この時期のメダイは脂がよく乗っている。上品な白身で、刺身、焼き物、煮物、鍋など、どんな料理にしても美味しく食べられる


メダイは一荷もある。

これは3㎏超のムツ! 当エリアではギンムツと呼ばれ、脂が乗って超ウマイ!

ムツは3〜4㎏クラスも珍しくない。

当日は、ほとんどの人がメダイとムツでクーラーが埋まった。

ポイントは利島から少し離れた水深130m前後。

2〜3㎏サイズでも、取り込みは無理せずタモを使おう。

ハリスは10号、ハリはヒラマサバリや太地のムツバリなど。オモリは200号。

オキアミコマセで狙う。

サバが邪魔するときは、サバの半身を折り返して付ける。

配られるサンマは海苔巻き状にして付ける。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田須崎「久寿丸」。

下田須崎「久寿丸」では、船中100本を超えるような釣果の日もある。その「久寿丸」では、朝のうち2〜3㎏級の数釣りをしてお土産を確保してから、型物狙いへとシフトするメニューで狙っている。また、ゲストも魅力的な魚が多い。ヒラマサ、ワラサなどの青物が出た日もある。釣行当日は「超」が付く高級魚のギンムツが多数まじった。終わってみれば、ほとんどの人の大型クーラーはメダイと合わせて満タンになった。
この時期のメダイは脂がよく乗っている。上品な白身で、刺身、焼き物、煮物、鍋など、どんな料理にしても美味しく食べられる。そして意外と言っては失礼だが、非常に美味しかったのがゲストにまじったハチビキだ。皮と身の間には、真っ白に脂が入っていて、濃い色の赤身は極上の大トロ! 釣れたら大切に持ち帰ることをオススメする。
利島沖のメダイは周年狙えるターゲット。とくに黒潮の影響が少なくなる冬場は、潮の緩い日も増えて大型を狙いやすくなる。これからの時期はシケで出船が限られるが、好機なのだ!
以上の記事は「つり丸」2012年1月1日号の掲載情報です。
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メダイは、6〜7㎏サイズも珍しくない。