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丁寧な誘いを駆使!乗っ込みアカムツ攻略!波崎沖・カンネコ根

丁寧な誘いを駆使!乗っ込みアカムツ攻略!波崎沖・カンネコ根

波崎沖カンネコ根周辺のアカムツが乗っ込み最盛期!40㎝級のでっぷりボディーが爆釣中!激うま魚のベストシーズンを満喫しよう。

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秋の乗っ込みシーズンを攻略するために 仕掛けの特徴と誘いの意味を理解しよう

アカムツブーム発祥のカンネコ根がハイシーズン中!

カンネコ根には波崎と鹿島に船がメインで出船中

波崎沖のカンネコ根は、いまや全国的にブームとなっている現在のアカムツ釣りの発祥の海域だ。

とはいうものの、このカンネコ根には周年アカムツがいるわけではない。

産卵行動、または、水温が関係するシーズン的なエサ場として、6月~11月にこのカンネコ根周辺の水深100~160mくらいの泥地に群れている。

これらの理由でシーズンが6月~11月なのだ。

なかでも例年9月と10月がベストシーズン。

理由は簡単。産卵期で群れが集まりやすく釣りやすいからだ。

さらにここは銚子沖を境に北側は周年を通して潮の流れがあまり速くないことから、ライト化が進み、近年、道糸PE3号とオモリ120号の組み合わせが定番となっている。

これでさらに繊細な釣りが楽しめるようになった。

今期の様子はというと6月いっぱいまでは犬吠埼沖を攻めていたので実質7月からカンネコ根は開幕。

7月中から良型まじりの数釣りモードが継続している状況だ。

あまりプレッシャーが入っていない海域と比較すれば、カンネコ根のアカムツは数釣れてもサイズが小さいとの意見も聞こえる。理由はハッキリとはしていないが、小さいアカムツでも食べておいしいのがここの魅力。

アカムツの魚影がすこぶる濃い理由にはやはりエサとなるベイトの多さが味のよさに起因しているのだろう。

さらに、釣りの面からサイズが小さいといえども、なかなかハリに掛けるまでに至らず、手ごわい相手でもある。

数を重ねるベテランや名人たちは日頃培った経験とテクニックで数釣っているのである。

こんなことからいまや、ブーム発祥の海でありながら、カンネコ根のアカムツを制することができれば、アカムツ釣り名人の称号を得られるくらいのフィールドともなっている。

実際、カンネコ根でダントツの釣果を叩き出す人たちは、他の海へ行ってアカムツを釣っても竿頭になることがほとんどだ。

ここでは、そんな名人たちが実際どんな考えをもとに釣りをしているかを知り、そのソースを得て、あなたのアカムツ釣りに役立てていただきたいと思う。

ハリスは2本の胴付き仕掛けが基本。ハリ1本も効果あり

沖釣りはカワハギやマルイカなどのようにテクニカルになるほど釣り方やタックルが繊細になっていく。

アカムツはどうだろう。たしかに、波崎沖では始まりこそ、オモリ200号であったのが、150号になりそして現在は120号となった。

仕掛けも5本6本という太いハリスの胴付き仕掛けからハリ3本、いまではハリスは2本の胴付き仕掛けが基本だ。

ハリ数が多いからといって数釣れるわけではない。

タックルはあまりかわらず仕掛けはシンプルになってきているという流れだ。

これは、より多くの釣り人が気軽に入門できる流れである。

毎回、しっかりと数を釣る名人たちはよりこの流れを踏襲する傾向がある。

魚の大きさに合わせた ハリを選択しよう

仕掛けは胴付き2本バリが基本だ。

自作する場合、ハリとハリスの号数が気になるだろうが、ハリスは5~6号50㎝、ハリはホタ16~17号またはムツ17~18号、捨て糸は1.2~1.5mがカンネコ根の基本仕掛けだ。

幹糸はハリスよりワンランク太いものでよい。

ハリスは5号なら6号、ハリス6号なら8号などというように。

ハリスとハリの大きさは魚のサイズに合わせて選択するのが基本であるので、だいたいカンネコ根では30㎝前後がアベレージとなるのでこのサイズが適合する。

ハリスに関しては撚れ防止やオマツリ回避目的で太目のものを使うのも一手。

ハリスが太いからといって魚の食いにはあまり影響はない。ハリの大きさは重要だ。

アカムツはもともと見た目以上に大きな口をしている。

だから、魚の大きさに関係なく大き目のハリでも十分なのだが、潮の流れのない深海では、捕食法は魚の吸い込み力にたよる場面が多い。

よって、スーぅっと吸い込みやすい大きさのハリがよいこととなり、小さめのハリと細軸の軽いものをチョイスしたくなるが、これらはハリの掛かりどころによって、バラシ率が変わってくる。

