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東京湾の伝統的な釣法!冬の風物詩!テンヤスミイカ!

東京湾の伝統的な釣法!冬の風物詩!テンヤスミイカ!

冬の風物詩!東京湾の伝統的な釣法!シャコエサを使ったテンヤ釣り!久里浜〜下浦沖で好調!最大は700g!!

perm_media 《画像ギャラリー》東京湾の伝統的な釣法!冬の風物詩!テンヤスミイカ!の画像をチェック! navigate_next

テンヤ釣りならではのガシッ! という乗りの衝撃と食味を味わう

我が家の正月の祝い膳(というほどの物ではないが)に欠かせないのがスミイカ。
 
個人的嗜好だけでなくここ数年は孫娘にも大好物と言われるに至り、ジイチャンとしては絶対に外せない暮れの釣り物となっているのである。
 
イカは冷凍も利くので早めの釣行でも問題なし、ということで12月10日に金沢八景の「一之瀬丸」にお世話になった。
 
「一之瀬丸」のスミイカはシャコエサのテンヤ釣り。黙々とシャクリ続けた後に訪れるガシッ! とハードな乗りの衝撃はこの釣りならではで、食味だけでないこの釣りの魅力だ。

久里浜沖水深50mからスタート。幸先よく乗る!

この日の釣り人は10人。
片舷に5人ずつが並び定刻の7時ちょうどに出船した。

最初の釣り場は久里浜沖で、「水深は50m。深いからってシャクリは変えなくていいですよ。浅場と同じでいいから一回ずつていねいにシャクって。あとスッテは好みだけど、ここに来て反応が良くなって来たから、嫌いじゃなければ付けてみて」とのアドバイスがあって釣りがスタートした。
 
私は別に嫌いじゃないけれど、スッテを付けていると意識してシャクリが中途半端になるのと、元々キャスティングが苦手でスッテが付いていると余計、そしてやっぱりテンヤに乗った時のガシッ! が好き、ということでいつもながらテンヤオンリーのオーソドックススタイルで臨む。

と、いきなり私の右隣の右トモ2番氏が乗せる。そしてしばらくして今度は私の左隣、右ミヨシ2番氏も掛けた。

共に300~400g級とやや小型も幸先の良いスタートだ。

乗船日は生きシャコがエサだった

尾バネの真ん中をハサミでカット

︎切ったところからテンヤの竹を差し込む

シャコの頭部を輪ゴムで固定して完成

昨年はシャコの不漁でサイマキエサを使ったが今期は大丈夫という

今年はあっちでポツポツこっちでポツポツと何ヶ所も移動

両隣に先行されるのはここ1、2ヶ月魚運に見放されている私は慣れっこ。

船中ポツポツと釣れ上がっても「はいはい、どうせ今日もまた」と泰然自若には程遠いが大して焦ることもなくなった。
 
そして船中の半分くらいの方が型を見たところで、最近の私にしてはとっても早めな時間帯でイカが乗る。

小型のため衝撃は控えめだったが、それでもこれぞスミイカ釣りの快感を久しぶりに味わった。
 
久しぶりゆえ取り込み後にもたついて、墨爆弾を炸裂させてしまったのはご愛敬。

墨汚れはカッパズボンと自席周りだけと他人に迷惑を掛けなかったのが幸いだった。
 
その後も単発が多いもののスミイカは乗り続けた。

「今年はあっちでポツポツこっちでポツポツと何ヶ所も移動しながら数を稼いでいく感じですねー。まとめて数が出る大場所があれば釣り手も船長も楽なんですけどねー」と船長。

