エサ切れ後にも、死んだイワシに食ってくるほどの活性の高さ、足元のタルはヒラメで溢れんばかりだ


1〜2㎏前後主体に3㎏、4㎏クラスも数まじっている。

「今夜は刺身に熱燗で一杯行くか」。

脂が乗って食味もバツグン。数釣れている今なら、エンガワのたっぷり食べられる。

この日は最大2.2㎏までだったが、大型もコンスタントに上がっている。5㎏オーバーも期待十分。

この日の釣果は7〜20枚。9人中8人がツ抜けという、ヒラメ釣りとは思えないような結果に。

アタリ連発、船長と仲乗りさんがタモいれに大忙しだった。

死んだイワシも取っておいて、エサが無くなったら使ってみよう。コレでも釣れます!

アタリが多すぎて、エサの消耗も激しい。エサは大事に使おう。

船上は、そりゃ〜もう大騒ぎ! パーティーだぜ!

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島新港「大栄丸」。

11月の部分解禁以来、鹿島沖のヒラメの釣れっぷりは衰えることがなく、鹿島新港の「大栄丸」では、連日の大漁が続いている。
例年解禁直後は好調の報が聞かれる鹿島沖だが、今年はとりわけすごいことになっている。「大栄丸」ではトップ連日15枚前後、初日の4㎏をはじめ、型物も上がっている。取材日もヒラメの食いは抜群、流し替えのたびに竿が絞り込まれ、大川敬三船長と仲乗りさんの2人はタモ入れで大忙しだ。
この日の釣果は7〜20枚、なんと9人中8人がツ抜けするという従来のヒラメ釣りでは考えられないような数が出た。エサ切れ後にも、死んだイワシに食ってくるほどの活性の高さで、みなの足元のタルはヒラメで溢れんばかりだ。
「大栄丸」の大川船長は口数こそ少ないが、漁師経験豊富でヒラメポイントも知り尽くしている。もし自分だけ釣れなかったら、遠慮なく理由を尋ねてみよう。釣況に合わせて的確なアドバイスがもらえるだろう。
12月1日からは茨城のその他エリアも解禁となり、これまで手付かずだったポイントも攻めることができる。
例年なら11月は数釣り、12月は型狙いという傾向があるが、今年の豊かな魚影ならば12月は型はもちろん、数釣りも期待できそうだ。
以上の記事は「つり丸」2012年12月15日号の掲載情報です。
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11月1日の部分解禁から絶好調で釣れている鹿島沖のヒラメ。連日トップ15枚前後!?という大漁続きだ。