MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
駿河湾・由比沖 アカムツ好調!近場で激ウマルビーレッド!

駿河湾・由比沖 アカムツ好調!近場で激ウマルビーレッド!

今期も好調のアカムツ。ここ由比沖のセールスポイントは「至近で手軽」&「地先の魚は小振りでもグラマー」味覚はトップクラスの極上品だ。

perm_media この記事の画像ギャラリーをチェック! navigate_next

ポイントは港を出てすぐなんです!こんな近場で激ウマルビーが釣れるの!?

荒天中止の前週よりも気温は大分高めだが、それでも日の出前は想像以上の寒さに首をすくめた1月16日。

ちょっと遅めの初釣りは静岡県由比港「龍神丸」でポイント至近のアカムツ狙い。

昨年同時期は良い釣りに恵まれたが、今年は如何に。

ドン深の由比沖は港前でアカムツが

今期も好調の犬吠沖を筆頭に、この時期も各地で楽しめるアカムツ釣り。

それぞれのポイントに「ウリ」があるが、ここ由比沖のセールスポイントとしては「ポイント至近で手軽」、「地先の魚は小振りでもグラマー」を推したい。
 
駿河湾最奥部に位置する由比漁港は航程数分で水深200mに到達するドン深の海。

港前から東西にアカムツポイントが点在し、冬季でも出船率が高い好立地。
 
アカムツのサイズは30~35㎝前後が中心だが、特筆すべきは「地先の魚」に共通するコンディションの良さ=美味さ。

小振りでも脂の乗った身肉は「これぞアカムツ」を実感できる逸品である。
 
加えてよそでは珍しいクログチ(大型は3㎏)や、稀だが大アラや大ムツ、大ダイなどゲストフィッシュの可能性を踏まえた「太ハリス設定」も魅力と言えよう。
 
当初前週にTEAM仕立での初釣りを予定していたが西の強風で中止。

この冬一番の寒気で日の出後もマイナス気温予報が出ており、心臓ダメージがある筆者は中止に安堵した。
 
仕切り直しの16日はTEAMメンバー2名を含む乗合5名で6時スタート。

佐野船長曰く「朝イチか納竿前のどちらかに食う」ポイントは反応バッチリだが全く口を使わず、小一時間粘るも船中ノーヒット。
 
ファーストヒットは移動後の7時20分に左ミヨシ。

引き具合から「間違いなし」と船長が太鼓判を押したのは「これぞ由比沖アカムツ」のグラマーな35㎝。

太くていかにも美味そうだ!!
 
15分後、大ドモで釣るTEAM最古参メンバーの野畑さんも本命キャッチ。

30㎝弱のオスに「ちょっと小振りだけど…」と微苦笑する。
 
以前は滅多に姿を見なかったオスだが、ここ数年で幾度も目にするのはそれだけアカムツが広範囲でメジャーな釣りになった証拠かも。
 
8時前には左右ミヨシでダブルヒット。

左は30㎝超の2匹目、右は少々小振りで差が付いた!?
 
8時半過ぎ、TEAMの磯さんのファーストヒットは…残念ながらシロムツ。

直後左ミヨシは3匹目の本命キャッチで「絶好調です!」とトリプルサイン。
 
程なく野畑さんが先と同級を追釣して両目を開ける。

「時合が来れば全員にアタるけど…まだちょっと早いかな」とここまでアタリ無しの筆者を気遣う佐野船長。

とりあえず画は押さえたので、そろそろ釣る方に本腰を入れますか?

ディープマスターの新春第一号は紅白揃い踏み!

9時半前、傍目にも明確なアタリに巻きアワセを入れた磯さんが「今度は本命です」と宣言したのは紛う事なきルビーレッド。

海面に現れたのはここまでの最大サイズだが…好事魔多し。

反対舷とのオマツリ処理直後にハリが口元からポロリ!船長のタモがタッチの差で間に合わず、泡を吹きながら潜ってゆく魚体に「逃がした魚はデカかった」。

周囲からも溜息が漏れる。
 
直後。筆者にも待ちに待ったファーストヒットだが、これは「赤」じゃない。

そのまま待つ事しばし、確信の第2信に手持ちで巻き上げ開始。
 
時折思い出したような断続的抵抗を楽しみながら、決して油断せず。

やがて海面下に揺らめいたのは紅白2つの魚影。
 
26㎝シロムツ(ワキヤハタ)を従えた本命は32㎝。

新春第一号が紅白揃い踏み。

「こいつは春から縁起が良いや」。
 
センターの紫バケに本命、上の緑にシロムツで下バリの橙はノーアプローチ。

ここで「ピン!」と来た。

下バリを茶色に差し替える。

トップ4匹、私も2匹、アカムツの初釣り大成功

時を同じく右ミヨシでは25~30㎝の本命ダブル。時合到来と再投入すれば。
 
着底後ほどなく、先よりも明らかに強いアタリが「HBアカムツ200」の竿先を襲う。一呼吸置いてロッドを立てれば、ヨシ!乗った!!
 
