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メタボアカムツ浮上中!北の大場所開幕!福島県・小名浜沖

メタボアカムツ浮上中!北の大場所開幕!福島県・小名浜沖

北の大場所、小名浜沖のアカムツシーズンが開幕し絶好調!オモリ120号で大型のダイレクトな引きを体感しよう!ゲストのミズタコも魅力だ!

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今期で4シーズン目のポイントで良型集結中!

オモリ120号PE3号で攻略 同場所でミズダコも楽しめる

昨年の実績ポイントにアカムツ集結中。ミズタコも

今期で4シーズン目を迎えている小名浜沖の夏のアカムツ釣り。

無名のフィールドから近年は夏から秋の水深100m台というアカムツにしては浅場で楽しめる太平洋の北の大場所として多くの釣り人に知られるようになった。

水深が浅 く潮の流れがゆるい親潮域のフィ ールドであることは、茨城海域と同様。

だから仕掛けもエサも釣り方も茨城海域の波崎沖や日立沖と全く同じでよい。

「今年は5月半ばからアカムツ調査を開始しました。底引き網船の情報もあるので魚がいることは分かってましたから、小名浜沖の北から南まで釣り歩いたところ、昨年の実績ポイントの水深140mにやはりアカムツの群れが固まってました。釣れっぷりは、いきなり秋のシーズンが始まったような感覚ですかね。連日、釣果もまずまずです。特徴としては今年もまた、ミズダコが多いですね。オモリを抱いてあがってくることもよくあります。それだけタコも湧いているんですよ」とは、アカムツ釣りに力を注いでいる小名浜港「第八龍神丸」の佐藤忠年船長。

