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乗っ込みシーズン開幕!アカムツの聖地!波崎沖・カンネコ根

乗っ込みシーズン開幕!アカムツの聖地!波崎沖・カンネコ根

アカムツ全国大ブレイクの聖地“カンネコ根”が乗っ込みシーズン開幕!!最高のメタボボディと激うま求めて基本テクニックを磨こう!

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アカムツ釣りブーム発祥の聖地がシーズン開幕!

最高のメタボボディと激うま 求めて基本テクニックを磨こう!

7月~12月がシーズン 開幕ダッシュで好調!

アカムツは群れているので船団が形成されることも多い

波崎沖のカンネコ根は、言わずもがな全国的なアカムツ釣りブームの火付けとなった聖地だ。

ここのアカムツシーズンは7月~12月まで。

犬吠埼沖が1月~6月までのため、期間が定められたのだ。

産卵のために深場から浅場、カンネコ根水深110~150mに回遊してくる群れを釣っている。

そのハイシーズンが例年9月と10月だが、今期は開幕した7月から絶好調。

良型まじりで規定数の10匹を釣りあげた人が続出するなど、のっけから最盛期か?と思わせる食いっぷりだ。

とはいうものの、例年のことながら、シーズン初期の釣果の乱降下は当たり前。

前日は爆釣だったのにその翌日にはさっぱりなんてことはザラ。

今期もハイシーズン開幕までどんな展開になるかは予想はできない。

カンネコ根は潮が流れない日が多い。

この理由で近年ライト化が進み、5年前より道糸PE3号とオモリ120号が定番となりより繊細な釣りが楽しめるようになっている。

この釣り方は新規開拓れた北茨城や福島まで波及している。

そんなわけで、カンネコ根はアカムツ釣りの道場的なフィールドともいえる。

仕掛けを落とせば誰にでも簡単に釣れることは少なく、テクニックの差が顕著に出るフィールドであることも付け加えておこう。

だから、このカンネコ根のアカムツをコンスタントにキャッチできるようになれば、太平洋ならばどこのアカムツ釣りでも通用するということだ。

カンネコアカムツシーズン初期ということで、今回はあらためて基本テクニックを学び本番に生かしていただきたいと思う。

この釣りが流行る前からアカムツ釣りに着目しルアー的な主観で釣りを行ってきた若手の名人が、波崎「信栄丸」の常連であり現在もエースとわれている三沢氏。

すでにみなさんもお使いであろうあのマシュマロボールをアカムツアイテムにしたのは、この三沢氏である。

今回はこの不動のエース三沢氏の釣り方をベースにして解説していきたい。

オモリは『120号』。これに合う タックルセレクトが可能

5年前よりカンネコ根ではオモリが150号から120号となった。

たった30号軽くなっただけと思うかもしれないが、一日じゅう手持ち竿で釣り続けるカンネコ根のアカムツ釣りでは、かなり釣り人のアドバンテージがアップ。

これにより、使用タックルもさまざまなものが使えるようになっている。

極端な話、120号のオモリを背負えるものならなんでもオーケーなのだ。

竿の調子は釣り人の好みでオーケー。基本とするのは7対3調子。

操作性もよく、魚が掛かってからタメもきき、バレも防げる。

6対4のマダイ竿のような胴調子でもオーケー。

つまり、アカムツ竿にはコレッ!というものはない。各個人好みのものを使うとよい。 

ちなみに名手の三沢氏は、ダイワの「極鋭 中深場Mー205」を愛用している。

操作性を重視するなら竿の長さは2m前後がベストだ。

リールは中型電動。

シマノ社なら800番~3000番、ダイワ社なら300~500番が適合。

収納する道糸はPE3~4号300m以上は必須。

高切れ対策で400m以上あればなおよい。

水深が深くても150m以浅なのでシマノ800~1000番、ダイワ300番で十分だろう。

できるだけ道糸は全員統一でPE3号を使いたい。

仕掛けは胴付き2本バリ 中オモリは好みで

名手三沢氏の仕掛けは大変シンプルだ。

これを基本仕掛けとして紹介しよう。

ハリスのアピールアイテムはマシュマロボールオレンジLサイズを1個付けるのみ。

ハリスは6号50㎝でハリは太字ムツ18号を使用。

捨て糸は1.2mだ。これに中オモリ10号を必ず付けるのが、彼の仕掛けの特徴だ。

その中オモリに関してはオマツリの原因となることも多いので、なくてもいい。

つまり好みで付ければいい。

エサは基本系のホタルイカとサバの切り身の抱き合わせ

アカムツ釣りの基本系とされるエサ付けは、ホタルイカゲソとサバの切り身の抱き合わせ。

三沢氏はこれのみで釣り続けている。

とはいっても、三沢氏のエサには特殊な加工が施してあるのではないかと思う人もいるかもしれない。

だが、全く加工されてなく、イカは船で配られたもの。

サバの切り身は毎回釣れるので釣れたサバを事前に縦×横=10㎝×1㎝ほどにカットし、それを付けているのみ。

ただし、サバはできるだけ身を削ぎ落とすほうがよいという。

三沢さんのエサはコレ。大変シンプル

ゼロテン釣りがメイン ボトム攻略を心がける

さて、カンネコ根ではどのようにすれば、アカムツが釣れるのか。

取材時もダントツの釣果を叩きだした三沢氏の釣法をもとに紹介しよう。

仕掛けを投入し、オモリが着底したら、すぐさま糸フケをとる。

オモリは底に付けたままでゼロテンションの状態でアタリをしばらく待つ。

アタリがなければ道糸を50㎝ほど送り込み、張る、弛ませをゆっくりと繰り返す。

