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ドラゴン狩りへ行こう!好調継続の東京湾タチウオゲーム!

ドラゴン狩りへ行こう!好調継続の東京湾タチウオゲーム!

東京湾タチウオジギングが好調!4月下旬の横浜新山下「渡辺釣船店」での実釣取材時は走水沖、久里浜沖を攻め、ほぼ全員が120㎝近い腹太ドラゴンをキャッチ。トップは16本を記録した。

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タチウオジギングの船上における思考の整理

東京湾のタチウオジギングゲームにはシーズンオフはない

平日ということもあり、ゆったりした人数での釣りとなった

近年の東京湾、タチウオジギングゲームにはシーズンオフという言葉がない。

黎明期は青物が釣れないときの冬場のターゲット、その後は数釣りが楽しめる夏場が加わった。

人気の高さもあって次第に切れ目がなくなり、いまや周年のターゲットに昇格している。

「4月はちょっと前まではオフシーズンでした。だから例年のパターンというものが掴み切れていない、というのが本音です。ただ、ほかのシーズンも例年のパターンというものが通用しなくなってきていますね、最近は」
 
言葉の主は横浜新山下「渡辺釣船店」でタチウオ乗合を担当する、田中茂生船長。

周年タチウオを追っている船長だけに、その言葉は重い。
 
4月下旬の実釣取材時は走水沖、久里浜沖の2ヵ所を攻めた。

この春の定番ポイント、という。

型の走水沖、数の久里浜沖という想定だったが、とにかく食わなかった。

反応はバッチリ。しかし口を使ってくれない、という状況だ。

スタートは走水沖、その後、久里浜沖に移動してからも拾い釣りに終始。

型も伸びない。

「今日はダメな日かな」と、船長も消沈したほどの食いの悪さだった。
 
が、しかし!沖揚がり前1時間ほどの走水沖で急に口を使い出した。

しかも120㎝に迫るドラゴン揃い。

やはり釣りは最後まで分からない。

そんなセオリーを再認識した釣行だった。
 
取材時後も釣果に上下はあるものの、120㎝オーバー乱舞の日もあり期待は十分。

5月中旬~も存分に楽しめるはずだ。

とにかく基本を大切に、休まず釣り続けることが大切

取材時の印象から気づいたこと列記していこう。

まず、大前提としてタチウオの魚影は濃かった。

何かが気に入らないのか、ジグにスレているのか。

とにかく素直には食ってきてくれない。そんな1日だった。

同日の僚船の釣果を見ても同様の展開。

しかし、こんな日がままあるのもタチウオジギングだ。

「積極的には追ってこない。群れのなかの気まぐれなヤツがポロッと釣れる感じ」とは、この日、終始ロッドを振っていた金子大士船長の弁。

こんな日は諦めては終わり、とにかく基本を大切に、休まず釣り続けることが大切だ。
 
自分で自信が持てるジグを、基本的なワンピッチ&ワンジャークで丁寧に泳がせ続けるしかない。

まずはこれを柱に釣り続ける。

もちろん、ロッドの振り幅やリールの巻きスピードなどには、いろいろ変化を持たせ、試行錯誤を繰り返すことが必要だ。

ジャークとフォール、どちらに反応しやすいのか?といった傾向にも注意し、アジャストしていくことも重要だ。
 
安易にジグをチェンジするのではなく、まずは自分で自信の持てるタックルセッティングで出来る限りの努力をしてみる、ということだ。
 
ただし、明らかにジグを選り好みしている場合、一定時間、自分の自信の持てる釣りをやり切った場合などは、タックルをチェンジしていくことも必要だ。
 
ジグチェンジのキーワードとしては、シルエットを小さいものにすること、軽量なものにすること、ジグのタイプを変えてみることなどが挙げられる。

要はシルエットや重さ、タイプの変更によるアクションの違いで、タチウオの反応を探るのだ。

これで答えが出ることは多い。

前後にトレブル、前にトレブル&後ろにフォース、というのが東京湾の定番フックセッティング

前提として自分の釣りを確立しておくことが必要

以上は渋い状況の基本的な対応策。

しかし、取材日のように一転して食いが立ってくることもある。

いわゆる時合だ。こんなときも基本が大切だ。時合は短いことが多い。

こんなタイミングで不慣れな釣りを展開しては、自分だけハズしてしまうこともある。 

まずは自分の自信のある釣りをすることが大切だ。

これでヒットが得られればそのまま続行、ヒットが得られなければ、周囲の状況をよく観察し、対応していくことも必要だ。
 
他のよく釣っている人はどのような感じでジグを動かしているのか? 

