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ケンサキイカ乱舞!半夜でメタルスッテ&昼はキジハタ!金沢沖

ケンサキイカ乱舞!半夜でメタルスッテ&昼はキジハタ!金沢沖

日本海の7月8月は夜釣りがメイン。メタルスッテゲームでケンサキイカが最盛期に!昼はライト泳がせでキジハタ&ヒラメを狙う!

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日本海の7月8月は夜釣りが メイン。メタルスッテゲームで ケンサキイカ最盛期。

昼は ライト泳がせでキジハタ&ヒラメ!

メタルスッテケンサキイカ シーズン絶好調開幕中!!

ポイントは金沢港沖。かなり浅いところでも釣れているようだ

すっかり西日本のケンサキイカ釣りの主流となっっているメタルスッテ釣法(イカメタル)。

仕掛けが大変シンプルのため、タックルの扱いが簡単で、しかも、アタリから引きまでダイレクト。

そして、誰にでもよく釣れるとあって、西日本の初夏~秋のケンサキイカの夜釣りの王道の釣法となっている。

この釣法は新潟はむろん、東北エリアのムギイカやヤリイカ釣りにも普及している。

2011年夏、この釣法は福井の越前や敦賀、若狭から始まった。それからすでに10年。

年間の平均海水温が上がっている影響があるのか、南方系のケンサキイカは、年々増えているようで、夜ケンサキイカシーズンの開幕も早まってきている。

そのメインエリアのひとつである金沢沖。

超一級といわれる福井の越前沖が始まると少し遅れて開幕するのが、例年のパターンであるが、今期の金沢沖の開幕は昨年より約1ヵ月早い6月だった。

「毎年、ケンサキイカの回遊は早まってきてますね。対馬海流の影響なのか、地球温暖化の影響なのかは分かりませんが、我々にとってはありがたいことです」とは、メタルスッテゲームが始まったころから、この釣りに力を入れている金沢港「北龍丸」の安藤岳志船長。

彼に金沢沖の様子を聞くと、「シーズン初期は水深30m前後の浅場に良型のオスイカ主体で釣れます。シーズンが進むにつれ、ポイントは少しずつ深くなっていき、8月には水深50m以深になります。後半は中型のメスイカが多くなり数釣りになります。いつまで続くか分かりませんけど、昨年は9月半ばまで楽しめました」と言う。