このときオモリは底に着いたままだ。静止させるのはゼロテンションのところ、ここでアタリをまつ。

船は移動しているので、ゼロテンで静止して待っても、幹糸は少しずつ張っていく。

道糸が斜めになったら、オモリを移動させる目的でオモリを30㎝ほど浮かすつもりで竿を50㎝の持ち上げるように3~5回ほどシャクル。

これは同時にアカムツへのアピールとなる。

その後、オモリが底へ着いたら誘い動作を繰り返す。

つまり、魚にエサを食わすのは、「オモリが底に着いた状態のとき」であり、オモリが底に着いたまま、仕掛け=エサを動かすことによって誘い効果を演出しているのだ。

このときの弛ませを勘違いしてはいけない。

少しテンションを緩める、ぐらいだ。

送り過ぎるとオマツリの原因となるので注意しよう。

具体的な水中イメージはこうだ。エサを意図的にフォールさせ、再び幹糸がテンションが掛かる間にエサがフワフワしているときにアカムツがエサをバイトする、というイメージだ。

この状況をできるだけ多く作り出すのが三沢氏の釣りだ。

この一連の動作を簡単にまとめると、着底⇒ゼロテン(食わせ)⇒50㎝の弛ませシャクリ(誘い)⇒ゼロテン(食わせ)⇒50㎝幅のシャクリ(オモリの移動&アピール)⇒着底⇒一連の動作の繰り返しをするという。

アカムツの活性が高いときには誘い動作(シャクリ)を多めに取り入れ、なかなかアタリが出ない、食わないときにはできるだけ静かに釣ることをこころがけているという。

アタリが出たら即アワセは厳禁 電動巻きアワセが基本

さて、アタリが出てからはどうするのか。

アタリは竿先に結構明確にブルブルブルと出る。

活性が高いときは、最初のブルブルブルの後にガクガクガクと激しく竿先を叩くように引っ張る。

これは、水深が浅くなったこと、タックルがライトになったことで深場より顕著になる。

こんなアタリが出るとすぐにアワセたくなるだろうが、即アワセは禁物。

最近流行りのハリはホタバリやムツバリだ。

つまり、一度、エサを飲み込ませてからテンションを掛けることにより、ハリが内臓から出て口から出る前にフッキングするしくみだ。

だから、エサはしっかりと飲み込ませたい。

アカムツらしい大き目のアタリが出たときは、一呼吸おいてからゆっくりと竿を聞き上げる。

聞き上げ後そこで引いていたり重いようなら電動スイッチオン。いわゆる巻きアワセをする。

アカムツ釣りではこの電動巻きアワセが基本となるのだ。

逆にこの聞き上げで何にも変化がないときもある。

これはフッキングに失敗した例だ。

このような状況が続くときは、アタリが出ても張るのではなく、道糸を送るぐらいのつもりでしっかりとエサを飲み込ませることを目論む。

その後、ゼロテンションで待ち、再びエサを引っ張るようなアタリが出たらそこで初めて竿を聞き上げてみよう。

アカムツ自信にエサを引っ張らせるという水中イメージだ。

今期の食い渋り時はこのパターンが多いというので、しっかりとイメージを頭に叩きこんでおこう。

【波崎沖・カンネコ根】アカムツ 釣行レポート

乗っ込みシーズン開幕!!

シーズン初期はこのサイズをキャッチできれば御の字

朝イチにゲットです!

泊名人は自作のロッドでアタリをとっては掛けていた

超激うま メタボ42㎝キャッチ!!

アカムツ釣り名人の泊さんに42㎝の超メタボが来た

「しっかりとエサを飲み込むまで待つのがコツです」と三沢さん

アカムツ釣らせたら現在、右に出る釣り人はいない地元の名手、三沢さんは次々とアカムツを掛けては抜き上げていた

アカムツのサイズが小ぶりな群れではこのように一荷で釣れることも珍しくない

名手の三沢さんは2日続けて10本キャッチでダントツの竿頭。良型もあげている

こんなサイズがまじるからうれしい

一荷ヒット!

シーズンはまだ始まったばかり

聖地カンネコ根のアカムツ

静かな誘いを駆使してアカムツを掛けよう

特上ゲストはアラ

ゲストたちはコレ。左から、ユメカサゴ、ウスメバル、ドンコ、ウケグチメバル、ツボダイ。みなおいしい

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「信栄丸」

す でに全国の人たちにすっかり知られている高級魚アカムツ。

上品な脂であらゆる魚たちと比較しても激うまという上位の席を譲らない。

それほど美味な魚だが、この全国アカムツブームの火着けとなったのは波崎沖カンネコ根のアカムツだ。

「1月~6月までの半年間、犬吠埼沖の深場のアカムツを狙っていたから、7月~12月までのカンネコ根のアカムツは飽き気味に思えるけど、魚が本当においしくなるのはこれからなんだよね」とは、この聖地の開拓者の一人である波崎「信栄丸」の寺井和彦船長。

彼はカンネコ根ではベテ ランの域を越えた経験と感でポ イントをチョイス。

魚の群れに当たれば、難しいと言われているカンネコ根のアカムツを誰にでもキャッチ可能となる。

「カンネコ根ではボトム中心に丁寧に誘うことが大事ですね。弛ませ過ぎるのはオマツリの原因になるので気をつけてください」と船長はアドバイス。

「ここでアカムツ釣りを覚えれば、他のところへ行っても必ず釣れるようになるよ」とは、長年通う常連さんの弁。
 
きちんと誘えば結果が必ずついてくる聖地カンネコ根のアカムツ。

シーズンはまだ始まったばかり。例年、9月10月に乗っ込みアカムツのハイシーズンを迎える。

釣果情報にとらわれず、積極的に釣行しよう!!

以上の記事は「つり丸」2021年8月15日号の掲載記事です。

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