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日並み次第で80杯台も!マルイカ&ムギイカ【相模湾・小田原沖】

日並み次第で80杯台も!マルイカ&ムギイカ【相模湾・小田原沖】

相模湾の初夏の風物詩「ムギイカ・マルイカ」浅場で手返し良く、数が出るので人気が非常に高い!釣行日は厳しい釣りとなったが、前日はムギイカ中心に87杯を記録している!

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前日はムギ中心に87杯!しかし当日は乗り渋り… でも渋いのがまた楽しくてハマるんだよね~

相模湾の初夏の風物詩「ムギイカ・マルイカ」。

ムギイカはスルメイカの子供の通称だが、独特の褐色が麦を連想させるからかと思っていたら、正しくは麦の穂が付きだす時期に浅場で釣れ出すのでムギイカと呼ばれるそう。

このムギイカは今後夏に向けてサイズを大きくし、ニセイカ、そしてスルメイカと成長していくのだ!

小型のイカ釣りは侮れない!

ムギイカにマルイカ、浅場で手返し良く、数が出るので人気が非常に高い。

しかし、誰でも簡単に数が釣れるわけではない。どちらも小型のイカだが侮るなかれ。
 
実はこのムギ・マルイカはカワハギやフグに肩を並べるほどにテクニカルな釣り。

いや、個人的には最も難しい釣りだと思っている。

私は初のマルイカ釣りは三崎の敏腕船長と一緒だった。

その時船長は隣で私の5倍くらいのペースで釣っていた。

道具か? と交代しても結果は一緒。

私はイカの触りが分かっていないそうなのだ。

実際、全然分からなかった。
 
この経験があまりに衝撃的で、それ以降完全に苦手意識。必然的に足取りも遠くなっていて、今回は2年ぶりのムギ・マルに相模湾のイカ釣りで名を馳せる小田原早川港の「坂口丸」におじゃました。
 
久保田忍船長に今シーズンの状況伺うと「今年も小田原沖や西沖で反応は幅広く出ています。昨日はムギイカ中心にトップ87杯でした。ただ、反応が出ているからと言って簡単には釣れないよ。イカは間違いなく仕掛けのそばにいるけど、釣り手がうまく掛けないと数が伸びないので頑張ってくださいね」。
 
なるほど、いることは間違いないとポジティブ思考でいざ出船。

反応は港を出てすぐの小田原沖から真鶴まで足を伸ばした西沖まで幅広く出ている。

まずは小田原沖の水深40mほどの場所でスタート。
 
ムギイカは時期や群れによってサイズも千差万別。

仕掛けにはヤリイカ用の11cmのイカヅノとマルイカ用の 5cmほどのスッテのミックス5本仕掛けを自作した。
 
直結とブランコで迷ったが、一般的には手返し重視で数を伸ばすには直結有利。

確実に掛けるにはブランコ。

逆に言うと誘いはいい加減でもブランコならば多少誤魔化せるが、直結はしっかり誘わないといけない。

腕に自信のない私はブランコを選択。
 
第一投は午前6時10分。

着底を確認して、ゆっくりと大きめの誘いを2回。そして少し上げてまた2回。

ここでまた仕掛けを底まで落とすとムニュ。

おっ!これはアタリではないか?少し竿先を上げて引きを確認するが、竿先に変化はないものの明らかに重い。

いるはずと信じて上げると小型のムギイカが2点。

船中最初の本命を上げることに成功。
 
反対舷の久保田さんはマルイカをゲット。

幸先のいいスタート。

だが、反応はあるものの乗りが続かないので船長は転々と流し替え。

「坂口丸」はよくお世話になるのだが、ムギイカ・マルイカは実は今回初めて。

繊細な釣りだが、この釣りに合わせるかのようにポイントに入れる忍船長の操船が普段よりも優しい。
 
じっくりと反応を探して丁寧にポイントに入れる。

こちらも合わせるようにゆっくりと仕掛けを着底させ、静かに誘う。

今度は先ほどよりも強めにひったくるようなアタリ。

上がったのは良型のマルイカ。

あれ?苦手だと思っていたけど、上々のスタートだぞ?
 
この勘違いが結果的に致命傷に…、この後全くアタリが出なくなってしまった。

ライトタックル&マルイカ用の直結、直ブラ仕掛けでムギ、マル両方を狙うのが主流だ

常連さんの工夫と技はさすがです!