逆に大き目のハリを使えば、吸い込み率が悪くなってもハリが掛かってしまえば、なかなか外れない。

どちらも一長一短であることも理解しよう。

現在、標準とされているハリのサイズは大きい小さいのいいとこどりのハリサイズと理解しておこう。

こだわるならまずはハリ。カラーや形状もルアー感覚でチョイスしたい

アピールアイテムはそもそも 何を期待してのものかを理解

いま、アカムツ仕掛けの大流行りはマシュマロボールとフロートパイプ。

どちらも色によるアピールと浮力を期待したもの。

これを付けることによって、エサの動きに変化を与えさらに色によってアピールする。

実際、ほとんど釣り人の仕掛けにこれらいずれかが付けられている。

効果は実証されているが、逆にこれらを外したものを使えば、これらの仕掛けと異なる動きを演出することとなり、魚にアピール可能だ。

シンプルにして釣れる、というのはこの理由もひとつあるのだ。

名人たちのエサは実はシンプルで基本形がほとんど。サバの切り身とホタルイカの組み合わせだ

アカムツが吐き出したヒイカ。アミやエビ、深海魚なども吐き出す

これが近年基本的なハリとアクセサリー。参考にしてほしい

中オモリと水中ライトの効能について

ベテラン釣り師のタックルには中オモリはたいてい付いている。

使っているとの表現が正しいのか。

実際、中オモリはどのような場面を想定するかというと、オモリを底に付けた状態で仕掛けを意図的に動かす、沈める、ということをみな考えているだろう。

つまりカワハギ釣りと同じく弛ませ釣りに効くというのだ。

たしかにベタ底の魚たちにはこの方法は効くだろう。

しかし、中オモリなしでも釣れることはよくある。

つまり、中オモリは実際、釣果を大きく変えるものではない、と結論付けられるだろう。

だから、これを付けるかどうかは、好み次第だ。

とあるベテラン釣り師は、中オモリは仕掛けを船べりで回収しやすくするアイテムだ、としている。

たしかに、船べりでのトラブルが少なくなるので便利だ。

水中ライトは、その効果は正直分かっていない。

ハッキリといえるのは水深200mを越える深海では、水中ライトにサメがよりやすい、ということと仕掛け投入時にサバに捕まりやすくなるということ。

サバやサメに効果があるのだから、集魚効果がありアカムツにも効くだろう、という推論はあるかもしれない。

こちらも好みで付ければいいということになるが、中オモリより複雑な形状をしているものが多いため、混雑する船上ではオマツリの原因となりやすい。

捨て糸の長さが釣果を左右する理由とはなにか?

アカムツの活性が高いときは、捨て糸は長めがいい、というのが基本だ。

そもそも捨て糸はどのような役目を果たしているのか。

ズバリ言うと、“タナを決めるためにある”が正解だ。

状況にもよるがアカムツは底上1m前後を泳いでいることが多いと考えられている。

だが、普段は底近くにいて、他の魚とのエサ取り合戦では、遊泳力のあるアカムツが底上付近のエサを捕食しやすいというのが正解だろう。

この考えから水中を推測すると、さまざまな魚たちが暮らすベタ底では海底に落ちてくる、もしくは漂うエサやベイトは生存競争のために取り合いになり、エサをべったりと底へ着けてしまうと、さまざまな魚が釣れてしまう。

