したいなら、ツボ抜きせずにこの付け方してもオーケーだ。

基本的にはこのホタルイカのみでOKだが、サバの切り身やイカタンを抱き合わせてもいい。

ただし、理論的にはエサのシルエットを大きくするとメバルはプランクトンイーターなので、吸い込みにくくなりオキメバルの掛かりは悪くなると予想される。

だが、スレ知らずのジャンボオキメバルはそんなエサにも食らいつくこともある。

ゲストを期待するならば、身エサもありだ。

日本海側では、ホタルイカは潮が濁っているとき、サバの切り身は潮が澄んでいるときに有効という。

ここ富岡沖にも当てはまると思われるのでぜひ参考にしてほしい。

ホタルイカの取り換え時は、目玉が残っているかどうか。

目玉がなくなっていたらすぐに新しいものと取り換えよう。

ゲソの肝にも集魚効果があるので、回収のたびに新しいエサに替えるのもよい。

一方、メバル狙いのサバエサだが、これはできるだけ身をそぎ落し皮だけにして、水中でナチュラルにフォールするようにする。

吸い込みやすいように幅は5㎜と細めで長さは3〜5㎝ほどにしよう。

底から50㎝〜1mオモリをあげたら置き竿で待とう

さて釣り方だが、オキメバルは置き竿釣法が基本だ。

オモリが底に着いたらすぐに50㎝〜1mあげて待つだけ。

そこからそのまま静かにしてアタリを待つ。誘い動作はいらない。

仕掛けがピンポイントに落ちると誰かしらの竿にアタリが出る。

すると、次にその隣、そしてその隣と順番にメバルがアタっていく。

アタリが出てもそのままにして待つ。追い食いさせるためだ。

1匹がヒットするとそれにつられて他のメバルたちも活性があがるからだ。

竿先がガクガクガクとアタリが大きくなっていくようならリールをゆっくりとまいてみよう。

さらに追い食いするハズだ。

巻き上げは中速以下にする。

ハリ外れは少ない魚だが、速巻き上げは高確率でハリ外れの原因となるので注意しよう。

このハリ外れは取り込み時が一番多い。

仕掛けを取り込む前に必ずタモを用意しておき魚が水面で外れたらすぐにタモですくおう。

11㎝プラヅノのヤリイカ仕掛けを持参しよう

富岡沖のオキメバルのポイント周辺にはヤリイカが回遊している。

すべての場所にいるわけではないが、お土産を増やしたいならイカ釣りをしてみよう。

仕掛けは関東周辺のヤリイカサビキである11㎝プラヅノ5本でOK。

オモリは200号で竿とリールなどのタックルはオキメバルと同じものを使うことで周りの人とのオマツリを軽減できる。

「ヤリイカはオキメバル釣りをやるたびにまじりますから、イカ釣りはオススメです。状況次第では、ヤリイカとオキメバルのリレー釣りをやるかもしれません。ヤリイカは近年多いですが、なにせどんな回遊ルートを通っているのか、まだわかってないです。おいしいイカですから積極的に釣りたいですよね。これから」と話す石井船長。

このようにヤリイカサビキは使う使わないにかかわらず必携だ。

メバルのほか、11㎝のプラヅノサビキを下ろせばヤリイカが乗る

ヤリイカは最低でも底から10m以上上まで探ろう

ヤリイカはベタ底狙いが多いが、この海域ではベイト、おもにサバを追ったヤリイカが多いので高ダナに回遊していることが多い。

だから着底直後にイカが乗らないときは、ボトムにこだわらず、上へ上へとどんどん探りを入れていこう。

実際、試し釣りを行ったときも上ヅノばかりに乗っていた。

サバはイカ釣りでもやっかいものだが、その周りにヤリイカが着いていると思って、サバと上手に付きあうことが大切だ。

ツノにサバがヒットしてしまったときは、高速で回収。

そして、次の投入時は、竿先を垂直に真下に向けて仕掛けをおろす。

オモリは200号なのでそれだけでもサバ避けになっているがこうすることで、確実なサバ避けになる。

良型のマサバは食用にキープ、しめサバが最高においしい

なにかとまじりのサバは敬遠されがちだが、ボトム付近でまじる良型のマサバは食用としてキープしよう。

釣れたらすぐにサバ折りをして血を抜き、できればこの動作中にエラごと内臓をとっておくとよい。

しっかりと血が抜けたら、氷水にしっかりと浸けておこう。

冬のマサバはほどよく脂がのっていておいしい。

料理はなんでもよいが、鮮度がいいものをしめサバにすると最高においしい。ぜひお試しを。

【福島県・富岡沖】オキメバル 釣行レポート

良型オキメバルがザックザク!ヤリイカまじりで楽しめる

いつもきれいな「長栄丸」。週に3日の出船なので予約はお早目に!

大型ウスメバルがズラズラズラリと上がってきた

5本バリに4匹の大型メバルがヒット。一番下はユメカサゴだった

ジャンボオキメバルの多点掛けを目指そう!!

釣れるオキメバルはこんな大型ばかり。3匹ヒットでも御の字なのだ

1匹ヒットしたらしばらく放置、が基本のメバル釣り。追い食いさせよう

とにかくサイズがいいのでアタリも派手だ

こんな感じで釣っているうちに足元の桶がいっぱいになっていく

ナイスサイズ!!

こんな良型でありながら身厚なボディ。かなり肥えている

メダイと一緒にあがってきたメバルたち

マゾイもよくまじる

オキメバルは初めてだけど釣れたねぇ〜

足元の大きな桶のなかはこの通り

今回、取材にご協力いただいたのは、福島・富岡「長栄丸」

ポ シテンシャルが非常に高いフィールドである福島県富岡沖の中深場でオキメバルのシーズンが始まった。

「いつもなら近場の魚礁周りでカレイ五目釣りをやるんですが、近年はみなさんご存じの通り温暖化の影響でカレイたちにも変化があります。全くいないわけではないのですが震災前のようには釣れなくなりました。今期は週3日間のメニューにオキメバルを入れていきます。メバルといってもさまざまな魚がまじりますので五目釣りが楽しめます。ジギングもできるのでポイント開拓を含めて力を入れていこうと思ってます」とは、富岡港「長栄丸」石井宏和船長。
 
ポイントの水深は120〜160m前後。

オモリは200号を使用し、仕掛けはオキメバル用で攻める。

ただし、「長栄丸」では乱獲を防ぐため、ハリ数は6本までだ。
 
根がからむと良型のマゾイが釣れ、クーラーのなかはにぎやかになっていく。

メバルは1匹ヒットしたらチャンス。

我も我もとメバルたちは、アタッた仕掛けに次々に追い食いするのだ。

だから、この釣りでは1匹ヒットしたらすぐに上げない、がセオリーだ。
 
メバルのポ イントにはヤリイカも回遊中。タックルはそのままでヤリイカ用のサビキを落としてもよい。

オモリは200号のままであれば、胴の間の席でもオマツリはほとんどない。
 
福島県へ行けば、スレ知らずの大型オキメバルたちが待ってるぞ!!

以上の記事は「つり丸」2021年2月1日号の掲載記事です。

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