潮流とともにアタリが遠のいたというのもあるのだろうが、それ以上に経験の無さが仇となる。
 
アタリがなくなると正解の誘いが分からず迷子に。

着底とともに仕掛けを叩いて様子を伺うもなかなかアタリが出ない。
 
そんな中で反対舷の久保田さん。

足繁くムギ・マルイカに通う常連さんで前々日には65杯を上げたそう。

そんな久保田さんでも苦戦。

ただ、それでも少ないアタリを拾うのは流石。数を少しずつ伸ばす。

コツを聞くと「着底したら手首を使って竿先を小刻みに海面に叩くように数秒誘いを入れる。そして数秒イカが触るか様子を伺う。少しでも違和感があったら即座にアワセを入れてイカを引っ掛ける。触りがなければまた叩く。マルイカはこの要領。今日はムギの乗りがかなり悪いけど、ムギが良い時は微速で上げてくると乗りが良いそう。マルイカほど繊細でないからアタリも分かりやすい」とのこと。
 
聞いた通りに実践したいのだが触りが分からないのでなかなか難しい。

しかし、久保田さんはコンスタントにイカを拾っているので船下には間違いなくイカがいるのだろう。

やっぱり楽しい! イカ地獄にどっぷり!

試行錯誤の時間を過ごしながら迎えた正午。

潮が上げから下げに変わって朝ほどではないがイカの活性が少し上向いたようだ。

水深は50~60mほどと若干深め。

良型のマルイカが流しの度に船中で顔を見るようになった。

私にも叩いた後にカツッという触り?半信半疑でアワセを入れるもなかなか乗らない。

ただ、これが触りか?という感触は確かに数回感じた。
 
残念ながらロケットスタートの後に長い沈黙でこの日は終わってしまったが、厳しい状況の中でも久保田さんはさすがの腕前でいい時間にきちんとアタリを拾って14杯。

ムギイカの活性が高かったらかなり数も伸びただろう。

反応は幅広くあるし、前後の日を見ても80以上の日も多い。

今後このイカがニセイカ、スルメイカと成長していきロングランで楽しめるだろう。

個人的にはムギ・マルイカのうちのなんとか攻略の糸口を見出して苦手意識を克服したい。
 
やればやるほどはまる釣り。

抜けられないイカ地獄にどっぷり!

小田原沖のマルイカ&ムギイカ 釣行レポート

数釣りできます!!日並み次第で80杯台も!!

ライトなタックルで小さなアタリを掛けるマルイカの楽しみ、多点掛けでズッシリ重いスルメイカのダイゴ味、その両方が楽しめる!!

浅場でムギイカ、マルイカまじりの数釣りが可能な小田原沖。やや日ムラはあるものの、ムギイカ主体に87杯という日も!

上の写真のムギイカの下にマルイカも付いていた!

20~25㎝ほどのムギイカが多点掛けで釣れる日も多い。小型でもたくさん乗るとズッシリ重い!

丸々とした、いいサイズのマルイカが釣れている

美味しいムギイカ。刺身も柔らかくてウマイ!!

大型マルイカも!こちらも刺身が最高だ

マル&ムギまじりでいいお土産だ

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・小田原早川港「坂口丸」

相模湾の初夏の風物詩「ムギイカ・マルイカ」。

今年も4月後半から釣果の報が聞こえだした。
 
スルメイカの子供のムギイカは麦の穂が付きだす頃に釣れ出すのでこう呼ばれる。

しかし子供だからと侮るなかれ。このムギの釣果が今後ロングランで続く相模湾のスルメイカシーズンを占う意味で非常に重要。

しかも浅場で数釣れるのでこの上なく楽しい。
 
ただ、数が出るというのは簡単であるということを意味しない。

釣りとしてはカワハギやフグなどと双璧をなすほどにテクニカル。

同じ日でも釣果に幅があるのがこの釣りの特徴。

それ故にこのムギ・マル地獄にハマる人が非常に多いのだ。

見事にそれを攻略した者のみが味わうことができる、柔らかく甘みたっぷりの味は最高のひと言。
 
小田原早川港「坂口丸」の久保田忍船長に伺うと「今年も小田原沖や西沖で反応は幅広く出ています。昨日はムギイカ中心にトップ87杯でした。ただ、この釣りは釣り手がうまく掛けれるかどうかだから、皆さん頑張ってくださいね!」とのこと。
 
釣行日は前日と打って変わってムギイカが乗り悪く、厳しい釣りとなったが、それでも常連さんは確実に拾い釣りし14杯。

一方の筆者は…うーむ…ムギ・マル地獄の奥は深そうだ…。

以上の記事は「つり丸」2021年6月15日号の掲載記事です。

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