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エビメバル好調!トップ80匹&尺級!東京湾 本牧〜富岡沖

エビメバル好調!トップ80匹&尺級!東京湾 本牧〜富岡沖

東京湾 春の風物詩「エビメバル」が好調!2月1日の解禁以降、老舗である本牧「長崎屋」では、いい日に当たればトップなんと80匹近い釣果が度々記録!サイズも尺級が登場している!

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コツは「エサ付け」と「仕掛け」 にアリ!1匹掛けたら すぐにあげずに追い食い狙え!!

東京湾はもう春だ! メバル好調

春のやわらかい日差しのなか、静かな海で、のんびり…というわけではない。かなり熱くなる釣りだ

東京湾の春の風物詩「エビメバル」が好調だ。

2月1日の解禁以降、この釣りの老舗である本牧「長崎屋」では、状況のいい日に当たればトップでなんと80匹近い釣果が度々記録され、サイズも尺級が登場している。

ただメバルは、昔から「凪ぎを釣れ」と言われるほど天候に左右されやすいターゲット。

しかも、春の天気は安定しにくい。

そのため、釣果に多少のムラが出てしまうのは否めない。

取材は2月中旬。

運良く穏やかな凪ぎの日に当たったものの、前日までの強風の影響が残っていたようで、活性はちょっと低め…。

それでも、最大25㎝級、トップ40匹以上とまずまずの釣果に恵まれた。

「ほんの数日前はサイズもよかったですし、数もバクバクでしたよ。魚はいますので、あとはご機嫌次第ですね」とは、「長崎屋」長崎昭船長だ。

さて、メバルは釣趣はもちろん食味も最高だ。

すぐに思いつく料理は煮付けだろうか。釣りたては身が弾け、プリンプリンのホクホク。

良型は刺し身にすれば甘みのある味わいが口いっぱいに広がり、てんぷらや炊き込みご飯にしてもいい。

洋風ではアクアパッツァやフリッターもいいだろう。

白身で淡白な味わいのメバルは、どんな料理にも合うのだ。

そんなメバルを釣るためのコツを長崎船長に聞いてみると、

「メバルは、とにかく“仕掛け”と“エサ付け”です。あとは、いかに追い食いをさせるか。これがこの釣りの醍醐味ですよ!」とのこと。

そこでここでは、そのあたりに的を絞って紹介してみたい。

仕掛けは超重要! 船宿オリジナルが◎

竿はエビメバル専用の他に、マゴチ竿、硬めのシロギス竿、もしくは6対4または7対3調子のライトゲーム用など。

詳しくは後述するが、仕掛けは幹も枝も細い物を使用する繊細な釣りだけに、穂先がしなやかなタイプが理想。

とはいえバットまで全体が軟らかすぎるモデルは操作性が悪く底ダチが取りにくいので、逆に釣りにくい。

この釣りは仕掛けの全長が長いので、竿の長さは、短くて2m、できれば2.4〜2.7mと長めの方が仕掛けの扱いがラクだ。

リールは、基本は自分の真下を狙う釣りであり、底ダチ取りも重要となるため、小型両軸が最適。道糸はPE1〜1.5号で、太くても2号までとしたい。

先の長崎船長の言葉にもあるように、この釣りは仕掛けが非常に重要だ。

「注意が必要なのは市販の仕掛けで、ハリが大きかったりハリスが太かったりする物が多く、そういう仕掛けでは食いが落ちます。できれば船宿オリジナルを使っていただいたほうがいい釣果が出やすいと思います。というのも、船宿オリジナルは我々が攻めるポイントに合わせて最適なレシピで作っているからです」

どうせ使う(買う)なら、釣れる仕掛けの方がいいと思うのだが、いかがだろう。

その長崎屋オリジナル仕掛けは、幹糸1.5号、ハリス1号の3本バリ仕様。

ハリはヤマメ8号となっている。オモリは20号を使用する。

メバルは根魚の仲間に分類されるだけに、根などのストラクチャーの周囲を好む。

そのため、根掛かりは避けられない。

しかも、仕掛けは細い。仕掛けやオモリの予備は多めに用意しておこう。

もちろんそれらは船上でも購入可能だ。

長崎屋が攻めるポイントに合わせて作られた船宿オリジナル仕掛け。オモリは20号

エサ付けも超重要! エビが回らないように

もうひとつ、このエビメバル釣りにおいて重要な事柄が「エサ付け」だ。

エサは小型のモエビで、ハリに刺す際は、エサが回転しないように付けるのがコツ。

回転してしまうと、ハリスが細いのですぐにヨレが入ってしまう。

ヨレが入れば幹糸に絡みやすくなるばかりか、メバルは目が大きく発達していて目がいいと言われるので、メバルを警戒させてしまう可能性もある。

では、その付け方だ。

「まずは尾羽をハサミを使って切ります」手などで切る人もいるが、その方法では切り口が真っすぐにならないこともあり、エサを回転させる一因になる。

面倒でもハサミで切るようにしたい。

「切る際は、付け根を少し残します。そして切り口からハリ先を入れ、ひと節目でハリ先を腹側に出します。こうすることでエビは回転しにくくなり、生きもいいです。ハリを深く刺してしまうとエビが回転しやすくなります」

写真にもあるように、本当にちょこっ刺すだけだ。

「エサは時々はチェックしてください。しばらく自分だけアタリがないな…なんていうときは、エサが弱っているか、ウミタナゴにエサを取られてしまっている可能性があります」

