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湧き上々!アオリイカ!ティップランで攻略!内房・富浦沖

湧き上々!アオリイカ!ティップランで攻略!内房・富浦沖

内房のアオリイカが、水温低下と共に乗りが活発化!アタリを出すコツは餌木をシャクリ上げて誘った後のステイ!釣った感抜群のティップランで攻略!

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アタリを出すコツは餌木を シャクリ上げて誘った後のステイ! 釣った感抜群のティップランで攻略

入門にも最適な最盛期!今後は型も期待大!

ポイントは行程15分の富浦港の周辺。この時期は水深15~20m前後の浅場の根周りや藻場、カケアガリを中心に攻めている。船は片舷流しだ

身厚で甘みが強く美味しいと評判の内房のアオリイカが、水温の低下とともに乗りが本格化。

今回取材した富浦港「共栄丸」では、午後便のティップランエギングでこのアオリを狙っているが、トップ平均10杯前後。ビギナーでも3杯前後の釣果を楽しめている。

「今期は高水温の影響か? スロースタートで、10月の3週目まで拾い釣りだったんです。なかなか数がまとまらなくてヤキモキしましたが、水温が23度台に下がった4週目からは急上昇。秋本来の数釣りが 楽しめるようになりましたし、良型もまじるようになりました。今は最盛期に近づいている手応えも感じてますよ」とは、ティップランの楽しさに魅了され、当地でいち早く看板にあげた笹子宏宣船長。

イカは、ひと潮ごとにサイズアップするので、今後は大型も期待できるという。

ちなみに現在釣れているサイズは、300~500g前後を中心に800~900gの良型が顔を出している状況だ。

ティップランの釣りにこだわる船長に、その魅力を尋ねると「シンプルな釣りで入門者でも楽しめるし、何より〝釣った感〟が味わえます」という。
この釣りは名前の通り、しなっていた竿先(ティップ)が走るように(ランする)真っ直ぐに戻ることでアタリを知らせてくれる。つまりアタリを捉えて掛けていく楽しみがあるというのだ。
ということで、ここではティップランでの攻略法に迫りたい。

感度に優れた 専用タックルを使おう

ティップランは、ティップでアタリを取っていく釣りだけに、使用する竿の竿先には繊細さが求められる。

「岸からのエギング用ロッドでも釣れなくはありませんが、やはり専用のものが使いやすいですよね。近年はブームもあって、いろいろなタイプのロッドが発売されていますが、竿先に超弾性チタン合金などを採用した超高感度モデルが人気です」と船長。

ちなみに長さは、操作性の良い6フィート前後が現在の主流になっている。

なお、これからは大型が浮上する季節になるので、バットパワーがあるものを選びたい。

リールは、中型スピニングリールを使用する。

大きさは2500番が標準だが、こちらも今後の大型を視野に入れるなら巻き上げ力のある3000番で挑むのも良いだろう。

道糸はPE0.6~0.8号。

PEラインの先にはリーダーとしてフロロカーボンの2~2.5号を2m結ぶのが「共栄丸」流のスタイルだ。

「ロッドをシャクって餌木を跳ね上げて誘う釣りになりますので、ドラグ調整はきつめにしてください。感覚としてはシャクリを入れた際、メインラインが出るか出ないか程度です」と船長がアドバイスをくれた。