11時に下浦沖へ移動するまでは久里浜沖の各ポイントを細かく巡り、10時頃には左舷側を中心に連発する場面もあった。

ガシン! と腕から脊髄を通って脳天直撃の衝撃も味わう

下浦沖では30mを切る浅場から60m付近までを探った。

中でも黄色いブイ周りの30mダチでは良く乗った。

固定されたブイを見ていると船の流され方で潮向きがはっきりと分かる。
 
この日は右舷のトモが潮先だったのだが、ここで一番数を伸ばしたのがいわゆる潮っケツの左舷ミヨシ突き出しに陣取っていた名手越田さん。

名手のシャクリ姿は絵になる。お得意のロングキャストを駆使して次々にイカを掛けて行く。
 
越田さんに続いたのが右舷側のミヨシと2番のお仲間二人連れ。

ユーチューブ用か首から動画カメラを提げながら、700g超の大型を含めこちらも連発だ。
 
一方潮先に当たるはずの右舷胴の間の私からトモ寄りはイマイチイマニ。

船長からも潮先が頑張らないと、とはっぱをかけられるのだが、やはりこの釣りも場所だけでなく腕の差が出る釣りなのだ。

それでもなんとか1杯を釣る。

500g級とまずまずサイズでガシン! と腕から脊髄を通って脳天直撃の衝撃も味わえた。
 
それもこれも連続チップ、イイダコ、根掛かり(これは上手く外れたが)と、アンラッキーの3連発に気持ちが切れそうになるところ無心にシャクリ続けたご褒美だろう。
 
残り30分となり船長から、「そろそろイカぶら下げといて」とラスト30分コール。

スカリに入った墨だらけのイカを船ベリから海中にぶら下げるスミイカ釣り独特の風景だ。
 
さあそろそろ竿を仕舞おうかと思っていたところガシッ! と来てもう1杯追加。

こいつは船長に墨爆弾を炸裂しない方法(海水を張ったバケツの中でロウト側からハサミを入れ目と目の間を突く)を教わり締めてビニール袋に収め、都合3杯でこの日の釣りを終えた。
 
船中の釣果は0~10杯。竿頭は越田さんで、船中55杯と全体にまずまずといえる釣果だった。

「一之瀬丸」では年明けもスミイカ船を出す予定。「西風の吹いた翌日は仕事をサボってもスミイカ釣りに行け」と言われるほど、シケ後や水温低下後に群れが固まり大釣りのあるスミイカ。

厳冬期に期待の高まる釣りの一つだ。

【東京湾・久里浜〜下浦沖】テンヤスミイカ 釣行レポート

テンヤを沖目にキャストしてシャクルという独特な釣法だ

ガッツリとテンヤがフッキング。これをしっかりと目視してからの抜き上げだ

「乗った瞬間のズシンッ! が最高ですね!」と常連さん

600gを越す良型がまじるシーズンだ

これがスミイカシャクリのスタイル。いろんな釣りに応用できる

イカの墨を浴びせられないように静かに抜き上げよう

テンヤスミイカ釣りは年配の釣り人が多いイメージがあるが、ルアーアングラーやバスアングラーが意外と多い。テクニカルな釣りにハマるのだ

釣趣だけでなくイカの味もすこぶるよいスミイカににっこり

みな良型ばかり! うれしい1ハイだ!!

マダコもシャコがお好き?

今回、取材にご協力いただいたのは、 神奈川・金沢八景「一之瀬丸」

東京湾の冬の風物詩スミイカ釣り、金沢八景の「一之瀬丸」ではシャコをエサにするテンヤ釣りで狙っている。
 
以前はスミイカ釣りといえばシャコテンヤ一辺倒だったものだが、最近は釣り方が多様化しテンヤ釣りで出船する船は「一之瀬丸」を含め数えるほど、今や伝統釣法とも言える釣り方だ。
 
しかしこの釣りが面白い。スミイカが乗った瞬間シャクった竿がガシッ! と止められる、あの硬質的な乗りの感触はテンヤスミイカならではのもので、一度経験したら病みつき間違いなしなのだ。

「今年は開幕直後、中ノ瀬でいい釣りしてましたよ。最近は中ノ瀬がちょっと乗りが悪くなって来たので、久里浜から下浦沖をメインにやってますが、こちらでもトップ2桁釣る日が多いからまずまずってところですかね」と船長。

昨年大型のモンゴウイカが乗った大貫沖などの千葉側は「サバフグが多くイカは少ない」ということで、目下は神奈川県側をメインにやっているようだ。

型は300g級の小型もまじるが、700gを超える大型もすでに出始めていて水温が低下する今後は「一之瀬丸」が得意とする深場も視野に入れながら、数型共に期待ができそうだ。

以上の記事は「つり丸」2022年1月15日号の掲載記事です。

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