もちろんそこでアカムツも釣れる。しかし、底から離れることは、ドンコやムシガレイ、ユメカサゴなどの底魚たちにとっては、外敵に身をさらし狙われることになる。

だから身を守るため底からなかなか離れることはできないのだ。

いっぽうアカムツはいとも簡単に得意の遊泳力を使って浮いたエサを捕食する。

この習性をわれわれは利用して釣ることなり、捨て糸によりある程度のエサのタナをキープさせ、アカムツヒットの確率をあげているのだ。

捨て糸が長い人が底魚を釣らずにアカムツばかり釣っているのはここに理由があるのだ。

食い渋りになるほど、 プレッシャーが入るほど静かに釣る

近年のカンネコ根の魚たちには人のプレッシャーが入っている。

それでもアカムツは釣れるのだから、よほど個体数が多いのだろう。

だが、釣り方は年々シビアになってきているのも事実だ。

ではどのようにして釣ればよいのか? 内水面と同じく「より静かに動かさずに釣る」というのが正解。

魚が小ぶりのうちは貪欲な習性ゆえにカンパチのショゴと同じようにバタバタとなんでも捕食する傾向があるが、百戦錬磨の大型はそれなりに警戒心も高くなる。

通常の釣り方ではなかなか口を使ってくれない。

そんな個体や食い渋りのアカムツに有効なのが、静かに釣ることや仕掛けを動かさない=エサを静止させる方法が有効。

エサを動かすほうがアピールになる、という考えが主流だろうが、深海の世界ではエサの静止が生き物たちにとってかなりアピールとなる。

ルアーを例にだすと、スローピッチジャークジギングでは重くシルエットの大きいジグを深海で静止させることによって魚にアピールさせる方法がとられている。

ジグと同じ大きさの魚がジグのフックに掛かってしまう。

浅場ではありえず相反していることだが、深海ではありえることだという。

この理論から現在主流である、ゼロテンション釣法は正解といえよう。

とはいいつつも、では置き竿にしてじっと待っていればいい、というわけではない。

基本は“手持ち竿”にして誘い動作もかなり大事。

つまり、この誘いをいかに静かに丁寧にやるかが魚へのアピールとなり、結果として釣果を得ることとなるのだ。

【波崎沖・カンネコ根】乗っ込みアカムツ 釣行レポート

ナイスボディの激うま魚は 丁寧な誘いを駆使して釣ろう!

乗っ込みアカムツトップシーズン

「仁徳丸」は大型船。釣り座は広々として釣りやすい

乗っ込みポイントの水深は意外と浅く、110m台がメインだった

名人たちはひたすら静かに釣るを心がけて誘い続ける

40㎝級のでっぷりとしたメタボボディーが魅力!!

名人のゴージンさんは数だけでなく船中最大魚もあげた。釣る人は釣る

アカムツ名人ンゴージンさん。まだ6時40分でこの釣果

ユーチューバーでもあるゴージンさんは、この日ダントツの竿頭

常連の風間さんも良型ゲット

1本に価値がある

メタボサイズを釣ろう

この1本で満足です!!

1本バリ仕掛けでこれで5本目。この時点でトップ

ナイスボディ

小ぶりでもおいしいアカムツが数釣れる

高活性時は一荷ヒットもアリ!!

グリーンと夜光を組み合わせたカラーは実績大だ

レギュラーサイズもなかなかの引き

11月に新造船 就航予定!

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「仁徳丸」

アカムツ釣りブームの発祥の波崎沖カンネコ根周辺のアカムツが乗っ込み最盛期だ。

「犬吠埼沖が年明けから6月までアカムツを狙えますから、カンネコ根周辺のシーズンを加えるとほぼ周年、アカムツを狙っていることになります。カンネコ根はシーズン初期こそ釣果にムラがありますが、例年ピークを迎える9月と10月はカンネコ根の広範囲に群れが回遊して安定して釣れるので初心者の方にもおすすめ。なにせ、水深が110m~140mとさほど深くないのと、使用オモリは120号ですからアタリも明確で引きもダイレクトで楽しいですよ。魚の味も大きさに関係なく絶品ですから」とは、この中深場から深海の釣りを得意とする波崎「仁徳丸」の三橋正幸船長の話。

11月末には現行の1号船よ りさらに大きい新造船を就航するという、いままさにノリノリの船宿でもある。

「とにかく、釣果を伸ばす人は釣りが丁寧です。今日なんかは1本バリの方が竿頭ですよ。釣り方はとやかく言うつもりはありませんが、捨て糸は1.5 mと長めで、少し高めのタナ設定がいいようです。アカムツは意外と神経質。静かに釣るように心がけるといいですよ」とのこと。

カンネコ根のアカムツは誰もが舌鼓を打つ激うま魚。

ベストシーズンを満喫しよう

以上の記事は「つり丸」2021年11月1日号の掲載記事です。

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