ここ数年のパターンでは、6月に始まり7月後半から8月前半ころにいったん小休止の期間を経て、8月後半から再び釣れはじめ、いきなり本格化していた。

本格化は乗っ込み最盛期であり、このパターンは茨城海域とほぼ同じ経緯をたどっている。

この秋のシーズンは年末まで続き、水深200m以深に群れが移動したら終了となる。

しかし、今期はどうなるか分からない、というのが正直なところ。年末まで釣れ続くこともあるし、昨年と同じく小休止の期間があるかもしれない。

いずれにしても、まだまだ未開拓のポイントも多い小名浜沖だけに今後の釣れっぷりには目が離せない状況が続くだろう。

タックルと釣り方は秋のカンネコ根などの茨城海域と同じ

小名浜沖の夏のポイントの水深は130〜140mほど。

だから、「第八龍神丸」では、オモリは120号を基本とし、潮の流れが速いときのみ150号を使用しているという。

仕掛けは胴付き2〜3本バリ。だが、今シーズンは2本バリで十分。

ハリス5〜6号40〜60㎝。

ハリはホタ16〜17号。またはムツ16〜17号。

幹糸は8〜10号。枝間は1.2m。

ステ糸6号1〜1.5m。中オモリは8〜10号でなくてもよい。

竿は長さ2m前後の7対3もしくは8対2調子のオモリ負荷が100号前後の竿。

タチウオ用など手持ち竿で操作性のよいものならなんでもOKだ。

リールは中型電動リール。

シマノ社製なら800番〜3000、ダイワ社製なら300番〜500番が適合。

電動リールに収納するPEラインは3号がベスト。

道糸は最低でも300mはほしい。高切れも想定して400mあればなおよい。

ボトムを意識し静かに誘う 誘いの水中イメージを明確に

さて、エサは『ホタルイカとサバの切り身の組み合わせ』いわゆる、アカムツエサの基本形でいい。

だが、身エサはさまざまなものが使える。

サケ皮、ソウダ、イカタン、ヒラメの皮など、最近は各種各色のワームやロールイカタンなども流行りでルアー感覚でこれらのものを生エサを抱き合わしてもよい。

釣り方は秋の茨城海域と全く同じだ。

アカムツのポイントのボトムは砂泥地。起伏は少なく根掛かりもほとんどない。

この環境を利用した釣り方が可能だ。

まずは、オモリが底に着いたらゼロテンションでしばらくアタリを待ち、アタリがなければ、50㎝〜2mほどオモリを底から上げて再び底ダチをとる。

このときの上下の動作はゆっくりと静かにする、が基本。

この動作を繰り返してアタリがなければ、オモリ着底時に竿先を海面に送り込み仕掛けをタルマセる。

道糸が張るまで静かに待つか、意図的に張ってやり再びゼロテンションでアタリを待つ。

これでもアタリがなければ、前述の動作を繰り返す。

小名浜沖ではドンコやユメカサゴなどのゲストが多いので弛ませ動作を入れすぎるとゲストばかりになるので注意が必要だ。

食わすのは「オモリを底につけたままのとき」。

仕掛けを移動させるのは、「オモリを底からあげたとき」。

というこの2点を覚えておくとよい。

エサのアピールはフォールで早アワセは厳禁!!

アカムツは上部からフォールしてくるエサに強い反応をしめし、静止したときに捕食する。

だから、魚の活性が高いときは、オモリの着底直後にヒットする。

しかし、アタリが出たら即アワセは禁物だ。

そのまま、アタリを静かに眺め一呼吸おいてから竿をゆっくりと聞き上げる。

ほとんど場合、これでアワセは完成。

テンションを張った状態で重みを感じたり、グングングンっと引くようなら、電動スイッチオン!

中速程度で手持ち竿のままで巻き上げよう。

さらに、確実なフッキングをするためにテンションを緩めない状態で電動スイッチをオンにする、いわゆる“巻きアワセ”を行うのだ。

実際、本命アカムツかどうかは水面にあがってみてみないと分からないが、アカムツなら定番である残り100mを超えたあたりからガクガクガクと明確にシャープに引く。

残り20m、10mの間で再びガクガクガクと引けば、ほぼアカムツであることに間違いないだろう。

ステ糸の長さがカギとなることもある

釣れる人、釣れない人、同じ船の隣同士でも釣果にばらつきが出るのがアカムツ釣りの特徴だ。

釣果の差が1〜3匹ぐらいであれば、いつでもありえることだが、5匹、いや10匹とダブルトリプルスコアで差がつくようなときは、釣り人のテクニックの差が起因していることが多い。

