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大型期待大! 穴場”鬼”ポイント!西伊豆 波勝崎沖 オニカサゴ

大型期待大! 穴場”鬼”ポイント!西伊豆 波勝崎沖 オニカサゴ

安良里港「ふじなみ丸」がオニカサゴの主戦場とする波勝崎沖は穴場的ポイントだ。この日は本調子ではなかったが、波勝崎沖は大型連発もあるぞ!

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西伊豆の穴場鬼ポイント! 本命はやや 食い渋ったものの超大型のアイツが連発!

「浮いた魚が船底に引っ掛かってるら。もう少し引っ張ってみて」。

藤井伸一郎船長の言葉に地元常連の樅山氏が船底を覗き込みながら裏手に走るラインをグッと手繰り寄せる。

「うわっ、デカっ!」の声とともに海面を割って飛び出したのは…。

オニをメインに 多彩な魚の五目釣り

天候を見て急遽決まった3月6日は1年半ぶりの単独釣行。

西伊豆まで自身で運転するのは十数年振りで体調面の不安も否めなかったが、無事安良里港に到着。

明け方には本降りだった雨も出船時間にはパラパラ程度、現地合流のTEAMメンバー高田氏他乗合7名で航程1時間の波勝崎沖へ向かう。
 
この日は水深150mラインのオニカサゴ五目。

オニカサゴをメインに「気持ち南っ気」を感じさせるカラフルな魚達が脇を固め五目釣りだ。
 
定刻7時にスタートするも潮が効き過ぎて!? 船中根掛かり頻発し満足な釣りにならず、船長は早々に見切って移動の合図。

「こっちはあまり流れていない」という、気持ち深みのポイントは悪戯するような前アタリで20~25㎝のアヤメカサゴがポツリ、ポツリ。
 
1時間近く経過しても船中アヤメオンリーで不安が頭を持ち上げ始めた8時ジャスト、左舷ミヨシで船中1号がタモ取りされ、ホッと一息。
 
勝負時と見て「全集中」モードに切り替えると、ほどなくHBオニカサゴ200が待望のアタリを捉える。
 
一呼吸置いた後、深呼吸の速度でロッドストローク分を誘い上げると「ヨシ!乗った」
 
最後に裏側とオマツリしたが無事取り込んだのは濃緑フジッシャーをガッチリ咥えたギリギリキープの30㎝。

少々気恥しいが本命の顔を見てひと安心。

橙色のビッグなアイツが連発!

30分後、今度は橙バケに36㎝。

こちらも思い通りに「アワセ」が決まった納得の1匹。
 
9時前、右舷胴で釣る地元常連樅山氏のロッドが大きく引き込まれビッグワンの到来を告げる。

右舷側注目の中、巻き上げ終盤に船底へ走るライン。スクリューに巻かれたか?
 
