乗船日は前半こそ食い渋りだったが後半は、石花海の大オニマンションに遭遇。ビックリするほどの食いっぷり!


「これがレギュラーっすよ」。

トリプル達成!!

「家まで生かしておいて鍋にすると最高ですよ!」とは常連の鈴木さん。

一荷連発中!!

釣った大オニたちはクーラーのなかに海水を入れて生かしたまま港へ。3人分の釣果だがこれだけ釣れれば十分だ。

なんとトリプルヒット! かなり魚影が濃いのがこれでお分かりいただけるだろう。

エサはサバorサンマでOK。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・清水「大宝丸」。

駿河湾の深場釣りを得意としている船がある。清水の「大宝丸」がそれだ。
船長の長橋寿光さんの釣り好きが高じて遊漁船業を営んでいるだけあって、ターゲットは激うま魚ばかり。
今回のお題はオニカサゴ。普段は出会う確率の低いアラや大アカムツ、クロムツなど激うまレア魚を求めて駿河湾じゅうを走りまくっているというが、オニカサゴはどちらかといえば、確実に釣れるお土産魚という。それだけ、たくさんいるのである。
「石花海のオニカサゴは大変おいしい魚ですからね。大事に持ち帰ってください。でも、小さいオニが釣れたらできるだけリリースしてもらってます」
乗船日は前半こそ食い渋りだったが後半は、石花海の大オニマンションに遭遇。ビックリするほどの食いっぷりで良型の一荷、トリプルヒットまであったほど。
長橋船長は、基本的にピンポイントをテンポよくラン&ガンで攻めていく。だから、オニカサゴ狙いといえども、何がヒットするか分からない。幻の大アラ、大アカムツ、大クロムツもまじるという。水深250m以上のポイントも攻めるのでハリスは最低でも8号以上を使うのがベター。
年末年始の魚調達ための釣り物にはもってこいの駿河湾のオニカサゴ。ぜひ、チャレンジしてみてほしい。
以上の記事は「つり丸」2013年12月15日号の掲載情報です。
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オニカサゴはピンポイントに群れている。そのマンションに遭遇すれば、同時ヒットは当たり前。この良型がそろうのが石花海の魅力だ。