さらに、安藤船長は今期はこの夜ケンサキイカ釣りに力を入れるため、出船形態を夜イカメインにシフト替え。

昼の泳がせ釣りは日曜日のみ出船としているほどだ。

その昼の釣りは、夜イカが落ち着いた時点で再び、平日も出船再開となる予定だ。

テクニカルかつ良型の高級根魚を狙えるこの泳がせ釣りだが、資源保護の観点からもこの出船形態を今後取り入れていくという。

船の流し方はカカリまたは流し釣りで

ケンサキイカの本場の隣の県の福井では、この釣りはアンカーを打ってのカカリ釣りが主流だが、安藤船長は、潮の流れ具合でカカリか流し釣りかを選択しているという。

「潮の流れがゆるいときは、カカリ釣りをします。逆に潮が速くなったり、ポイントの水深が深くなったら流し釣りをします」

いずれのパターンもまだ、明るい釣り初めは、ボトム狙い。

夜がふけるにつれ、ほぼ全層、とくに中層から表層がタナとなっていくパターンが多いという。

ちなみに、6月末の取材時は、21時から爆乗りが開始。

沖揚がりまで乗りっぱなしだった。

これは作業灯の集魚効果によるもの。

気合を入れるのは後半からでも遅くはない。

イカが爆乗り中の魚探の画像がコレ。このときはボトム付近でよく乗った

タックルはイカメタル専用 道糸はPE0.6号がオススメ

タックルはすでに各メーカーから発売されているメタルスッテ(イカメタル)専用を使いたい。

どのメーカーからも安価で手に入れやすいモデルが毎年発売されているからだ。

ロッドは操作性のよい2m前後のもの。

ベイトタイプが主流で、リールは小型両軸リール。

水深が表示されるカウンター付きのものがオススメだ。

ボトムではなく、中層などで乗ったときにタナ把握に大変役に立つ。

道糸はPE0.6号をメインとしよう。

メタルスッテは15号 枝スのスッテは好みで選択

金沢沖ではメタルスッテは15号が基本サイズ。

潮の流れが速いときのみさらに重い20号サイズを使う。

これに枝スを20㎝ほどだし、好みのスッテ、餌木などを装着。

この2本スッテ仕掛けが主流だ。

メタルスッテや浮きスッテ、餌木など形状問わずスッテと餌木のカラーは「基本色で十分」と安藤船長が話す。

その色とは、赤白、赤緑、赤黄がそれ。配色に迷ったら、この基本色のみでトライしてみよう。

とはいうものの、この釣りをやればやるほど、アイテムのカラーにはこだわりをもちたくなるもの。

好奇心が強いケンサキイカだけに固定観念はタブー。

さまざまなカラーを試してみるとよい。

これが定番カラー。サイズは15号が基本

枝スに付けるアイテムはいろいろ

エサ巻き餌木は明るいうちから、乗り渋り時に有効だ

スッテを「動かす」「止める」 の二つを組み合わせる

さて、釣り方だが、金沢沖では前述のとおり、時間によってタナが変わっていくと思ってよい。

開始早々はボトム中心にさぐり、後半は底から表層までほぼ全層がタナとなる。

タナが浅いほうが手返しも速くなるので、狙いのタナはどんどん浅くしていくのがよいだろう。

乗るときは水面で乗る。

釣り方は定番の誘い法というものはない。

イカの好奇心を刺激する“さまざまな動きを組み合わせて釣る”のがよいだろう。

その基本動作は、スーっとロッドをシャクリあげてストンと落とすフリーフォールがまずひとつ目。

二つ目はロッドをシェイクしながら上げて、そこからゆっくりと下げるテンションフォール、もしくはフリーフォール。

いずれも、スッテが動いているときは、好奇心が強いイカへのアピールになり、イカが乗るのはスッテの動きが止まってからだ。

つまり、動かす=アピール。止め=乗せる(触らせる、抱かせる)。

この二つの要素を組み合わせてヒットまで持ち込ませるのだ。

竿先の微妙な変化はなんでもアワせよう

ケンサキイカのアタリ方はさまざまなものがある。

なぜなら、イカたちは2本の触腕を使ってスッテや餌木を抱くからだ。

そのほとんどは竿先に出る。

竿先を注視すると、わずかにお辞儀したり、大きくお辞儀したり、逆に竿先がポンっとわずかに浮くことがある。

これらすべてイカのアタリだ。これを見逃さずすかさずアワせることがイカを掛けることになる。

とにかく「アタリかな??」と思ったらなんでもアワせよう。

フグやカワハギ釣りのように空アワセをすると思ってよい。

釣ったイカは生け簀に入れずに ザルに入れ袋詰めにする

釣ったイカは生け簀に入れて生かしておかないほうがよい、と船長はいう。

「釣ったイカはザルにいれておいてください。ある程度してイカが弱ったら、袋詰めして氷がきいたクーラーのなかへしまってください」とのこと。

こうすることでよりおいしく食べることができる。

「袋は傘袋じゃなくていいですよ。できれば、食品保存専用の袋がいいですね。袋に手を入れてそれでイカを掴んで袋を閉じれば、手は汚れません。袋を閉じるときにイカの胴体が折れることがありますが、全く問題ありません。冷凍する前に一度袋を開いて、イカを真っすぐにしてその袋でくるんで冷凍します。そうすれば、冷凍庫のスペースに無駄がなくなりますから」という。