ここで冒頭のシーン。

船底から飛び出した橙色の提灯は2.5㎏のビッグなカンコ。

このサイズが居るのは場荒れが少ない証拠でもある。
 
潮回り後の1投目はアヤメ、2投目は本命チックなアタリにダブルの色気を出して潜られるも、何とか回収叶ったのはオニの「遠縁」ヒオドシの32㎝。

南房や南伊豆で多く釣れるフサカサゴ科でパッと見は似ているが、オニ(イズカサゴ&フサカサゴ)と異なり体内のガスが膨張して浮いてしまい、この点からも識別は容易だ。
 
ここで再び樅山氏。

先と同様のビッグファイト、ラインが船底に走る所まで再現し、海面に弾けたのは先よりもサイズアップの2.6㎏のカンコ。

「提灯」を掲げて破顔一笑は同所の沖合で楽しめる「LTアコウダイ」を彷彿させる絵面(こちらも4月以降好機)。
 
この場所はカンコの巣だったか、右トモの高田氏も中型を立て続けに2匹。

反対舷でも複数が取り込まれる。
 
10時過ぎ、左舷2番の「やっとイイアタリが来た」は隈取を施したアカイサキ。
 
ややあって高田氏が3匹目の本命キャッチ。

筆者にはここまで一番の明確なアタリも巻き上げ時の抵抗がスピーディーかつ激し過ぎ、オニでないのは一目瞭然。

海面下でヒラを打つのは青紫のフジッシャー上アゴガッチリの32㎝キダイ。

これはこれで嬉しい獲物だ。

筆者が最大1㎏弱 竿頭は5匹キャッチ

10時45分、濃緑フジッシャーに3匹目の本命は先と同サイズの36㎝。

「今日はカンコは良いけれど、オニの食いはイマイチですねぇ。型も総じて小ぶりだし」と藤井船長。
 
この時点で35㎝超は筆者2匹を含め船中4匹とハードなコンディション。

「良い時は簡単ですけどね」と苦笑する。
 
筆者3匹目以降は潮止りでひと段落。

1時間少々の息抜きタイムを経て、いよいよ終盤戦に突入。
 
この頃になると乗船者各自の思惑が交錯する船上。

既に諦めのボヤキ節あり、何とか本命の焦燥あり、黙々と釣り続ける平常心あり…。
 
12時半、右トモの高田氏が4匹目、胴の樅山氏も待望の本命キャッチ。

「リリースサイズだけど、顔が見れて良かった」と安堵の笑み。
 
後ろから順に食ったのだから次は自分の番か。

時計に目をやれば残り25分。

ここが最後のチャンスと認識、雑念を捨てて竿先に全神経を注ぐ。

我が耳から全ての音が消えたその瞬間、食った!!
 
間違いなく今日イチのオニ。

途中反対舷とのオマツリでヒヤリとしたが、素早い処理で事なきを得たのは当日最大の38㎝、1㎏弱。

名勝波勝崎をバックにポーズを決めて大団円。
 
ラスト一投で5匹目をキャッチした高田氏がトップ。

他5人は本命0~2匹と全体的に低空飛行の1日とはなったものの、ビッグなカンコの連発はインパクト絶大。

波勝崎沖のポテンシャルを垣間見た。

西伊豆・波勝崎沖のオニカサゴ 釣行レポート

大型期待十分!! 穴場的「鬼」ポイント!

波勝崎の名勝と富士山という絶好のロケーションで釣りが楽しめる

食い渋りに当たってしまったが、良型がポンポン飛び出した

美味しいオニカサゴ、刺身、鍋ネタ、唐揚げも最高

この日最大のオニをゲットした筆者。この日は本調子ではなかったが、波勝崎沖は大型連発もあるぞ!

オニカサゴは魚影バツグン

船上を沸かせた大型カンコ。これがけっこうまじる

今回、取材にご協力いただいたのは、西伊豆安良里港「ふじなみ丸」

近年駿河湾のオニカサゴ釣りと言えば、石花海(せのうみ)が有名だが、西伊豆で忘れてならないポイントが安良里港「ふじなみ丸」が主戦場とする波勝崎沖。
 
目前に黄金色の名勝波勝崎、彼方に冠雪の富士山を望む極上ロケーションの下で繰り広げる赤鬼との知恵比べは格別だ。
 
気紛れな春の空に翻弄されつつも最終的には好天に恵まれた3月6日、赤鬼のご機嫌はいまひとつ麗しくはなかった。

食い渋りに対応すべく、深海バケに匂い玉、マシュマロボールに味付きビッグベイト…あの手この手を繰り出してなんとか「今日イチ」を船上に引っ張り出す事が叶う。
 
そして、この日オニの不調を埋めたのが立て続けに飛び出したビッグなカンコ。

誰もが目を見張るグラマラスボディは豊饒の海の証。
 
他にも黄色い虫食い模様のアヤメカサゴにオニと似て非なるヒオドシ、グッドサイズのキダイやアカイサキ等々、多彩な魚種が竿先を叩き、瞬く間に時間が過ぎてゆく。

「ふじなみ丸」のオニカサゴはゴールデンウィーク頃までを予定。

また、4月以降のメニューはオニ以外にも安良里沖の食わせサビキに田子島周りのコマセダイ、波勝崎沖LTアコウダイと盛り沢山だ。

以上の記事は「つり丸」2021年4月15日号の掲載記事です。

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