スピードは速いのか遅いのか? 

ジグはどんなタイプのどんなカラーを使っているのか? 

巻き上げで食ってくるのか? 

ジャーク後のフォールで食ってくるのか? 

それともフリーフォール中に食ってくるのか?
 
ほかのアングラーの動向を観察できるのは乗合船のいいところ。

出来れば臆することなく聞いてみてもよいだろう。

ガンガン釣っている人は総じて教えてくれる人が多い、はずだ。
 
ただし、注意点もある。

あまりに情報を集め過ぎた結果、ただ迷い続けてしまうことだ。
 
結果、自分の釣りを続けるか?自分の中にはなかったが、他の釣り人がヒットさせているパターンを真似るか?の二者択一を迫られるわけだ。

この選択に絶対の正解はない。
 
ただし、前提として自分の釣りを確立しておくことが必要。

そして、これが一番大切なことだ。

そのためには一定の経験と授業料が必要だが、基本のワンピッチ&ワンジャークをマスターし、自身のロッドやリールといったタックルの特性を理解し、数種類の定番ジグを使いこなせるだけで、平均以上の釣果は得られるはず。

これを自分の釣りとして持っていれば、渋いときにも自信を持って釣り続けることが出来る。

活性が高いときも同様だ。

そして自分だけがいま一つ釣れていない、というときに、迷いなく新たな釣りにチャレンジすることができる。

このチャレンジは自分の釣りの幅を拡げていくことにもつながる。
 
以上、少し観念的な話になったかも知れないが、どんな釣りでも自分のスタイルを確立することは大切。

高活性のとき、低活性のとき、いずれも楽しみながら、より長く、より深くタチウオジギングを続けていっていただきたい。

「渡辺釣船店」オススメジグ。ティムコのオーシャンドーミネーターセンターバランスとブルーブルーのフォルテン。ウエイトは80~150gと幅広く用意したい

東京湾 タチウオジギング 釣行レポート

ドラゴン狩りへ行こう!

5月は未知のシーズン 依然、好調継続のタチウオゲーム

ヒットしたらテンションを緩めることなくグイグイ巻く。これが確実なファイト法

スペースに余裕があれば、水面まで寄せたタチウオを一気に抜き上げる。これが確実なランディング法だ

取材日、釣り人になってくれた金子大士船長もドラゴン連発。さすが! だ

ボッテリした腹周りが迫力満点。ナイスコンディションの大型だ

ラストチャンスを見事にモノにしてドラゴンキャッチ成功!

ロッドワークは規則正しいワンピッチ&ワンジャーク。これが基本だ

しっかり口に掛かるケースが多かったけれど、活性はいまひとつ!?

この日の最大魚となった117cm。連日、このサイズが何本もキャッチされていたが取材日はラスト1時間のみだった

久里浜沖では小型が目立った

良型のアジも登場!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・新山下「渡辺釣船店」

「釣れたり、釣れなかったりですけど、最近は調子がいいですよ。まずは型狙いのポイントから攻めてみましょう」

4月下旬の東京湾。

横浜新山下「渡辺釣船店」のタチウオ乗合船上。田中茂生船長の言葉だ。

型狙いの場所、走水沖からスタートした。

体高のあるドラゴンサイズが期待できる、という。

しかし、全く音沙汰がない。僚船もほぼヒットなし、だ。

見切りをつけた船長は僚船ともども数狙いの久里浜沖へ走った。

すぐさま指4本までがポロポロと釣れたが、想定の食いっぷりまでは遠いようだ。

「数ならバリバリだったんですけど。今日はなんか変だなあ」

タチウオあるある、と言ってはそれまでだが、魚群がいなくなったわけではない。

魚探には反応がしっかり出ている。何かが気に食わないのだろう。

意を決して走水に戻ったが、思い出したようにポツリとヒットするのみ。

しかし終了1時間前にいきなり食い出した。しかも期待通りの良型が! 

ほぼ全員が120㎝近い腹太ドラゴンをキャッチ。

トップ16本を記録し、ホッと胸をなでおろす展開となった。

「以前はやっていなかった時期なので分からないことも多い、というのが正直なところ。でも魚影は濃いので楽しめると思いますよ」とは田中船長。

釣果の上下はもちろんある。

しかし、気難しさも面白さと捉えて、ぜひドラゴン狩りにお出かけいただきたい。

以上の記事は「つり丸」2021年6月1日号の掲載記事です。

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