ティップラン専用のスピニングロッド&リールの組合せで挑むのが一般的

ティップラン専用餌木とシンカーを用意して挑む

餌木のサイズは2.5~3.5号(20~40g)の専用エギが基本となり、風の強さや潮の速さでヘッドにシンカーを付けて挑む。

ティップランでは、餌木も専用タイプを使用する。

「一般的な餌木は、ボディの鼻先にラインアイがありますが、ティップラン用は、おでこの位置につけられていて通常より重いのが特徴です」と船長。

オデコの位置にアイを付けたのは、アオリに餌木を抱かせるステイ時の姿勢を安定させるためで、重いのはしっかり底を取って釣っていくためだ。

サイズは3~3.5号(30~40g)と表示されているものを主に使う。

なお乗り渋り時は、より小さな餌木が効果的な場合があるので、2.5号までを用意しておくと万全といえる。

「3.5号以上の大きな餌木もありますが、シルエットが大き過ぎるのか、経験上、抱きが悪いので、うちでは3.5号までを準備してもらっています」。

あとに説明するが、横流しで釣りを行うティップラン。

風が強いときや潮が速い場合は船が流されて餌木の自重だけでは底が取りにくくなることがある。

そんなときに備えて、餌木のヘッド部分に着脱できるマスクシンカー(オモリ)も用意したい。

「10gから30gまでを5g刻みで持っていれば、うちで攻める水深はすべてカバーできるし、他の船宿さんでも事足りると思いますよ」と船長が教えてくれた。

餌木のカラーも重要 ケイムラ系はマスト!

マストカラーはアジとパープル、ケイムラとのこと

豊富なカラーバリエーションがラインナップされている餌木。

ビギナーはどれを選べばよいか迷ってしまいがちだ。そこで船長に用意するカラーを聞いてみた。

「地域によって実績の高い〝ご当地カラー〟が必ずあるので、乗船予約時にオススメのカラーを聞いてください。ちなみにうちはパープル全般、茶金ベースにぜいご模様の入ったアジカラーがそれに当たります」。

その他、全国的にマストアイテムとなっているケイムラ系も押さえておきたいカラーだという。

「潮色などの条件にとらわれないオールマイティーなカラーですからね」。

朝夕に強いグロー系。濁り潮に効果的なアピール系のピンク、オレンジ。澄み潮時に合うグリーン、ブルーもあると戦略の幅が広がるとのこと。

餌木のバリエーションは、ボディのメインカラーに加え、コーティングされている布の素材や下地の色、そして柄などを含むと何十種類となってしまう。

ビギナーは、とりあえずご当地カラーを中心に、徐々にアイテム数を増やそう。

餌木を見せて、追わせて、 ステイで抱かせる

現在は、行程約15分。富浦沖の水深15~20m前後の浅場を狙っている「共栄丸」。

地形的には根周りや藻場、カケアガリの際などアオリイカが好む場所で、そこを片舷乗船のドテラ流し(横流し)で攻めているとのこと。

「ティップランでは、餌木をシャクリ上げて誘った後、船の流れとともにエギを水平移動させてアタリを取るので、このドテラ流しが最良の流し方となるんです」と船長。

つまり、ポイントを広く探れると同時に、イカを乗せるタイミングも作れるので一石二鳥というワケだ。
それでは、釣り方の一連の流れに入ろう。

海底付近の根周りや藻場に生息しているアオリイカ。攻略の第一歩は、餌木を海底まで落とすことから始まる。

慣れないビギナーや入門者は、この底取りに苦労する。

そこで餌木の着底が確実にわかる方法を上のイラストで紹介しているので、ぜひ参考にして欲しい。

「アオリは餌木のフォールを虎視眈々と見ています。そして活性の高い個体はこのときアタックしてくることもあるので要注意です」

餌木を着底させたら、誘いとなる巻きジャクリに入ろう。

「巻きジャクリは、餌木が上へ上へとジャンプするように逃げる演出をイメージしてください。好奇心旺盛なアオリは、活性のスイッチが入ってこれを追いかけてきますからね」と船長。

やり方は、こちらも上のイラストにある通りで、シャクリ幅は50~60㎝。

キレのあるメリハリの効いたワンピッチワンジャーク(ひとシャクリひと巻き)を5~7回行おう。

「誘い上げたらピタッと止めて、そのままステイしてください。餌木を船の流れに任せて一定の水深を水平移動させてアタリを待ちます。竿の角度は45度くらいがアワセを入れやすいですよ」と船長。

この水平移動を10秒程度保ちアタリがなければ、再度、餌木を海底まで落とす。

これを2度繰り返してアタリが無ければ入れ替えて、再度探ろう。

アタリは竿先が戻る 下からの突き上げが多い

アオリイカのアタリは、ステイ時に出ることが大半だ。

しかもそのアタリは、しなっていた竿先が戻る〝突き上げ〟で出ることが多い。

「アオリは餌木が止まって水平移動した瞬間から捕食態勢に入りますが、このときフラフラしたり、レンジ(餌木の位置)が下がるなど一定の水深を保てないと、警戒して逃げてしまうので要注意です」と船長。

