江戸前の高級食材スミイカは、ネットリと甘く絶品な美味さ。何と言ってもお刺身やテンプラ、ゲソの炒め物は釣り人の特権


望月亮英船長監修の船宿オリジナルテンヤ。スッテを付けて狙うのもOK。

こちらも型がいい!

エサはシャコ。

嬉しい1杯。

乗ったときの重量感がたまらない!

当日の竿頭は16杯。

イカの白い腹側を海に向けて、首根っこを握れば墨を吐かれる心配はない。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・磯子八幡橋「鴨下丸」。

八幡橋「鴨下丸」のスミイカ釣りが連日絶好調。取材当日もてんやわんやの乗りっぷりを見せてくれた。
望月亮英船長のブログには「やる気満々なビギナーさん大歓迎です」の文字。出船前には、スミイカ釣りの基本レクチャーを受けることができるから安心だ。これが船長の心意気であり、優しい熱血指導を受けることがオススメである。
テンヤを使ったスミイカ釣りでは、専用竿が絶対にオススメ。「持ってなければ予約のときに伝えてください。用意しますからリールだけ持ってきてください」と望月船長。
そして、ビギナーには「ダウンショット」と呼ばれるスッテを使った胴付き仕掛けもオススメ。釣り方も簡単で、フグが多いときには常連さんも用いる釣り方。このスタイルで竿頭になることもあるという。
江戸前の高級食材スミイカは、ネットリと甘く絶品な美味さ。何と言ってもお刺身やテンプラ、ゲソの炒め物は釣り人の特権といえる。身の柔らかい小さいものから食べて、大型は3日ほど寝かすとさらに美味しくなると船長。冷凍保存して半解凍の状態にすれば、捌きやすく薄皮も取れやすい。
釣っても、食べてもハマるスミイカ釣りをぜひ楽しんで頂きたい。「スミイカ釣りは中毒性が高いですよ」と船長もニッコリ。
以上の記事は「つり丸」2017年12月1日号の掲載情報です。
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好スタートをきった東京湾のスミイカ。早い時期から良型が多い!