東京湾のイシモチ 釣行レポート
仕掛けを安定させ、じっくり食わすのがコツ!


仕掛けは、船長こだわりの胴付き2本バリ。オモリは30号を使用

エサはイソメのチョン掛けで1匹刺しが基本

取り込みは、抜き上げてOK

取材日は、30㎝を超す良型が揃った

「水深も浅く、入門にも最適だよ」と常連さん

初挑戦の中1の釣りボーイも良型をゲット
早アワせはバラシのもと! 想像以上の力強いファイトを 楽しもう!!

派手なアタリを出すが、慌ててアワせるのはNG! 強く引き込むまで待ってから聞き上げて掛けよう。なおイシモチを数釣りの小物と侮るなかれ。遊泳力がすこぶる強くエキサイティングなやり取りが楽しめるのだ

イシモチ釣りの楽しさを実感した『つり丸』お馴染みのモモ。

仕掛けを安定させ じっくり食わすのがコツ!

この日の竿頭は51匹をゲット。キャストした後のリフト&フォールの誘いが効いたとのこと

「イシモチは料理のバリエーションが豊富で、美味しいから通っちゃうんだ」と常連さん

食べて激うまの東京湾のイシモチ
完全血抜きで極上の味を楽しもう!
これをやれば劇的に美味さがアップ! イシモチをより美味しく持ち帰る〝完全血抜き法〟を船長が教えてくれたので大紹介だ

①エラ下の付け根を切る

②めくりあげて出てくる三角の臓器をカット

③海水入りのバケツに入れて血を 出す。血を出しながら弱るので10 分くらいは待ってからクーラーへ
美味しいイシモチ料理を船宿のHPで紹介している船長。

最近はキャンプ飯として、ダッチオーブンで作るアクアパッツァを紹介。

実際、出掛けて食べて激うまだったそう。ぜひお試しを!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「小柴丸」
新年の幕開けを飾る釣り物に悩んでいる人に超オススメ!
アタリが明確で引き味もバツグン、さらに数がまとまり、食べて激うまの東京湾のイシモチが冬場の好調期に入り、連日、好釣果をキープしている。
「絶好期になるのは例年これからだけど、今期は秋のシーズンインから型が良くてね。現状ではトップ平均50匹くらいだけど、30㎝前後の良型が主体で、その中に40㎝クラスがまじるので楽しいやり取りが楽しめますよ」とは、明治時代からイシモチ釣りを看板にあげる老舗船宿、金沢八景「小柴丸」の鈴木仁船長。
現在攻めているポイントは、小柴沖の水深20m前後。
フラットな砂泥底で根掛かりも少なく釣りやすいという。
この釣りは仕掛けの安定が絶対条件で、オモリを底スレスレでキープしながらアタリを待つのがセオリーとなる。
「船の揺れに合わせて竿を上下させると上手く安定しますよ。イシモチは、エサのイソメを一気に食うこともありますが、通常は尻から徐々に捕食します。早アワセを絶対しないことも数を伸ばすコツですね」と船長。
イシモチは血抜きした方が断然美味しいと、考案した〝完全血抜き法〟を教えてくれた船長。
バッチリ釣れて食味も堪能できる東京湾のイシモチ。さっそく出掛けて、令和4年度のスタートダッシュを爆釣、そして美味しく飾りましょう!!
以上の記事は「つり丸」2022年1月15日号の掲載記事です。
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ゲームロッドにフロロカーボン4号を巻いた小型両軸リールの組合せで挑むのが「小柴丸」流