チクチクというアタリがあるけどなかなか掛からないようなときは、ウミタナゴであることが多いそうだ。

エサは小型のモエビ

ハリは尾のひと節目から腹側へ抜くチョン掛け

尾羽は必ずハサミで切ろう。エサ付けはこの釣りではかなり重要だ

この釣りの醍醐味は、いかに「追い食い」させるか

次は釣り方。

投入は、振り子の要領で少し前方にオモリを着水させる。

こうすることで幹糸に角度がつき、ハリスと幹糸が離れて絡みにくくなる。

指示ダナは、随時船長が魚探反応を見てアナウンスしてくれる。

たとえば、「タナは底から2〜3m。浮いていますよ」「下から50㎝でやってください」「底スレスレを狙ってください」といった具合だ。

「タナ取りでひとつアドバイスするとすれば、上の方にいる魚ほど大きい傾向にあります」と長崎船長。

良・大型メバルを狙いたい人は、ぜひ参考にしていただきたい。

タナに合わせたら、メバルは臆病な魚ともいわれるので、基本は静かに待つ。

とはいえ、メバルはそもそもフィッシュイーターであるから、動くモノをよく追う。

メバリングという言葉があるのはご存じの通りで、メバルはルアーの好ターゲットでもある。

さらに、メバルは海中ではホバリングして斜め上を向いてエサを狙っている。

つまり、上から落ちて来るモノによく反応する。

そこで“誘い”だ。

「誘いは、ゆっくりと竿を持ち上げて、スーッと下ろしてやります。下ろすときは普通に下ろしていいですよ」

メバルに違和感を与えないようにジワ〜〜〜っとゆっくり仕掛けを上げ、フォールでアピールして食わせるというわけだ。

また、竿を下げ切った直後はハリスはまだ上に残っていて、重いハリから先に落ちてハリスは弧を描く。

つまり、ハリスに角度がつくので、メバルからは見えづらくなるというメリットもある。

実際、記者がこの長崎船長が教えてくれた誘いを行ってみたところ、かなりの確率でメバルが食って来た。

臆病と言われるメバルだけに、とくにこの釣りは日中であるから多用してしまうと警戒されてしまう可能性もあるが、船長が教えてくれるほどだから効果があるのは間違いないので、状況を見ながら適時行っていただきたい。

そして、水深は常に変化するので、時々底ダチを取るようにしたい。

底ダチをとらずに釣りを続けると、大きくタナがズレてしまったり、根掛かりしてしまったりする可能性が高くなる。

メバルのアタリはかなり明確だ。

ゴンゴンと竿先が激しく暴れるが、アワせたりせず、そのまま待つ。

向こうアワセなのだ。

そして、ここからがこの釣りのお楽しみ。

「エビメバル釣りの醍醐味は“いかに追い食いさせるか”です」と長崎船長。

その方法を聞いてみると「1匹掛かったら、魚が暴れている間はそのまま待ちます。そして静かになったら、50㎝上げます。仕掛けは下げません。とくに、上バリに掛かったときは暴れ方が強く伝わるので、上げることで下のハリに付けられます」

「長崎屋」のエビメバルは、例年5月頃まで続く。

メバルはその可愛らしい見た目からは想像できないほどにキュンキュンとよく引く。

もちろん、釣趣も食味もバツグン。

ぜひチャレンジして、春を満喫していただきたい。

【東京湾・本牧~富岡沖】エビメバル 釣行レポート

キュンキュンがたまらない“春告魚”早春のやわらかな日差しに誘われて 旬を満喫!

その可愛らしい見た目以上にキュンキュンとよく引く!

この釣りのおもしろさのひとつに「いかに追い食いさせるか」がある。長崎船長も「一匹掛かってもすぐにはあげないでください」とアドバイスする

当日の最大は25cmクラス。尺級も出ている。体の割に目が大きいのがメバルの大きな特徴だ

じっくりと待つか、誘うか。メバルは海中では斜め上を向いてエサを狙っている。上から落ちてくるモノによく反応する

メバルといえば煮付けが定番で最高に美味。良型はお刺身でも

良・大型はタナの上の方にいることが多いという

メバルは根魚にくくられるが、底ベッタリにいるわけではない。案外浮いているので、それを考慮して釣ってみよう

月以降は浅場で群れは散る傾向にあるというが、水温が上がって活性も上がり、食い気が増すという。

2月中旬の取材時のトップは40匹以上。

今期も好調だ!

ゲストにはカサゴやアジ、ウミタナゴなど

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・本牧「長崎屋」

漢字で“春告魚”と書くメバル。

白身でいうまでもなく激うまだが、“旬”を味わうという意味で、今だからこそ狙いたいターゲットだ。  

そして、メバルは食味もさることながら、“釣って楽しい”というのが最大の魅力なのではないだろうか。

本牧「長崎屋」で楽しませてくれるのは、生きたモエビをエサにしたエビメバル。

古くから東京湾で楽しまれてきた、伝統ある非常に繊細なスタイルだ。
 
メバルは“目張”とも書く。

つまり目が大きく、発達しているということ。

それゆえ使うハリスはかなり細く、船宿仕掛けはなんと1号だ。

それなのに、メバルは根など障害物周りを好み、タックルもライトなためキュンキュンとよく引きかなりスリリングだ。  

楽しさは、さらにある。

「この釣りの醍醐味は“いかに追い食いせるか”にもあります。ウデの差がはっきり出ますよ」と、「長崎屋」長崎昭船長。

魅力いっぱいの「長崎屋」のエビメバル。

この季節限定の釣りなので、釣行はお早めに!

以上の記事は「つり丸」2021年3月15日号の掲載記事です。

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