活性が高いアオリは、この水平移動した瞬間に勢いよく餌木を後方から抱こうとする。

つまり餌木が持ち上がるようになるので、それまで餌木の重さや潮流れを受けてしなっていた竿先が戻るというワケだ。

もちろんそれ以外に、いきなりズドンと押さえ込まれるアタリやモゾモゾと竿先が動く場合もあるので、しっかり穂先を見ておくこと。

その他、起伏を攻めるときはシャクリの回数を調整することも覚えておきたい。

詳しくは上のイラストにあるが、キーワードは船が流されるということだ。

なおアタリが出ない。自分だけ全く釣れないというときは、餌木やシャクリに変化を付けることをオススメする。

水深が浅く、釣りやすいので入門者でも楽しめると船長。

「これからはひと潮ごとにサイズアップして、食味はもちろん、引き味も抜群となるので、楽しみに来て下さい!」とのこと。

【内房・富浦沖】ティップランエギング 釣行レポート

今期の湧きも上々で 只今サイズアップ中!

誘った後餌木をステイさせるのがコツ!釣った感抜群のティップランで楽しもう!!

ダブルヒットや三人同時ヒットなどは良くあること。アオリイカはペア、もしくは複数の群れで回遊しているので、誰かがアタったときは要注意だ

あっちでも!

活性が良いと餌木をステイさせた直後にアタる

こっちでも!

1杯掛かると連鎖反応を起こすように乗ってくる

800gを超える良型は船長が駆けつけてタモで取り込んでくれる。ここで墨を吐かせておくと船内で被害を受けることが無くなる。海面にアオリイカの顔を出して吐かせてから掬ってもらおう

この日の最大はこの850gまでだったが、前日には950gが浮上。徐々にサイズアップして視界は良好だ!

そっちでも!!

リズム良くヒットしてくるのがこの釣りの特徴だ

「身厚で甘みが強いので味も格別だよ」と常連さん。富浦沖のアオリイカは釣り味、食味ともバツグンなのだ

上の旦那さんに負けじと良型を仕留めた奥様。「道具が軽いし女性でも楽しめるのがいいですね」とのこと

「困ったときのパープル(餌木のカラー)で掛けることができました」と安堵の表情

この日のアベレージは500gサイズだった

陽が落ちてからも乗りは続いた。活性は高い!

モンゴウイカもまじる

『つり丸』おなじみ〝なおちん〟もこの日は乗船。なんと8杯を釣り、見事竿頭に! 「餌木の着底とシャクリ上げた後のステイに気を使って数を伸ばしました。ティップランは難しい釣りではないので、ぜひチャレンジして下さい。」

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・富浦港「共栄丸」

シーズンインした内房のアオリイカが、水温低下と共に乗りが活発化。

これからますます面白くなってくるので要チェックだ!

「今期は湧きがイマイチなのか?と思うくらいのスロースタートで、なかなか数がまとまらなかったのですが、水温が23度台に下がってからは状況が急上昇。トップでツ抜け前後と例年通りになりました。イカは、ひと潮ごとにサイズアップするので、今後は大型も期待できて楽しめますよ」とは、午後便のティップランエギングでアオリイカを狙う富津港「共栄丸」の笹子宏宣船長。
 
ちなみにヒットしてくるサイズは、300~500g前後を中心に800~900gの良型が顔を出しているという。
 
ティップランの魅力は、何といっても〝釣った感〟にあると船長。

「この釣りは、ティップランと名が付いている通り、しなっていた竿先(ティップ)が走るように(ランする)真っ直ぐに戻ることでアタリを知らせてくれます。つまりアタリを捉えて掛けて行く楽しみがあるんです」と微笑む。
 
そのアタリを出すコツは、餌木をシャクって誘い上げた後のステイにある。

竿の角度を動かさないことがキモとなるが、あまり難しく考えないこと。

攻略法をチェックすれば、誰もが簡単に釣れるので、ぜひ実践して欲しい。

そして数釣りの中から1㎏オーバーの大型を目指そう!!

以上の記事は「つり丸」2021年12月1日号の掲載記事です。

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