鮮度がよいものを普通の冷蔵庫の冷凍室でも冷凍することで半年以上、おいしく刺身で食べることが可能になるという。

まずサビキでエサの小アジを確保。泳がせのオモリは60号

港内の浅場で小アジがいたるところで釣れる。

これを利用して、「北龍丸」ではLT泳がせ釣りを行う。

まず、金沢港の防波堤やテトラポット付近の浅場でアミコマセとスキンサビキを使って、小アジを釣る。

豆アジを含む中アジ以下はすべてエサになる。だいたい一人30匹くらいを目安に釣ろう。

このエサ釣りはオモリ30号を使用。

サビキとカゴは船宿で用意してくれる。

ライト泳がせの仕掛けは、捨て糸なしでオモリは60号を使う。

小アジ用の親孫バリの2本バリ仕様と1本バリの豆アジ用仕様の2種類がある。

この2つの仕掛けは船宿で購入できる。

泳がせタックルはLT用やゲーム用を活用しよう。

竿の長さは2m前後が扱いやすい。

リールは中型電動がベター。

道糸は根掛かりを考慮してPE3~4号を使う。

ポイントは魚礁やツブ根、根掛かりさせない釣り方で狙う

ライト泳がせのポイントは、ベイトがたまりやすい人工魚礁やツブ根周辺だ。

当然、そのポイントでは根掛かりがつきもの。

安藤船長は独自の根掛かり回避の釣り方で釣果をあげている。

まずはオモリの着底前に糸フケをとること。

仕掛け投入時、底から10mほど上でいったんフォールをとめる。

道糸をしっかりと立たせてから底ダチをとる。

オモリが底に着いたらすばやく糸フケを回収。

そこから、船長の指示されたレンジ(魚礁の大きさによって異なる)のみ、超デッドスローでリールを巻く。

簡単にいうとタイラバと同じだ。

ここでは、一定速度で巻き上げることがかなり重要だ。

アタリは竿先に出る。そこでリールの巻き上げは止めずに我慢して巻き続ける。

そしてしっかりと竿が曲がったたら、今度はすばやくリールを5~10回巻き、巻きアワセする。

この直後、すぐに電動ならスイッチオンにして一気に5m以上は巻き上げよう。

こうすることで、高根であってもヒット後に根にもぐられることを避けることが可能だ。

人工魚礁やツブ根の際をピンポイントで狙うので、巻き上げ中どこで魚がバイトしてきてもおかしくないのだ。

この状況をしっかりとイメージしておくことが大切だ。

【石川県・金沢沖】半夜ケンサキイカ&キジハタ 釣行レポート

美味良型ケンサキイカ乱舞!半夜で楽しむ メタルスッテゲーム最盛期突入中!

昼はライト泳がせで キジハタ狙い

夜の船上は明るい。細いラインもよく見えるほどの明るさだ

月8月の日本海は涼しい夜釣りが主流となる。イカメタルゲームを満喫しよう

今期、夜イカ釣りの力をさらに注ぐ安藤岳志船長が案内。アンカーを打ったので自ら実践。お手本をみせてくれた

まだ、明るいうちから良型が乗る

シーズンが進むとこのサイズが主流となっていく

50ハイでクーラーが満タン

パラソル級オスイカキャッチ!!

パラソル級のオスイカがこの夜はよく釣れた

一荷ヒット中!!

中層でも一荷ヒットあり

ボトムで入れ乗り継続中

良型ばかり50ハイ以上キャッチ! 30リットルクーラーは満タンだ

ライト泳がせシーズンイン!

昼はライト泳がせでキジハタ狙い

泳がせのエサはこの小アジ

まずは港付近の浅場でエサ釣りからスタート

良型続々浮上

二人同時ヒット!

こんな良型が複数釣れる

クロメバル

アイナメ

秋の泳がせの本命

ヒラメも釣れる

今回、取材にご協力いただいたのは、石川・金沢港「北龍丸」

日本海にケンサキイカがやってきた。

西は九州、北は新潟まで夏から初秋の夜の風物詩となっているケンサキイカ釣り。

その釣り方は、いまではすっかりメタルスッテゲームとなっている。

「今年のケンサキイカの回遊は例年よ り早いですね。昨年は7月から夜釣りを開始したのですが、今期は6月から。のっけから好調に乗って、今晩は今期最高釣果でしたね。例年、シーズン初期は大型のオスイカがよく乗り、後半は少しサイズが小さくなって数釣りモードになります」とは、4月~10月まで金沢港から出船中の「北龍丸」の安藤岳志船長の弁。

ポ イントの水深は30mの浅場から開幕し、少しずつ沖へポイントをずらし、後半は水深50m以深になっていくという。

「北龍丸」では、メタルスッテは15号が基本。

潮が速いときのみ20号使用がルール。

枝スには、浮きスッテや餌木、エサ巻き餌木など好みのものを使おう。

一方、昼の釣りものは夜イカシーズンのみ日曜限定出船であるが、ライト泳がせ釣りがおもしろい。
 
まずは港付近で小アジと豆アジを30匹ほど釣ってから、沖の魚礁周りでそれを泳がせてキジハタとヒラメを狙うというもの。

どちらも良型がヒットするのが魅力だ。

この釣りものは、涼しくなる9月からの昼のメインメニューとなる。

以上の記事は「つり丸」2021年8月1日号の掲載記事です。

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