ツヌケする人が何人もいる、ボウズもまず出ない。抜群の安定感


マメな底ダチ取りが誘いとなる当地のヒラメ釣り。これを繰り返していると前アタリがやって来て、その後、ガツンと竿先が絞り込まれる。

船釣り初の超ビギナーさん(右)も、トータル3枚をゲット!

タックルはノーマル、ライトのどちらで挑んでもOKの「正一丸」。道糸にPE3号が巻いてあれば万全だ。

出船できればヒラメ記念日になること間違いナシだ!

仕掛けは船でオリジナルが購入できる。ちなみに幹、ハリスは6号。親バリは丸セイゴ17号。孫バリはトリプル8号。オモリは60号だ。

「波っ気があったので、オモリを海底付近で安定させることを心掛た」と言う常連さんは良型を取り込んだ。

親バリは、エサが弱りにくいハナ掛けを推奨。孫バリは背ビレの付け根に刺す。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・片貝港「正一丸」。
「台風で一時、食いが止まったけど、完全に復活したよね。ツヌケする人が何人もいるし、ボウズもまず出ない。安定して楽しめるよ」と、伺った片貝港「正一丸」の海老原正船長も太鼓判を押す。
片貝沖は遠浅の砂地で、起伏がないと思われがちだが、それは大きな間違いだと船長。「確かに高い根はないが、ムシエサやプランクトンが良く湧く粘土質の平根が広い範囲に点在していて、イワシが多く回遊する。この時期のヒラメは、イワシを追い掛けて捕食するので当然、遭遇率が高くなるんだ」。
通常は、水深20~40mにある平根をピンポイントで攻めて行くが、この日はチェックを兼ねて、沖の50mダチを攻めてみた。
釣果は、ご覧の通りの爆釣も「潮が濁っていなければもっと食ったと思うよ。風が強く、波っ気があって釣りにくかったしね。寒さが増すごとに潮は澄んで来るので、これからもっと良くなるんじゃないかな」と船長も力こぶ。
さらなる釣果が期待できる片貝沖。冬場特有の北西の風に強く、出船率が高い当地で、存分にヒラメ釣りを満喫するのも楽しいぞ!!
以上の記事は「つり丸」2013年12月15日号の掲載情報です。
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平根の上を通過するイワシの群れを狙うヒラメは、飛びついて捕食してくる。捨て糸は短く、ハリスを長めにとってタナを切り、イワシを自由に泳がせてアタリを待とう。