その差を最もカンタンに克服する手段のひとつが、仕掛けのステ糸の長さの調整だ。

短めの基準は1m。長めは1.5m〜2mと覚えておこう。

その中間の1.2mを採用する人も多いが、長と短のどちらを選ぶかは、魚の活性が高いときは「長め」、渋いときは「短め」が基本。

これを実践するだけでぐっと本命のキャッチ率が上がることとなるだろう。

アカムツポイントでミズダコが湧いている

アカムツ仕掛けで狙うときはこのように餌木をダブルスナップなどでオモリに付けるとよい

近年、福島海域のアカムツポイントには、良型のミズダコが湧いていることが多い。

とくに、夏期がシーズンだ。

実際、アカムツを釣りながら流行りの餌木タコ釣法をやるとタコは釣れるがアカムツは釣れなくなる。

タコとアカムツは生息域は同じでも水と油のようなもの。

だから、タコを専門にねらうには、船長の許可と周りの人たちの理解が必要になることを覚えておこう。

しかし、アカムツ同様にミズタコも食べておいしい。

できれば、アカムツを釣りながらタコも釣りたい、そんな人はオモリにタコの餌木をひとつ付けるとよい。

タコの餌木には、ブタの脂身や鳥皮などと巻くといっそうアピール効果を発揮する。

釣り方は、あくまでアカムツ釣りを行う。つまり、静かに誘うのだ。

餌木タコ釣りでは、餌木などを小突き動作により動かしてアピールさせるがこの動作は警戒心の強いアカムツたちには逆効果。

だから、あくまで、アカムツを狙いながらのゲストのタコと理解してこう。

ミズタコを専門に狙える環境が整ったのなら、専用仕掛けで小突き釣りをして狙ってみよう。

使用オモリはアカムツと同じ120号。

これにいま流行りの2個の餌木付けてミズタコを釣る。

餌木に前述のとおり、豚の脂身や鳥皮などを巻きつけると効果アップする。

タックルはアカムツ用そのままか、ヤリイカなどの先調子も竿を流用。

道糸はPE3号以上が鉄板。PE4号でもよい。

誘い方はカレイ釣りと同じとでボトムで仕掛けをひたすら小突いてタコにアピール。

たまに、仕掛けをスーとボトムから上げて移動させるだけだ。

小突き方はオモリがあまり浮かないように1秒間隔くらいで竿をしっかりとシャクル。 

アタリはかなり明確だ。簡単にいうとガツっと根掛かりした感じになる。

その根掛かりが外れずっしりとした重みが竿にあれば、ほぼミズダコだ。

水面での取り込みは必ずタモ網を使おう。

取り込み後は、事前に用意したネットに入れてイケスなどで生かしておくとよい。

【福島県・小名浜沖】アカムツ 釣行レポート

北の大場所、小名浜沖のアカムツシーズン開幕!

オモリ120号で大型のダイレクトな引きを体感しよう!

一投一投誘い動作を怠ることなく集中して誘い続ける中島さん

ポイントの水深は140m台。水面で暴れるのでバラシに注意

ナイスボデ!メタボアカムツ浮上中!

波崎沖で培ったテクニックで確実に数を伸ばす中島名人

産卵はまだまだ。メスのナイスボディのアカムツが多い

ツ抜け達成!!

食い渋りと思える日でも百戦錬磨のアカムツ名人たちは確実に数を重ねる

良型ばかり10匹以上釣るのもザラだ

産卵はこれから。魚の状態はますますよくなっていくぞ

オモリは120号なのでさまざまなロッドが使える。軟調子気味のものもオーケー

アカムツウイリーにヒット!

グリーンのアカムツウイリーに良型がヒット。小名浜沖ではグリーンとブルーが鉄板だ

静かな誘いで良型ゲット中

アカムツレジェンドの栂安さんも快調に釣る。この日も竿頭

美味しそうだね!この1匹がうれしい!!

こんな良型がコンスタントにまじるのが魅力

ベタ底狙いで 来ましたよ

身の状態がいいアカムツをこれだけそろえれば十分納得

ゲストのミズダコ大量発生中

今期もミズダコが大発生中だ。

アカムツと同じポイントでまじる

タコは専門ではなく同時に狙っているだけでこの釣果

小サバに食いついた大ビラメ

今回、取材にご協力いただいたのは、福島・小名浜港「第八龍神丸」

太平洋の北のアカムツポイント、福島県小名浜沖が今期も開幕。5月後半から絶好調だ。

「5月後半からアカムツ調査を開始しました。すると、やはり昨年の実績ポイントにアカムツが集結していることが分かり、連日、まずまずの釣果をあげてますよ」とは、アカムツ釣りに全力を注いでいる小名浜港「第八龍神丸」の佐藤忠年船長。
 
小名浜沖は今期で4シーズン目を迎えるいわばまだまだ開拓中のポイント。

潜在能力が高く多くの熱狂的なアカムツフリークたちから注目されているところだ。

その最大の魅力は、水深100m台のポイントでオモリ120号仕様の仕掛けが基本のため、カンネコ根や日立沖と同じく、よりライトなタックルでアカムツ釣りが楽しめること。

深場と比較してライト化によるメリットも多い。

その代表がより繊細に誘いが効くこと。さらにダイレクトな引きも味わえる。
 
仕掛けやエサ、釣り方は茨城海域と全く同様で、ハリス6号2本バリが基本だ。

「7月8月にいっとき、食い渋り期がありますが、それも例年どおりのパターンでしょう。アカムツはかなり広範囲にいることが確認してますから、ぜひ気軽に遊びにきてください」と船長。
 
シーズンは年末まで継続する。

今期も湧いているミズダコのゲストも視野に入れて小名浜まで足を伸ばしてみてはいかがだろう。

以上の記事は「つり丸」2021年7月15日号の掲載記事です。

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