このままダブルを狙うか…いや、先程「ポロリ」を目の当たりにしているじゃないか。

「1匹を確実に」がこの釣りの基本だと言い聞かせて巻き上げにかかる。

先よりも明らかに強い抵抗を見せ、船長の差すタモに収まったのは当日最大級の36㎝。

初釣りで両目を明け安堵する。
 
ここでやや灘寄りに移動も濁り強く船中ノーヒット。

「最後は朝の場所を流しますよ」船長の声に時計を見れば、早この日も納竿間近。

朝の言葉通りに食ってくるか。
 
ラスト一流し、着底直後に食わせたのは左舷の二人。

ミヨシは4匹目の本命に破顔一笑。

「アタリが強過ぎる」と疑心暗鬼だった野畑さんはアラを浮かべて有終の美。

右舷は磯さんのシロムツダブルのみと明暗クッキリの一流しとなったが。
 
定刻間際に吹き出した南西の強風に竿を収めれば、仕掛を片付ける間もなく帰港着岸する「龍神丸」。

「どんだけポイント近いんだよ」と笑いすら出たこの日。

肩肘張らずに初釣りを堪能することが叶った。

駿河湾・由比沖のアカムツ 釣行レポート

大型も有望!!数釣りもある!!

富士山眺めてアカムツ釣り!

各地で人気のアカムツだが、ここ駿河湾の由比沖でも良型まじりの数釣りが期待できる。ディープマスターが出動!

トップ4匹。グッドサイズをそろえて大満足の釣果となった

こちらは一荷でキャッチ!うらやましい~

アカムツとシロムツ。紅白でめでたい!?

うれしいゲスト、アラも登場

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・由比港「龍神丸」

すでに全員が準備を終えた5時50分過ぎ、やっと舫を解いた「龍神丸」のエンジンは東名高速を潜り抜けわずか数分でスローになる。
 
未だ辺りは真っ暗だが、6時に投入の合図。

初めて訪れた釣り人は泡を食ってしまう至近距離でこの日もアカムツ釣りが始まる。
 
青森から和歌山まで各地にアカムツポイント数あれど、これほどの至近距離で釣れるのは全国を見渡しても、ほとんどないといっていいだろう。
 
もちろん由比沖アカムツの魅力は「地の利」だけではない。

日本一深い湾の一番奥に棲む魚体は小振りでも素晴らしいコンディションを誇る。

サイズや数では後塵を拝しても味覚はトップクラスの極上品だ。
 
近年納竿と初釣りは肩肘張らずに釣りと美味い魚を楽しみたい筆者には、由比沖はまさに願ったり叶ったりの好釣り場なのだ。

荒天で1週間延期となった初釣りは中盤まで苦戦を強いられたが、最後は予定通りのグラマラスをカメラ&クーラーに収める「思惑に違わぬ」展開で大満足の結果オーライ。

大釣果でもビッグワンでもなかったが、格別の初釣りを堪能する。
 
由比沖アカムツ釣期は9月中旬まで続くが、味覚面でのベストはやはりこの時期。

早めの釣行をおすすめする。

以上の記事は「つり丸」2021年2月15日号の掲載記事です。

関連記事
「アタリを出して、掛ける」という釣りを手軽に楽しむなら、東京湾のシロギスがオススメだ。金沢八景「荒川屋」では、午前、午後船でトップ20匹前後の釣果が記録されている。
【富山湾】厳寒期の日本海でも高出船率!陸から近いところで良型スルメイカのノリノリと繊細な釣り方で美味オニカサゴをリレーで楽しもう!
黄金色に輝く魚体が美味しさを象徴している東京湾の〝金アジ〟が超激アツ!水深浅く入門にも最適!寒くても絶好調の激うま金アジ!LTで手軽に釣って堪能しよう!!
東京湾のカワハギが復調気配。今シーズンはこの時期になっても良型主体で高活性が続いてる!肝もまだまだパンパンでまさに釣って良し食べて良しの最盛期状態だ。
南房・白浜沖でヤリイカがいよいよ本格シーズンに突入! 群れは濃厚、誰でも数釣り!サバが多い時は一工夫で乗り切れ!今なら誰でも激アツだ!
最新記事
南伊豆沖 水深500~700mで深海の巨大魚 アブラボウズが釣れている。使用するメタルジグのサイズは1㎏前後。根掛かりもあるので予備は必要だ!
究極の耐久性能を実現した小型スピニングリール「ITXカーボンスピニングリール」ITX-3000H
船橋港「フレンドシップ」この時期の一押しターゲットは、タイラバを使ったマダイ狙いだ。同じポイントでワラサも狙える!田岡要司船長が、いま釣れるパターン」を忌憚なく公開してくれる!
「アタリを出して、掛ける」という釣りを手軽に楽しむなら、東京湾のシロギスがオススメだ。金沢八景「荒川屋」では、午前、午後船でトップ20匹前後の釣果が記録されている。

新型コロナウイルス
つり丸編集部の取り組み

船宿一覧

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読
get_app
ダウンロードする
キャンセル